三室戸寺は別名花の寺。四季折々の花に囲まれてみよう

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生粋の京都人。京都愛が強く、得意エリアももちろん京都。 1人か女同士で出かけることが多く、移動は電車と徒歩がほとんど。趣味のカメラは必需品。コーヒーやスイーツが好きなので、出かけた先でカフェを見つけては、まったりしてます。

あじさい寺として有名なお寺やけどそれだけちゃうんよ~

京都宇治市にある三室戸寺は花の寺と呼ばれるほど、四季折々の花を楽しむことができるお寺です。その花の数の多さ、咲き誇った花々の美しさには息を飲むこと間違いなし。荘厳な雰囲気でありながら、可愛いお守りを購入できたり、とてもおもしろい行事も行われている、身近にも感じられる三室戸寺の魅力をたっぷりとお届けします。

花の寺 三室戸寺

三室戸寺は「みむろとじ」と読む、京都府宇治市にあるお寺です。お寺内にある本堂・阿弥陀堂・鐘楼・三重塔は江戸時代のもので府文化財に指定されています。十八神社本殿にいたっては、室町時代のもので重要文化財に指定されている、歴史のあるお寺。また、阿弥陀三尊、釈迦如来、毘沙門天は平安時代のものであり重要文化財となっています。

近畿2府4県と岐阜県にある33か所の観音さまを信仰する霊場である西国三十三所の第10番札所でもあります。お寺としても由緒ある三室戸寺ですが、あじさいや蓮、つつじなど四季折々の花を楽しめることから、花の寺とも呼ばれています。

あじさい寺として有名

あじさいの季節の三室戸寺の風景は圧巻です。あじさいが咲き誇る様子に多くの人が魅了されるのもうなずけます。

1万株のあじさいが咲き誇る

四季折々の花を楽しむことができる三室戸寺。6月のあじさいの季節にはあじさい園が公開され、多くの人でにぎわいます。あじさいの名所としても有名で、別名あじさい寺とも呼ばれています。三室戸寺にあるあじさい園はなんと5000坪の広さを誇り、そこにあじさいが咲くことを想像しただけでもその華やかさがわかるのではないでしょうか。

あじさいとひとくちに言ってもさまざまな種類があるのですが、ここ三室戸寺のあじさい園では、西洋あじさいや額あじさい、七段花など50種類ものあじさいを見ることができます。その数、1万株。あじさいが一斉に咲きほこっている様子は圧巻です。

ハート型のあじさいを見つけてみよう

この庭園でハート型のあじさいを見つけることができたら、恋が叶うともいわれています。ハート型のあじさいは非常に人気で、記念撮影している人も多く見られます。あじさい園に行った際には、ぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。

夜にはライトアップも

あじさい園が公開されている期間中の土・日には、夜間特別拝観が行われます。ライトアップされ、昼とはまた一味違う幻想的な風景を見ることができます。夜間特別拝観は19時からで、20時30分が最終受付です。昼夜入替制ですので、昼間に入場して、そのまま夜間特別拝観時間までいることはできませんのでご注意ください。

つつじも関西有数の規模

関西有数のつつじスポットでもある三室戸寺では、毎年4月下旬から5月中旬ごろに、つつじ・しゃくなげ園が公開されます。2万株もあるつつじは、関西の寺社のなかではナンバーワンの数。そのため、あじさい寺だけでなく、つつじ寺とも呼ばれています。

平戸つつじ、霧島つつじ、久留米つつじを見ることができます。しゃくなげは1千株。つつじ、しゃくなげが満開になるGW前後が見頃。ピンクや紫、白のつつじや、ピンク、白のしゃくなげが咲き乱れる様子は、息を飲む美しさです。

初夏には蓮園の公開も

初夏にその美しさを堪能できる三室戸寺の蓮は、その数と種類の多さで人気です。ハス酒も楽しめます。

蓮園はまるで極楽浄土のよう

本堂前には蓮園もあります。蓮園は、毎年6月下旬から8月上旬ごろに公開され、珍種の大洒錦、有名な大賀ハス、古代バス、青円寺ハス、陽山紅、ミセススローカムなど、100種250鉢の蓮を見ることができます。三室戸寺が蓮の寺とも呼ばれているのはこのためです。

本堂やその近くにある三重塔をバックに、蓮の写真を撮ることができます。しっとりと落ち着いた風景に華やかな蓮が映え、思わず写真に収めたくなります。蓮は極楽浄土に咲く花ということもあるからでしょうか。あじさい園やつつじ・しゃくなげ園とはまた違い、心が落ち着く空間となっています。

ハス酒を楽しめる

健康・長寿に御利益があるといわれているハス酒。ハス酒とは、日本酒を蓮の葉に注ぎ、茎から飲むお酒です。そんなハス酒を楽しむ会が、蓮園公開中の7月に毎年行われています。蓮の少し苦い味を楽しむことができます。蓮園を訪れた際にはせっかくなので、ぜひ試されてはいかがでしょうか。

庭園内の茶屋でゆっくり

あじさい園とつつじ・しゃくなげ園が公開されている期間中は、花の茶屋という和風茶店が営業されます。地元宇治の飴屋 岩井製菓によるお店です。花の茶屋は庭園の中にあり、茶屋内での飲食はもちろん、外にも茶席があり、あじさいやつつじ・しゃくなげを見ながらゆっくりお茶をすることもできます。美しい花々に囲まれてのひと時は、心身ともに癒されるに違いありません。

茶そばセットなどの食事もできる他、抹茶パフェやあじさい氷などのデザート、ひやしあめなどのドリンクメニューがそろっています。ハートのあじさいパフェが非常にフォトジェニックで、あじさいをバックに思わず写真を撮りたくなります。

お守りや絵馬にもあじさいが

三室戸寺のお守りや絵馬は女子の心をわしづかみにする可愛さ。三室戸寺ならではのデザインでお土産にも喜ばれそうです。

ハートあじさいのお守り

三室戸寺では、可愛いハート型のあじさいのお守りを買うことができます。あじさいは寄り添って咲くので、家庭円満の御利益があるといわれています。ピンクと青の2色があるので、カップルや夫婦で持ってみてはいかがでしょうか。

ハートあじさいの絵馬

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#夢と知りせば #三室戸寺

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三室戸寺は絵馬もあじさいがモチーフとなっており、ハート型の中にあじさいが散りばめられています。多くの女性がお願いごとをしている、若い女性を中心に人気の絵馬。たくさんのハート型の絵馬がある様子も非常に可愛らしい風景を作り出しています。

観音様の足の裏を拝する会

観音様の足の裏を拝する会は、境内の宝物館にて秋の時期の土・日・祝日に行われる行事です。三室戸寺の観音様(観世音菩薩坐像)は正座をしているため、実は、足の裏が衣の裾からのぞいています。普段は足の裏を拝見することはできませんが、紅葉の季節に合わせて、特別にこの会でだけ足の裏を拝見することができるのです。

衣の裾から少しだけ覗く足の裏を見て、観音様に親しみを感じてほしいという思いから始まった行事とのこと。なんだかおもしろくもあり、ホッとする行事です。

三室戸寺へのアクセス

徒歩での行き方

京阪三室戸駅より徒歩15分です。

車での行き方

京滋バイパス宇治東ICより車で3分。収容台数が300台の専用駐車場があります。乗用車の駐車料金は有料です。

住所|京都府宇治市莵道滋賀谷21
営業時間|8:30 am – 4:30 pm(11月~3月は – 4:00 pm)
定休日|12月29~31日
電話|0774-21-2067
公式サイトはこちら

まとめ

三室戸寺は、あじさい寺、つつじ寺、蓮の寺という異名ももち、まさに花の寺です。一年を通して異なった花々を見られる場所があったとしても、これほどの規模で、あじさい、つつじ、蓮を見られる場所はなかなかないのではないでしょうか。しかもお寺という荘厳な雰囲気の中で咲き誇る花々は、ここでしか感じることができないような美しさを放っています。