ガラスの森美術館で美しいヴェネチアグラスにため息。ガラスでできたクリスマスツリーはロマンチック

公開日:2018/12/14 更新日:2019/11/5

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出身は東京都。幼少からの歴史好きから、歴史スポットやお寺・神社を巡るのが趣味に。関東地方を中心に、主にひとり旅でのんびり回っています。有名無名問わずに、気になった寺社を回っています。風景写真を綺麗に撮れるよう、写真は勉強中。
ガラスの森美術館はロマンチックだべ

美しく幻想的なガラスの世界。そこはまるで、中世のヨーロッパのようです。非日常を味わいたくなったら、箱根ガラスの森美術館で時を過ごしてみませんか。キラキラしたガラスたちが、あなたを別世界に連れて行ってくれます。

非日常を味わえる美術館

箱根ガラスの森美術館は、平成8年にオープンした、日本で初めてのヴェネチアングラス専門の美術館です。建物は、ヨーロッパ風に統一されていて、まるで、ヴェネチアの街を歩いているよう。貴族の館のような本格的な石造りになっており、その向こうには、箱根の雄大な自然が広がっていて、さらに良い雰囲気になっています。きっと、現実を忘れて楽しめることでしょう。

庭園もとても素敵です。美しい庭園の中には、水路があるほか、二つの展示館、ミュージアムショップ、レストランなどもあります。美しい館内も庭園も写真撮影ができますので、素敵な一枚を残すのも良いでしょう。ただし、館内のフラッシュ撮影と、三脚使用はできません。箱根ガラスの森美術館は広いですし、階段も多いので、歩きやすい靴で行くことをオススメします。

二つの美術館

ガラスの森美術館には二つの美術館があります。一つは15~19世紀に評価された作品たちが、もう一つは19世紀以降の作品群が収蔵・展示されているのです。

ヴェネチアングラス美術館

ヴェネチアングラスは、世界的に有名なヴェネチアの特産品です。13世紀頃から、生産が本格的に行われるようになり、15〜16世紀のヨーロッパ貴族社会で、繁栄の頂点になりました。ヴェネチアングラス美術館では、その中でも、15〜19世紀に活躍した作家たちの作品が展示されています。

まるで貴族の館のような館内には、美しいシャンデリアがあり、中世のヨーロッパのような豪華な雰囲気が漂います。きっと、貴族気分を味わえることでしょう。また、天井画も注目です。ヴェネチアのドゥカーレ宮殿を模した大迫力の絵を楽しむことができます。

現代ガラス美術館

現代ガラス美術館には、19世紀以降の作品が展示されています。ここに来れば、現代的で新しいヴェネチアングラスを楽しむことができます。スタイリッシュでシンプルな作品も展示されていますし、ガラス工芸の可能性が感じられるような素敵な作品も観ることができます。豊富な作品を、じっくりと楽しんでください。

ガラスの庭園

美術館の外は庭園になっています。四季折々でその見た目も変わりますが、ガラス作品とも競演していて、そこも見どころです。

四季折々の美しさ

四季折々の、美しい花々が楽しめる庭園。季節によって、アジサイやバラ、紅葉など様々な植物を愛でることができるので、何度も足を運ぶ人も少なくありません。大涌谷を見渡せる庭園には、現代ガラスやクリスタルのオブジェがたくさんあり、季節の花々とのコントラスもとても素敵です。庭園を散策しながら、様々なガラス作品を楽しめるのも、良いところです。

光の回廊

庭園から、ヴェネチアングラス美術館エントランスへ続く、クリスタルガラスのアーチ 光の回廊は、とても綺麗でロマンチック。高さが約9m、全長約10mの光の回廊は、約16万粒のクリスタルガラスが風に揺れながら、キラキラと光り輝きます。特に、秋になると風向きや太陽光の関係で、一段と美しさを増します。

ガラスのススキ

毎年秋になると、ガラスのススキを観ることができます。およそ1.5mの高さがあるガラスのススキは、1本に約100粒のクリスタルガラスが付いていて、キラキラとなら色の光を放ちます。本物のススキと、ガラスのススキが競演する様子は大変美しく、箱根仙石原の秋の風物詩と言われています。

クリスマスツリー

冬になると、ここ箱根ガラスの森美術館にもクリスマスツリーが登場します。クリスタルガラスで制作されたもみの木が、冷たい空気の中でその存在感をアピール。ツリーは、高さが10mのものと8mものとあり、訪れる人を楽しませてくれます。日中は七色に輝き、夜はライトアップされ幻想的な世界が広がります。



夜は別世界の美しさ

夕方になるとクリスマスツリーがライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に包まれます。白く浮かび上がるクリスマスツリーは、とても幻想的です。その幻想的な世界に触れたくて、クリスマスツリーをお目当てに足を運ぶ人も少なくありません。デートにもオススメです。夜は冷えますので、クリスマスツリーを観たい方は、しっかりと防寒対策をしてから行くようにしましょう。

庭園の人気者

庭園にはマガモがいて人気者になっています。ここで生まれ育つマガモもいて、そういったマガモの多くはこの池にそのまま住み着きます。マガモはメスよりもオスの方が体の模様が色鮮やかです。6~8月頃に来れば、可愛いヒナを見ることもできます。

ガラスの体験工房

ガラスに直に触れ、自分だけの作品が作れる体験工房も開かれています。グラスのように少し大きなものやアクセサリーなどから選べます。

サンドブラスト体験工房

サンドブラスト体験もできます。これはガラスに砂を吹きかけて、表面をスリガラスに削っていきます。好みの模様のシールを選び、シールは絵柄部分だけをスリガラスにして仕上げていくのですが、自分だけのマイグラスが作れると人気です。

フュージング体験工房

フュージングは、様々なガラスを組み合わせ熱を加えて熔かし合わせるといったもの。好きなガラスのモチーフを選んで、アクセサリーを作ることができます。最後はスタッフが金具などを取り付ける必要があるので、受け取るまで時間が必要です。早めに体験して、出来上がるまで館内を見学するようにすれば、効率よく行動できます。

ランチはカンツォーネを聴きながら

オープンテラスで、ランチはいかがでしょうか。カフェ&リストランテ ラ・カンツォーネでは、テラス席に座って庭園を眺めながら、パスタやリゾットなどのランチを食べたり、ティータイムを楽しんだりすることができます。スイーツもいっぱいあるのも嬉しいポイントです。また毎日6回、本場イタリア人歌手によるカンツォーネの生演奏もあり、ヴェネチア気分に浸ることもできます。

魅力的なお土産がたくさん

きらびやかなガラス作品を見ると自分の部屋にも置きたい、大切な人に贈りたいという人もいるでしょう。ミュージアムショップには目にも華やかな雑貨だけでなく普段使いできるアイテムまで取り揃えてあります。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップにはヴェネチアングラスやクリスタルガラス、ガラス食器やアクセサリー、ガラス小物など様々な商品が並んでいて、見ているだけでも楽しくなります。ヴェネチアングラスもありますし、お手ごろ価格の商品もありますので、お土産に一ついかがでしょうか。

ガラスの爪やすり

ガラスの爪やすりもオススメです。お手ごろ価格で購入できますし、実用的なところも人気の理由です。柄の部分の絵は、チェコの職人による手書き。水洗いや煮沸消毒、薬品消毒もOKです。プレゼント用に購入するのも良いでしょう。



フルーツジャムも見逃せない

庭園内の水車小屋にあるアチェロは、ジャムとメープルシロップを購入できるお店です。どれもオリジナル製品なので、ここでしか買うことができません。メープルシロップを使ったジャムは砂糖を使っていません。ヘルシーで、しつこくない自然な甘さで人気です。試食できますので、お気に入りを見つけてみてください。

ガラスの森美術館へのアクセス

バスで行く場合

バスを利用するなら、降りる駅によって時間が変わります。箱根はほかにもたくさん観光名所があるので、予定しているコースに組み込むようにするとよいです。それぞれにかかる時間の目安も参考にしてください。
・小田急線 箱根湯本駅より、箱根登山バス(湖尻桃源台行)25分→俵石・箱根ガラスの森前下車すぐ
・JR 小田原駅より、箱根登山バス(湖尻桃源台行)40分→俵石・箱根ガラスの森前下車すぐ

車で行く場合

車なら東名御殿場I.Cから国道138号線で箱根方面へ約20分走れば見えてきます。箱根仙石原 国道138号線沿いにあり有料の隣接駐車場があるので、そちらに停めると移動が楽です。

Address 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
Hours 10:00〜17:30(最終入場は17:00)
Closed 成人の日の翌日から11日間
Tel 0460-86-3111
Web http://www.hakone-garasunomori.jp/

まとめ

箱根ガラスの森美術館は、現実を忘れさせてくれるような別世界です。まるで、ヴェネチアの街にいるような気持ちにさせてくれます。季節によって、様々な美しいガラスの世界を楽しむことができますので、何度行っても新しい感動があります。