中山峠へ蝦夷富士を見に行こう。美味しいあげいもでおなかも満足な休憩地

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トラベルパートナー: Kitako

生まれも育ちも北海道で観光案内員の経験あり。デジタルマップよりも紙の地図を持って旅行するのが大好きなアナログトラベラーです。北海道定番の観光スポットから穴場グルメや裏話など、どさんこKitakoが北海道の隅から隅までご紹介します!

中山峠のあげいもはなまらうまいよ。食ってみればいんでないかい~?

北海道には景色の良いスポットがたくさんありますが、中山峠はお腹も好奇心も満たされる観光名所です。知っているとより楽しめる中山峠の豆知識と、基本情報をご紹介します。

中山峠ってどんなところ?

中山峠の場所

札幌市内から道南のせたな町を結ぶ国道230号をおよそ1時間ほど行くと中山峠があります。道中には観光施設が充実した、見どころ満載の札幌の奥座敷である定山渓温泉も。中山峠の山頂は標高835メートルで、札幌市と喜茂別町を分かつ境界線があります。

中山峠の歴史

幕末の探検家の近藤重蔵北海道の名付け親の松浦武四郎が道らしい道もない中山峠を越えたとされています。道路が整備されたのは明治維新後の1860年ごろでした。明治新政府から北海道開拓事業を請け負った真宗大谷派の東本願寺に派遣された現如上人(大谷光瑩)は、100名以上の随行人とともに布教活動を行いながら道路を開削しました。

現在中山峠を通る道は1953年に国道230号線に指定1969年に全面改修したものですが、今もなお「本願寺街道」と呼ばれています。中山峠山頂からは現如上人の像が見守っています。

エゾマツ・トドマツの大樹海

中山峠には寒さに比較的強い白樺やエゾマツ、トドマツなどが多く見られます。札幌側の頂上手前から谷川を見下ろすと、クリスマスツリーのような針葉樹が密生。北海道の木にも指定されているアカエゾマツの分布地は、「中山峠アカエゾマツ希少個体群保護林」として設定されています。

エゾマツとトドマツはよく似ていますが、樹皮や枝の向きで見分けることができます。枝の向きはエゾマツは下向き、トドマツは上向きですが、雪が積もっているとトドマツの枝も下がってしまうので見分けがつかないことも。

中山峠から見える羊蹄山

中山峠の頂上からは、「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山を見ることができます。羊蹄山は標高1898メートルで富士山と同じ綺麗な円錐形をしており、その山麓はニセコや倶知安町など4町1村に跨っています。羊蹄山の山頂は雲がかかりやすいですが、よく晴れているときは美しい絶景を望めます。

道の駅”望羊中山”はこんなとろこ!

道の駅「望羊中山」の1階にあるテイクアウトコーナーでは、中山峠名物「あげいも」などのホットスナックを食べることができます。唐揚げの「中山チキン」やジャガイモ粉を練って焼いた「いももち」、あげいものかぼちゃ版の「あげかぼちゃ」などバラエティー豊かなメニューが魅力。

味付き衣をつけて油であげたボール状のジャガイモ串「あげいも」は、1963年に誕生して以来人気を博し1日に3000本売れることも!1串でおよそ240グラムとボリュームがあり、しっかりお腹が満たされます。「あげいもマイ・キッチン」にはケチャップやマヨネーズ、クレイジーソルトなどの調味料が用意されており、自分好みの味付けにすることもできます。

レストラン四季彩

「望羊中山」の2階にはラーメンや豚丼が人気のレストラン「四季彩」も。ラーメンや豚丼、「峠のそば」などのメニューが人気です。同じフロアにパノラマ展望台もあり、羊蹄山をゆっくり眺めることができます。

お土産&コンビニショップ

1階の売店にはドライブのお供に欠かせないドリンクやお菓子だけでなく、北海道のお土産も売られています。名物「あげいも」をイメージして作られた望洋中山の公認キャラクター「あげぽん」のグッズも見逃せません。

中山マルシェ

「望羊中山」では地元の農家から直接仕入れた農産物や加工品が並ぶ「峠のマルシェ」も開かれています。喜茂別町は羊蹄山麓の肥沃な土地に恵まれ農業が盛んで、中でもアスパラガスは特産品として有名です。駐車場には銀色に輝く大きなアスパラガスのオブジェも建立されています。

豪華!?な1億円トイレ

絢爛豪華な「1億円トイレ」を名物にしている道の駅が北海道にはあるのですが、「望羊中山」のトイレの建設にもなんと1億円近くの総工費が!しかし、どこからどう見ても豪華さは感じません。というのも、「望羊中山」は標高800メートルの地点にあり地下から水を汲み上げる設備を整えるのに費用がかさんでしまったんだとか。

そんな裏話のある「望羊中山」のトイレは、観光トイレとして観光客の憩いの場になっています。エントランスにはパンフレットが並んでおり、観光情報を収集することもできます。

住所|〒044-0223北海道虻田郡喜茂別町川上345
営業時間|8:30~17:30
定休日|なし
電話|0136-33-2671
公式サイトはこちら

峠の茶屋

名物はやはり”あげじゃが”

道の駅の向かい側にはこじんまりとしたドライブイン「峠の茶屋」があります。「峠の茶屋」でもジャガイモの揚げ物「あげじゃが」が売られており、道の駅の「あげいも」との食べ比べが人気です。1玉から購入することができるので、お腹の空き具合に合わせて食べられます。

羊蹄山も見える駐車場

駐車場の隅に「中山峠」と書かれた石碑があり、石碑の左奥には北海道の富士山といわれる「羊蹄山」を望めます。冬にはあたり一帯が雪に覆われてしまうことがあるので、駐停車や発進の際は気をつけてください。

住所|〒044-0223北海道虻田郡喜茂別町川上346
営業時間|8:00~19:00(季節によって18:00)
定休日|火曜日がお休みの場合あり
電話|0136-33-2727
公式サイト|なし

中山峠の雪質

さっぽろ雪まつりの雪搬出

北海道の冬といえば、毎年200万人もの人々で賑わう「さっぽろ雪まつり」。200基も雪像が作られますが会場の大通公園の雪だけでは足りないため、近郊から5トントラック6000台もの雪が運び込まれます。雪深く白く美しい雪が積もる中山峠からも、「さっぽろ雪まつり雪搬送中」と書かれた自衛隊車両が雪を運搬しているのを見ることができます。

中山峠スキー場

標高850メートルに位置する「中山峠スキー場」の雪質の良さはスキーヤーの間では有名。施設の規模はそこまで大きくないですが、初心者でも楽しめるファミリーコースから、中級者向けのシルバーコース、上級者向けのダウンヒルコースも。春には、連続ウェーブが自慢のジャンプ台や雪上バーベキューが楽しめるスノーパークがオープンします。

実は「中山峠スキー場」は、シーズン真っ只中の真冬の間は閉まってしまいます。積雪状況や気温などによって変わりますが、だいたい11月から12月までと4月から5月までスキーを楽しむことができます。雪質が良い中山峠ならではの営業期間で、スキーヤーたちに大好評のスキー場です。

住所|〒044-0223北海道虻田郡喜茂別町字川上345
営業時間|9:00~16:00
定休日|5月中旬~11月中旬
電話|0136-33-3373
公式サイトはこちら

中山峠へのアクセス

車での行き方

札幌市内の中心部からは国道230号線を南へおよそ45キロメートルです。おおよそ1時間の道のりですが、市内から定山渓温泉までの国道は混みやすいので時間がかかることも。喜茂別町からは渋滞もほぼなく約20キロメートルで20〜30分ほどでつきます。山に近づくと鹿やキツネなど動物が飛び出すこともあるので要注意です。

バスでの行き方

札幌駅前バスターミナルから出ている道南バス札幌・洞爺湖線の洞爺水の駅経由 洞爺湖温泉行で、定山渓を経由しおよそ1時間30分ほど。洞爺湖温泉からも、札幌駅前バスターミナル行で1時間30ほどで到着します。

ただし、上記の路線は上下合わせて1日8本と本数が少なく、乗合バスのため事前問い合わせが必要です。行きだけでなく帰りの便も確保しておきましょう。道南バス公式サイトで路線図や時刻表、各終点駅の営業所などの情報をご確認ください。

住所|〒044-0223北海道虻田郡喜茂別町川上
営業時間|なし
定休日|なし
電話|施設ごと
公式サイト|なし

まとめ

中山峠はあげいもに絶景、歴史にふわふわの雪と魅力満載!札幌や定山渓、ルスツリゾートに行く際は中山峠に立ち寄るのをお忘れなく。

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