4つのはりまや橋をそれぞれ詳しくご紹介。周辺の観光スポットも

公開日:2018/12/14 更新日:2019/11/5

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出身は東京都。幼少からの歴史好きから、歴史スポットやお寺・神社を巡るのが趣味に。関東地方を中心に、主にひとり旅でのんびり回っています。有名無名問わずに、気になった寺社を回っています。風景写真を綺麗に撮れるよう、写真は勉強中。
本物のはりまや橋を知っちゅーか?

民謡やミリオンセラーの歌に登場し、多くの方に名前を知られているスポットがはりまや橋です。しかし、高い知名度がある反面、実際に足を運んだことがある人がさほど多くないのも事実です。今回は、そんなはりまや橋の魅力を分かりやすく紹介していきます。

はりまや橋の歴史

はりまや橋のルーツは江戸時代初期にまで遡ります。堀川を挟んで商売を行っていた、当時の豪商である播磨屋と櫃屋が、両者の往来のために私設した橋がはりまや橋です。

現在の堀川はほとんどが埋め立てられているため、道路橋として使われていますが、はりまや橋の南にあるはりまや交差点は路面電車やバスの停留所として多くの方に活用されています。

はりまや橋はなぜ有名なのか

はりまや橋が多くの方に知られるようになった理由は2つあります。1つ目の理由が、「土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい」という独特のリズムで親しまれているよさこい節です。よさこい節は、高知市の竹林寺の僧である純信と鋳掛屋お馬の悲恋物語の歌で、はりまや橋がその舞台となっています。

ペギー葉山が1959年にシングル発売し、ミリオンセラーとなった南国土佐を後にしてにもはりまや橋が登場していることが、多くの方にその名を知られるようになった2つ目の理由です。

はりまや橋は4つある

みなさんははりまや橋が4つあることをご存知でしょうか。上の写真ははりまや橋を真横から見た物ですが、そのうちの2つを写したものです。あまり知られていませんが、はりまや橋は4つありどれが本物のはりまや橋か分からないという方も少なくありません。

どれが本物か

実は4つあるはりまや橋ですが、一体どれが本物なのでしょうか。4つあるという事実もそうですが、本当のはりまや橋の位置や正しい見分け方を知っているだけで、周りの人は知らないのではないかという優越感に浸れます。

本物のはりまや橋

この石の欄干の橋が実際に使われているはりまや橋です。長さは約20mあり、国道32号線が通る交通量の多い道路橋として親しまれています。本当のはりまや橋を見分けるポイントは、橋の長さより道路の幅の方が広いこと、路面電車が走っていることの2つです。

1998年に行われた朱色の欄干からのリニューアルの際に、周辺のはりまや橋公園の整備、歴代のはりまや橋が復元され、人工水路が設置されました。

江戸時代の橋のレプリカ

はりまや橋と聞いて多くの方が思い浮かべるのがこちらです。現物や写真を見て、驚くほど小さいとがっかりされることの多いはりまや橋ですが、はりまや橋公園の観光用に縮小復元された朱色の木橋であることが理由です。

レプリカではありますが、鮮やかな朱色が人目を引き、観光客に人気の撮影スポットとして親しまれています。

現在の木橋は平成十年に作られ、約20年の歴史のあるスポットです。橋の横には高知出身の漫画家・横山隆一氏のデザインによる、よさこい節のモチーフとなった純信とお馬の像もあります。

明治時代の橋のレプリカ

奥にある橋が明治から大正時代に実際に使われていた、モダンな鉄の欄干の橋を縮小復元したものです。国道を挟み、朱塗りの木橋とは反対側にもはりまや橋公園が続き、そこに再現されてます。その手前には、「南国土佐を後にして」歌碑と登場する二匹の親子鯨のモニュメントがあります。

はりまや橋地下広場

由来やその変遷、純信・お馬の物語、よさこい祭の紹介パネルなどで、はりまや橋のルーツを確認できるスポットがはりまや橋地下広場です。はりまや橋公園の東側と西側を結ぶ地下道の一部が広場になっていており、歩きながら歴史を確認できます。

写真の中央奥に小さく見える旧はりまや橋の欄干部分は、平成9年までかかっていた旧はりまや橋の朱色の欄干部分が移築保存されていたもので、その歴史を形に残しています。

はりまや橋周辺の見どころ

はりまや橋へ足を運ぶ際には、ぜひその周辺のスポットもチェックするのがおすすめです。からくり時計や高知よさこい情報交流館など、高地ならではの魅力を感じさせるスポットがたくさんあります。

からくり時計

はりまや橋の東側、デンテツターミナルビルの壁に設置されているのがからくり時計です。

午前9時から午後9時までの間は1時間おきによさこい節の音楽に合わせて、からくり時計の上からは高知城、下からはよさこいの踊り子人形、右からははりまや橋、左からは桂浜が登場します。

夜間にはライトアップもあり、足を運ぶ時間ごとに違った雰囲気を楽しむことができます。

高知よさこい情報交流館

はりまや橋から徒歩で約3分、はりまや橋商店街東口にあるのが高知よさこい情報交流館です。よさこい祭りの歴史や魅力を伝える施設として知られ、映像やパネルで分かりやすく65年の変遷を紹介しています。大スクリーンで見る過去の祭りの映像は迫力があり、祭り期間中の雰囲気を体感することができます。

高知よさこい情報交流館では、前年受賞チームの衣装なども見られ、とにかく色あざやかで華やかな雰囲気に驚かされる人も少なくありません。体験コーナーでは、実際に鳴子を持ってよさこいを体験することも可能です。

Address 〒780-0822 高知県高知市はりまや町1丁目10−1
Hours 10:00-18:30(最終入場18:00)
Closed 毎週水曜日・年末年始
Tel 088-880-4351
Web http://www.honke-yosakoi.jp/

お土産には珊瑚がおすすめ

はりまや橋がある高知市周辺のおすすめのお土産は、特産の珊瑚です。よさこい節に登場するアイテムをチェックできるお店や、お土産にちょうど良いアクセサリーを作成しているお店もチェックしておきましょう。



珊瑚は高知の特産品

珊瑚は高知の特産品の一つであり、血赤珊瑚は世界的にも有名なアイテムの1つです。アクセサリーや数珠など、全国のサンゴ製品の8割以上を高地で生産しており、よさこい節の「坊さんかんざし 買うを見た」の簪も珊瑚の簪だったとされています。

清岡サンゴ店

はりまや橋から徒歩2分、明治24年に創業された老舗の珊瑚店が清岡サンゴ店です。加工場も併設しており、高価なイメージのある珊瑚をストラップやアクセサリーなどの手頃な値段の商品として販売しています。

Address 〒〒780-0822 高知県高知市はりまや町2丁目1-2
Hours 9:30~20:30
Closed 無休
Tel 088-872-0351
Web http://www.k-coral.com/

はりまや橋へのアクセス

電車での行き方

はりまや橋へ電車で足を運ぶ際には、路面電車であるとさでん交通桟橋線が便利です。高知駅前から4分ほどの時間で到着し、はりまや橋で下車してすぐ。高知駅前はJR高知駅の南口駅前広場内にあり、高知駅の建物からは約1分の距離感です。

バスでの行き方

はりまや橋周辺へのバスでのアクセス方法は2つあります。まず、高知空港から空港連絡バスを使ったアクセスです。高知龍馬空港よりバスに乗車し、約20分ではりまや橋観光バスターミナルに到着します。ここを下車してすぐ。

JR高知駅からとさでん路線バスを使ったアクセスの場合は、高知駅前から約6分、はりまや橋を下車してすぐです。

徒歩での行き方

JR高知駅からはりまや橋周辺までは、徒歩で約10分です。高知の街並みを見渡しながら、その空気を味わうのにはちょうど良い距離感と言えるでしょう。家族連れではりまや橋を訪れる方には、徒歩が周りを気にせずに旅を楽しめるおすすめのアクセス方法です。

Address 〒780-0822 高知県高知市はりまや町1丁目1
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

まとめ

民謡やミリオンセラーの歌、名前の割に見映えしない日本三大がっかり名所として知られているはりまや橋ですが、非常に魅力のあるスポットです。明治時代の橋のレプリカや高知よさこい情報交流館では、高知ならでは歴史を堪能することができます。また、高地名産のサンゴはお土産にピッタリです。