北海道開拓の村で開拓使が歩んできた歴史をとことん感じよう

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レトロな建物群がなまらすごい!ノスタルジーに浸ってみればいんでないかい?

ドラマや漫画の舞台としてすっかりおなじみとなった北海道開拓の村。当時の生活に想いを馳せながら体感できる北海道、そして開拓民が歩んできた歴史には知っているようで知らなかった新たな発見がたくさんありました。

旧札幌停車場からいざ入村

NHKドラマ「マッサン」や、漫画「ゴールデンカムイ」の舞台にもなった北海道開拓の村。一体どんなところなのでしょうか。

開拓使のリアルな生活が再現

北海道開拓の村は、札幌駅が建つ場所にあったものを移築した駅舎をはじめ、村内には90棟以上の建物が並び、全体が展示物となっています。建物のほとんどが内観もできるようになっており、内部には蝋人形や生活小物などで当時の生活がリアルに再現されています。カップルや子どもに人気の馬車鉄道をはじめ、親子3世代で楽しめるようになっている村内はコスプレをして周ることもできます。

広大な村内は市街地群・漁村群・農村群・山村群の4つのエリアに分かれています。全体を周る目安はおよそ半日ほど。山村群は展示が少なく、また少々離れているため時間に余裕がある人におすすめです。スケジュールの都合等で時間が限られている場合は、2時間ほどを目安に周れる市街地群をメインにすると良いでしょう。

歴史を感じる市街地群

北海道開拓の村の市街地群は歴史を感じる建物がたくさん。趣を感じる建物を写真とともにご紹介します。

開拓の村の中心部

旅館や染め物屋をはじめとする様々なお店に、日本家屋から和洋折衷の一般住宅など、建物は移築されたものから復元展示されたものまで様々。郵便局や病院など現在のものとの違いが分かりやすく、子どもを中心に人気があり、村内で一番活気がある場所です。中央通りには馬車鉄道が走っていて、農村群まで乗車して移動できますが途中下車はできないので注意が必要です。

明治時代の建物がそのまま 旧小樽新聞社

旧小樽新聞社は明治時代に札幌軟石で作られた建物。館内には活字のハンコが並んでいて、かつて文選という仕事に就いていた人たちがその一つひとつを選んで、新聞などの文章を作っていたことが分かります。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のジョバンニのアルバイトも文選なので、訪れる前にチェックしておくとさらに楽しめるかもしれません。

大正期の洋風な旧山本理髪店

「ゴールデンカムイ」でも登場することで有名な旧山本理髪店は、市街地群の奥側にあります。大正期の洋風建築風の建物は明治以降の文明の香りを感じさせます。実際の建物は札幌市中央区から移築され、北海道開拓の村に設置されました。

奥が自宅になっている理髪店の店内では、マスターとお客さんのマネキンがお出迎え。石炭ストーブが置かれ、当時の雰囲気を感じることができます。漫画の1ページに登場するシーンのような場所で、あなたも登場人物になった気分に。

オシャレな旧近藤医院

内装や装飾が何ともオシャレな旧近藤医院。診察室や調剤室など、明治から大正、昭和にかけての病院の姿を見ると、現在の病院とほぼ変わらない部屋もあります。現代の病院との違いを探しながら観覧すると楽しい発見があります。

次は漁村群を散策してみよう

北海道開拓の村の漁村群も見てみましょう。NHKの朝ドラのモデルになっている住宅もあるのでドラマのファンは必見です。

ニシン屋敷とも呼ばれた旧青山家漁家住宅

旧青山家漁家住宅別名ニシン御殿とも呼ばれています。ニシン漁が盛んだった北海道を象徴するような建物です。内部には熊の毛皮の絨毯が敷かれており、トイレや柱などの装飾も当時を偲ばせる素晴らしい造りになっています。

NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の撮影現場

NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の撮影現場にもなったこの建物は、かつては網元の家であり漁師たちが住み込みで働いていたそうです。ニシン漁で使われた網なども展示されており、当時の生活ぶりを想像させてくれます。

さらに農村群・山村群を探索

北海道開拓の村にある農村群・山村群も見どころのひとつ。各住宅を見てまわる際の楽しみ方をご紹介します。

旧岩間農家住宅は仙台からの移住者の邸宅

日本各地から北海道に移住してきた歴史を持ち、それぞれ出身地域の特色が表れた民家が並ぶ旧岩間農家住宅。上記写真は仙台地方からの移住者が住んでいた建物です。現在、北海道では縁側のある家はほとんど見かけることがありません。郷里と同じ造りの家に住みたいと、縁側のある日本家屋を建ててはみるものの北海道の気候、特に豪雪には住環境的に合わないようです。

開墾当初は過酷な生活を送っていた

農村部の奥に建てられているのは開拓小屋です。ここへ歩いてくるまでは立派な建物が並んでいましたが、実際の開墾当初はこのような粗末な小屋で暮らししていたため、生活はとても過酷でした。特に雪と寒さに苦労した人たちが多く、アイヌの人の知恵や友情にも助けられたことが多かったようです。

吊り橋は時間があったら行ってみて

村内奥に位置する吊り橋。雪が多いと通行止めになることもあるため、いつでも行けるわけではありません。村内を見て回る上では移動時間がかかってしまうので、吊り橋まで散策するなら比較的時間に余裕があるときがおすすめです。

旧札幌農学校寄宿舎で学生生活を垣間見る

当時は500人ほどが生活していた、旧札幌農学校寄宿舎 恵迪寮(けいてきりょう)。毎年作られていた寮歌の中でも特に有名なものが都ぞ弥生。ちなみに、寮は4人部屋での共同生活が基本で、食事も用意されていたと言われています。

馬車鉄道に乗ろう

村内には北海道開墾で活躍した北海道和種・道産子(どさんこ)がけん引する馬車鉄道が走っています。

帰りには馬車鉄道を利用しよう

馬車鉄道は村内入口にある札幌停車場から、農村群のソーケシュマベツ駅逓所まで運行しており、往復運行していますが、一回で乗れるのはどちらか片道だけとなっています。おすすめは、歩き疲れた帰り道が楽になる、村奥から入り口方面に向かう便です。

冬季は馬そりになる

当時、木材の運搬や人を乗せて活躍していた馬そり。雪の上を滑るように軽快に走るそりに乗って、当時の人々の生活に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

開拓の村食堂

屯田兵定食は、いももち・豚汁・みそおでんなど、たっぷりのボリュームでご当地メニューを楽しめます。ちなみに屯田兵とは、普段は農耕を行い、有事の際には北方の警備にもあたった半農半兵の人達のことです。そんな歴史を想像しながら食べると、さらに味わい深くなるかもしれません。いももちは、いも団子とも呼ばれる地元の人は普段から食べているおなじみのメニュー。揚げる、焼く、汁物に入れるなど色々な食べ方で楽しめるので、お土産にもピッタリです。

開拓の村へのアクセス

バスでのアクセス

北海道開拓の村の最寄り駅は、JR千歳線新札幌駅と、地下鉄東西線新さっぽろ駅の二つがあります。どちらの駅を降りた後も新札幌バスターミナル北レーンよりバスに乗車します。終点の開拓の村駅までは20分。停車駅を降りるとすぐに開拓の村があります。

住所|北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
営業時間|9:00 am – 4:30pm
定休日|夏季無休、それ以外は月曜日
電話|011-898-2692
公式サイトはこちら

まとめ

北海道開拓の村は明治・大正時代のロマンを感じさせる建物や散策スポットがたくさん。訪れるたびに新たな発見があり、何回行っても飽きません。北海道の魅力を味わいたい人はぜひ一度足を運んでみてください。

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