パスポート番号の記載してある場所と簡単な読み方

公開日:2019/5/22 更新日:2019/5/22

パスポートの発給申請時、固有のパスポート番号を付与されます。航空券の手続きをするときなどに必要ですが、どのようなものか詳しくない人もいると思います。

個人情報のようでいて、更新時には都度番号が変わるのが不思議です。今回は、パスポート番号の秘密についてご紹介します。

パスポート番号の基礎知識

パスポート番号はあなたのパスポートに付与される固有の番号です。パスポートならではの特殊な番号システムについても紹介します。

パスポート番号はどこに記載されているのか

パスポート番号は、パスポート右上にある旅券番号(Passport No)を見て確認しましょう。英字2桁と数字7桁が記載されており、手続等ではこちらのパスポート番号を使用します。

パスポート番号は一生同じではない

パスポート番号は更新時に切り替わるため、運転免許証と違って一生同じではありません。実は、パスポート番号は申請者ではなくパスポートそのものに対して付与されるため、更新するごとに番号が変わるのです。ただし、旅行会社などでは本人確認の目的で使うことがしばしばあります。

なお、パスポートの更新時期に旅行する場合、航空券の予約時に番号変更によって手続きできないトラブルが起こります。海外渡航できないこともあるので早めに手続きをしておきましょう。

パスポート番号の最初のアルファベットの意味

パスポート番号のアルファベットには意味があります。有効期限による区分と駐在歴の有無が大きな違いです。

アルファベットによってどのような意味があるかを見てみましょう。

Mからはじまるパスポート番号

5年間の有効期限のパスポートは、パスポートの頭文字がMから始まります。Mはmultiple(複数)という意味です。なお、2文字目はZ以外なら特に意味はなく、取得した時期によって変わります。

Tからはじまるパスポート番号

10年間の有効期限のパスポートの場合、パスポートの頭文字がTから始まります。こちらはtenを意味しており、10年間使えるパスポートであることがわかります。こちらも2文字目のアルファベットは、Z以外の場合に深い意味はありません。

2番目のアルファベットがZ

海外の日本大使館や領事館でパスポートを取得した場合、2文字目がZになるのがパスポートのルールです。そのため、海外に駐在経験がある人はパスポートを見るとわかります。

パスポート番号の数字

パスポート番号の数字は7桁です。最初2桁は発行した都道府県を指すため、発行する都道府県によって数字が変わります。

パスポート番号が変わってしまうとき

パスポートの変更手続きが必要な理由はさまざまです。同時にパスポート番号も変更されますが、どのような手続きがあるのでしょうか。変更手続きが必要なケースをご紹介します。

結婚や離婚・養子縁組などで姓が変わった

結婚や離婚、養子縁組によって氏名に変更があった場合、パスポートの記載事項を変更するため更新手続きが必要です。新しいパスポートに手続きするためパスポート番号も変わります。国際結婚で配偶者の姓を別名にする場合も同様です。

ちなみに、現状のパスポートから切替申請する場合、現状の残りの有効期限と同じ期限となります。

本籍の都道府県が変わった

結婚や離婚のタイミングで本籍を変更する機会は少なくありません。その際、都道府県が変わるならパスポートの更新手続きが必要なので、同時にパスポート番号も変更されます。

家庭裁判所の許可を得た上で戸籍上の姓名を変更した

今の姓名で生活するのに支障が出る場合、家庭裁判所の手続きを経て姓名を変更するケースもあります。こちらもパスポート変更手続きに該当するので発給申請しましょう。更新時にはパスポート番号も変更されます。

パスポート番号に関するQ&A

時々使用する機会のあるパスポート番号は、その役割や番号を悪用されるリスクなどに疑問を持つこともあるかもしれません。

よくあるパスポート番号に関する疑問について見てみましょう。

パスポートを新しく申請する時に同じ番号で申請できるの?

以前のパスポートのパスポート番号を引き継ぐことはできません。その理由は、パスポートの信頼性を維持するためにパスポートごとに固有番号を使用することが国際民間航空機関(ICAO)推奨されているからです。

ちなみに、パスポートの不正利用を防止するため、国際刑事警察機構(ICPO)が各国の出入国管理当局にパスポートの固有の番号を提供しています。

過去に使用していたパスポートの番号を知りたい

外務省に開示請求をして調べることができます。なお、外務省に対してパスポート番号の開示請求をするときには、パスポートの発給申請書の写しを用意してください。

パスポートの番号を交付前に知りたい!

パスポートの番号は事前に知ることができません。航空券の手続きをするときに必要になるので、渡航前に早めにパスポートを申請しておきましょう。

パスポートの番号を他人に知られた時のリスクは?

パスポート番号単体では手元にパスポートがあれば問題ありません。パスポート本体とセットに使わない限り、パスポート番号が悪用されるリスクは極めて低いと考えられます。

パスポート番号はホテルのチェックインやカジノの入場など、海外渡航時は多くの場所で開示するものです。わざわざ他の人に教える必要はありませんが、パスポート番号が誰かに知られても大きなトラブルはないでしょう。ただし、自主的に管理しておいたほうが安心です。

まとめ

パスポート番号はパスポートごとに付与される番号であり、必ずパスポートの右上に記載されています。5年または10年の違いの振り分けをしていたり海外渡航時の判別ができたりと、実はアトランダムではない番号設定になっています。

パスポート番号のみでは悪用できませんが個人情報の一部です。情報漏洩しないように自主管理しましょう。