蔵王の御釜は美しいグリーンの水が特徴の火口湖。パノラマ絶景は一見の価値あり

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出身の東北中心に北海道や北関東などあちこちに出没します。花の写真が好きで、寺社仏閣も御朱印も集めながら旅をします。

御釜、まずでっけ~から、見てみろちゃ~

山形県と宮城県から車で気軽に行ける場所に、ぜひこの目で見ておきたい絶景スポットがあります。それは自然たっぷりの観光エリアとしても知られる蔵王にある火口湖、御釜です。エメラルドグリーンに輝く湖と、周囲の自然の風景は、息を飲むほどの美しさ。自然たっぷりの観光スポットが好きな人におすすめの蔵王と、その象徴御釜の魅力をご紹介します。

御釜は火口湖!普段見れない絶景を見に行こう

魅力は山頂ならではの絶景とエメラルドグリーンの湖面

御釜は宮城県と山形県の県境南部にある蔵王に位置する、自然の魅力溢れる火山湖です。釜のような形から御釜と名付けられたこの場所は、火山湖の中でもカルデラ湖ではなく、噴火口に水が溜まった火口湖というタイプの湖になります。

1182年の噴火後に誕生した地形に水が溜まっていき、何年もの長い時間をかけて現在のような湖になりました。

御釜の水は酸性で温泉成分が含まれており、美しい緑色に見えるという特徴があります。また、その成分から生物は生息していません。自然の魅力が詰まった蔵王連峰の中心部にあり、他よりも標高が高いことから雄大な景色を見渡せることでも人気です。

御釜までの道のりにある見どころもお見逃しなく

宮城県から行くには蔵王エコーライン

宮城県からアクセスする場合は、遠刈田温泉から山形県の坊平高原を結ぶ全長26㎞の蔵王エコーラインを利用します。車でのアクセスはもちろん、バイクでツーリングをするのにも人気のエリア。

春先には天候次第で雪の壁を見ることができたり、不動滝や三階の滝などが見える滝見台があったりと、御釜までの道にも必見のスポットがたくさんあります。

車で行くには有料道路蔵王ハイラインを通らなければならない

蔵王エコーラインからは有料道路の蔵王ハイラインに接続しており、御釜へのアクセスにはこの有料道路を通行する必要があります。しかし、毎年11月初旬から4月下旬には雪のため閉鎖されているので、御釜にアクセスしたい場合は時期に注意しましょう。

この蔵王ハイラインには、草丈の低い高山植物が生い茂っています。また、天候次第で幻想的な雲海が見える可能性もあります。

終着点は蔵王レストハウス

蔵王ハイラインの終着点に駐車場があるので、御釜の展望台へはここを利用しましょう。ここから御釜の展望台へは徒歩で約3分とすぐ近くです。また、駐車場前には蔵王頂上唯一の売店やレストランがあるレストハウスもあるので、展望台へ行く前にトイレを利用するなど活用できます。

標高の高いこの場所では気温が下がるので、車から降りたら上着を羽織るようにしましょう。また、山頂なので紫外線も強い傾向にあります。日焼け止めクリームやサングラスも用意しておくと安心です。

名物の釜カツ丼もいただこう!

お腹が空いたらレストハウスのレストランで食事をとることができます。御釜だけに、釜に入ったカツ丼の釜カツ丼が名物です。半分セルフサービススタイルの食堂システムで、料理ができたら自分で取りにいくようになっています。山頂では身体が冷えるので、温かいご飯で身体を温めるのがおすすめです。

住所|〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林地内
営業時間|9:00~16:30
定休日|4月下旬~11月上旬以外
電話|090-3022-1186
公式サイトはこちら

蔵王刈田リフトで行く紅葉シーズンお勧めの行き方

高山植物を見ながらのんびり御釜へのアクセス

山形県側からアクセスする場合、蔵王高原刈田駐車場から乗れる刈田リフトが利用できます。ここからリフトを利用すると、7分半ほどでレストハウスの場所に到着。リフト終点から熊野岳山頂に向かう登山ルートがあるので、登山客も多く利用しています。野ざらしになるリフトなので、日焼け対策と防寒対策は万全にしておきましょう。

山形名物玉こんにゃく

刈田リフト乗車のために山形県に来たら、名物の玉こんにゃくも忘れずに味わいましょう。こんにゃく芋の産地である山形ならではのご当地グルメとして知られており、醬油の香ばしいで食欲をそそられる一品。たっぷりの醬油が染みたこんにゃくを串にさし、からしを付けたシンプルで安心する味わいで大人気です。

熊野岳はちょっとした登山

時間に余裕のある人は熊野岳登山もおすすめです。リフト終点から頂上までは約1時間と、登山経験の少ない人でも楽しめるコースになっています。

ハイキング中には馬の背と呼ばれる道を歩き、途中には斎藤茂吉の歌碑や熊野神社といった観光スポットも。7月ごろにはこまくさという高山植物の群生地となっており、可愛らしい花に癒されるでしょう。

頂上では鳥海山や月山、朝日岳といった周囲の山々を一望でき、蔵王の雄大な自然をたっぷりと満喫できます。1時間ほどとは言え登山であることには変わりないので、トレッキングシューズなど適切な恰好をしていくようにしましょう。

刈田岳は遠くに見えて近い場所、神社を目指して登ってみよう!

御釜周辺の見どころ刈田岳

レストハウスから見て右手にあるのが刈田岳です。この呼ばれ方になったのは最近で、かつては刈田嶺や、不忘山(わすれずのやま)と呼ばれていました。急こう配の階段ですが、御釜の展望台から5分ほどで神社があります。とても気軽に、軽装でも問題なく行ける場所なので、御釜に来たらぜひ立ち寄りましょう。

立ち寄りたい蔵王刈田峰神社奥宮

蔵王刈田峰神社奥宮は、天之水分神(あまのみくまりのかみ)と国之水分神(くにのみくまりのかみ)を祀る神社です。1623年、蔵王の噴火で大きな被害が生じたことを受け、伊達政宗の第七子である伊達崇高がこの場所で祈りを捧げて、噴火が静まったという逸話も。そのため、神社前の広場には伊達崇高の記念碑が設置されています。

蔵王山頂にアクセスのできなくなる冬の時期には、遠刈田温泉街にある刈田嶺神社に御神体が移されています。

蔵王刈田峰神社奥宮の御朱印

特徴的な鳥居をくぐってすぐの場所にある社務所では、御朱印をいただくこともできます。書置きのものもありますが、御朱印帳に書いてもらうこともできるので、御朱印集めが趣味だという人は御朱印帳を忘れずに持って行きましょう。また、オリジナルの御朱印帳も2種類販売されています。

蔵王御釜の周辺観光スポット

宮城蔵王キツネ村でもふもふ体験!

100頭を超える可愛いキツネが放し飼いされているキツネ村は、日本でも珍しいキツネ天国としてぜひ訪れたいスポットです。キツネのみならずウサギやポニー、ヤギなどの動物とも触れ合うことができます。

特に冬の時期は、キツネの毛がふさふさになり、より可愛さがアップすると人気です。悪天候の場合臨時休業の可能性があるので、来園前に確認しておく方が良いでしょう。

住所|〒989-0733 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
営業時間|公式サイトを要確認
定休日|毎週水曜日(公式サイトを要確認)
電話|0224-24-8812
公式サイトはこちら

食べる御釜 蔵王の麓の森のピザ工房ルヴォワール

名物グルメなら、行列のできる人気店である蔵王の麓の森のピザ工房ルヴォワールがおすすめです。御釜をイメージしたピザの蔵王の御釜ピザは、蔵王名物として大人気メニューになっています。

使用されているモッツアレラチーズやクリームチーズは蔵王の名物でもあり、濃厚なテイストで評判です。明治時代に開校され、その後廃校になった小学校を改装したというお店としても知られています。

住所|〒989-1501 宮城県柴田郡川崎町大字前川字松葉森山1-197
営業時間|営業時間は公式サイトを要確認
定休日|毎週火曜日
電話|0224-86-4678
公式サイトはこちら

冬はゲレンデの中のレストラン、佐五郎小屋

山形県側にある佐五郎小屋は、ヨーロッパの雰囲気漂うおしゃれなお店です。冬はゲレンデの中になり、一面銀世界を眺めることができます。人気メニューはバケットに入ったクラムチャウダー。とても寒い冬の日に身体を温めることができます。

レストランだけでなく、宿泊施設としても営業しているので、蔵王観光での宿としてもおすすめです。

住所|〒990-0017 山形県山形市上宝沢不動上 不動上国有林28
営業時間|10:00~16:00
定休日|年中無休
電話|☎︎023-694-9330
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気軽に日帰り温泉へ蔵王温泉の新左衛門の湯

御釜周辺は冷え込むので、帰りには新左衛門の湯で身体を温めましょう。山形県側の蔵王温泉にある日帰り温泉の施設で、比較的新しいため綺麗で清潔感があります。蔵王温泉の泉質は硫黄泉で、肌にいいことでも知られています。

男女ともに露天風呂付きで、蔵王の自然を感じながらの入浴は至福のひと時です。食事処やお土産店もあるので、蔵王観光での休憩にも便利。また、施設前には足湯もあるので、温泉に寄る余裕がない人も足湯だけ楽しむこともできます。

住所|〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉川前905
営業時間|平日/10:00~18:30(最終受付18:00)土日祝/10:00~21:30(最終受付21:00)
定休日|公式サイトを要確認
電話|023-693-1212
公式サイトはこちら

蔵王御釜へのアクセス

バスでのアクセス

御釜までのアクセスで公共交通機関を使うなあらバスの利用がおすすめです。

・山形県側から…JR上山駅から無料シャトルバス「グリーンエコー号」で約60分

・宮城県側から…JR白石蔵王駅からミヤコーバス蔵王エコーライン線で約100分

車でのアクセス

車の場合も宮城県と山形県の両県からアクセスが可能。どちらからアクセスする場合にも、有料道路である蔵王ハイラインは必ず通ることになります。御釜は蔵王国定公園内にあり、カーナビでは住所登録ができません。名所検索に御釜と入力するようにしましょう。

ハイライン終点にある駐車場は無料で駐車することができます。山形自動車道宮城川崎I.Cからは約40分です。

住所|〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
営業時間|090-3022-1186
定休日|4月下旬~11月上旬以外
電話|090-3022-1186
公式サイト|なし

まとめ

雄大な自然を持つ蔵王にある御釜は、美しいグリーンの水が特徴の火口湖です。ここでしか見ることができない自然の産物として、人々を引き付けてやまない魅力を持っています。周辺観光スポットも非常に充実しており、さまざまな体験ができること間違いありません。素晴らしい自然の中にある御釜を、ぜひその目で確認してみてください!