【京都】ドライブで行こう!「丹後半島」をぐるっと巡る旅

世界ジオパークとして認定されている「山陰海岸ジオパーク」は、京都府京丹後市の丹後半島から始まります。

日本海の形成期に起こった様々な地質や地形の変動、そして日本海の荒波。それらがここ丹後半島でも、複雑に入り組んだリアス式海岸や、奇岩などが連続して現れる海岸線を作り上げました。

丹後半島、この絶景の海岸線に沿って走る道、人気のドライブコースでもあります。

京丹後市のジオパークから舟屋で有名な京都府綾部市の伊根まで、ドライブを一緒に楽しみませんか。

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海は広いな大きいな

100272:海は広いな大きいな

撮影:iti

こんにちは。
20年前に大阪から滋賀県高島市朽木小川に移住した榊 始(iti)です。

今日は妻(ご人)の兵庫県養父市の実家から「丹後半島ぐるっとめぐり」に。

養父市場から右岸道路に出て、まずは豊岡へ向かいます。

豊岡市内に入る手前で円山川を渡り、R178を走り京丹後市久美浜町へ。

「小天橋」をかぶと山から望む

100273:「小天橋」をかぶと山から望む

撮影:iti

久美浜町・久美浜湾の日本海側には長い年月をかけてできた砂浜の橋、「小天橋」が。

この小天橋、かぶと山公園内の展望台から眺めるのが最高。

向こうに見える小天橋の手前は湖ではなく、久美浜湾。
海です。

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撮影:iti

かぶと山展望台には車で行ける、と思っていたら、

駐車場からは歩きでしたヨ。
ブツブツ。

おまけに晴れていたのに、にわか雨まで降り出しました。

「弁当忘れても傘忘れるな」と小さいころから言っていた、と但馬地方出身のご人。

でも、途中見えた久美浜湾の風景はキレイでした。

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撮影:iti

標高191m、でもあなどるべからず。
小雨の中、20分ぐらいですが、結構な登りでした。

途中出会った若者のペア、「上るのは大変だけど、とってもキレイでしたヨ。」と。

ようやく着いた展望台、ホント、絶景でした。

日本の暑い夏、やっぱり海でしょう

100276:日本の暑い夏、やっぱり海でしょう

撮影:iti

丹後半島では夏になると日本海沿いにたくさんの海水浴場がオープンします。

雄大な日本海を肌で感じながら泳ぐことができますヨ。

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撮影:iti

小天橋の日本海側、葛野浜海水浴場もず~っと広い砂浜が続きます。

今回はドライブ目的なので寄りませんでした。

写真は2015年9月に行ったときのもの。

遠くに蒲井浜海水浴場からの海岸線も望めます。

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撮影:iti

「鳴き砂」で有名な琴引浜です。

日本海のきれいな海水で洗われた、石英質の多い砂の粒子が擦れあうことで、歩くと「キュッキュッ」と鳴る「鳴き砂」。
きれいな砂浜の証明です。

昼ご飯は「丹後王国 食の都」で

網野から国道を少し右折して、内陸方面に少し走ると「丹後王国 食の都」が。

新しくできた観光スポット、西日本最大級の道の駅だそうです。

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撮影:iti

連休明けの平日ですが、人の動きもパラパラと。

「休み・連休などは、凄い人出でしたヨ」とは、豚カツ屋の呼び込みお兄さん。

木々に囲まれた、ご当地グルメ館などが、広い敷地に散らばっています。

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撮影:iti

「京丹波高原の牧場で飼育した自慢の豚です。」と、呼び込みのお兄さん。

レストランの前には、豚のベンチも。

海鮮丼やヘシコパスタなどなど、いろいろあるんですが、お腹は豚カツに決定していました。

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撮影:iti

牧場の中にあるかのような、イイ感じのレストランです。

隣には、焼肉スペースもありましたヨ。

もちろん、大きなトンカツ、美味しかった。

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撮影:iti

芝生の中で日差しを避けられる玉ねぎハウスです。
数組の親子連れが弁当タイムを。

敷地内には、木製アスレチックやポニー乗馬、芝生のステージなど、遊びのスペースもあり、子供連れでも1日ゆっくりと楽しめそうです。

そうそう、古墳もありましたネ。

海岸線の快適ドライブ

網野に引き返し、網野町浜詰からR178を離れて、網野町網野まで、日本海を望みながら細い道を海岸線に沿って。

その後、丹後半島の海岸線に沿って走る、R178を疾走します。

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撮影:iti

途中の港、遠くの防波堤と沖の島。

「日本の漁港」風景ですね。

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撮影:iti

岸壁に駐車スペースがあったので、休憩タイムです。

少し下りると、岩場に黄色い花が張り付いて群生していました。

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撮影:iti

有名な屛風岩です。

一番よく見える道沿いに展望所があります。
              

岩の対岸は棚田や畑になっていて、そそり立った崖で日本海に面しています。

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撮影:iti

日本三景の松島に似ていることから「丹後松島」と名付けられた海岸線、国道から離れているのですが、その手前でショットを。

遠くに見えるのが丹後松島の海岸線です。

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撮影:iti

冬の荒波で有名な日本海。

今日はそんなに荒れていませんが、岩に打ち付ける白い波は寄せては返し、見ていて飽きることありません。

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撮影:iti

経ヶ岬手前の柚志の棚田は「棚田百選」にも選ばれていますが、丹後半島には日本海の絶壁に面する美しい棚田が多く見られます。

写真は2016年10月、刈り入れの終わった後の海沿いの棚田です。

日本海に灯りをともし続ける経ヶ岬灯台

丹後町袖志、丹後半島最北端の経ケ岬へ到着。

日本海、揃い波が立ち、深い青とソラの青がキレイ。

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撮影:iti

R178から左に逸れて日本海に向かって暫く走ると、断崖の上に作られた駐車場が。
そこにゴン太号(愛車)を止めます。

岬に向かって、遊歩道を500m余り登ると明治31年に建設された「経ケ岬灯台」が。

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撮影:iti

初点灯以来ず~っと沖を行きかう船舶の安全を守り続けてきた灯台です。

青い空と海を背景に、白い灯台。

思わず「お~いら岬の~、灯台も~り~は~♪」と口ずさんでしまいました。

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撮影:iti

灯台のレンズ、ウルトラマンに出て来る、とフト。

絶壁の海岸線を走る国道178号とカマヤ海岸

100294:絶壁の海岸線を走る国道178号とカマヤ海岸

撮影:iti

経ヶ岬から蒲入に続く海岸線では、海から一気にせりあがった断崖に国道178号がへばりつくように走っているのも絶景の一つです。

写真はカマヤ海岸展望所から甲崎を見たもの。
右側の絶壁にそのへばりつく国道が見られます。

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撮影:iti

入り組んだ海岸線と海抜百数十メートルの絶壁・断崖。
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撮影:iti

ここでも息を飲むような絶景の連続です。

道の駅「舟屋の里 伊根」から舟屋を眺める

海岸線の絶景を堪能して、船屋で有名な伊根町へ。

伊根への道、前を走る車が国道178号を右折したのに続きます。

少し走ると、前の車はまた右折。
私たちはそのまま伊根の集落へ。

でも、肝心の舟屋は海の方向から見ないと。

引き返して、さきほどの車が右折した道へ入り、少し行くと道の駅がありました。

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撮影:iti

ここからの眺め、絶景です。

山裾の海岸沿いギリギリにズラリと並んだ舟屋にその前の静かな青い海。

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撮影:iti

丹後半島が日本海の冬の季節風を遮り、また湾の入り口にある島が遮る形となって、潮の満ち引きが少ないこともあり、伊根湾を取り囲むように舟屋が建てられたそうです。

ここでアクセスを

阪神方面から小天橋のある久美浜へは舞鶴若狭自動車道から春日ICで北近畿豊岡自動車道に乗り、豊岡から国道178号を使うのが早いでしょう。
京都からは京都縦貫自動車道から国道312号で。

反対回りをするなら、京都縦貫自動車道を与謝で下りて伊根に向かいます。

公共交通では、山陰本線福知山駅か豊岡駅から丹鉄に乗り換えるといいのですが、天橋立から網野間の海沿い、鉄道路線はありません。

丹海バスの路線バスが今回通った国道178号を走っています。

丹後半島には1泊旅行を

100299:丹後半島には1泊旅行を

撮影:iti

丹後半島「ぐるっとめぐり」、絶景の連続でした。

ただし、京阪神から日帰りは相当な強行軍、時間的に無理?かも。

養父市から出発した「ぐるっとめぐりドライブ」の私たちも運転を交代しながら、20時過ぎ家に着いたときはヘトヘトでした。

簡単に行けない、でもそれだからこそ、こんなきれいな海岸や砂浜に絶景が残されているのでしょう。

夏の海水浴や冬のカニ、海釣り、夕陽のきれいな夕陽ヶ浦温泉、それに伊根の舟屋など、宿はたくさんあります。

ぜひ海辺の宿で暮れゆく夕陽と新鮮な魚介類を楽しんでください。