嵐山公園は自然豊かな美しい景勝地。古都の四季の姿を眺めに行こう

トラベルパートナー: Erica

生粋の京都人。京都愛が強く、得意エリアももちろん京都。 1人か女同士で出かけることが多く、移動は電車と徒歩がほとんど。趣味のカメラは必需品。コーヒーやスイーツが好きなので、出かけた先でカフェを見つけては、まったりしてます。

嵐山観光に疲れたら、ここで一服するのはどや?

古都京都の自然豊かな景勝地である嵐山。この地には今なお美しい木々や河川、山々が息づいています。間近に見られる緑の山肌と川の流れ、渡月橋の優美な姿が見事に調和した景観は多くの人々に愛され、親しまれています。そして周辺地域のグルメやスイーツなどに代表される食の楽しみも。そんな魅力あふれる嵐山公園の楽しみ方をたっぷりとご紹介していきます。

3つの地区からなる府立都市公園

雄大な川の流れと周囲の自然を感じられる府立都市公園は、3つの地区それぞれに特色があります。

嵐山公園のある嵐山エリアは平安時代の昔から親しまれている京都でも随一の景勝地。神社仏閣も多く存在していて、食べ歩きやショッピングもできる人気観光エリアです。

府立都市公園であるこの公園は中之島地区、臨川寺地区、亀山地区の3つの地区から構成されていて総面積は10.6ヘクタールの広さを誇ります。

嵐山のシンボル・渡月橋

嵐山といえば渡月橋といっても過言ではないほど有名な橋です。長い年月を感じさせるこの橋は今も中之島地区と臨川寺地区を結ぶ大切な役割を担っています。

渡月橋は桂川に架かる全長155mの橋で言わば嵐山のシンボルともいえる存在です。橋脚や橋桁は鉄筋コンクリート製ですが、欄干は木造で昔ながらの趣きがあります。嵐山公園を歩いて中之島地区と臨川寺地区とを行き来する場合には、必ずここを通ることになります。

この橋の名前は鎌倉時代の亀山上皇がここで月を見ながら詠んだ「くまなき月の渡るに似る」という歌に関係しています。意味としては「月が橋を渡っていくようだ」というこの歌が由来となって、渡月橋という名前が付いて嵐山のシンボルとなっていったのです。

中之島地区は桜が有名

中之島地区は四季の中でも春がおすすめ。辺り一面に咲く桜をゆっくりと堪能することができます。

桜の名所

桂川が両側を流れている中州にある公園、それが中之島地区です。3地区の中でも訪れる人が一番多いのがこの地区。その人気の理由は桂川と、そこに架かる渡月橋を一望できるとても景観の良い場所であることがその一つです。

中之島地区は桜の名所として知られていて、春になると多くの観光客が桜を求めてこの地を訪れます。ソメイヨシノや紅枝垂桜といった種類の桜が咲き乱れるその様子は圧巻です。中でも特に大きな紅枝垂桜が人気で、写真を撮ろうとする人が殺到するほどです。

嵐山観光の休憩スポット

中之島地区の中州のすぐそばには、川沿いに料亭やカフェが建ち並びます。中にはテラス席がある店舗もありますのでランチにするなどここでの食事も良いでしょう。

春の桜の見頃には、屋台も出て賑わいを見せています。また公園内にはベンチも設置されていて、公園の散策に疲れたら川のせせらぎを聞きながら一休みするのもまた良いでしょう。

中之島地区へのアクセス

電車を利用してのアクセスの場合は阪急嵐山線嵐山駅より徒歩5分の距離です。嵐電嵐山駅からも徒歩5分ですが、JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅からは徒歩15分となっています。ここには専用駐車場はないので注意が必要です。車で行く場合は、京都市嵐山観光駐車場か周辺にいくつかあるコインパーキングに停めることになります。

住所|〒616-8383 京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
営業時間|終日
定休日|なし
電話|075-701-0101(京都府京都土木事務所)
公式サイトはこちら

よく見る光景は臨川寺地区からのもの

穏やかな風景は心を和ませてくれます。四季によって変わる風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

中之島地区から渡月橋を渡り、桂川を挟んで反対側の岸にあるのが嵐山公園の臨川寺地区です。ここにはアカマツを中心に、桜やカエデなど数種類の木々が植えられていて桂川のとても風情のある自然と見事に調和して美しい景観を形作っています。

臨川寺地区から渡月橋を臨むと山が近くに見えるのでとても景色が良いビューポイントです。秋には後方に見える山々も鮮やかに色づくので美しい紅葉も楽しむことができます。よく旅行ガイドブックなどで見かけるこの角度からの写真は、臨川寺地区から撮ったものです。

臨川寺地区で買えるおすすめおやつ

京都、嵐山ならではのスイーツが味わえます。観光の途中でぜひ利用してみてください。

景色が良くて風情のある臨川寺地区の道路を挟んですぐそばには、京都嵐山ならではのいくつもの土産物屋やカフェが軒を連ねています。ここ臨川寺地区に来たら必ず寄りたい、おすすめのおやつを買えるお店を2軒紹介していきます。

嵐山サガパー

ソフトクリームのお店である「嵐山サガパー」のお豆腐ソフトはとってもおいしいのでおすすめ。さっぱりした味でコーンはレギュラーコーンとワッフルコーンのどちらかを選べます。

ワッフルコーンはなんと八つ橋付きで、八つ橋をスプーンにして食べるというおもしろさもあります。ソフトクリームを食べ終わったらそのまま八つ橋スプーンを食べてしまいましょう。

お豆腐ソフトのほかには京抹茶ソフト、黒ごまソフトなど違った味もありますので好みのものを注文すると良いでしょう。

住所|〒616-8384 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町31
営業時間|AM10:00-PM5:00
定休日|不定休
電話|075-865-3789
公式サイトはこちら

本家櫻もち 琴きき茶屋

ここの名物は上品な甘さの「櫻もち」です。無添加、無着色なのは健康的でうれしいポイントです。琴きき茶屋の櫻もちは2種類あって白い道明寺餅を塩漬けにした桜の葉ではさんでいるものと、道明寺餅をこしあんで包んだものがあります。

店内でも食べられますが、販売もしているので買ってから散策して嵐山公園で景色を見ながら食べるのも良いでしょう。店内で食べ終えてから、気に入ったら買って帰るのもおすすめ。

住所|〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1
営業時間|AM10:00-PM5:00(ラストオーダーはPM4:30)
定休日|木曜、水曜不定休
電話|075-861-0184
公式サイトはこちら

臨川寺地区へのアクセス

電車を利用する場合は嵐電嵐山駅より徒歩3分。阪急嵐山線嵐山駅からは徒歩10分で、JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅からも徒歩10分の距離です。お車でお越しの場合は専用駐車場はないので注意が必要。京都市嵐山観光駐車場がすぐそばにあるのでそちらを利用しましょう。

住所|〒616-8384 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町
営業時間|終日
定休日|なし
電話|075-701-0101(京都府京都土木事務所)
公式サイトはこちら

亀山地区は嵐山観光の穴場

混雑した観光地と比べ、静かな亀山地区。綺麗に整備がされているのでゆっくりと木々や植物、歴史を楽しむことができます。

丘陵地にあるひっそりとした公園

亀山地区は小倉山の南東部の丘陵地にある公園です。自然豊かな場所でアカマツや桜、カエデの木が生い茂っていて時折ヤマツツジの群生も見られます。亀山地区内には後嵯峨天皇、亀山天皇、後伏見天皇の火葬塚や、小倉百人一首の歌碑が49首分ある歴史的なスポットです。公園内には児童広場や休憩所もあるので小さなお子様連れの家族でも楽しむことができます。

山頂には展望台が

亀山地区には展望台があり、自然豊かな保津峡を一望することができるスポットです。特に紅葉の時期になると山肌が赤や黄色に美しく染まって見事。鮮やかに色づいた紅葉は大変見ごたえがあるのでとてもおすすめです。

秋の紅葉狩りスポットとして嵐山は非常に有名なため、多くの人が訪れて混雑しますが、こちらは比較的空いているので穴場スポットといえます。

嵐山公園の亀山地区の保津峡を一望できる山頂の展望台までは、木々に囲まれた石段を10分ほどかけて歩いて登ることになります。高齢の方やお身体が不自由な方、階段などの上り下りを歩くのが苦手な方は注意が必要です。

亀山地区へのアクセス

電車を利用する場合は嵐電嵐山駅から徒歩10分、阪急嵐山線嵐山駅から徒歩15分、JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩17分となっています。

亀山地区にも専用駐車場はありません。お車でお越しの場合は、京都市嵐山観光駐車場か周辺のコインパーキングに停めてください。しかしながら鉄道駅の近くまで行かないと駐車場がありませんので、なるべく近くを選んで停めても10分ほどは歩かないといけません。この点、車の場合は注意が必要です。

住所|〒616-8386 京都市右京区嵯峨亀ノ尾町
営業時間|終日
定休日|なし
電話| 075-701-0101(京都府京都土木事務所)
公式サイトはこちら

まとめ

中之島地区、臨川寺地区、亀山地区の3つの地区からなる嵐山公園は自然豊かな美しい景勝地です。風光明媚な景色を眺めつつ京都ならではのグルメやスイーツに舌鼓を打つのは最高の贅沢かもしれません。春には桜、秋には紅葉といった季節の移り変わりを感じられる素敵な場所です。古都の四季の姿がここにはあります。嵐山公園を散策して改めて京都の美しさを見つけに行ってはいかがでしょうか。