イタリアに囲まれた世界最古の共和国「サンマリノ」の絶景&歴史まとめ

wondertripでは世界の絶景を紹介していますが、歴史地区や古代都市などの絶景スポットは、その歴史を少しでも知ることでより観光が楽しめます。今にも残る世界遺産のストーリーは、知識欲も刺激されますね。本日は「サンマリノ歴史地区とティターノ山」をご紹介します。

サンマリノ歴史地区とティターノ山ってこんなところ

サンマリノ歴史地区とティターノ山の住所・アクセスや営業時間など

名称サンマリノ歴史地区とティターノ山
住所Centro Storico, San Marino 47890, San Marino
営業時間・開場時間24時間
利用料金や入場料無料
参考サイトhttp://whc.unesco.org/en/list/1245/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

サンマリノ歴史地区とティターノ山のスポットページ

世界で5番目に小さい国家、サンマリノ

サンマリノはアドリア海の近くにあるイタリア共和国に囲まれ、世田谷区とほぼ同じ大きさの現存する世界最古の共和国です。
サンマリノ市は共和国内で最高峰、高さ739mあるティターノ山の山上に造られた都市。
現在も中世の趣を残し、伝統と密接に結び付いた街並みが評価され2008年に世界遺産に登録されています。
この歴史地区の起源は4世紀初め。
キリスト教「最後の大迫害」を行ったディオクレティアヌス帝国(在位284-305年)の宗教迫害から免れた、石工職人マリノらが作った山上の街という伝説が残っています。
彼らは迫害を逃れるために、近郊のリミニに訪れました。
リミニを見下ろすティターノ山に登り、山にこもって慎ましい生活を送るようになったのが起源のようです。

緑の平原と海の眺望豊かなサンマリノ

10世紀より前のことは分かっていませんが、君主を置かず増院を中心とした政治が行われていました。
サンマリノのシンボル的存在の要塞は城壁と小道で山の周辺にある、旧市街地と結ばれています。
東の絶壁には3つの山頂部があり、それぞれに塔を持つ要塞が造られていました。
11世紀建造のロッカ・グアイタをはじめチェスタ塔、最も高い位置にあるアロッカ・モンターレの3つの塔は13世紀までに完成しています。

チェスタ塔からはサンマリノの切手によく描かれる、絶景を望めます。
ちなみに、サンマリノは切手とコインの宝庫といわれ、美しい切手を求めて人々が訪れる場所としても有名です。

ちょっと面白いサンマリノの仕組み

1257年にギベリン党(皇帝派)とグエルフ党(教皇派)の闘争に巻き込まれてしまいます。
ローマ教皇インノケンティウス4世により破門されてしまいますが、2年後に破門は解除されました。

13世紀には共和制の都市国家が形成されました。
人口3万2千人しかいない街だけあり、ほとんどの住民が知人。
大昔から同じ土地で過ごしてきたのだから当たり前ですね。
平等を保つため裁判官も警察官も外国人が採用されています。
政治においても他の国とは少し違い、執政は二人もいて任期はたった6ヶ月です。
こうした政治的な仕組みは13世紀には完成していました。
これも「自由」を愛するサンマリノの人々が独立を保ち続けた由縁かもしれませんね。

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