生田神社は神戸の中心にある縁結び神社。安産祈願・恋愛成就・縁結びを願いに行こう

トラベルパートナー

現地在住のトラベルパートナーが、おすすめスポットについてトコトン掘り下げてご紹介!
スポットを訪れるべきベストシーズンや、地元の人しか知らない穴場情報など、お出かけ前にぜひ参考にしてください。

神戸で愛されてる生田神社にみんな来てや!

生田神社は、兵庫県神戸市の中心地にある神社です。安産祈願・恋愛成就・縁結びの神社としても大変有名で、それらを願う人々が全国より訪れています。そんな、多くの人々を引き付ける生田神社。祈願だけでなく、多くの見どころあふれる魅力満載の観光スポットでもあるのです。

市街地のなかの閑静な神社

生田神社はにぎやかな街の中にある神社です。その歴史は古く、神戸の街の名前の由来まで隠れています。

神戸市街地のなかに残る閑静な空間

初めて生田神社に訪れる人は、最新の施設が立ち並ぶ神戸の賑やかな街中に、今も変わらぬ姿で存在し続けるその空間に圧倒されることでしょう。その広大な敷地内は、都会にいるにもかかわらず日々の喧騒を忘れるには充分な静けさでまさに閑静な神社という言葉がピッタリです。その歴史も古く、約1800年もの間、人々に守られ親しまれてきました。

生田神社の歴史

生田神社の主祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)という日の女神です。稚日女尊は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の幼名という説や、和魂(にぎみたま)もしくは妹神などと伝えられ、その姿はあどけなく描かれています。

一般的には民の繁栄と健康、家庭を守る神として古くから親しまれ、大切にされてきました。また、稚日女尊はその昔、神服を織っておられる方だったという説から、商売繁盛を願う仕事関係の人たちからも広く信仰されています。

生田神社は、神功皇后(じんぐうこうごう)元年(西暦201年)にその歴史が始まり、当初は砂山(いさごやま)に鎮座していました。しかし、延暦18年(西暦799年)洪水が起こってしまい、渓流が氾濫。砂山西端が崩壊してしまいました。

その影響で社殿が傾斜する被害が起きました。その際、生田村の刀禰七太夫という人がご神体を背負い鎮座地を探した結果、生田の森に至ったとも。そして、大同元年(西暦806年)朝廷より生田神社を守る家々神戸(かんべ)44戸を授かることに。この「かんべ」こそが現在の「こうべ」となったという逸話が残されています。なんと生田神社が神戸という現在の街の地名の由来にもなっていたのです。

生田神社の中にある主な施設

境内の建物はどれも鮮やかな朱色をしています。その美しさゆえに有名なフォトスポットになっているところもあるのです。

戦争と災害を経験した本殿

神戸の地は近現代だけでも、神戸大水害、神戸大空襲、最近では阪神淡路大震災と、何度も苦難を強いられてきました。それらを乗り越え、生田神社一帯は現在もその美しい姿を維持しています。

そんな生田神社の本殿には、主祭神である稚日女尊が祀られています。柱の朱色は鮮やかで、さらに見上げた空には美しい屋根の姿がのぞめることでしょう。御祈祷や神前結婚式の会場としても使われるため、多くの人の人生の節目を迎える思い出の場になっています。

荘厳で気品漂う楼門

楼門は鳥居の奥にあり、朱色の柱が美しいため人気の撮影スポットです。門の左右にはおみくじやお守りの授与所があり、参拝客でにぎわいをみせています。縁結びのお守りや、生田神社の有名なおみくじである縁結びの水みくじもこちらの受付で授与してもらえるので要チェックです。

SNS映え間違いなしの稲荷神社

東門付近にある稲荷神社。ここはなんといっても朱色の鳥居が立ち並ぶ姿がまさに絶景です。連続する鳥居の姿をおさめようと、多くの人が訪れる人気撮影スポットとなっています。飲食街の東門街もこちらの近くです。参拝後、足をのばしてみるのもいいかもしれません。

史跡が多く残る境内を歩こう

他の建物のように派手さはありませんが、しっかりと自然も根付いています。葉の緑や池などに癒されるのも良いです。

生田の森は歌に詠まれるほどの豊かさ

生田の森は、境内北側に広がる鎮守の森です。源平合戦の戦場としても有名で、生田の杜と歌に詠まれたこともある歴史ある土地です。さらは平安時代、枕草子をはじめ歴史上の書物にその名前が多く残り、古来より多くの人が訪れたことを証明しています。清少納言が「杜は生田」といったそのすばらしい景色を、静かに感じてみてはいかがでしょう。

生田の森を散策する道には、小川が流れ静寂が広がります。神社を参拝するのとはまた違った顔をみせるこの森。街中にあるとは思えないその神秘的な空気感は、少し歩くだけでも心を穏やかにしてくれることでしょう。

幾多の困難を乗り越え再生した森でもあるので、そんな歴史を感じながら、そのパワーを浴びてみるのもいいかもしれません。また、隣には稲荷神社もあるので合わせて立ち寄り、鮮やかな鳥居が並ぶ姿もみていってください。

1000年前の家人も思いを馳せた生田の池

生田の池は、境内の西側に広がっています。本殿・拝殿の左側の道を通るとすぐの場所にある広々とした池。古来から名勝として広く知られており、生田の森と同様、拾遺和歌集、順徳院百首、夫木和歌抄といった書物に詠歌が多く残されています。現在は池には噴水があり、鯉が泳いています。1000年前の人々を想い、ゆったり休憩するのにもってこいの場所です。

全国的にも珍しい包丁塚

その名の通り、包丁のために作られた塚です。全国的にみても大変珍しいもので、皇太子殿下御成婚・第61回神宮式年遷宮の記念事業として、神戸市内の料理や食品関係に携わる人々によって建立されました。料理人の魂がこもった包丁に感謝し、食文化の向上を願う気持ちが込められたこの塚。料理人たちのそんな願いに加え、悪縁を断ち切りたい人たちの参拝も多くあるという意外な面も。

生田神社のおすすめの参拝方法

本殿以外にも参拝するところがあり、縁結びのご利益があるとされるところもあります。良縁を望む人は必ず訪れることをおすすめします。

縁結びの水占い

生田神社へ参拝する若い女性たちの多くは、この縁結びの水占いを楽しみにしてここへきているといっても過言ではありません。生田神社はよく当たる恋占いのパワースポットとして有名な場所です。恋に悩む女性たちが遠方からくることも珍しくありません。

社務所に行き、水みくじを授与します。このおみくじにはまだ神様からのお言葉は何も書いてありません。このおみくじを持ち、生田の森にある水所へ向かいます。

このおみくじを浸すことで、神様からのお言葉が浮かんできます。神聖な作業をすることで、お告げをいただけるよう。池のほとりには、水に浸し終えた水みくじを結ぶ結び所があります。大切なお告げなので、自宅に持ち帰りたいという人はもちろんそれもOK。大切に保管してください。

蛭子神社

参拝客は恋愛に関することのみをお願いしにきているわけではありません。この蛭子神社は蛭子命(ひるこのみこと)を祀っている末社です。陶器でできた狛犬が向かい合わせに建つこの神社は商売繫盛を願うスポットとして有名です。地元の方々からは、えべっさんと呼び親しまれています。こちらも生田の森の近くにあるので、足を運んでみてください。

生田神社へのアクセス

車でのアクセス

車で参拝するのであれば、阪神高速道路を利用します。3号神戸線生田川IC、もしくは京橋ICより約5分と好アクセス。大鳥居の左右両隣に専用の有料駐車場もあります。

駐車料金は、はじめの1時間が経つと料金が15分ごとに加算されます。営業時間は朝7:00より翌1:00までで入庫は22:00までなのでご注意。収容台数は70台です。トップシーズンは混み合うのでその場合は近隣のパーキングも検討してみてください。

電車でのアクセス

電車で参拝する場合は三宮駅からが便利です。JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅より徒歩10分と、有名神社にはなかなかない駅からの近さです。また、JR新神戸駅からは徒歩20分程度なので、遠方から訪れ、神戸の街を感じたい人は歩いてみるのも楽しめそうです。

まとめ

歴史も古く、由緒も正しい生田神社。たくさんの自然に囲まれ、今もなおその長い歴史を伝えるその空間を実際に体験した人は、パワースポットとされることに深くうなずくことでしょう。そして、恋愛にご利益があると大評判のお守りやおみくじを求め、恋愛成就を願う女性なら一度は訪れたい願掛けスポットです。ぜひ一度足をはこんでみてはいかがでしょうか。