世界遺産に囲まれた那智の滝は神秘のパワースポット

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スポットを訪れるべきベストシーズンや、地元の人しか知らない穴場情報など、お出かけ前にぜひ参考にしてください。

自然がようけあって癒されるで!遊びに来てくらんしよ~

那智勝浦は古代からの歴史と自然が溶け合った貴重な観光スポットです。世界遺産の熊野古道を歩き、那智の滝、熊野那智神社、青岸渡寺を巡れば日常から離れた新鮮な気分を味わうことができます。

世界遺産!大門坂で平安時代へタイムスリップ

大門坂は那智の滝、青岸渡寺へと登る入り口です。熊野古道の雰囲気に癒やされ、平安貴族の衣装を身にまとう体験もできます。

大門坂

大門坂は那智山への入り口です。近くに大きな無料駐車場があり、滝までは徒歩30分、山頂の青岸渡寺までは45分ほどで着きます。那智の滝、熊野那智大社、青岸渡寺へはすぐ近くまで車で行くことも可能ですが、那智山内の駐車場は駐車料金がかかるので注意してください。

大門坂は、熊野古道の中辺路にあり、熊野古道と記された標識も立っていて、これから歩く道がより楽しみになります。

木々に囲まれた熊野古道を登る

大門坂から那智の滝に向かって石段を登っていくと、周囲には杉などの木々が広がっています。この世界遺産の森には神秘的な雰囲気が漂い、歩いているだけで木々の香りに癒されます。

足元は山道ではなく苔むした石段なのでなかなかハードです。荷物は少なめに、なるべく歩きやすい靴を履いていきましょう。足に自信がないという方や、小さな子供さんを連れている場合は車で登ることをおすすめします。

大門坂茶屋で平安衣装体験

大門坂茶屋では平安貴族の衣装を貸し出すサービスが大人気。事前に予約が必要です。本格的な衣装ですが、2つに分かれた作りになっているので着付けは5~10分で完了します。夫婦杉の前で写真撮影ができるモデルコースと、大門坂から那智山を実際に歩く体験コースがあります。

住所|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山392-4
営業時間|9:00 am – 4:00 pm(体験受付3:30pmまで)
定休日|年中無休
電話|0735-55-0244
公式サイトはこちら

落差日本一の那智の滝を真下で

飛瀧神社は熊野那智大社の別宮となっていますが、那智の滝そのものをご神体としているため本殿はありません。落差日本一の那智の滝は、間近で見ると迫力満点。水量が多いときは水しぶきが飛んでくることもあります。1杯飲むと10年寿命が延びるご利益があるというお瀧水も販売されています。

熊野那智大社

熊野那智大社は熊野三山のひとつ。朱塗りの立派な社殿、年末に掛け替えられる大絵馬でも有名です。ご神木の胎内くぐり、縁起のいい烏石、日本一のジャンボおみくじなど、見所が豊富です。

美しい朱塗りの社殿

熊野那智大社、熊野本宮大社、熊野速玉大社を総称して熊野三山と呼んでいます。熊野那智大社は他のニ山と違い、主祭神のほかに御滝の神様も併せて祀られています。

朱塗りの立派な社殿は、定期的に改修を施しているため美しい状態が常に保たれています。社殿へは、那智大社の直下から階段467段、15分ほどかかります。また、大門坂から歩く場合は45分ほど登り続けることになります。

大絵馬

大絵馬は縦3m、横4m。大きな干支が描かれた絵馬ですが、毎年宮司が1ヵ月ほどかけて描き上げる大作です。この絵馬は例年11月下旬ごろに掛け替えられますが、大絵馬が替わると那智大社に年末の雰囲気が漂います。

樹齢850年のご神木で胎内くぐり

ご神木として祀られた樹齢850年のクスの木の空洞をくぐり抜けることができ、「胎内くぐり」と呼んでいます。胎内くぐりはもともと修行のひとつとして、死者の世界を体験し、生まれ変わるという意味がありました。現在はお清めや無病息災を願う目的で行われています。

護摩木を購入してから、それを持って空洞を通り抜けます。木のうろには光が差し込み、通り抜けた後は清々しい気持ちになります。このご神木は平重盛が自らの手で植えたといわれています。

伝説の残る烏石

即位する前の初代神武天皇を熊野から大和まで八咫烏が案内し、そののち即位したという神話があります。道案内をした八咫烏は役目を終え、那智山で烏石に姿を変えました。

八咫烏の姿は那智大社のところどころに使われ、3本足の八咫烏の像も建っています。八咫烏は日本サッカー協会のシンボルでもあり、日本代表のエンブレムにも使用されました。八咫烏は熊野の神様のお使いといわれています。

ジャンボおみくじ

ジャンボおみくじは那智の滝の133mにちなんで、高さ133cmの器を使用し大きさでは日本一。普通のおみくじもありますが、初詣の際はジャンボおみくじに行列ができ、とくに子供に大人気です。

住所|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
営業時間|8:30 am – 4:30 pm
定休日|年中無休
電話|0735-55-0321
公式サイトはこちら

那智山青岸渡寺

青岸渡寺は仁徳天皇の頃に開かれ、神仏習合、神仏分離の時代を経て復興されました。青岸渡寺の三重塔近くから那智の滝を望む眺めは最高です。

5世紀前半開山の由緒ある寺

青岸渡寺は那智大社のすぐ隣にあり、西国三十三ヵ所の第一番札所となっています。仁徳天皇の頃に開山された寺院です。神社とは趣が異なるお寺の荘厳な雰囲気に、背筋が伸びるように感じます。

青岸渡寺は江戸時代までは如意輪堂と呼ばれ、隣接する熊野那智大社と合わせて神仏習合の修験道場となっていました。明治初めの神仏分離令により那智山では如意輪堂が破壊を免れ、後に青岸渡寺として復興されました。

三重塔と那智の滝の絶景は一見の価値あり

青岸渡寺の三重塔の後ろに那智の滝が見えています。那智の滝といえばこの景色が定番ですが、山の緑に塔の赤というコントラストの美しさは実際に見ないと感じ取れないでしょう。インスタ映えする人気のフォトスポットです。

住所|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
営業時間|8:00 am – 4:00 pm
定休日|年中無休
電話|なし
公式サイトはこちら なし

那智の滝に行ったら食べておきたいグルメ

珍重庵のもうで餅、めはり寿司は参拝客に大人気。黒飴の那智黒、黒飴ソフトクリームで一息入れるのも楽しみのひとつです。

茶房珍重庵のもうで餅

那智の滝の参拝客に人気なのは、珍重庵のもうで餅と抹茶のセットです。詣で餅は参詣するという意味。その日の朝についたばかりのお餅は柔らかく、餡は程よい甘さです。熊野三山限定販売なので、お土産としても喜ばれています。

店内からは那智の滝はもちろん、天気がよければ太平洋が一望できます。もうで餅のほか、熊野の郷土料理であるめはり寿司も好評です。

住所|和歌山県那智勝浦町那智山39
営業時間|10:00 am – 4:00 pm
定休日|水曜日
電話|0735-55-0811
公式サイトはこちら

那智黒

那智黒総本舗の黒飴です。紀南のお土産屋さんでよく販売されていますが、那智の滝のパッケージは那智山限定です。那智黒の名称は、熊野地方で採れる那智黒石に由来。那智黒石は黒の碁石などに利用されています。那智黒は黒糖の優しい甘さが特徴です。

黒飴ソフトクリーム

那智黒の黒飴ソフトクリームは、那智山ならではの味わいです。歩く時間が長い那智山巡りの休憩には、黒糖の甘味と冷たいソフトクリームがぴったり。黒飴ソフトは那智の滝、那智山の複数の店舗で販売されています。

季節のイベントではその時にしか見られない風景が

夏の「那智の扇祭り」の巨大な松明、秋の「あげいん熊野詣」の平安貴族の行列は一見の価値があります。また、年末限定の那智の滝と三重塔のライトアップも必見です。

那智の扇祭り

扇祭りは毎年7月に行われ、十二体の扇神輿をお迎えする例大祭。平成27年に国の重要無形文化財に指定されました。お清めの松明は重さ50~60kgもあり、火花の散る巨大な炎は迫力満点です。滝の近くがメイン会場になりますが、近くで見たい人は早めに行って場所取りをした方がよさそうです。

あげいん熊野詣

毎年10月に行われる平安絵巻イベントです。平安時代に貴族が行った熊野詣を再現したもので、華やかな衣装をまとった熊野御幸行列は、目にも艶やかです。行列には一般参加も可能です。毎年9月ごろから募集を始めるので、興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。

滝と三重塔のライトアップ

那智の滝では大晦日に1年の無事を感謝し、除夜祭が行われます。大晦日から元旦にかけて、滝と青岸渡寺三重塔がライトアップされます。昼の那智の滝もいいものですが、大晦日の夜景はさらに神秘的な雰囲気になるのでぜひ見ておきたい景色です。

那智の滝までのアクセス

電車利用の場合

  • 新大阪から特急を利用し、JR紀勢本線紀伊勝浦駅下車
  • 名古屋から特急を利用し、JR紀勢本線紀伊勝浦駅下車
  • 紀伊勝浦駅からは、熊野交通バス那智山行きに乗り、滝前で下車

車利用の場合

  • 大阪からは、阪和自動車道、紀勢自動車道を利用し、すさみ南ICから国道42号線で那智勝浦町へ。
  • 名古屋からは、名阪道・伊勢道・紀勢自動車道を利用し、熊野大泊ICより、国道42号線で那智勝浦町へ。
住所|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地6丁目1番地1
営業時間|8:30 am – 6:00 pm
定休日|年中無休
電話|0735-52-5311
公式サイトはこちら