「サメって別にそんな襲ってこないよ!」本当のサメの姿を撮影し続けて10年

サメを撮影して10年のジョージ・プロブストさんから、作品が届きました。

「私はジョージ・プロブストです。2006年からメキシコのグアダルーペでホオジロザメの写真を撮り続けています。幼い頃、最初のうちは、サメに対して、魅力と恐怖を感じていました。私は ”生きているうちに成し遂げたい事” のリストに常に考えていたことで、野生のホオジロザメを見たいといつも思っていました。私が2006年に小さなコンパクトカメラだけを持ち、メキシコのグアダルーペに向かった時、再びそこに行くことはないと思っていたし、他のホオジロザメにまた会えるとは思っていませんでした。しかしながら、最初の旅行で私は中毒になり、それ以来、サメを撮影するためにそこに通うようになりました。
最初のダイビングで私が印象を強く受けたことは、サメは映画やテレビ番組(ドキュメンタリー番組を含む)で描写されているようには振る舞わなかったことです。保護ケージに入ってダイビングしている間は、サメたちは、特に積極的にダイバーたちに興味を持つことはなかったようでした。誰かに攻撃しようと躍起になることはなかったし、ほとんどの時間を穏やかに泳ぎまわって過ごしていました。彼らは、『ジョーズ』の映画に出てくるクイント(Quint)が私に信じさせていたのような、固体の黒い目でさえ持っていませんでした。実際、彼らが十分に近づいてきて、光が良い時だと、彼らの目は、青い虹彩であることがわかるし、どこを見ているかを見分けることができます。しかも、彼らはたびたびあなたと目を合わせてきます。それは、独特な感覚です。

これらの動物たちを撮影すればするほど、多くの写真が、どれだけ彼らが捕食している場面や、とりわけ凶暴に見える場面に(確かにそのような能力はあるけれど)焦点をあてられる傾向にあるかに気づきました。私は今までにサメが口を開けている写真を撮影したことはありますし、大衆の間では確かに人気があります。しかし、私がサメとの経験で見たことのある彼らの典型的な振る舞いがどのようであったかについては、特に描写されていないように感じます。実は、これらのほとんどの種類の写真は、サメに口を大きく開かせる為に餌を使い、実際にダイビングボートを巻き込んでいます。

ホオジロザメは人に襲いかかろうとはせず、見つけたものを何でもいつも食べようとするわけではないとは言え、それでもやはり、危険な可能性のある、大きな捕食性の野生動物であることは確かです。どんな野生動物の場合でも、彼らの存在に、細心の注意や適切な敬意は払われるべきです。

ここ数年の間、私は、ホオジロザメが捕食している場面だけではなく、典型的なふるまいの全範囲を網羅するように、ある方法で偉大なホオジロザメをとらえようと試みました。私は年々サメに精通してきたので、それぞれのサメの個性もとらえようと試みました。私がその島で遭遇したほとんどのサメは、進行中の識別プロジェクトの一部として、研究者によって名前をつけられています。

ここに、私が数年かけて撮影してきたいくつかの写真を掲載しています。どうぞ、楽しんでください!」

Reference : boredpanda

神秘的な光

神秘的な光
オスのホオジロザメ ”ミックス” は水面直下を泳ぎながら、日光を浴びています。

よくあるサメが口を開けたショット

よくあるサメが口を開けたショット
水面で口を開けているホオジロザメ(学名Carcharodon carcharias)。
この口を開けるサメの行動は、グアダルーペで見られるホオジロザメの典型的な姿ではありません。
キハダマグロ(島で自然に存在する餌となる魚)は、サメを引きつける為にボートの側で使われます。
このサメは、この写真が撮影される前に、マグロの欠片を食べようとしていました。

 

自分の泳ぐ道を作っている

自分の泳ぐ道を作っている
オスのホオジロザメ ”モンキー” が、グアダルーペ島の海岸の水面近くを泳いでいるので、クサヤモロは、彼の為に道を作っています。

老いた青い目

老いた青い目
サメは ”生気のない人形のような黒い目” をしていると、クイントは主張しているけれど、ホオジロザメは実際、青い虹彩の目をしています。

自然の美しさ

自然の美しさ
私が何年かかけて撮影したすべての写真の中で、水の中を優雅に穏やかに泳いでいるこのホオジロザメの写真は、その種の正確な姿、一般的に野生でどのように見えるかを、もっとも描写しているひとつであると感じます。

小さなレディ

小さなレディ
この若いホオジロザメは、私がグアダルーペで見たもっとも小さなメスです。

表面反射

表面反射
オスのホオジロザメの背びれの頂点が、ちょうど水面に突き出しています。

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