大さん橋で潮風を感じながら散歩や夜景を満喫

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横浜市に生まれその後札幌市に引っ越し現在は都内在住。気に行った風景を探し、温泉と旨い肴と酒を求め一人で思いつきで旅しています。国内は北海道、東北を旅することが多いです。旅に出た時ぐらい昼からも飲みたいので、車を使わず回り切れないことも時には……。またMLB観戦が好きなので、できる限り多くのアメリカのボールパークを訪ねてみたいです。

やっぱしヨコハマていいじゃん!

横浜の人気エリア、みなとみらいにある大さん橋。眺望抜群なだけでなく、さまざまな使い方ができる便利なスポットです。今回はそんな横浜大さん橋の魅力をたっぷりとご紹介していきます。

日本の海の玄関として浜っ子の誇り

現在年間客船入港数では全国トップを誇る港で、横浜港こそ日本の海の玄関だと、愛着を持っている市民も多くいます。

1923年の関東大震災による倒壊、1964年の東京オリンピックに合わせた改修など歴史とともに6回の建て直しが図られました。現在の大さん橋の建物は2002年に完成した7代目です。ちなみに正式表記は「大さん橋」で、ひらがなで「さん」なのでお間違いなく。

潮風を感じる開放的なオープンスペース「くじらのせなか」

船の甲板をイメージしたウッドデッキ仕上げ

大さん橋の中でも大型客船が特によく見えるオープンスペースは「くじらのせなか」。2006年に一般公募で決まったこの愛称は地元の人からも親しまれています。

現在の建物は2階建てで2002年に完成、屋上部がオープンスペースとなっており天気の良い日には多くの人で賑わいます。365日24時間、無料で入場可能。

環境に配慮し天然芝の緑地も設置

環境にやさしい「庭のような港」をイメージして作られていて、芝生と海の兼ね合いが美しいランドスケープデザインとして成立しています。ただし芝生内は立ち入り禁止なので注意しましょう。

横浜の主要スポットが望める

みなとみらい・赤レンガパーク方面

くじらのせなかからは海だけでなくみなとみらいや赤レンガパーク方面の眺めも抜群です。みなとみらい地区はかつて造船所や操車場として使われ、その後平成に入ると建設ラッシュで新しい街として完成しました。

2002年に公園として整備された赤レンガパークは、それまでは刑事ドラマのロケに登場することも多くテレビで見たことがある、という人もいるのでは。

みなとみらい・赤レンガパーク方面の夜景

日が暮れてからも充分に楽しめます。横浜の魅力のひとつは、なんといっても夜景。くじらのせなかからはみなとみらい全景の夜景を見渡すことができます。これは一見の価値ありです。

近くにあるコスモワールドの観覧車が消灯する午前0時。その消える瞬間を待ちかまえる人もいます。24時間入場可能なくじらのせなかからは、その瞬間をしっかり捉えられるのです。

花火大会も絶好の鑑賞スポット

横浜の人気花火大会「横浜スパークリングトワイライト」ではくじらのせなかにも大勢の人が集結します。

周辺エリアを含め30万人以上が集まったこともある人気の花火大会だけに、普段とは比べものにならない程の混雑具合。付近の交通規制も厳しくなりますので、できる限り公共交通機関を使ってください。

山下公園方面

港沿いの山下公園のそばには氷川丸という船が停泊しています。氷川丸はかつてこの大さん橋からアメリカ・シアトルまでの定期航路等で活躍しており、現在は内部見学が可能です。

山下公園の中央に立つマリンタワーはその昔に灯台としても機能しました。また世界一高い灯台としてギネスにも載っていたという有名なランドマークです。いずれも大さん橋からは徒歩10分以内と好アクセス。ぜひ立ち寄ってみたいスポットです。

ベイブリッジ

大きなベイブリッジは設計当時に当時の大型船クイーンエリザベス2世号が余裕で通れる計画だったものの、昨今の船の大型化によって干潮時を待って出入りすることになってしまいました。

無事くぐれるかどうかハラハラドキドキする状況も見られるかもしれません。

くじらのおなかに入ってみよう

柱のないバリアフリーの内部

2階建てのくじらのせなかから内部に入ることができます。屋上から中に入ってみましょう!

屋上のフリースペースがくじらのせなかなので建物内部は「くじらのおなか」とも呼ばれているとか。全エリアはバリアフリー化されており、上下階の移動はすべてスロープを使います。

2階はスペースを有効利用している国際船ターミナル

2階には外国客船の入出港時に税関・出入国管理・検疫を行う施設CIQ(Customs, Immigration and Quarantine)プラザ、出入国ロビーなどが置かれ、国際旅客船ターミナル本来の機能を果たしています。CIQプラザは、外国船が入港していないときはイベントスペースと貸し出されるなど、有効利用されています。

その他2階には大さん橋ホール・飲食店・元町の老舗カバン店等が出店。1階には400台駐車可能な駐車場も完備されています。

海を見ながら休憩しよう Cafe&dining「blue terminal」

おすすめのカフェのひとつ「blue terminal」は、ベイブリッジや山下公園方面を見渡せるロケーションです。ドリンクだけでなく食事も可能で中でもハンバーガーが好評。テイクアウトも可能なので天気が良い日には屋上で食べるのもおすすめです。

住所|大さん橋ターミナル2階
営業時間|月~金10:00am – 10:30pm(LO  9:30pm)   土日9:00am – 10:30pm(LO  9:30pm)   寄港船がある時には変更有
電話|045-227-8227
公式サイトなし

レストラン船ロイヤルウイングに乗ってミニクルーズ

リーズナブルに楽しめるティータイムクルーズ

せっかく大さん橋に来たのであればクルーズはいかがですか?ティータイムクルーズでは、大さん橋からレストラン船に乗って1時間半~2時間のミニクルーズを楽しめます。

乗船料は1,500円~(時間帯で変動)、レストランでの飲食費が別途必要です。もちろんレストランを使わなくても乗船ができその場合は甲板で。予約はできません。あくまでもレストラン船なので、飲食物の持ち込みも不可ですのでご注意を。

人気のディナータイムクルーズ

デートにもぴったりなディナークルーズも人気プランのひとつです。ベイブリッジをくぐったあたりで折り返すコースで、夜のみなとみらいやコスモワールドのライトアップを見ながらロマンティックな時間を過ごせます。

特に年末はすぐに予約が埋まってしまうので考えている人はお早めに。大人数であれば「乗船料込飲み放題付きバイキング」などリーズナブルなプランも用意されています。

住所|神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4 横浜港大さん橋国際客船ターミナル2F
営業時間|10:00 am ~ 7:00 pm (予約受付時間)
定休日|なし
電話|045-662-6125
公式サイトはこちら

港や海以外にも魅力ある街

秋の大さん橋周辺のいちょう並木も美しい

港や海のイメージが強い横浜は、秋のいちょう並木も見事。例年だと11月に見頃を迎えるのでその時期を狙ってみては。いちょうは神奈川県の県木でもあります。

外国のような古い建物も残る地域

この写真は大さん橋付近の風景。普通に歩いているとこうした外国のような風景に出会えるのもこのあたりの魅力です。インスタ映えしそうな景観が続きます。

大さん橋へのアクセス

電車・バスでの行き方

電車利用の場合はみなとみらい線日本大通り下車、徒歩7分。横浜の観光スポットを循環する周遊バス「あかいくつ」も停車します。「あかいくつ」の運行時間は10:00から、平日は19:00まで、休日は20:00まで。一日乗り放題パス「みなとぶらりチケット」がお得です。

車での行き方

車の場合、首都高速横羽線・横浜公園ランプより3分。大さん橋1階の駐車場は400台収容。平日と週末で駐車料金が違うのでご注意ください。

一度駐車して、徒歩で散策した方が効率的でしょう。横浜の休日はどうしても混雑し駐車場も混み合いますが、公式サイトで駐車状況の確認や予約も可能です。

住所|神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1番4号
営業時間|9:00 am – 10:00 pm
定休日|なし
電話|045-211-2304
公式サイトはこちら

古き良き時代のヨコハマを感じる場所

みなとみらい地区が発展を遂げた今、みなとみらいだけで帰ってしまう観光客も多い横浜。人工美のみなとみらいに対し、大さん橋周辺は古き良き時代のヨコハマを感じられる場所です。異国情緒も感じられる、市内最大の見せ場・大さん橋で、ロマンティックなひとときを過ごしてみませんか。