桂浜の坂本龍馬像は日本一大きい銅像。記念館で龍馬の軌跡をたどってみよう

公開日:2018/12/14 更新日:2019/10/31

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出身は東京都。幼少からの歴史好きから、歴史スポットやお寺・神社を巡るのが趣味に。関東地方を中心に、主にひとり旅でのんびり回っています。有名無名問わずに、気になった寺社を回っています。風景写真を綺麗に撮れるよう、写真は勉強中。
土佐の龍馬像はこじゃんとあるぜよ

日本の各地にある偉人たちの銅像がありますよね。実は日本人の銅像として一番多いのが、坂本龍馬像と言われています。ゆかりのスポットも多くあり、実は全国各地に銅像があるんですね。そこで今回は最も知名度の高い桂浜にある坂本龍馬像をご紹介します。

実は日本一多い龍馬像

歴史上の日本人の銅像で日本一多いのは、実は坂本龍馬像なんです(殿堂入りの二宮金次郎は別格)。日本全国各地に坂本龍馬像があります。特に、龍馬の生まれ故郷である高知県(土佐藩)には、龍馬ゆかりの地が多く、龍馬の像も数多くあります。

龍馬像といえば桂浜

坂本龍馬像の中で人気かつ知名度No1なのが、高知県桂浜にある坂本龍馬像です。しかし、いったいなぜ、桂浜に龍馬の像が建っているのでしょうか。その謎に迫ります。

日本最大の堂々たる銅像

桂浜にある坂本龍馬像は、地元の青年有志によって昭和3年(1928年)に建立されました。戦時中の金属類回収令によって通常は供出されるものですが、龍馬が海軍創設に関わっていたため、当時は金属供出を免れたそうです。

建立から80年以上が経つ銅像ですが、立地条件は良くありません。南国特有の陽射しを受けることで銅像は高温となり膨張と収縮を繰り返し、また塩分を含んだ太平洋からの強烈な風雨、風波による振動が銅像に悪影響が。そこで、1999年に大規模改修が行われ、その資金は全国の龍馬ファンからの募金だったのです。

全高は13.5mあり、像だけだと5.3mという大きさです。見上げるような高さ。予想外に大きくて驚いたという人も多く、銅像としては日本で一番大きいとされています。格好は着物にブーツ、懐に手を入れて台座に寄り掛かる、よく見る写真と同じポーズですね。立ち寄った際はみなさん写真を必ずおさめていますが、午後は逆光で、写真がうまく撮れないのが難点です。

龍馬に大接近

毎年龍馬の誕生日であり、命日でもある11月15日に一番近い日曜日に、龍馬まつりが行われます。龍馬まつりを挟んだ約2カ月間、龍馬像の横に特設展望台を設置し、龍馬と同じ目線で太平洋を眺めたり、龍馬の横顔を見ることができる、龍馬に大接近が行われるんです。

海の向こうの世界を見ていた龍馬

龍馬像の設置場所が桂浜になった理由は、実はあまりはっきりわかっていません。桂浜は龍馬ゆかりの地でもなければ、桂浜にまつわる逸話もなく、生家からも遠いのに、なぜ桂浜なのでしょうか。坂本龍馬は、小さい島国に収まらず、海の向こうにある大陸や世界に想いを馳せていた人物なので、海を見ている像が作られたという説もあります。

また、桂浜周辺に龍馬の継母の実家 川島家があり、脱藩前の若き龍馬と姉の乙女が度々遊びに行っていた記録が残っています。その際に、桂浜にも立ち寄っていた可能性はあるため、馴染みがあるのかもしれません。

高知県立坂本龍馬記念館

高知県立坂本龍馬記念館には、龍馬に関するさまざまな資料が展示されているため、龍馬ファンにはたまらない場所です。

龍馬の殿堂で龍馬や幕末を知る

桂浜近くの高台にある坂本龍馬に関する博物館、別名 龍馬の殿堂には多数の龍馬直筆の手紙、愛用の銃、海援隊規約などの様々な資料が展示されています。ここでは映像や体験型展示で龍馬や幕末について楽しく知ることができます。1991年に開館オープンし、2018年4月に全面改装してリニューアルオープンしました。その際、本館と新館の2館体制になったのです。

シェイクハンド龍馬像

高知県立坂本龍馬記念館の入口前には、シェイクハンド龍馬像と呼ばれる等身大ブロンズ像が立ち、実際に握手することができます。大政奉還を前に、敵対関係にあった坂本龍馬と後藤象二郎が、人々の幸せを願って、それまでの怨念を捨てて握手をしたという逸話から着想して作られました。

太平洋を一望

高知県立坂本龍馬記念館は、ガラス張りの本館2階(展望フロア)や屋上からは、太平洋を一望できるようになっています。オーシャンビューとなっており、天気が良ければ、水平線も見られる絶景スポット。かつて龍馬も眺めた、雄大な土佐の海を満喫できるとして人気で、数多くの観光客も同じように満喫している場所です。

画像は本館屋上からの眺めです。本館の外観は、大海に乗り出す船をイメージした作りとなっています。高台から突き出た独特の建物の造形から、太平洋に出て行く船に乗り、遮る物がほとんどない絶景を眺めることができます。



龍馬像は他にも

入口前のシェイクハンド龍馬像以外にも、館内に龍馬像は幾つもあります。画像の龍馬像は、フォトスポットになっており、龍馬像の隣に立って、写真を撮ることができます。

Address 〒781-0262 高知県高知市浦戸城山830番地
Hours 9:00~17:00(最終入場16:30)
Closed なし
Tel 088-841-0001
Web https://ryoma-kinenkan.jp/

土佐三志士像

土佐三志士とは、坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の3名を指します。この三名の銅像が高知駅前には飾られています。

高知駅前で三人がお出迎え

高知駅前には、土佐藩の幕末の英雄三人の像があります。左から順に武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎で、2011年に設置されました。当初は桂浜の龍馬像の横に中岡と武市の像を並べようと計画されていましたが、地元の反発を買い、結局高知駅前に設置することで落ち着いたそうです。

夜はライトアップもされ、とても幻想的になります。内部が発泡スチロールで表面を強化ウレタンで覆う構造になっています。重さは400kgありますが、その材質のため大型台風が来ると、脱藩(一時避難)することでも有名なのです。

Address 〒780-0056 高知県高知市北本町2丁目10-17
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

龍馬の生まれたまち記念館

龍馬の記念館の中でも珍しい記念館がこちら。坂本家に関する内容をリアルに再現した展示もあり、龍馬やその周りの人々について思いを馳せることができます。

展示館だけでなく公民館も

龍馬の生まれたまち記念館は、展示館機能と公民館機能を合わせ持つ、全国的にも珍しい施設です。主に龍馬誕生から脱藩までの軌跡が、映像や資料で展示されています。入口で出迎えてくれる龍馬像は動くタイプになっており、前の道路からも見ることができますので、近くを通った際はちらっと見てみて下さいね。

坂本家の離れ

タイムスリップしたかのような坂本家の離れをイメージした場所もあり、休憩スペースも兼ねています。龍馬に宛てたメッセージノートなども置いているので、ゆっくりと寛ぎながら、龍馬に思いを馳せメッセージを書くのも楽しいですね。もちろん写真撮影もできます。

龍馬たちと記念撮影

向かって左から龍馬の姉の乙女、龍馬、饅頭屋 近藤長次郎(龍馬の友人で亀山社中にも参加、のちに社中の規則に反したとして切腹)の像があります。ここでも龍馬の隣に座って記念撮影ができます。

Address 〒780-0901 高知県高知市上町2丁目6−33
Hours 8:00~19:00(最終入館18:30)
Closed なし
Tel 088-820-1115
Web http://ryoma-hometown.com/

桂浜へのアクセス

バスでの行き方

桂浜へは、とさでん交通バスを使って行くことができます。高知駅バスターミナルから約28分で最寄りのバス停である終点 桂浜で下車すると、海岸まで徒歩約5分で着きます。本数が、1時間に1本程度とかなり少ないので、必ず事前に確認しスケジュールを立てましょう。

Address 〒781-0262 高知県高知市浦戸桂浜
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

まとめ

桂浜の坂本龍馬像、そしてその近辺のスポットはいかがだったでしょうか。歴史好きの方はもちろんのこと、あまり知らないという方でも様々な楽しみ方ができるので是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。