由緒ある久留米水天宮に行きたくなる!参拝だけじゃない楽しみ方

公開日:2018/11/5 更新日:2019/10/21

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久留米に来たなら、参って行かんと損するばい

福岡県にある久留米水天宮は、全国にある水天宮の総本宮。筑後川のそばにあり、多くの人々が参拝に訪れる名所です。久留米水天宮の歴史や祭事、おすすめのお土産など、久留米水天宮の見どころを徹底解説します!

その歴史と現代にも息づく人々の祈り

全国水天宮の総本宮

久留米水天宮の御祭神は、天之御中主神、安徳天皇、高倉平中宮、二位の尼。水天宮の由来は、徳天皇の母である高倉平中宮に使えていた女官、按察使局(あぜちのつぼね)伊勢が、壇ノ浦の戦いの後、千歳川(現筑後川)の辺りの鷺野ヶ原(さぎのがはら)に遁れて来て、初めて水天宮を祀ったことだといわれています。

これが筑後川!九州最大の1級河川

久留米天満宮を語る上で欠かせないのが、別名「筑紫次郎」こと九州最大の川である筑後川。かつては日本三大暴れ川のひとつにも数えられる暴れ川として有名でしたが、今ではこのように穏やかな川の流れが見られます。水天宮からは、こののどかな風景を存分に楽しむことができますよ。

毎年8月5日には「筑後川花火大会」が開催され、筑後川河川敷から花火が打ち上がります。なんと、花火大会の来場者は45万人!夏の一大イベントとなっています。

久留米水天宮は筑後川の畔に鎮座している

自然に囲まれた久留米水天宮では、川のせせらぎや風の音、鳥のさえずりなどが聞こえてくるほど。水の神様、子どもの守り神、安産の神、子授けの神として知られており、大勢の参拝客が訪れます。

水天宮といえば、関東にある東京日本橋の水天宮を思い浮かべる方も多いはず。日本橋の水天宮も、もともとは第9代久留米藩主有馬頼徳が江戸三田の藩邸に御分霊したのが始まりでした。

本殿を囲んで咲く椿 そこにはロマンチックな恋物語が!

約30種200株の椿、3月下旬に見頃を迎える

久留米水天宮の本堂の周りは木陰になっていて、いつもは少し寂しい雰囲気です。しかし、冬の終わりから春にかけてはとても華やかに!2月下旬にさしかかると、濃いピンクや、薄いピンク、真っ白、白とピンクが混じり合ったものなど、色とりどりの椿が咲き始め、3月下旬には満開となります。

水天宮の窓口またはJR久留米駅構内の観光案内所では、「水天宮 椿マップ」というリーフレットを用意しているので、それを見ながら境内の椿を鑑賞するのもお薦めです。

久留米椿「正義」

さて、久留米椿と言えば「正義」という品種が有名。もちろん、ここ水天宮にも咲いています。というのも、水天宮のご紋は椿。安徳天皇と玉江姫の恋物語から、椿の花が御神紋になったという経緯があるのです。

水天宮オリジナルのおみくじ 椿みくじ

久留米水天宮には、個性的なおみくじがあります。花弁が1枚1枚開いて椿の花になるおみくじで、色は濃いピンク・薄いピンク・白の3色。その1枚1枚の花弁に、大吉や、全体運、恋愛、結婚、金運などの内容が書かれています。

椿みくじはとても可愛らしいので、特に女性に大人気。通常のおみくじ箱のところに椿みくじが見あたらないときは、巫女さんに言えば出してくれますので、聞いてみてください。



水天宮恋ものがたり ライトアップコンサート&灯明まつり

安徳天皇と玉江姫の恋物語と、3月下旬に開催される「久留米つばきフェア」のコラボイベントとして、毎年3月下旬の週末には「水天宮恋ものがたり ライトアップコンサート&灯明まつり」が開催されます。

数ある久留米水天宮の祭事の中でも春と夏のお祭りは必見!

春の例大祭で見られる浦安の舞

春大祭は、毎年5月3日~7日に開催される祭りです。祭り開催期間中は正面の鳥居から本堂に向って露店が並び、参道はたくさんの参拝客で賑やかに。

5月3日には献茶祭が行われます。JR久留米駅そばにある梅林寺の僧侶と、水天宮の神職による神仏習合の祭典で、神様に表千家不白流のお点前によるお抹茶を献供し、国の平和安泰を祈念するという内容。表千家不白流によるお抹茶の接待(野点)もありますよ。

5月5日~7日には例大祭が行われます。例大祭は、神社で1年に1度行われる最も重要な祭祀。春大祭の期間中に、本殿前で厳粛な雰囲気の中で行われる神事です。神事が終わると、地元小・中学生による「浦安の舞」が奉奏されるのも特徴。

5月5日に行われるのは、御神幸祭。安徳天皇をはじめとする平家一門の霊を弔うために神様にお供物をし、それを筑後川へ放流して川を清める祭典です。

夏の大祭!子どもたちによる水天宮船太鼓で幕開け

8月5日~7日に開催されるのが、水天宮船太鼓と船太鼓山車で知られる夏の大祭です。水天宮船太鼓の由来は、壇ノ浦の戦いで川に入水して亡くなった安徳天皇の冥福を祈るため、源平の兵士たちが舷を鳴らし軍鼓を叩いたという故事。これが水天宮船太鼓として続き、現在では子供太鼓として奉納しています。

船太鼓が奉納された後には、人々が船太鼓山車を引いて3町内(大石町・瀬下町・京町)を練り歩き、17時からは大前にて神饌が供され、祝詞が奏上されます。

圧巻の筑後川花火大会が夏の夜を彩る

毎年8月5日に開催される筑後川花火大会は、西日本最大級の花火大会です。打ち上げられる花火は約18000発。19:40から約1時間半に渡って、仕掛け花火、空中ナイアガラ、スターマインなど、豪華絢爛な花火が見られることで有名です。

筑後川花火大会の起源は、久留米藩2代藩主 有馬忠頼が、土地を寄進して社殿を作ったお祝いに上げた水天宮奉納花火。なお、夏大祭の6日は10:00から「献茶祭」、17:00から「次日祭」が行われ、7日は17:00から「納祭」が行われます。

子どもの成長に寄りそう水天宮

ひょうたんのお守り

久留米水天宮は、安産祈願、お宮参り、七五三の参拝者が多いことで知られています。御祈祷の受け付けは9:00~16:00までで、予約不要。

特に有名なのが、子どもの生長を願うための小さなひょうたんのお守り。水難防止のお守りでもあり、昔は首にネックレスのように付けて遊んでいる子供が多く見られました。

安産のお守りとご一緒に!いつもじ

久留米水天宮には、いつもじという飲むお守りもあります。いつもじは、5つの梵字が書かれている紙のお守り。祈祷した筑後川の水を墨で刷って、木版画のようにして作られます。妊婦の方が、体調が悪い時に飲むと御利益があるそうです。

「いつもじ」の飲み方は次の通り。まず、コップに水を用意します。5つの梵字の真ん中の文字を手で抜き取り、細くちぎりましょう。このとき、ハサミやカッターは使わないこと。そして、刻んだ文字をコップの水に浮かべ、願をかけます。最後に、水と一緒に文字を飲めばOK。

水天宮にちなんだ美味しい久留米銘菓



縁結び、夫婦円満を祈願した「水天宮恋ものがたり」

まずおすすめしたいのが、「水天宮恋ものがたり」です。安徳天皇と安徳天皇と玉江姫の恋物語にあやかって、縁結びと夫婦円満を祈願した紅白のお饅頭。久留米市内の7店の和菓子屋で共同開発されました。

地元の米粉に山芋を混ぜて作った生地なので、きめこまやかでしっとりした上品な味わい。中にはおみくじが入っています。開発した7店舗で販売されていますが、水天宮に最も近い和菓子屋は和菓子処 とらやになります。

住所|久留米市瀬下町62
営業時間|9:00am – 18:30pm
定休日|火曜日
電話|0942-32-1472

妊婦さんの気分が味わえる、いつもじ

「いつもじ」という名前のお菓子もあります。その名の通り、妊婦さんにご利益のある紙のお守り「いつもじ」をモチーフに作られたお菓子。妊婦さんがお守り「いつもじ」を食べるように、「いつもじ」のお菓子を食べたらご利益があるような気持ちになれます。

住所|福岡県久留米市日吉町12-28
営業時間|8:30 am – 19:00pm
定休日|日曜(不定休)
電話|0942-32-5827

久留米水天宮へのアクセス

電車の場合

JR博多駅からは、鹿児島本線 久留米・大牟田方面行きの快速電車に乗車しましょう。JR久留米駅下車したら(約50分)水天宮口より徒歩約10分になります。

バスの場合

西鉄久留米駅から、西鉄バス1、3、40、45、48系統に乗り換え、JR久留米駅下車します。水天宮口より徒歩約10分。

車の場合

久留米ICより約22Km(約25分)、鳥栖I.Cより約12km(約20分)になります。

駐車場は3か所(第1駐車場~第3駐車場)あり、通常は9時~17時まで利用できる第2駐車場に停めます。お正月やイベントの時期には、第1、第3駐車場も開放。車祓所には、障害者優先駐車(1台分)スペースもあります。

Address 〒830-0025 福岡県久留米市瀬下町265
Hours なし
Closed なし
Tel 0942-32-3207
Web http://suitengu.net/