北野天満宮に梅や紅葉を見に行こう。地元の人々にも愛される天神さん

公開日:2018/12/4 更新日:2019/10/31

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生粋の京都人。京都愛が強く、得意エリアももちろん京都。 1人か女同士で出かけることが多く、移動は電車と徒歩がほとんど。趣味のカメラは必需品。コーヒーやスイーツが好きなので、出かけた先でカフェを見つけては、まったりしてます。
牛に梅に紅葉に、見どころがぎょうさんある神社やなぁ

学問の神様・菅原道真公を祀っている北野天満宮は、地元京都では「天神さん」「北野さん」と呼ばれ親しまれています。梅の名所として有名な北野天満宮ですが、実は紅葉の名所でもあるのです。350本ものもみじが赤や黄色に色づいている風景はとても趣があります。ぜひ、京都観光の際に訪れてみてください。

学問の神様を祀る天神さん

北野天満宮は京都市上京区にある神社で、全国にある約1万2000社もの天満宮の総本社です。創建は西暦947年と、とても歴史の深い神社でもあります。地元京都では、「天神さん」「北野さん」と呼ばれ親しまれています。

学問の神様・菅原道真公を祀っているので、入試や資格試験の合格祈願や就職祈願をするために参拝する人が多いのが特徴です。

境内にある牛の像を撫でると

北野天満宮では、牛が神の遣いとされています。「菅原道真公の生まれ年が丑年だった」、「牛が刺客から道真公を守った」など、牛が神の遣いとされている理由には諸説ありますが、牛の像を境内のいたるところで目にすることができます。

材質も顔の表情もそれぞれ違うので、色々と違いを見て回るのも面白いもの。これらの像は「撫で牛」と呼ばれていて、その頭を撫でることで頭が良くなると伝えられています。また、自分の体の悪いところを撫でてから牛の同じ部分を撫でると、病気やケガが治るともいわれています。

梅の名所としても有名

まだ肌寒さが残る2月から3月にかけて、梅苑では梅が見ごろをむかえます。約1500本の梅の木があり、赤や白の花が咲きほこります。梅風味のお茶やお菓子とともに春の訪れを堪能してください。

早春には梅苑が公開される

菅原道真公は梅をこよなく愛したと伝えられていて、北野天満宮は梅の名所としても有名なスポットです。2万坪もの境内には赤や白など約1500本の梅の木が植えられていて、花の時期にはたいへん見ごたえがあります。

梅苑の公開は、例年2月上旬から3月下旬ごろです。寒紅梅など約50種の梅が花を咲かせ、白やピンク色の梅の花が咲き乱れる様子は壮観です。

「月の桂」や「思いのまま」など、素敵な名前の梅や、黒梅など珍しい種類の梅も。お気に入りの名前を探したり、ひとつひとつの色や香りのちがいを堪能したり、あちこち見て回るのも楽しみ方のひとつです。

公開は10時から16時までとなっています。早春はまだ日が暮れるのが早いですが、梅の色を楽しむなら明るいうちにまわるのがおすすめです。

梅味の茶菓子も付いてくる

梅苑内の茶店では、お茶菓子もいただけます。北野天満宮近くのお菓子やさん老松のもので、菅公梅という麩菓子と香梅煎というお茶です。

梅苑にふさわしく、どちらも梅の味がします。包装してあるので持ち帰ることもできますが、せっかくなので梅を見ながらその場でいただくのも風情があっていいですね。

紅葉の季節にはもみじ苑の公開

梅の名所として有名ですが、秋にはもみじも美しいところです。お茶とお菓子を食べながらゆったり眺めたり、ライトアップされたもみじを楽しんだりもおすすめです。

史跡御土居のもみじ苑

北野天満宮の中には、豊臣秀吉公が築いた土塁「御土居」の跡が残っています。これは史跡に指定されていて、御土居はもみじ苑としても公開されています。

もみじ苑には約350本のもみじがあり、中には樹齢400年に及ぶものも。梅の赤とはまた違うもみじの赤や黄色が、歴史ある空間に鮮やかに映えます。もみじ苑公開は10月下旬から12月上旬ごろで入苑時間は、9時から16時となっています。

ここでしか食べられないお菓子「北野大茶湯」

御土居内の茶店では、お菓子とお茶もいただけます。お菓子は北野大茶湯というもので、ここでしか食べられない貴重なもの。美しく鮮やかなもみじを眺めながら、ゆったりとした時間に浸るのも趣があって素敵です。

北野大茶湯という名前は、1587年に豊臣秀吉が自らの権威を示すために北野天満宮で開いた茶会の呼び名をそのまま使っているのだそうです。豊臣秀吉に仕え、共に茶会を開いた千利休が考案したと伝えられている麩の焼をイメージして作られたこのお菓子、中には白味噌の餡が入っていて、ほんのり山椒の香りするのが特徴です。

ライトアップもある

もみじ苑ではライトアップが実施されています。例年だと11月中旬から12月上旬ごろに行われていて、ライトアップの時間は日没から20時までとなっています。昼間の明るい日差しのもとでのもみじも美しいですが、灯りに照らされたもみじが夜の闇に浮かびあがり幻想的な空間が広がります。

新緑の青もみじもおすすめ

もみじが美しいのは秋の紅葉の時期だけではありません。もみじ苑と同じ史跡御土居で公開される青もみじもまた美しい景色で訪れる人を迎えてくれます。青もみじの公開は毎年5月頃で、入苑時間は9時から16時までとなっています。

御土居の中にある鶯橋の朱色と新緑の対比はとても日本的で美しく、まるで絵でも見ているようです。5月の少し暑い日でも、もみじ苑の中は木々が陰を作ってくれるので涼しく、ほのかに木々や緑の香りを含んだ空気は心地よく感じられます。秋のもみじ苑とはまた違った良さがあるので、新緑の青もみじもおすすめです。

北野天満宮の周辺で食べられるおやつ

参拝が終わったあとや、梅やもみじを堪能したあとは、近くのお店で小腹も満たしてみてはいかがでしょうか。手づくりのお菓子はどれも絶品です。

京とうふ藤野本店

北野天満宮から徒歩2分のところにある京とうふ藤野本店では、豆腐や豆乳スイーツが販売されています。

カフェスペースもあり、とうふ屋さんならではの豆乳を使ったソフトクリームやパフェを食べることができます。豆乳ソフトクリームは大豆の味がしっかりしているのに、甘すぎず後味がすっきりとしていて絶品です。

土日祝と毎月25日の北野天満宮縁日には、豆乳ソフトクリームのスペシャルフレーバーが登場します!スペシャルフレーバーは季節によって変わるので、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。

Address 〒602-8384 京都市上京区今小路通御前通西入紙屋川町843-7
Hours AM10:00-PM6:00
Closed 毎週月曜日
Tel 075-463-1028
Web https://www.kyotofu.co.jp/shoplist/main


粟餅所・澤屋

こちらも北野天満宮より徒歩2分のところにある粟餅所の澤屋。創業330年以上という京都の老舗和菓子屋さんです。粟餅は注文を受けてから手作りで作ってくれるという、なんとも贅沢なおもてなし。

粟餅はふわふわとした食感をしていて、上品な甘さが特徴です。お持ち帰りもイートインもできますが売り切れ次第終了なので食べたい方は早めに行くことをおすすめします。

Address 〒602-8384 京都府京都市上京区紙屋川町838−7
Hours AM9:00-PM5:00(売り切れ次第終了)
Closed 木曜、毎月26日
Tel 075-461-4517
Web なし

北野天満宮へのアクセス

電車でのアクセス/行き方

電車をご利用の方は、嵐電北野白梅町駅が最寄り駅です。駅から北野天満宮までは徒歩で約5分です。

バスでのアクセス/行き方

京都市バスの北野天満宮前が最寄りの停留所となっていいます。北野天満宮までは徒歩ですぐ。京都駅からバスで北野天満宮へ向かうなら、50系統か101系統に乗ってください。

車でのアクセス/行き方

お車をご利用の方は、専用駐車場があるので、そちらを利用できます。利用できる時間は、9時から17時です。駐車できる台数などはお問い合わせください。毎月25日は縁日のため駐車場の利用ができないので、バスや電車などの公共交通機関を利用するのがおすすめです。

Address 〒602-8386 京都市上京区馬喰町
Hours AM5:00-PM6:00(4-9月)、AM5:30-PM5:30(10-3月)
Closed なし
Tel 075-461-0005
Web http://www.kitanotenmangu.or.jp/

まとめ

学問の神様としてしられている菅原道真を祀っている北野天満宮。菅原道真が梅をこよなく愛していたことから、北野天満宮も梅の名所となっています。約1500本の梅の木が植えられていて、赤や白、ピンクなど、さまざまな色の梅が咲きみだれる様はたいへん美しいです。梅の花だけでなく、もみじもまた美しいもの。秋の紅葉も新緑の青もみじもそれぞれにちがった風情と美しさがあり、訪れる人の心を和ませます。