ソビエト連邦(ソ連)が歩んだ歴史とは?成立から滅亡までを一挙におさらい

公開日:2019/4/3 更新日:2020/1/31

1922年から1991年まで存在した国家「ソビエト社会主義共和国連邦(ソビエト連邦。ソ連)」。世界最初の社会主義国として誕生した「ソ連」は1950年代までに世界の最先進工業国になるなど世界的な大国になりますが、その後の低迷や1980年代後半の改革を経て、1991年12月に崩壊します。「ソビエト連邦(ソ連)」はどのような歴史をたどり、崩壊に至ったのでしょうか。

ロシア革命から始まった歴史

ソビエト成立の歴史はニコライ2世が率いたロシア帝国時代、1910年代の「ロシア革命」から始まっていました。
日本との間で「日露戦争」を戦っていた1905年、戦争の中止・労働者の権利保護を訴えた人々がゲオルギー・ガポン神父に率いられ、サンクトペテルブルクで平和デモ行進。
しかしこのデモ行進に対して兵士が発砲、多くの死傷者を出す「血の日曜日事件」に発展。
人々は「皇帝に言えば状況は改善できるかも」と信じたのかもしれませんが、その願いは打ち砕かれます。
この事件はロシア全国で大きな波紋を呼ぶことになり、労働者によるストライキも発生。
この事態を受けた政府は資本家セルゲイ・ヴィッテを首相に任命、解決に向かうことになり、10月17日に皇帝ニコライ2世の名で思想・言論・集会・結社の自由、国会(ドゥーマ)の開設を認める「十月宣言」を出します。
政府としては「これで国民の怒りも収まるであろう」そう考えていたのかもしれません。

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