阿寒湖は特別天然記念物マリモが眠る湖。大自然とアイヌ文化を堪能

公開日:2018/10/12 更新日:2019/9/25

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横浜市に生まれその後札幌市に引っ越し現在は都内在住。気に行った風景を探し、温泉と旨い肴と酒を求め一人で思いつきで旅しています。国内は北海道、東北を旅することが多いです。旅に出た時ぐらい昼からも飲みたいので、車を使わず回り切れないことも時には……。またMLB観戦が好きなので、できる限り多くのアメリカのボールパークを訪ねてみたいです。
そだね~!阿寒湖はいつ行ってもいいよね~

北海道・道東の釧路市に位置する阿寒湖は、国の特別天然記念物のマリモが生息する日本でも有数の湖として有名。アイヌの文化が色濃く残り、湖畔では阿寒湖温泉も堪能できます。四季折々に道東特有の壮大な表情を見せる美しい阿寒湖の魅力を紹介します。



初めての道東旅行なら阿寒湖は行かんとアカン

阿寒湖は阿寒国立公園に含まれ、北海道で5番目に大きな淡水湖です。四季折々で様々な雄大な景色を見る事が可能。特別天然記念物のマリモが生息する事でも有名です。周辺の阿寒湖温泉は大型ホテルも多く、道東有数の観光地です。

遊覧船に乗ってマリモを見に行こう

緑の球体が可愛らしいマリモは、1897年に札幌農学校(現北海道大学)の川上瀧彌氏によって阿寒湖で発見されました。一般的にマリモは岩などに付着して生息しますが、阿寒湖に生息するマリモは美しい球状体を作るため、国の特別天然記念物に指定されています。

遊覧船では、マリモ展示観察センターでマリモを実際に見る事ができます。こんなに近くでマリモを見る事ができるのは日本ではここ、阿寒湖だけ。ぜひ乗船して貴重なマリモを観察してみてくださいね。

Address 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目5−8
Hours 季節により異なる
Closed 不定休
Tel 0154-67-2511(阿寒観光汽船株式会社)
Web http://www.akankisen.com/index.html

阿寒湖周辺のおすすめ散歩道

阿寒湖畔エコミュージアムセンターで阿寒の自然を学ぼう

阿寒湖畔エコミュージアムセンターでは、阿寒国立公園の自然や動物、植物を解りやすく展示・解説しています。ここを見学すれば、あなたも阿寒湖博士になれるかもしれません。

Address 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1
Hours 9:00~17:00
Closed 毎週火曜日休館 火曜祝日の場合翌日休館
Tel 0154-67-4100
Web http://business4.plala.or.jp/akan-eco/

ボッケ遊歩道を歩いて豊かな自然を体感

ボッケ遊歩道は阿寒湖畔エコミュージアムセンターから続く、約1.5キロの遊歩道。エゾマツやトドマツなどの針葉樹とカツラやミズナラなどの広葉樹が混在する森に、エゾシカやエゾリスなどの野生動物が生息しており、道東特有の豊かな自然を体感できます。遊歩道からは阿寒湖も臨め、歩いて気持ちの良い絶好の遊歩道です。

遊歩道終点が、ボッケです。ボッケとは、アイヌ語で煮え立つという意味。ボッケでは地下から火山ガスとともに熱い泥が噴き出しています。冬でもこの周辺は地熱で雪が積もりません。地球の力を体感してみては。

アイヌ民族の伝統・歴史にふれてみよう

阿寒アイヌシアター、イコロ

阿寒アイヌシアター・イコロは、アイヌの歴史や文化を伝え、情報発信する拠点施設です。アイヌの伝統芸能の舞台が見る事ができます。アイヌの伝統工芸の木彫りや刺繍も体験可能。ただし、申し込みは5人以上で予約が必要です。

阿寒湖にはアイヌ伝説が数多く残っています。身分の違う若い男女が結婚を反対され、悲観した2人は阿寒湖に身を投げました。2人はマリモに身を変え、湖底深くで結ばれた、など様々な物語が伝えられています。

イコロでは、こうしたアイヌの人々に伝わるアイヌ古式舞踊のほか、コタンの人々が演じる人形劇やイオマンテの火まつりなどの伝統芸能を見る事ができます。開演時間は季節によって変わるのでホームページで確認して下さい。イコロとはアイヌの言葉で宝という意味。アイヌの人々に伝わる宝にふれてみてはいかがでしょうか。

道内最大のアイヌコタン

アイヌコタンとは、アイヌの人々が暮らす集落の事です。コタンとはアイヌ語で村の意味。阿寒湖に近いこちらのアイヌコタンは道内のアイヌコタンの中でも、戸数36・約120名と道内最大規模です。アイヌ民家を再現したアイヌ生活館や、北海道土産の定番熊の彫り物を売る土産物屋、アイヌ料理を出す飲食店などが並びます。
アイヌの伝統芸能やアイヌ人の生活用具にふれ、当時のアイヌの人の生活に思い馳せる事ができる場所。またアイヌ特有の建築や風景が楽しめます。阿寒バスセンターより徒歩10分で、温泉街にも近いので夕食後の散歩にもぴったりです。
Address 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-19
Hours 季節により異なる
Closed 季節により異なる
Tel 0154-67-2727
Web https://www.akanainu.jp/about/ikoro

道東屈指の阿寒湖温泉

阿寒湖を囲む阿寒湖温泉は道東屈指の温泉地。大型のホテルから小さい旅館まで様々な宿泊施設が立ち並び、最大約6500人が宿泊可能です。日帰り入浴可能な宿や共同浴場、足湯もあるので、時間のない人も気軽に温泉を堪能できます。ぜひ旅の疲れを温泉で癒してください。

Address 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
Hours 施設により異なる
Closed 施設により異なる
Tel 0154-67-3200(阿寒湖温泉旅館組合)
Web http://akanko-spa.jp/

四季折々の姿を見せる風光明媚な阿寒湖

ベストシーズンはやはり紅葉の秋

阿寒湖はやはり紅葉の季節がベストシーズンです。湖周辺の一帯が美しい紅葉に染まり、多くの人が訪れます。見頃は例年10月上旬頃。10月平均最高気温は13.1度です。朝晩は冷え込むので、上着があると安心です。

新しい命が芽吹く北国の春

阿寒湖の遊覧船は4月中旬から運行します。湖の氷を砕きながら船が運行するのは、この時期ならではの景色です。機会があれば一度は見たい光景ですね。4月とはいえ、平均最高気温は8.2度と寒いので暖かくして出かけましょう。



山々の緑と湖面の青さが美しい夏

夏は1年で最も過ごしやすい最大の観光シーズンとなります。8月の平均最高気温は22.8度と過ごしやすいですよ。宿泊予約は早めがおすすめ。阿寒湖を望みながら避暑はいかがでしょうか。

冬しか体験できないレジャーもある

やはり冬にはワカサギ釣りを体験したいものです。阿寒湖氷上フェスティバル期間中には花火も上がり、澄みきった冬空に咲く花火は壮観。

もちろんスキーもおすすめです。なかでも国設阿寒国際スキー場は雄阿寒岳や阿寒湖の雄大な景色を望むゲレンデは初心者から上級者まで楽しめます。2月の平均最高気温はマイナス3.4度。パウダースノーでウインターリゾートを満喫しては。

Address 〒085-0000 北海道釧路市阿寒町シュリコマベツ10−4−4
Hours 9:00~16:00
Closed 冬季以外
Tel 0154-67-2881
Web http://akan-ski.com/

搭乗時間まで余裕があれば鶴公園にも寄ってみよう

朝早い便での到着、または帰りの便まで時間があるなら鶴公園にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。特別天然記念物のタンチョウを季節・天候を問わずいつでも見る事ができます。4月から6月ごろなら珍しいタンチョウのヒナを見られる事もありますよ。鶴公園は釧路空港から車で約7分、阿寒湖まで車で約1時間です。

Address 〒084-0926 北海道釧路市鶴丘112
Hours 9:00~18:00(4/10~体育の日)、9:00~16:00(体育の日翌日~4/9)
Closed 12/31~1/3
Tel 0154-56-2219
Web http://www.kushiro-park.com/

阿寒湖へのアクセス

車でのアクセス

阿寒湖へは様々なアクセスルートがあります。札幌方面からの場合、道東自動車道を利用して約4時間15分で到着。北見方面からの場合、国道240号線と道道27号線を利用して約1時間半で到着します。

その道中も雄大な自然など見どころ満載です。知床・摩周湖方面から阿寒湖に向かう場合、絶景ポイントの双湖台に立ち寄りましょう。双湖台からはペンケトー・パンケトーを見下ろせます。ここから阿寒湖畔までは車で20分程です。

足寄IC方面からなら是非オンネトーにも立ち寄りましょう。ここは北海道3大秘湖の一つ。水の色がエメラルドグリーンで美しいです。是非足を伸ばして見てみたい絶景です。ちなみに旅行会社のツアーなどの団体客はあまり寄らないので静か。阿寒湖畔へは車で40分程です。

飛行機でのアクセス

たんちょう釧路空港から阿寒湖畔までは阿寒バスで1時間程度です。レンタカーはたんちょう釧路空港で借りましょう。阿寒湖畔まで国道240号線(マリモ国道)で約60キロ。約1時間です。

まとめ

阿寒湖は四季折々の雄大な風景を楽しめるのはもちろん、国の特別天然記念物のマリモを見る事もできる湖。アイヌ民族の伝統文化にふれ、そして阿寒湖温泉も堪能できる場所です。一度だけでは味わえ切れない、行く度に表情を変える魅力にあふれる阿寒湖を何度でも訪ねてみてください。