京都観光スポット勢揃い!古都を歩きつくせ食べつくせ

この記事では、近畿地方の中でも有数の文化歴史を持ち、幾多の人物たちが活躍した古都、京都府の観光スポットについて、かなり踏み込んだ解説を行っていきます。

実際現地へと徒歩で赴き、撮影してきた写真もありますので、臨場感もたっぷり。

近年世界中からの注目も集まっている京都の魅力を、この記事でご堪能あれ!

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1.絶景が楽しめる名勝!「嵐山」編

まず最初に向かうのは嵯峨嵐山です。

古くから京都随一の観光スポットとして高い人気を誇り、今でも世界中から観光客が訪れるこの場所。

渡月橋や桂川、そしてしだれ桜や紅葉などの風光明媚な光景は、国から名勝として指定されています。

そのような嵐山の魅力を徒歩によって発見していくことが、この旅のはじまりです。

1-1.「嵯峨嵐山駅」から行く、嵐山は人気観光地

101106:1-1.「嵯峨嵐山駅」から行く、嵐山は人気観光地

撮影/賀川奈 伸雄

出発地点はJR嵯峨嵐山駅。

京都駅からだいたい15分程度で到着です。

嵐山へ行くにはこの他にも、市内のローカル線である京福電気鉄道、いわゆる「嵐電」を使った方法、そして阪急線を使った方法があります。

どれを利用するかは距離によるところが大きいですが「景色」で選んでみるのも面白いですよ。

嵐山ー保津峡間の雄大な自然を眺めたい方はJRを、市内の素朴な町並みを楽しみ対方は嵐電をセレクトしてみてください。

鹿王院や鈴虫寺といったスポットに行きたい方は阪急電車がいいですね。

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撮影/賀川奈 伸雄

嵐山のメインストリートはいつもにぎやか。

日本だけでなく中国や韓国、東南アジアにアメリカヨーロッパ、その他多くの国の人々がこの地を毎日のように訪れています。

それだけこの嵐山という場所は、世界的に知られているということですね。

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撮影/賀川奈 伸雄

嵐山の魅力はその眺めの良さ。

渡月橋から桂川の景色を眺めれば、先に見えるは緑へと続く水の道。

現代だけでなく、はるか昔からこの風景は愛されてきたのです。

1-2.竹の中を駆け抜ける「竹林の道」

101109:1-2.竹の中を駆け抜ける「竹林の道」

撮影/賀川奈 伸雄

嵐山といえばやはりこの「竹林の道」を歩いておかなければなりません。

この道は何百本もの竹に囲まれており、木洩れ日やそよ風が非常によい塩梅で流れこんでくる、絶好のお散歩スポットです。

徒歩で進んでいくのもいいですが、人力車をチャーターして駆け抜けるのもなかなか乙なものですよ。

竹林の道の住所・アクセスや営業時間など

名称 竹林の道
住所 京都府京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.japan-travel-navi.jp/kyoto/spots/rakusai/chikurin/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

1-3.源氏物語ゆかりの地にはみごとな苔じゅうたん「野宮神社」

竹林の道の先には、世界遺産にも登録されていることで有名な「天龍寺」、そして「野宮神社」があります。

今回は野宮神社へと足を運ぶこととしましょう。

この神社が建立された詳細な年月は詳しく分かっていませんが、平安時代初期にあたる大同4年(809年)であるとされています。

かつて天皇の代理人として伊勢神宮へ参拝する役目を担う「斎王」が、伊勢へ赴く前にこの神社で身を清めていたという歴史があるそうです。

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撮影/賀川奈 伸雄

主に縁結びにまつわるご利益を約束する社として知られていますが、古代の1シーンをそのまま切り取ったかのような、味わい深い風景が楽しめる場所でもあるのです。

それがこの「じゅうたん苔」。
その名の通り緑々とした苔が地面を覆い尽くしており、なんとも風情があります。
足を踏み入れることはできませんが、無料で見学することは可能です。

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撮影/賀川奈 伸雄

またこの神社はあの「源氏物語」ゆかりのスポットでもあります。

賢木(さかき)の巻にて、主人公光源氏と六条御息所と別れの舞台となったのです。

自身の娘が斎王に任ぜられ、ともに伊勢にへと下らなければならなくなった六条御息所に対し、源氏は「変らぬ色をしるべにてこそ、斎垣(いがき)も越えはべにけれ、さも心憂く」と詠み、その変わらぬ恋心を表現しました。

あくまでも架空の物語ではありますが、そのような恋の一場面がここで展開されたことに、想いを馳せてみるのもいいですね。

野宮神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 野宮神社
住所 京都府京都市右京区嵯峨野宮町1
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.nonomiya.com/index.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

1-4.京都の町が精巧なミニチュアに!「ジオラマ京都JAPAN」

101112:1-4.京都の町が精巧なミニチュアに!「ジオラマ京都JAPAN」

撮影/賀川奈 伸雄

古代史にまつわる歴史的名所をめぐった後は、京都の「道」に関する少々マニアックなスポットを楽しむこととしましょう。

嵐山駅のすぐそばにある「ジオラマ京都JAPAN」です。

ここは言うなれば、鉄道模型のテーマパーク。

広大な京都の街を走る電車たちとその道のりが、精巧に作られたジオラマモデルで再現されています。

男性の方には特にオススメの場所と言えますね。

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撮影/賀川奈 伸雄

京都タワーや京都駅、五山送り火といった名所も非常にリアルで、あたかも小人たちの住む世界がそこに広がっているかのよう。

鉄道マニアにはたまりません。

ちびっこたちも大喜びでしょう。

ジオラマ京都JAPANの住所・アクセスや営業時間など

名称 ジオラマ京都JAPAN
住所 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺車道町
営業時間・開場時間 9:00−17:30
利用料金や入場料 大人500円 小人300円
参考サイト https://www.sagano-kanko.co.jp/diorama.php
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

1-5.「嵐山たなか」の地鶏コロッケに「茶房さくら」のわらび餅

101114:1-5.「嵐山たなか」の地鶏コロッケに「茶房さくら」のわらび餅

撮影/賀川奈 伸雄

そろそろ小腹も空いてくる頃合い。

ここでひとつローカルグルメの食べ歩きといきましょう。

ここ嵐山で食すのは「嵐山たなか」の地鶏たっぷりコロッケ。

それほど知られていないことですが、京都府北部は地鶏の名産地でもあるのです。

豊かな京都の自然で育てられた地鶏はウマ味が豊富!

ポテトのホクホクとあいまって、何個も食べたくなってしまいそうなおいしさです。

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撮影/賀川奈 伸雄

小腹を満たした後は、優雅にスイーツといきましょう。

嵐山のスイーツといえば、やはりわらび餅。

なかでも駅前にある「茶房さくら」の本わらび餅はなかなかの本格派。

混じりっ気なしだから、市販のわらび餅と異なりとてつもなく粘り気があります。
おうす(抹茶)がついてくるセットメニューもありますよ。

嵐山たなかの住所・アクセスや営業時間など

名称 嵐山たなか
住所 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4−1
営業時間・開場時間 9:00−18:00 火曜定休
利用料金や入場料 地鶏コロッケ 80円
参考サイト http://www.arashiyama-tanaka.jp/index.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

1-6.さらに、「茶房さくら」でところてん、そして駅前出店でしそジュースを

101116:1-6.さらに、「茶房さくら」でところてん、そして駅前出店でしそジュースを

撮影/賀川奈 伸雄

さらにもう一品このお店でスイーツをいただくこととしましょう。

次に注文したのはところてん。

夏真っ盛りの暑い日に黒蜜をつけたこれをちゅるちゅるっと行けば心の底からひんやり。

京都ならではな夏の楽しみ方です。

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撮影/賀川奈 伸雄

最後にもうひとつ、嵐山のユニークなドリンクをご紹介。

その名もしそドリンク。

赤しそを贅沢に使っているからきれいな紫色をしています。

いかにも酸っぱそうではありますが、飲んでみると意外と甘くてゴクゴク飲めるんです。

これもまた、暑い夏にはうってつけですね。

茶房さくらの住所・アクセスや営業時間など

名称 茶房さくら
住所 京都府京都市右京区嵐山
営業時間・開場時間 10:00−17:00 木曜定休
利用料金や入場料 本わらびもち 600円
参考サイト http://www.kotokikichaya.co.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

1-7.「嵯峨野トロッコ列車」に乗って嵐山の自然を楽しむ

101118:1-7.「嵯峨野トロッコ列車」に乗って嵐山の自然を楽しむ

撮影/賀川奈 伸雄

最後は嵐山を囲む山々の自然を楽しみに行きましょう。

嵯峨野トロッコ列車で、緑の旅に出発です。

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撮影/賀川奈 伸雄

このトロッコ列車は、もともと荷物などの運搬用として使われていた車両を観光用に改装したもの。

ふつうの電車のようにはやく走ることはできないのですが、その分嵯峨野、嵐山、そして保津峡の雄大な風景をじっくりと楽しむことができるのです。

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撮影/賀川奈 伸雄

トロッコから周囲を見渡せば、険しい谷にかかる鉄橋。

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撮影/賀川奈 伸雄

そして川を行く船など、さまざまなシーンを眺めることができます。

京都と言えば寺社仏閣など、歴史的な建造物がしばしばフィーチャーされますが、こうした山河の自然もまた、見ごたえがあるのです。

嵯峨野トロッコ列車の住所・アクセスや営業時間など

名称 嵯峨野トロッコ列車
住所 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺車道町
営業時間・開場時間 9:00−16:00
利用料金や入場料 大人620円 小人310円
参考サイト https://www.sagano-kanko.co.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2.京都市の熱いあそび場「祇園四条」編

京都市でもっともホットな遊び場、そして文化歴史の街といえば、やはり祇園四条をおいて他にないでしょう。

海外から来られた観光客の方からの評価も非常に高く、毎日多くの人がこの地を訪れています。

このにぎやかな祇園四条の街で、文化と歴史の遺産、そしておいしいグルメ食べ歩きを楽しんでしまいましょう。

2-1.祇園四条駅から「鴨川」の流れを眺める

101122:2-1.祇園四条駅から「鴨川」の流れを眺める

撮影/賀川奈 伸雄

出発は、京阪祇園四条駅から。

普通から快速特急まですべての電車が停まる大きな駅で、京橋駅からだと乗り換えなしの一本でいけるので非常に便利です。

ちょうど街の中央に位置しており、今回紹介するそれぞれのスポットへアクセスしやすいという点も魅力的ですね。

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撮影/賀川奈 伸雄

祇園四条駅のすぐそばを流れるこの大きな川の名前は「鴨川」。

その歴史は古く、平安時代初期に洪水を防ぐため、治水工事が行われたとされています。

また、院政を働き絶大な権力を誇ったことで知られる白河法皇は、自分の思い通りにならないただ3つのものとして、延暦寺の僧兵や賽の目とともに、この鴨川の水運を挙げています。

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撮影/賀川奈 伸雄

すぐそばには数多くの料亭が軒を連ねており、そのほとんどが外に座敷を設置。

これがいわゆる「川床」と呼ばれるものであり、鴨川の流れを眺めて涼を楽しみながらご飯を召し上がってもらおうという、風流にうるさい京都人ならではの心意気が生んだサービスのひとつです。

鴨川デルタの住所・アクセスや営業時間など

名称 鴨川デルタ
住所 京都府京都市上京区今出川通
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://kanko.city.kyoto.lg.jp/travelroute.php?InforKindCode=7&ManageCode=2630202
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2-2.祇園の文化に触れられる場所「祇園甲部歌舞練場」と「八坂神社」

101125:2-2.祇園の文化に触れられる場所「祇園甲部歌舞練場」と「八坂神社」

撮影/賀川奈 伸雄

まず最初に訪れたのは「祇園甲部歌舞練場」。

有形文化財のひとつで、明治時代より「都をどり」のための劇場として使われてきました。

現在は耐震工事のため休館となっておりますが、都をどり自体は毎年実施されています。

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撮影/賀川奈 伸雄

この祇園において有名な歴史スポットのひとつといえば「八坂神社」でしょう。
その歴史は非常に古く、飛鳥時代の656年に高麗(当時朝鮮半島にあった古代国家のひとつ)の使者が「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」をこの八坂の地に奉ったことがその起源とされています。

それ以来、この神社は京都の地を見守り続けてきました。

この八坂神社とのつながりで知られる京都名物のお祭りが「祇園祭」。

そのはじまりは平安時代に行われた祇園御霊会と呼ばれる儀式で、当時猛威を奮っていた疫病の災厄を退けるために行われたのだそうです。

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撮影/賀川奈 伸雄

その内容は、全長30メートルにもおよぶ山鉾(ほこ)を各山から大勢で運び出し、祇園の街中をダイナミック巡行するというもの。

すさまじい迫力に満ちており、日本全国のみならず世界中から多くの見物客が訪れる一大イベントとなっています。

時期的に私は祇園祭に参加することができませんでしたが、みなさまには是非参加していただきたいです。

時期は毎年7月、覚えておいてくださいね。

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撮影/賀川奈 伸雄

この八坂神社の境内には、さまざまな興味深いスポットが存在しています。

たとえばこちらの「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」。

これは美容の神様が祀られています。

神々の中でも美しいとされている宗像三女神(むなかたさんじょしん)の霊験あらたかな「美容水」をお肌に2、3滴塗り込めば、心も体もたちまち美しくなるのだとか。

みなさまも一度お試しあれ。

八坂神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 八坂神社
住所 京都府京都市東山区祇園町北側625
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.yasaka-jinja.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2-3.街中に残る大事件の記録「池田屋事件受難志士墓所跡」

101129:2-3.街中に残る大事件の記録「池田屋事件受難志士墓所跡」

撮影/賀川奈 伸雄

次は、幕末の京都を騒がせたある事件の跡地へと向かいます。

それがここ「池田屋事件受難志士墓所跡」です。

幕末好き、特に新撰組好きなら、この「池田屋事件」について詳しいのではないでしょうか。

江戸時代末期の1864年7月。
京都の治安維持組織であった新選組が、長州・土佐藩の尊王攘夷派志士の立てこもる旅館、池田屋を襲撃したという事件です。

屋内でのすさまじい斬り合いの結果、志士は倒幕の重要な役目を担っていた志士たちがことごとく斬殺。

その計画に大きな曇りが生じたとされています。

幕末の京都において一大事件とされるこのできごとは、現在でも高い人気を誇る新選組の代表的な功績としてしばしば取り上げられています。

アニメや漫画など、現在も空想の中で活躍を続ける新選組。

彼らのファンであれば、一度聖地巡礼に訪れておくのもいいかも?

池田屋事件殉難志士墓所跡の住所・アクセスや営業時間など

名称 池田屋事件殉難志士墓所跡
住所 京都府京都市東山区大橋町400
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/hi147.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2-4.祇園屈指の食べ歩きゾーン「錦市場」

101130:2-4.祇園屈指の食べ歩きゾーン「錦市場」

撮影/賀川奈 伸雄

祇園四条のさまざまなスポットを巡っていると、お腹も空いてきますね。

それでは、この歴史ある街で食べ歩きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

目指すは四条大橋を渡り、蛸薬師商店街を抜けた先にある「錦市場」。

ここは390メートルもの長さを誇る京都屈指の大規模商店街であり、京野菜の漬物や舞鶴の鮮魚、そして京スイーツなど、西の都を代表するうまいもんが勢揃いしています。

食べ歩きにはうってつけですね。

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撮影/賀川奈 伸雄

まず最初に手を伸ばしたのは金ごましょうゆ餅。

もっちもちのお餅をしょうゆに漬け込みその上からスパイシーな金ごまをふんだんに盛りつけたものです。

甘辛さ、そしてモチモチでツブツブの食感がたまりません。

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撮影/賀川奈 伸雄

次に挑戦したのはだし巻き玉子串。

かつお出汁をふんだんに含ませた風味たっぷりの玉子焼きを、串に刺してお手軽に!

プルプルとしていて非常にやわらかいので、落としてしまわないよう気をつけてくださいね。

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撮影/賀川奈 伸雄

間にすこし飲み物が欲しいということで、次は豆乳をセレクト。

京都の豊かな土壌と清らかな水で精製されただけあって、非常にまろやか。

マイルドな風味を楽しめました。

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撮影/賀川奈 伸雄

そして最後は「京うす揚げの九条ねぎのせ」で〆!

うまみをしっかり染み込ませた油揚げの上に、京都名産の七味しょうが、そして九条ネギが豊富に載せられているぜいたくな一品です。

揚げで九条ねぎを挟み込むようにして食べましょうね。

錦市場の住所・アクセスや営業時間など

名称 錦市場
住所 京都府京都市中京区富小路通四条上ル西大文字町
営業時間・開場時間 店舗による
利用料金や入場料 店舗による
参考サイト http://www.kyoto-nishiki.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2-5.「清水寺」を歩いてみる「三重塔」「馬駐」

101135:2-5.「清水寺」を歩いてみる「三重塔」「馬駐」

撮影/賀川奈 伸雄

最後に、修学旅行の定番スポットとしてもおなじみ、清水寺へと向かいましょう。

「清水の舞台から飛び降りる」で知られる本堂は残念ながら改修工事中ですが、このお寺にはまだまだたくさんの見どころが存在しています。

本日はそのような清水寺の知られざる魅力に迫ってみましょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

まずはこの「三重塔」。
平安時代に建てられたこの建物は重要文化財。

内部には密教の仏画が極彩色で描かれているそうです。

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撮影/賀川奈 伸雄

つぎは「馬駐(うまとどめ)」。

これはその名の通り、乗ってきた馬を停めておくための場所。
今で言う駐車場のようなものですね。

中には馬をつなぎ止めて置くための金具が付けられています。

清水寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 清水寺
住所 京都府京都市東山区清水1丁目294
営業時間・開場時間 6:00−18:00(春・夜の特別拝観は18:00−21:00)
利用料金や入場料 大人400円 高校生400円 小中学生200円
参考サイト http://www.kiyomizudera.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2-6.清水寺のオススメスポット「音羽の滝」「アテルイ・モレの碑」

101137:2-6.清水寺のオススメスポット「音羽の滝」「アテルイ・モレの碑」

撮影/賀川奈 伸雄

そして、観光客の人気を集めているのが「音羽の滝」。
山から湧き出るこの三筋の水は「清水寺」の由来ともなったそうです。

そしてこれらにはそれぞれ異なったご利益があり、左側は「出世」、中央は「恋愛」、右側は「健康」に関する願いが叶えられるとのこと。

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撮影/賀川奈 伸雄

最後に紹介するのは知られざるスポット「アテルイ・モレの碑」。

この「阿弖利爲(アテルイ)」と「母礼(モレ)」は平安時代の「蝦夷」という地における将軍的な立場の人物。

くわしくは明らかになっていませんが、当時の朝廷に敵対する勢力の人間であったようです。

アテルイとモレは初代征夷大将軍の坂上田村麻呂の討伐を受け、京の地で処刑されました。

死後、その武勇を惜しんだ田村麻呂によって、彼が建立に関わったこの清水の地に碑が遺されたのです。

それほど知名度の高い人物ではありませんが、京都の歴史名所としては他に類を見ない珍しい場所なので、一見の価値ありでしょう。

音羽の滝の住所・アクセスや営業時間など

名称 音羽の滝
住所 京都府京都市東山区清水1丁目294
営業時間・開場時間 6:00−18:00
利用料金や入場料 大人400円 高校生400円 小中学生200円
参考サイト http://www.kiyomizudera.or.jp/map.php
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

3.このスポット見ごたえあり!「東福寺・伏見稲荷大社」編

続いて向かうのは、「伏見稲荷大社」および「東福寺」です。
伏見区という京都市の比較的中央に位置しているこれらの文化施設は、それぞれが非常にユニークな見所を兼ね備えています。

そしてその魅力というのは、実際にその中を歩いてみなければ分からないもの。

というわけで、現地へと徒歩で行ってみましょう。

3-1.「伏見稲荷駅」前で食べ歩き飲み歩き

101143:3-1.「伏見稲荷駅」前で食べ歩き飲み歩き

撮影/賀川奈 伸雄

まずは、伏見稲荷大社から。

京阪電車伏見稲荷駅より出発です。

急行が停車するので、比較的利便性は良いと言えますね。

駅から目的地までは徒歩4~5分ほどですが、さまざまな屋台や飲食店が軒を連ねています。

ここらへんで少し、腹ごしらえを行ってもよいでしょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

まず最初に購入したのは、京阪伏見稲荷駅すぐそばのお店「千本いなり」のわさびいなり。

稲荷様の大好物である油揚げと、京都名物のわさびがみごとにドッキング。

ジューシーの中にピリッとした魅力が光る逸品でした

101140:

撮影/賀川奈 伸雄

続いては、稲荷神社すぐそばにある昔ながらのお茶屋さん「参道茶屋」のきなこオーレ。

きなこは牛乳と合わせて飲むことによって夏バテに効果が期待できると言われています。

昔ながらの茶屋的な内装の店内でグッと一杯。

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撮影/賀川奈 伸雄

また、その付近にある喫茶店「Sometime Mako」では、つめたーい抹茶オーレを飲むことができます。

やはり暑いときは飲み物に限りますね。

伏見稲荷参道茶屋の住所・アクセスや営業時間など

名称 伏見稲荷参道茶屋
住所 京都府京都市伏見区深草開土町1-10
営業時間・開場時間 10:00−17:30 火曜定休
利用料金や入場料 きなこオーレ 450円
参考サイト http://www.fusimi-inari.com/?p=266
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

3-2.稲荷様の集う場所「伏見稲荷大社」

101142:3-2.稲荷様の集う場所「伏見稲荷大社」

撮影/賀川奈 伸雄

さて、伏見稲荷大社へ到着。

この神社は全国に多数存在する稲荷神社の総本山であり「稲荷山」という海抜233メートルの上に建立された巨大な宗教施設です。

101144:

撮影/賀川奈 伸雄

目を引くのは観光客の多さ。

海外からたくさんの人々が詰めかけています。

その多さゆえか、社周辺ではさまざまな出店が軒を連ねており、まるで毎日が縁日。

お祭り気分が大好きな方にとっては見逃せないスポットなのです。

さらに、毎年7月には「本宮祭」といわれる祭事が催されています。

信仰の対象である稲荷大神に感謝の気持ちを捧げるために、全国から多くの信者が集まり、膨大な数の提灯に火を灯す「万灯神事」が迫力満点です。

101145:

撮影/賀川奈 伸雄

それでは、ここで豆知識。

この伏見稲荷大社をはじめ、稲荷信仰というのは日本において広く伝播していますね。

しかし、よくよく考えてみれば、キツネが神社にいるというのも不思議な話です。

いったいその信仰には、どのようなルーツがあるのでしょうか。

それは、先述した稲荷大神について知らなければなりません。

この神様は古代の有力豪族である秦氏の氏神であり、農業を司る神であったのですが、その使いとされていたのがキツネだったのです。

なぜキツネかというと、稲が収穫される秋ごろにエサを獲るためしばしば山から里に下りてきていたから。

田畑に現れたキツネを見て、古代の人々は「あれは稲荷大神の使いである」と考えたのだそうです。

ここから神の使いであるキツネを奉る、現在のような形ができていったのですね。

伏見稲荷大社の住所・アクセスや営業時間など

名称 伏見稲荷大社
住所 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://inari.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

3-3.必見!「千本鳥居」に「おもかる石」

101146:3-3.必見!「千本鳥居」に「おもかる石」

撮影/賀川奈 伸雄

せっかく伏見稲荷を訪れたからには、この神社の名物的スポットである「千本鳥居」をくぐってみなければはじまりません。

この真っ赤な鳥居の数々は、稲荷さまの恩恵を受けた方々が感謝の証として奉納したものであり、よくよく見ればそれぞれに会社名や人名が刻まれています。

稲荷大神がいかに信仰されているかを表していると言えるかもしれませんね。

いったいこの鳥居が本当に1000本あるのか定かではありませんが、その光景は圧巻かつミステリアス。

1人静かにこの中を歩いていけば、いつの間にか神秘的な世界に迷い込んでしまうかも?

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撮影/賀川奈 伸雄

もうひとつ、社内でのユニークなスポットを紹介しましょう。

それがこの「おもかる石」です。

一見ただの大きな石なのですが、侮るなかれ。

叶えてほしい願いごとを念じながらこれを持ち上げ、もし予想より石が軽ければそれは成就すると言われているのです。

101149:

撮影/賀川奈 伸雄

というわけで、私も実際に試してみました。

ええいっ! 金持ちになれ!

……ムムムッとてつもなく重い!

どうやら願いは叶わなさそうです。

このおもかる石、よく似た性質のものが全国に点在しているようですが、その起源などについては明らかになっていないのだとか。

3-4.庭園と紅葉が織り成す名勝「東福寺」

101150:3-4.庭園と紅葉が織り成す名勝「東福寺」

撮影/賀川奈 伸雄

次は、京阪東福寺駅まで電車で向かい東福寺へ。

荘厳な重要文化財「六破羅門」が参拝者を歓迎してくれています。

101151:

撮影/賀川奈 伸雄

このお寺が創建されたのは、鎌倉時代の1236年。

ときの摂政・関白である九条道家によって建てられました。

道家は宮中の権力者であると同時に文化人でもあり、奈良の東大寺のように大仏が鎮座する寺院を求め、宋(当時の中国)で仏法を学んだ聖一国師を招いて建立を発願したのです。

その名前も東大寺および興福寺から一文字ずつとられています。

建立当時、この寺院には全長15メートルにもなる巨大な大仏が存在したと言われていますが、鎌倉時代に発生した火災で焼失したとのことです。

そのような目的を以て作られたこの東福寺は、京都でも屈指の巨大な伽藍を有しています。

特にその本堂(仏殿)はご覧の通りの大きさで、広角レンズで撮影するとすさまじい迫力の一枚となりました。

かつてこの中に大仏さまがいたのですね。

東福寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 東福寺
住所 京都府京都市東山区本町15丁目778
営業時間・開場時間 9:00−16:00(4月-10月) 8:30−16:00(11月-12月初旬) 9:00−15:30(12月中旬−3月)
利用料金や入場料 大人400円 小中学生300円
参考サイト http://www.tofukuji.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

3-5.さまざまな景色を楽しめる「通天橋」「東福寺本坊庭園」

101152:3-5.さまざまな景色を楽しめる「通天橋」「東福寺本坊庭園」

撮影/賀川奈 伸雄

東福寺を訪ねたのであれば、東福寺三名橋のひとつとして知られる「通天橋」は外せません。

境内奥にある開山堂に通じているこの橋からは、おおい茂るもみじの木々を眺めることができます。

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撮影/賀川奈 伸雄

真夏であっても緑色の葉がキレイなのですが、秋になればその眺めはより一層すばらしいものに。

毎年多くの愛好家がこの通天橋からもみじを楽しみに訪れるそうです。

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撮影/賀川奈 伸雄

通天橋を渡った後は、開山堂の庭園も見ておきましょう。

この庭は江戸中期に造園されたもので、山河を表したと思われるその構成が非常に美しいです。

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撮影/賀川奈 伸雄

また庭といえば、方丈内にある「東福寺本坊庭園」は名勝として国に指定されています。

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撮影/賀川奈 伸雄

日本庭園史に残る庭家重森三玲が昭和14年に手がけたもので、東西南北に作られたそれぞれ異なる4つの様式は、この寺院をより魅力的なものとしています。

この庭を眺めながら日常における諸々のことを忘れ、ほんのり行きましょう。

4.お茶の名産地には奥深い歴史「宇治」編

次に訪れた場所は、お茶の名産地としても有名な宇治です。

実はこの地にも、歴史的に広く知られている文化遺産や観光スポットが存在しています。

のどかな風景を楽しみながら、京都の歴史めぐりといきましょう。

4-1.「宇治駅」から貴族たちの歩みを辿る

101161:4-1.「宇治駅」から貴族たちの歩みを辿る

撮影/賀川奈 伸雄

というわけで、京阪宇治駅へと到着。

京阪線で行く場合は中書島駅で乗り換える必要があるので、その点についてお忘れなきよう。

乗り過ごしてしまうといろいろとやっかいですよ。

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撮影/賀川奈 伸雄

さて、この宇治という地においては、非常に豊かな文化歴史が培われてきました。

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撮影/賀川奈 伸雄

たとえばこの宇治川では毎年夏から秋にかけ、鵜飼たちが手なづけている鵜を使って漁を行います。

いきおいよくかがり火を焚いて行われるその行事は非常に見応えがあるので、テレビ番組などで取り上げられているのを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
(写真に写っているのは鵜ではなくサギです)

また、宇治で有名なものといえばお茶です。

鎌倉時代臨済宗の開祖である栄西が宋(当時の中国)より持ち帰った種を栽培したことによって生まれた宇治茶は茶碗の底が見えるほど透明な色をしており、それでいてコク豊かな風味が自慢。

その絶品とも称される一杯は、地元の人々や観光客に広く愛されています。

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撮影/賀川奈 伸雄

それより前の平安時代、この宇治の地は貴族たちが別荘としてしばしば風景を眺めたり、舟遊びをするなどして日々を楽しんでいました。

そうした貴族たちのはなかくもきらびやか生活を題材としたのが、紫式部による「源氏物語」です。

この作品は日本最古の文学として、1100年以上前の作品でありながら、今でもなお高い評価を受けています。

その他「古今和歌集」にも、喜選法師の詠んだ「わが庵(いほ)は、都のたつみ、しかぞすむ、世をうぢ山と、人はいふなり」という歌が綴られていることから、古代よりこの地はあらゆる層から広く知られていたというのが分かりますね。

4-2.藤原北家の栄華を伝える

101184:4-2.藤原北家の栄華を伝える

撮影/賀川奈 伸雄

最初に行くのはここから徒歩10分のところにある「平等院」です。

この寺院において世界的に知られているのがこの「鳳凰堂」。

誰であっても必ず一度は目にする、あの10円玉のモデルとなった建物です。

その佇まいの美しさと貴重な歴史から、世界遺産にも登録されています。

この平等院の開基となったのは、藤原頼通という人物。

天皇の幼少期を補佐する摂政、そして成人期を補佐する関白という官職に就き、当時の朝廷内において絶大な権力を誇っていました。

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撮影/賀川奈 伸雄

頼通、そしてその父親である藤原道長ら藤原北家は天皇に自身の娘を嫁がせ、その外戚となることで権力を維持し、一時はその他有力貴族を寄せ付けないほどの勢いを持っていたのですが、さまざまな理由から頼通の晩年にはかげりを見せるようになりました。

この平等院には藤原北家がもっとも栄えていた頃に建立されたものであり、人によってはその美しさとともに「もののあはれ」を感じるかもしれませんね。

平等院の住所・アクセスや営業時間など

名称 平等院
住所 京都府宇治市宇治蓮華116
営業時間・開場時間 【平等院】8:30−17:30 【鳳翔館】9:00−17:00 【鳳凰堂】9:30分から16:10 20分交替の入れ替え制で1回50名様まで
利用料金や入場料 庭園+鳳翔館 大人600円 鳳凰堂内部拝観は別途300円
参考サイト http://www.byodoin.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

4-3.古代史ゆかりの神社に佇むみかえり兎「宇治神社」

101167:4-3.古代史ゆかりの神社に佇むみかえり兎「宇治神社」

撮影/賀川奈 伸雄

次に向かうのは、この場所からやや離れたところにある「宇治神社」。

この社のある場所は古代の大王だった応神天皇の離宮であり、またその皇子である菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)の宮居でした。

菟道稚郎子命の死後、彼を奉るためにこの神社は建立されたそうです。

その本殿は鎌倉時代初期に建てられた、三間社流造という珍しい建築法によるもので、国の重要文化財にも指定されています。

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撮影/賀川奈 伸雄

この神社において特異なのが、ところどころにいるウサギの像。

拝殿には小さなウサギがちょこんと座っていて、パワースポットとされている「伊勢神宮遥拝所」にも石像が。

これは「みかえり兎」と呼ばれるもので、かつて菟道稚郎子命が道に迷ってしまった際、その道案内をしたという伝承に基づいています。

そこから人々を正しい道へ導く神の使いとして、今日も境内でその役目を果たしているのですね。

宇治神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 宇治神社
住所 京都府宇治市宇治山田1
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://uji-jinja.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

5.京の夏を彩る一大ナイトイベント「五山送り火」編

続いて向かうのは出町柳。

この地には、この京都のたびのフィナーレを飾るにふさわしいみごとな絶景イベントが存在しています。

その絶景ぶりを現地で堪能して、今回の旅は終わりということにしましょう。

5-1.目指すは「大」

101169:5-1.目指すは「大」

撮影/賀川奈 伸雄

京阪出町柳駅に到着。
京阪本線の終点にあたる駅で、大阪側から来られた方は京橋より特急列車に乗ると楽かつそれほど時間をかけずに行くことができます。

なお、京阪電車は特急乗車のための別料金は不要ですので、お気軽に利用してください。

この出町柳の目標は、駅から京都大学方面に歩いて数分で見えてきます。

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撮影/賀川奈 伸雄

そう、この「大」が書かれたなんとも不思議な山です。

「大文字山」と言えば関西以外にお住まいの方もご存じではないでしょうか。

毎年「五山の送り火」という山焼き行事が行われる場所です。

「大文字焼き」という名称でもよく知られていますね。

今回はこの大文字山の登山にチャレンジします。

そう、この山、実はハイキングコースとしても整備されているのです。

5-2.世界一有名な大の字「大文字山」を登山する

101171:5-2.世界一有名な大の字「大文字山」を登山する

撮影/賀川奈 伸雄

行き方自体は非常にシンプル。

「大」の字が見える方向に向かって、ひたすらまっすぐ歩いてください。

途中、あの有名な「銀閣寺」の門にたどり着きますが、中へは入らず左へ進みましょう。

そのまま案内板の通りに進んで行けば、大文字山の登山道へとたどり着きます。

ここまで駅から徒歩20分以上。

さすがに距離があるので、足腰に自信のない方は駅前から出ているバスで「銀閣寺前」まで向かってください。

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撮影/賀川奈 伸雄

さて、大文字山のハイキングコースにチャレンジというわけですが、これが意外とキツい。

標高は466メートルという低山であり、それほど高くはありませんが、何せアップダウンが激しく、坂道でかなりの体力を使ってしまいます。

水分補給は必須ですので、挑戦される方はお忘れなきよう。

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撮影/賀川奈 伸雄

連続する坂道にヒイコラしながら約40分、ようやく目的地に到着です。

遠くから見えるあの「大」の字に立つことができました!

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撮影/賀川奈 伸雄

これが大文字山の火床。

五山送り火の際は点在しているこれらに火をつけていき、あの巨大な火文字を描き出します。

この大文字山の他、送り火の舞台となる「如意ヶ嶽」「西山」「東山」「曼陀羅山」「左大文字山」「船山」にも同じような火床があるので、興味がある方は少々どころではなく大変ですが、その目で確認しに行ってみましょう。

(一部、登山できない場所もあります。)

ただ登って終わりというわけではありません。

実は本日、タイミングのよいことに五山送り火が行われる当日なのです。

これは是が非でも見なければなりませんね!

大文字山の住所・アクセスや営業時間など

名称 大文字山
住所 京都府京都市左京区鹿ケ谷菖蒲谷町
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www.kyokanko.or.jp/okuribi/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

5-3.「哲学の道」を歩いたら「京都大学」でインテリランチ

101175:5-3.「哲学の道」を歩いたら「京都大学」でインテリランチ

撮影/賀川奈 伸雄

というわけで、夜になるまで他のスポットをめぐることとしましょう。

大文字山周辺の有名なスポットといえば、この「哲学の道」。

約1.5キロという長さを誇るこの道は、日本の道百選にも選ばれている名所です。

かつてこの道において、「善の研究」などの著書で知られる、日本を代表する哲学者の西田幾多郎がしばしば散策し、考えを巡らせたといわれています。

休日の京都を歩く際は、この道で物思いに耽ってみるのもいいかもしれませんね。

春は満開の桜、そして秋には紅葉が見られるようです。

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撮影/賀川奈 伸雄

そうこうしていると、いつのまにか時間はお昼どきをすぎてしまっていました。

しょうしょう遅くなってしまいましたが、ランチにします。

でもせっかく京都に来たのですから、ここらへんでしか食べることのできない場所でゴハンを食べましょう。

というわけで、日本でも有数の教育機関である「京都大学」へとやってきました。

今回はこの学校のカフェ「カンフォーラ」でランチをいただいちゃいます。

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撮影/賀川奈 伸雄

注文したのは日替わりメニュー、ハンバーグのデミホンデュソース添え。

ほどよい口あたりとジューシーさがちょうどよく、非常に食べやすいおいしさでした。

カンフォーラの住所・アクセスや営業時間など

名称 カンフォーラ
住所 京都府京都市左京区吉田本町
営業時間・開場時間 11:00−21:30(土日祝は15:00まで)
利用料金や入場料 日替わりランチ 594円〜
参考サイト http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/coop/camphora.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

5-4.「五山送り火」は「鴨川」から眺めよう

101178:5-4.「五山送り火」は「鴨川」から眺めよう

撮影/賀川奈 伸雄

そうこうしているうちに、あたりは徐々に薄暗くなってきました。

五山送り火が行われるまでもうすぐです。
出町柳駅の近く、鴨川へと向かいましょう。

大文字が非常によく見える鴨川周辺には、すでに多くの人が場所取りのため詰めかけていました。

もう少し遅ければ撮影ができなくなってしまいましたね。

それでは、ここで夜まで待機といきましょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

あたりが真っ暗になりはじめた頃、大文字山に火の手が!

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撮影/賀川奈 伸雄

ぽつぽつと炎は点火されていき、またたく間にみごとな「大」が夜の山に浮かび上がりました! 

その迫力に周囲は大喚起!

およそ20分程度の短い時間ではありますが、この時期京都を訪れたのならば必見とも言うべきすばらしさでした。

京都の観光スポットで楽しく文化歴史を体験しよう

豊富な文化と歴史を内包した、関西もとい日本でも有数の観光都市、京都。

その街は歩けば歩くほど、さまざまな出会いと発見に満ち溢れています。

すばらしい建築を眺めるもよし。

美しい風景に感動するもよし。

はたまたおいしいグルメに舌鼓を打つもよし。

各人それぞれの切り口から、京都をお楽しみください。