大自然に囲まれた宇美八幡宮へご祈願はいかが?

公開日:2018/11/28 更新日:2019/10/24

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出身は福岡。福岡を中心に、九州の記事も書いています。 自然が好きで、山や海に行っては風景を楽しんだり、地元の美味しいお店を探した後は、温泉に入ってリフレッシュ。美術館や博物館めぐりも趣味のひとつで、出会いや発見には毎回ワクワクしています。 近場なら一人旅、県外なら主人とのドライブを楽しんでます。
福岡県にある宇美八幡宮はよかとこよ。一度来てみんしゃい!

九州の北における玄関口となっている福岡県。古代から歴史のある舞台となっていることから多くの寺社が建立されている土地です。そうした寺社の1つである宇美八幡宮は、建立された由来から安産のご利益で有名なため、それを願って多くの女性が訪れる神社です。そんな宇美八幡宮を皆さんに知って欲しいと思います。

安産祈願で有名な宇美八幡宮

福岡県にある宇美八幡宮は安産祈願により名の知られた神社で、福岡県の内外から安産祈願や安産の御礼に沢山の方が参拝される場所となっています。

そのきっかけになったのは、神功皇后が三韓征伐からの帰路において、この地で應神天皇をお産みになられたことにあります。神社や地名の宇美も「産み」にちなんだものです。

宇美町の平野部中心にある

福岡県の北西部、日本海に面したところにあるのが糟屋郡。その粕屋郡宇美町の平野部中心に宇美八幡宮があります。ちなみに宇美八幡宮の住所は宇美町宇美1丁目1番1号となっています。町の中心だった証拠ですね。

県道68号線に面して境内の正面にあるのが昭和の鳥居です。その向こうに元禄の鳥居があり、そのすぐ先にあるのが注連縄掛石、その先右手に手水舎、左手にお守り授与所と社務所があります。

御屋根のふき替えが行われた本殿

神門をくぐった先にあるのが社殿です。先に述べた神功皇后と應神天皇の母子神のほか、玉依姫命、住吉大神、伊弉諾尊を祀っています。

こうした社殿では石段や階段を登るところも少なくないのですが、ここではなだらかなスロープもあるのでベビーカーや車いすの方でも安心して参拝できます。

宇美八幡宮のシンボル的な樟

宇美八幡宮にはシンボル的な樟の木が二つ存在しています。どちらも国指定の天然記念物となっているご神木で、とても気分の落ち着く場所となっています。普段は入ることのできない場所もあるので、注意点しましょう。

湯蓋の森

本殿の向かって右側にあるのが湯蓋の森です。樹齢二千年と推定される大きな樟のご神木で、国指定の天然記念物となっています。普段は入る事はできませんが、神木の下にはふたのようなものがあり、そこから地下室のような空間になっているとのこと。

そこまで至らなくても、緑色の葉の隙間から見える青空を眺めるととても気分が落ち着く場所でもあります。

衣掛の森

本殿から槐の木を抜けてさらに奥へ進むと見つかるのが、衣掛の森です。こちらも国指定の天然記念物となっている樟のご神木で、この木に神功皇后が産衣をかけたことから衣掛の森と言われるようになったそうです。

大規模修理された聖母宮

湯蓋の森の奥にある聖母宮の御神像は約600年前の室町時代末期に造られたと伝えられる福岡県の指定文化財です。

聖母宮

湯蓋の森の奥には聖母宮があります。これは應神天皇の安産にちなむ信仰から、その母后である神功皇后に対する特別な敬意により、1706年に当時の藩主である黒田綱政公が寄贈されたものです。聖母宮御神像は約600年前となる室町時代末期の作と伝えられ、福岡県の指定文化財にもなっています。

25年に一度の聖母宮式年大祭

聖母宮では25年に一度の割合で聖母宮式年大祭が行われおり、直近では2018年5月に開催されました。つまり2018年は聖母宮に奉安されている聖母宮御神像を拝むことができるおめでたい年でもあったわけです。この次の聖母宮式年大祭は、2043年のこととなります。

安産を願って

宇美八幡宮の本殿の裏手には、安産祈願に関する習わしが行われる場所と、安産や子供の成長の守り神が祀られている場所があります。

子安の石

本殿の裏手にあるのが子安の石です。そこには小さい石からこぶし大の大きさの石までが山のように積まれています。これは安産祈願を終えた妊婦さんがお産の鎮めとしてここの石を持って帰り、無事に出産を終えると子供の名前などを書いた新しい石とともに持って帰っていた石を一緒にお納めする習わしがあるためです。

2つの石をお納めする際には赤ちゃんの健やかな成長を願うことになります。筑前國続風土記にもこうした習わしが記されていることから、日々増えていく石は宇美八幡宮ではさまざまな場所に納められいます。

湯方社

子安の石の横にまつられているのが湯方社です。これは應神天皇がご誕生の際に尽力したお産婆さんをおまつりしてあるといわれ、安産や子供の成長の守り神として信仰されています。毎年12月14日に行われる湯方神社祭には多くの助産師の方が参列されることでも知られています。

御祈願

犬は多産でお産が軽いということから、妊婦さんがお参りをする際には妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願をすると良いといわれています。ご祈願は予約不要で朝9時から夕方17時までの随時受付となっており、2人の神職の方が奉仕されています。また安産祈願だけでなく、交通安全や業務安全、家内安全、繁栄などのご祈願もあります。

休憩するならお勧めの場所

安産祈願や、生まれてきた赤ちゃんの健やかな成長を願ったあとは、甘いものを食べてひとやすみしませんか。



宇美八幡宮の中にある 茶房うみはち

宇美八幡宮の境内にある茶房うみはちは、上品な和菓子屋さんです。季節を感じることができる和菓子はもとより、最中や大福などのおなじみの和菓子を豊富に取りそろえています。

コーヒーやお抹茶をいただきながら店の内外に設けたスペースでひと休みすることができます。

あんこがおいしい子安餅

宇美八幡宮ならではのお菓子に子安餅があります。名前の通り「安産できますように!」と願いを込めて作られた子安餅は、佐賀県産の良質なもち米と十勝産の小豆を使っています。

宇美町のおすすめ

宇美町には、子安の杜である宇美八幡宮以外にもまだまだおすすめしたい観光地がたくさんあります。おすすめポイントと合わせてご紹介しましょう。

小林酒造

宇美八幡宮の前を通る県道68号線を博多方面に2分程歩くと、1792年創業の歴史ある酒蔵の小林酒造本店があります。月・火・木・金で5人以上であれば酒蔵の見学も可能(要予約)です。ただし夏場(5月~9月中旬)は酒造りを行っていないため、10月以降から春先までが良いでしょう。

同社の代表的なお酒「萬代 純米大吟醸」や、ちょっと変わったリキュール「梅仙人 門司港バナナ」などを店内にある萬代酒工房で買うこともできます。

Address 福岡県粕屋郡宇美町宇美2丁目11番地1号
Hours 10:30 am - 6:00 pm
Closed 毎週水曜日
Tel 092-932-0001
Web http://sakebandai.com/

灘所ケ滝

宇美八幡宮から少し離れた場所には、灘所ケ滝があります。これは三郡山の河原谷渓谷の高所のことです。ここが1月から2月にかけて岩から染み出た雨や雪解水が凍ってしまうことで、長いところでは20メートルもの大きなつららのようになってしまうため「河原谷の大つらら」とも呼ばれています。寒い時期限定ではありますが一見の価値は十分にあります。

バスでの行き方

難所ケ滝に向かうには、JRの宇美駅前から西鉄バス33番(障子岳行)に乗車し、障子岳バス停で降ります(約10分)。そこから昭和の森公園の登山口まで山に向かって歩き、分岐点を左側へいくと昭和の森公園に到着です。そのまま難所ケ岳の標識にそって登っていくことになります。

Address 〒811-2101 福岡県糟屋郡宇美町宇美
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

宇美八幡宮へアクセス

バスでの行き方

バスの場合は、博多駅のバスターミナルの14番乗り場から33番・37番系統、32番(原田橋行、上宇美行)のバスに乗り、宇美八幡宮で降りてください。



JRでの行き方

電車の場合は、博多駅から福北ゆたか線に乗り長者原駅で香椎線に乗り換えます。その終点が宇美駅で、そこから歩いて5分程です。

車での行き方

車の場合は、九州自動車道の太宰府インターチェンジから約15分、須恵スマートインターチェンジから約10分です。もしくは、福岡都市高速の月隈出口からであれば約15分で到着します。宇美八幡宮周辺に3か所駐車場(無料)があるので、ぜひご利用ください。

Address 福岡県粕屋郡宇美町宇美1丁目1番地1号
Hours なし
Closed なし
Tel 092-932-0044
Web http://www.umi-hachimangu.or.jp/about/