【福岡観光】柳川を巡る旅―お舟でぶらり、お庭でのんびり、そしてうなぎに舌鼓―

皆様、こんにちは!Churakoです。

今回は福岡県は柳川市に行って参りました。

古くは柳川藩11万石の城下町として栄えた柳川市は、現在も水郷の街として知られ、多くの観光客が訪れる人気スポット。

水をたたえる柳川城のお堀を、船頭さんの手漕ぎの舟で巡る「川下り」や、華やかな大名文化を垣間見ることができる「旧柳川藩主邸・御花」、そして忘れちゃいけないのが名物「うなぎのせいろ蒸し」です。

見て楽しく、食べて美味しい柳川を、人気の「川下り」「旧柳川藩主邸・御花」「うなぎ」にポイントを絞ってレポートいたします!

1..柳川市までのアクセス

ここでは、福岡から柳川市までのアクセスと、お得な切符について紹介します。

1-1.柳川市までのアクセス

100365:1-1.柳川市までのアクセス

撮影/Churako

福岡市の中心部である、中央区天神(てんじん)にある「西鉄福岡駅」。

福岡で走る鉄道は「JR」と「福岡市営地下鉄」そして「西鉄」の愛称で親しまれている「西日本鉄道」の3つです。

(かつてはライオンズは西鉄の球団だったんですよ~)

さて、西鉄福岡駅は、地下鉄「天神」駅と地下街で結ばれています。

(紛らわしいのですが、新幹線が止まる「博多駅」は福岡市博多区。
天神は地下鉄で博多駅より3駅目
です。)

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撮影/Churako

柳川までは福岡駅から大牟田まで走る「大牟田線」で特急にて6駅目、約50分の旅です。

西鉄は特急券が不要なので、料金は片道850円になります。

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撮影/Churako

指定席などもないので、空いた席に座ってOKです。

1-2.柳川観光におすすめのお得な切符

今回の取材では使いませんでしたが、柳川を観光するにあたって、西鉄が発行しているお得な切符が3種類あります。

舟会社やお食事処の指定がありますが、いずれも代表的なところですし、観光ルートをあらかじめ決めておけるという利点も。

駅でも購入できるほか、全国のローソン、ミニストップ店内のLoppiにて【引換券】を事前に購入し、駅で交換することも可能です。

以下紹介していきますね。

(1)湯ったり柳川きっぷ

100368:(1)湯ったり柳川きっぷ

撮影/Churako

・福岡発:3170円 ※料金は乗車駅によって異なります

・内容:西鉄電車の往復乗車券+川下り乗船券(柳川観光開発指定)+かんぽの宿にて柳川温泉入浴券

交通費が往復1,700円、川下りが1,600円、かんぽの宿日帰り入浴が600円=3,900円なので730円のお得!

詳しくはコチラ↓

(2)柳川特盛きっぷ

100369:(2)柳川特盛きっぷ

撮影/Churako

・福岡発:5150円 ※料金は乗車駅によって異なります

・西鉄電車の往復乗車券+川下り乗船券(柳川観光開発指定)+柳川の有名店9店から選べるグルメ

詳しくはコチラ↓

(3)太宰府・柳川観光きっぷ

100370:(3)太宰府・柳川観光きっぷ

撮影/Churako

太宰府と柳川という二大観光地を巡りたい方向け

西鉄電車の往復乗車券(福岡⇔太宰府⇔柳川)+川下り乗船券(柳川観光開発指定)

詳しくはコチラ↓

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撮影/Churako

私はきっぷを買わなかったのですが、西鉄の窓口の方にお願いして特別に中身を見せてもらいました!

こんな感じで、封筒の中にクーポンが入っています。

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撮影/Churako

特盛きっぷはご覧の通り、クーポンと切符が一体型です。

切符はIC対応していないので、窓口の方にお伝えして改札をくぐってくださいね。

ICカードが普及してからというもの、ついそのまま自動改札に行ってしまいそうになりますが、

ちょっと足を止めてチケットセンターや案内所を見てみることで、思いがけずお得なプランがみつかるかもしれませんよ。

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撮影/Churako

ちなみに、チケットセンターが閉まっている場合は、駅事務室でチケット販売対応をしてくれます。

1-3.柳川観光列車「水都」

100374:1-3.柳川観光列車「水都」

撮影/Churako

西鉄沿線きっての観光地、柳川と太宰府へは観光列車が走っています。

柳川行の観光列車は、水郷の街柳川にちなんで「水都(すいと)」と名付けられています。

1日10本程度の運行なので、当たったらラッキーですね!

私が座っている車両の天井が、灰緑色と象牙色で彩られているのがお分かりいただけるでしょうか?

これは、花菖蒲の色を表しています。
花菖蒲は柳川市の市花なんですよ~

「水都」電車は6両編成なのですが、すべての車両で異なるデザインが施されています。

西鉄の特急列車は予約不要で、指定席もありませんので好きな場所に座れますよ。
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撮影/Churako

こちらは乗車記念カード。

私がカードをもらったのは5号車だったので、扇のカードでした。

1~6号車すべてで違うカードがゲットできますよ!

1-4.柳川市に到着!

100376:1-4.柳川市に到着!

撮影/Churako

そうこうしているうちに西鉄柳川駅に到着しました。
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撮影/Churako

(↑この意匠はかっこいいのですが、日よけという意味では全く役立っていません……)

次の章では柳川観光のメインともいえる「お堀めぐり」・「川下り」についてご紹介します!

2.柳川市の観光のメイン!お堀を舟で巡る川下り

柳川市の観光といえば、旧柳川城のお堀を舟でのんびりめぐる「川下り」。

柳川出身の詩人、北原白秋の少年時代を描いた映画「からたちの花」で、その情景は一躍有名になりました。

イタリアのヴェネツィアのゴンドラや、タイの水上マーケットを思わせるアクティビティなのです。

2-1.川下りとは?

100735:2-1.川下りとは?

撮影/Churako

西鉄柳川駅から徒歩5~10分ほどに設けられた各社の乗船場から、船頭さんの漕ぐ「どんこ舟」に乗って「柳川藩主立花邸 御花」付近までゆっくりと柳川城跡の内堀を下っていくのが「お堀めぐり」こと川下りです。

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撮影/Churako

柳川の街に残された掘割。

現在も水をたたえるお堀を、どんこ舟で回る約1時間10分の旅は、柳川観光の目玉。

お堀はほとんど流れがないので、船頭さんが竹竿で漕ぎながら回ってくれます。

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撮影/Churako

船頭さんの解説や歌を聞きつつ、城下町の名残を忍ばせる街並みをゆっくりと進む舟。
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撮影/Churako

四季折々の自然が、水面に美しく反射してきらめく様は、いつまでも眺めていたい風情です。
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撮影/Churako

各舟会社では、舟を降り「柳川藩主邸 御花」をはじめとして付近の観光名所を巡った後は、終点地から元の乗船場あるいは駅まではシャトルバスで戻るサービスを実施しています。

シャトルバスの時間は各社で決められているのですが、予定や人数、終了時間によって相談すると融通を聞かせてくれる場合も。

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撮影/Churako

また、各乗船場には無料駐車場がありますので、車で来た方はそちらに車を停めておくことも可能です。

川下りはよほどの荒天ではない限りは催行されます。

雨の日はカッパを着たり、暑い時期には帽子代わりの笠をかぶったり、冬にはこたつをしつらえたこたつ船に乗ったり・・・・・・など、季節ごとの情緒もたっぷり味わえるようになっています。

また、川下りのベーシックなコースは上記の通り1時間10分ですが、そのほか短縮した50分コースや60分コース、さらにはお堀の周遊コース、そして結婚式やパレードなどイベント用の「川上り」(縁起を担いで逆のコースを「上る」)コースなど幅広く対応されています。

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撮影/Churako

川下りは特に時間が決められているわけではなく、当日、船着き場に到着してから、ある程度乗船客が集まったらスタート!

という形式で乗ることも出来ます。

しかし、昨今のインバウンドの盛り上がりもあり、ハイシーズンには2時間待ちなどもあるとのことなので、事前に予約をすることをおすすめします。

2-2.川下りを行っている舟会社一覧

柳川には、川下りを行っている舟会社が5つあります。
HPにて10%割引クーポンを発行していますのでご予約時にはぜひ。

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撮影/Churako

柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」を提供してくれるお食事処「うなぎの大東」もおすすめ。

夏はバーべキューを舟上で行ったりするコースも可能だとか……!

会社のイベントなどにも良さそうですね。

(4)城門観光

川下りは大人1,500円

HPにて10%割引クーポンを発行しています。

乗船場の場所はそれぞれ異なりますので、地図を作成しました。

2-3.お堀めぐりを体験。美しさに感動!

100744:2-3.お堀めぐりを体験。美しさに感動!

撮影/Churako

本来の川下りは柳川駅近くの乗船場→「柳川藩主立花邸 御花」方面へ向かうコースなのですが、今回は諸々の事情で御花の取材を先にすることになり、その旨をご相談したところ、「川下り」ではなく「川上り」(御花→柳川駅方面)をしていただけることになりました!ありがとうございます!(コースは一緒)

※現れる風景の順序が、実際の川下りとは逆になりますので、順不同でお届けします。

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撮影/Churako

本来のコースを逆走する“川上り”は、「上る」という文字の縁起が良いことから、お祝い事やゲン担ぎなどで行われます。

結婚式や、有名なスポーツ選手の地元での凱旋パレードでは、やはり川上りコース。

最近では大相撲の琴奨菊、リオ五輪のバタフライ200mのメダリスト坂井聖人選手らが柳川にて川上りパレードを行っています。

と、書くと敷居が高いように思われますが、実は事前予約しておけば、特にイベントでなくても川上りをしてもらえるそうです。

これでwondertripのアクセス数も、より上りますように……!

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撮影/Churako

今回お世話になった船頭さん、​石橋さんです。
こちらでは一番のベテランだとか。
とても親切で素敵な方でした。

舟には日よけがないので、笠を貸していただけるのですが、大東エンタープライズさんではレンタル料が無料なんですよ~(他社は100円)

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撮影/Churako

さて出発!(ノリノリである……)
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撮影/Churako

もともと柳川城は内堀、中堀、外堀の三重の堀に囲まれた城。
難攻不落のお城として大阪城と並ぶ名城でした。

しかし、明治5年には原因不明の失火により焼失、かつての城跡は、現在スポーツの名門として名高い柳川高校、そして柳城中学校の敷地となっています。

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撮影/Churako

水面に反射する木々の美しさに見惚れてしまいます。
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撮影/Churako

川とはいっても、柳川のお堀は掘割で、実際の川と違って流れがほとんどないので、鏡のように景色を反射するのですね。
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撮影/Churako

途中には、こんなふうに低い橋の下をくぐることが何回も。
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撮影/Churako

こちらが一番難関の「弥兵衛門橋」

高さもそうですが、幅も狭い!船頭さんの腕の見せ所です。

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撮影/Churako

橋の下から。
体をかがめて通ります。
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撮影/Churako

体ををかがめているように見えませんが、かがめながら撮りました。
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撮影/Churako

船頭さんは、舟を漕ぎならがも、道中の解説もし、さらには柳川ゆかりの詩人北原白秋の童謡も歌ってくださるなど、マルチなエンタープレイヤーです。
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撮影/Churako

四季の移り変わりを感じられる道中。
このときは(6月上旬)菖蒲が満開でした。

初夏の太陽のきらめきも美しいですが、春の桜、秋の紅葉はどれほど見ごたえがあるでしょう……!

さらに、毎年2月11日から4月3日の間は雛祭り期間として、柳川は色とりどりの「さげもん」で彩られ、華やかな衣装に身を包んだ、お稚児さんたちの「おひな様水上パレード」も行われます。

これは、全シーズン制覇したいところですね……!

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撮影/Churako

各所に見られるなまこ壁
平瓦を敷き詰め、隙間を漆喰で埋めた伝統的な工法です。

こちらの建物は、柳川土産として名高い「たいらぎの貝柱の粕漬」を製造販売している水産堂。

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撮影/Churako

赤レンガ作りの壁は、国の登録有形文化財の、老舗の味噌蔵の建造物です。
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撮影/Churako

お堀に面して普通に住宅があります。

堀に向かって階段があるのは、かつて、この堀のお水を生活用水として使っていた名残だとか。

自家用船をお持ちの家もあるそうですよ~

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撮影/Churako

こちらはお堀の水門。

毎年2月には落水期間といって水門が閉まる時期があり、川下りは短めの周回コースになります。

2017年は2月14日~23日まででした。
落水期間は、毎年日程が異なりますので、その時期に川下りをしたい方は事前に確認を。

落水期間は川下りコースは短くなりますが、普段は見ることができない「水のない掘割」を見ることができますよ。

毎年水を抜いて清掃をすることで、お堀の環境を美しく保っているのですね。

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撮影/Churako

道中では、多くの水鳥を見かけることができます。
シラサギさんにも遭遇。

すると……

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撮影/Churako

シラサギが飛び立つ瞬間をとらえられました!

とても縁起の良さそうな写真が撮影できましたよ。

まるでwondertripのアクセス数が(以下略)

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撮影/Churako

水上売店もあります。
「一期一会」という店名。
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撮影/Churako

舟から直接品物を購入することができます。
タイの水上マーケットみたいですね~
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撮影/Churako

ここで飲むビールは美味しそうです!が……仕事中なのでジュースで我慢(笑)
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撮影/Churako

川上りだと、終点が駅の方になるので現実に戻ってきた感じになりますが、

通常の川下りであれば、街から出発してどんどん歴史を遡るかのような風景の移り変わりを味わえるので、甲乙つけがたいなと感じました。

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撮影/Churako

柳川の美しい街並みを眺めながら、ゆったりと進む舟に乗っていると、昔の日本にタイムスリップしたかのような、まさに“旅情”を味わえるのがお堀巡り。

1時間10分もあっという間でした。

ぜひ柳川に訪れたら体験してほしい、というかすべき体験だと思います。

次の章では「柳川藩主立花邸 御花」に参ります!

3.華やかな大名文化に想いを馳せる -柳川藩主立花邸 御花-

100768:3.華やかな大名文化に想いを馳せる -柳川藩主立花邸 御花-

撮影/Churako

さて、川下りの終点近くにあるのがこちら「柳川藩主立花邸 御花(おはな)」です。

3-1.柳川藩主立花邸 御花とは

3-1.柳川藩主立花邸 御花とは

image by PIXTA / 29771053

1620年から1871年まで柳川藩の藩主であった立花家。

その華やかな暮らしを垣間見ることができるのが、川下りの終点近くに位置する「柳川藩主立花邸 御花(おはな)」です。
​1738年に5代藩主、立花貞俶によって、当時「御花畠」と呼ばれていたこの地に、家族との生活の場として御屋敷と庭園が築かれたことが始まりで、7000坪に及ぶ敷地全体が​「立花氏庭園」として国の名勝に指定されています。

​伯爵となった14代寛治が明治43年に建てた伯爵邸「西洋館」「大広間」と、庭園「松濤園」が100年前の姿のまま残され、見学施設として一般公開されています。

また、伯爵家族の居室は、美しい庭園を眺めながら有明海の郷土料理や季節の懐石料理が味わえる料亭の個室として使用されます。

敷地内には「立花家史料館」も併設され、四季折々の景色が美しい名勝内で、ゆったりと大名家の華やかな文化を体感できます。

見学は9:00~18:00までです。

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撮影/Churako

「御花」には庭園を臨むようにして、料亭「集景亭」・「レストラン対月館」・「カフェうぃすてりあ」が併設されています。

また、料亭旅館としての宿泊施設も整えられており、結婚式場としても人気が高い施設です。

・​レストラン「対月館」

西鉄「柳川特盛きっぷ」はレストラン「対月館」のお食事と入園で利用可です。

ランチ時間は11:00~15:00(ラストオーダー14:30)なので、事前に予約した方が良いかも?

・宿泊関連

御花では宿泊もできます。
ぜひ泊まってみたいものですね~

・結婚式関連

3-2.「御花」見学に行ってまいります!

100770:3-2.「御花」見学に行ってまいります!

撮影/Churako

それでは、「御花」の西洋館と庭園の見学に行ってまいります!

正門を入って西洋館の前でパチリ。

入口は向かって右側の方にあります。

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撮影/Churako

レストラン対月館のある階から入ります。
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撮影/Churako

入口でチケットを購入したら、見学順路の札に従って進んでいきます。

最初は記念撮影をした西洋館からです。

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撮影/Churako

廊下には立花家と御花の歴史をつづるパネル展示が。
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撮影/Churako

西洋館に入り、階段を上って2階へ。

廊下と階段にはられた赤いじゅうたんが年代を感じさせます。

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撮影/Churako

天井のしつらえも美しく、レトロな風情が素敵ですね。
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撮影/Churako

大ホールです。

3面に窓があるので、日が差し込んでとても明るいのが印象的なお部屋でした。

ここでかつては舞踏会などの催し物などが行われたのでしょうか?

床にあつらえられた絨毯には、四季折々の花がそれぞれの方角に向かって描かれている可愛らしいデザイン。

正面には桜と菖蒲、左手にはひまわりが見て取れます。

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撮影/Churako

2階はほぼホールなのです。
​現在はキリスト教式、人前式の結婚式場として、また、ハウスウエディングのパーティー会場としても使われています。
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撮影/Churako

ピアノもありました。
もちろん触っちゃいけません。
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撮影/Churako

当時のままのソファ。
痛みがあるので着席は禁止です。
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撮影/Churako

広間を抜けた先にある、当時は喫煙室として使用されていた小部屋。

ここも3面窓があるので見晴らしが素晴らしいです。

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撮影/Churako

階下に降りると、廊下を挟んで部屋が設けられています。
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撮影/Churako

こちらは食堂。

白い暖炉が素敵です。

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撮影/Churako

ちょうどこの部屋ではブライダルフェアの案内をしていましたが、一瞬「当時のご令息とご令嬢の服……?」と思ってしまいました(笑)

ちなみに柳川で結婚式を挙げる新郎新婦は、挙式会場から披露宴会場までお堀巡りのどんこ舟に乗って移動する「花嫁船」という素敵な伝統があり、結婚式は柳川在住の方でなくても挙げることができます。

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撮影/Churako

当時の柳川城の地図です。
右下の赤い枠が「御花」。

御花の敷地が7000坪であることを考えると……柳川城って、本当に大きかったんですね……!

どんこ舟で聞いた通り、柳川状の周りには三重にお堀がめぐらされているのがわかります。

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撮影/Churako

柳川といえば雛祭りが有名ですが、こちらには五月人形が……?と思いきや、
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撮影/Churako

本物の甲冑でした。

この甲冑は、柳川藩初代藩主・立花宗茂が着用していた「鉄皺革包月輪文最上胴具足(てつしぼかわつつみがちりんもんもがみどうぐそく)」(具足=鎧のこと)のレプリカで、御花のブライダルでは、なんとこの甲冑を着装できるそうです!

新郎が甲冑を来て現れたら、参列者にも忘れられない結婚式になりそうです。

昔の家紋や鎧兜のデザインを見るにつけ、戦国当時のデザインっ、とてもセンスが良くてレベルが高いなと感心してしまいます。
なぜ、現代は……それとも、当時は斬新すぎたのでしょうか?謎です。

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撮影/Churako

本来であればここから大広間…なのですが、改装中のため戻ります。

いよいよ次は松濤園です。

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撮影/Churako

鑑賞式の庭園「松濤園」は、マツの木を背景に、池を大海、岩を島々に見立てた豪放な庭園で、「大広間」からの眺めが最も美しく設計されています。

レストラン対月館の横から眺めています。
左端に切れているのが大広間です。

現在は大広間は改装中ですが、改装が終わったらぜひ再訪したいですね

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撮影/Churako

ちょうど黒松の木のお手入れ中。
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撮影/Churako

この美しい庭園の維持のために様々な人の手がかけられているのがわかります。

さらに、ビュースポットはもう1つ。

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撮影/Churako

2階からです!
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撮影/Churako

2階は端から端までベランダになっているので、様々な角度から庭園を愛でることができ

ます。

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撮影/Churako

1階の物見台が見下ろせます。
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撮影/Churako

御花の外側は川下りコースとなっているため、舟に乗った人々を眺めることもできます。
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撮影/Churako

2階ベランダより西洋館を見たところ。

さすが国の名勝になるだけあって、いつまでも眺めていたい美しいお庭でした

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撮影/Churako

戻る道すがら、「さげもん」に遭遇。
さすが御花に飾られるだけあって、立派な「さげもん」です。

「御花」では毎年の「さげもんめぐり」の期間中(2月中旬~4月上旬)は館内に所狭しとさげもんが飾られます。
ぜひその時期にも再訪したいですね。

女性が生まれることを、こんなにも歓迎してくれる地域というのは珍しいのではないでしょうか?

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撮影/Churako

外に出ると、売店があり
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撮影/Churako

さげもんが販売されていました。
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撮影/Churako

こちらは「さげもん」に似ていますが「下げ飾り」というものです。

かなりのお値段ですが、確かに、材料はちりめんだし、そもそもハンドメイドですからね。
予算が許せば可愛いし欲しかったです…..それだけ質と価値の高いものなのですね。
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撮影/Churako

そして隣には立花家史料館。

「御花」を造った立花家の歴史と、美術工芸品が展示されています。
明治維新や​第二次世界大戦​を経てもなお、散逸を免れたコレクションは珍しく、大名文化を知るうえで貴重な資料となっています。

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撮影/Churako

「御花」を出て歩く道すがらの街並みも美しいです。

ぜひ時間をとって散策を楽しんでみてくださいね。

4.柳川といえばやっぱりうなぎ!ランチは豪華に「うなぎのせいろ蒸し」

柳川といえば、たくさん美味しいものがありますが……

名物はやっぱり「うなぎのせいろ蒸し」

たくさんのうなぎ料理のお店が、柳川にはありますが、今回は「うなぎのせいろ蒸し」発祥のお店である「元祖本吉屋」さんへ行って大満足のランチタイムを過ごしました!

詳しくレポートいたします。

4-1.柳川とうなぎのせいろ蒸し

4-1.柳川とうなぎのせいろ蒸し

image by PIXTA / 3912113

柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」。

水郷柳川の名前の由来であり、現在は川下りのルートにもなっている、市内を縦横に走るお城の掘割には、かつて多くのうなぎが生息していました。
うなぎは柳川の郷土食ともいえます。

うなぎの食べ方は大きく分けると2 つあって、

・江戸前→蒸してから焼く

・関西風→直焼き

というものですが、

柳川は直焼きしたものをせいろで蒸すという「うなぎのせいろ蒸し」が主流の食べ方。

柳川にはうなぎ店だけでも24 店(2016 年2 月現在)あり、その場所は西鉄柳川駅前と、川下りの終点「御花」付近に集中しています。

出典:柳川観光協会 「うなぎめしマップ」

オレンジのアイコンは西鉄「柳川特盛きっぷ」加盟店です。

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撮影/Churako

川下りの終点付近にある柳川市観光協会には、この24店のうなぎ処の味の特徴をグラフ化した「うなぎめしマップ」がありますので、ぜひご参考に。
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撮影/Churako

う~ん、どれも美味しそうすぎます……!このマップ作りの仕事をぜひやりたかった!(笑)

4-2.「うなぎのせいろ蒸し」発祥のお店「元祖 本吉屋」さんへ

100831:4-2.「うなぎのせいろ蒸し」発祥のお店「元祖 本吉屋」さんへ

撮影/Churako

さて、うなぎといえば、私Churakoには今回の柳川観光でひそかに燃やす野望がありました。

それは、柳川出身の友人一押しの「元祖本吉屋」の本店で「うなぎのせいろ蒸し」を食すというもの。

元祖本吉屋は1681年(なんと336年前!)にうなぎのせいろ蒸しを始めて世に出したお店。

その本店は柳川駅から10分強歩いた住宅街の中にあります。

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撮影/Churako

歩いていると漂ってくるうなぎのかほりに誘われて・・・・・・到着。

趣のある古民家が「本吉屋」の本店です。
奥が入り口になっています。

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撮影/Churako

扉を開けると、吹き抜けになっていて、1階席と2階席があります。
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撮影/Churako

1階には、素敵なお庭を囲うようにして風情ある個室がしつらえられています。
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撮影/Churako

メニュー。

うなぎ丼はウナギが2切れ、

せいろ蒸しはうなぎが4切れ、

特せいろ蒸しはうなぎの数がさらに1切れ増えて5切れになるとのこと。
(うなぎは同じものを使用しています)

なるほど。
特と並の違いは、お肉のようにうなぎの質というわけではないのですね。

特せいろ蒸し(¥3,900)が気になりつつ(いや、もっといえば一番高い南風定食ですが)も、予算を気にして普通のせいろ蒸し(¥3,500)にする私。

しかし、この400円の差が後々私を後悔させることに。

これを読まれた皆様は、ぜひ400円を惜しまず、せっかく来たのですから「特せいろ蒸し」をオーダーすることをおすすめします!

(なぜかは後ほどわかります)

あとは、複数人で来て「せいろ蒸し」と「かば焼き」を食べ比べたり、サイドメニューを頼むのも楽しそうですね。

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撮影/Churako

さて、オーダーも済ませたので、おとなしくお茶を飲みつつ、お座敷でうなぎを待ちます。

うなぎ屋さんはこの焼き時間もワクワクしますよね~

先にオーダーされていた方の注文が届き、そのテーブルから上がる歓声を耳にするたびに期待が高まります

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撮影/Churako

45分ほど待ったでしょうか。
待ちかねた「うなぎのせいろ蒸し」が登場!

”うなぎ+錦糸卵”の組み合わせは柳川独特のものなのかな?他では見たことないです。

器の使いこまれっぷりに年季を感じます。

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撮影/Churako

それではさっそく、うなぎを食したいと思います!
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撮影/Churako

「あ~ん」的な、この嬉しそうな顔(笑)

見た目よりあっさりした感じの味付けなのですが、初代から続くという秘伝のタレでしょうか、とってもコクのある味と、ふっくらと蒸し上げられたうなぎのハーモニーがたまりません!

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撮影/Churako

そして、ぱくぱくと食べていると….明らかにペース配分を間違った感じに(笑)

いえ、もちろんご飯自体にもほどよくタレが全面に味付けされており、そのまま食べてもとっても美味しいのですが……明らかにうなぎが足りない!

本吉屋さんのうなぎのタレは、味がきつくないので、うなぎ自体を味わうのにちょうど良く、結果的にうなぎばかり食べてしまっていました。

この時、後悔しながら思ったのです。

「特せいろ蒸しであれば、このうなぎの下にさらにうなぎが入っていたはずなのに……!」と。

しかし、後悔先に立たず。

かなり早い段階で、ご飯のみを食べるフェーズに突入した私がいました……

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撮影/Churako

肝吸いも上品なおだしで、美味しくいただきました。
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撮影/Churako

最後はご飯だけになりながらも……もちろん完食。

問題は、せいろの間にご飯が挟まってしまうということかもしれません(笑)

4-3.元祖本吉屋 攻略法?

今回うなぎをいただいた「元祖本吉屋」本店は、柳川駅から徒歩15分弱。

川下りの一番遠い乗船場よりもまだ遠く、観光ルートから外れているにもかかわらず、常に人気のお店です。

土日祝、お盆、お正月、連休など混み合う時期は、個人客の予約を受け付けていないので、行ってみないと当日の混雑ぶりがわからず、お盆には2時間待ちも珍しくないとのこと。

ちなみに、私の福岡の友人の中は柳川出身の友人以外は、本吉屋でうなぎを食べたことがなかったのです。

(「だっていつも並んでるでしょ?」とのこと)

そこで、お店の方に攻略法を聞いてみたところ、

・平日に来る(平日なら予約可能)

予約できない日は、以下のいずれかの方法なら食べられるかも?

・開店直後

・あるいは、14時以降に来店し、混雑している時間帯を避ける

・本店ではなく、川下り終点の「御花」付近の支店で食べる(17時まで)

・どれも難しければ、柳川観光の後に西鉄で福岡駅まで戻り、福岡天神岩田屋店で食する

4-4.柳川でご飯を食べる場合には……

どこで「うなぎ」を食べるにせよ、事前に目当てのお店を決めたら、予約できないかどうか確認するのが賢い方法です。

というのも、

・有名店でも団体の貸切で入れなかったり


・お店によってはランチタイムまでの営業で閉店してしまうところもあったり

するから。

もし、「柳川特盛きっぷ」などを利用してお店の指定がある場合はなおさら、事前にお店に確認するようにしましょう。

柳川には他にも、

・有明海のムツゴロウやイソギンチャクなどの珍しい海の幸


・ドジョウとささがきにしたゴボウを卵でとじた「柳川鍋」

など気になる他の名物料理も。

いずれにしても人気店は早々に予約で埋まってしまうので、事前にご飯の計画を立てて(できれば予約して)行った方が良さそうです。

美味しいお店ばかりなので、計画を立てるのも楽しいですよ~!

時間が足りないくらい楽しい!柳川での1日

100843:時間が足りないくらい楽しい!柳川での1日

撮影/Churako

福岡市の中心部から、特急列車で50分。
福岡への旅行誌などでは、「ついでに足を延ばしてみよう!」といったような紹介のされ方が多い柳川ですが、今回紹介しきれなかったところも多くあり、見どころはたくさんです。

温泉もあるので、日帰りではなく、泊りでじっくりと味わうのがおすすめ。

効率よく回りたいのであれば、事前の下調べと、できれば予約は必須。

この記事が、柳川訪問への皆様の一助になれば幸いです。

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