本籍変更をしたらパスポートも変更手続きが必要?必要な書類・手続き

公開日:2019/5/22 更新日:2019/5/22

結婚や離婚をしたとき、本籍変更するケースは少なくありません。そんなとき、パスポートの記載事項変更に伴って切替の申請が必要です。

ここでは、本籍変更をはじめとしたパスポートの切替時の対応を見てみましょう。

パスポートで記載事項の変更が必要になる条件

パスポートは氏名や本籍などの情報が記載されています。まずはどのようなケースでパスポートの記載事項を変更する必要があるか紹介します。

本籍の都道府県名を変更した時

本籍は結婚や離婚などのタイミングで変更することが多いものです。本籍の都道府県ごと変わる場合はパスポートの変更が必要になります。同一都道府県内で本籍変更した場合、パスポートの変更手続きは不要です。

結婚して戸籍上の苗字が変わる時

パスポートには本人の氏名が記載されます。そのため、結婚して苗字が変わった場合は記載変更の手続きが必要です。

離婚して戸籍上の苗字が変わる時

結婚と同様、離婚して戸籍上の苗字を変更するケースもパスポートの変更手続きが必要です。ただし、離婚後も同一姓を名乗る場合、変更手続きは必要ありません。

養子縁組をして戸籍上の苗字が変わる時

養子縁組時は苗字変更と本籍変更が発生することがあります。そのため、パスポートの変更手続きが必要です。

国際結婚し配偶者の姓を別名として追記する場合

国際結婚をした場合、日本名と配偶者の姓の両方を持つことがあります。その場合、別姓の名前を追記するためにパスポートの変更手続きが必要です。

戸籍上の姓又は名を変更した時(家庭裁判所の許可が必要)

社会生活を送る上で支障をきたすような事情があれば、家庭裁判所での手続きを経て姓名を変更できます。姓名を変更するときは、必ずパスポートの変更手続きをしましょう。



性別の取扱いの変更をした場合(家庭裁判所の審判が必要)

何らかの事情から、家庭裁判所の手続きを経て性別を変更する場合があります。パスポートには性別の記載もあるため、性別が変わったら変更手続きをしましょう。

戸籍上の生年月日の変更があった場合

生まれたときに提出した生年月日から変更するケースもあります。パスポートには生年月日も記載されているため、変更手続きが必要です。

本籍変更その他記載事項の変更時に必要な書類

本籍変更その他でパスポートの変更手続きをするとき、さまざまな書類が必要です。そこで、変更手続きの際に必要な書類を見てみましょう。

記載事項変更用の一般旅券発給申請書

パスポートの記載内容に変更があるとき、変更する理由を記入するための一般旅券発給申請書が必要です。パスポートセンターで無料配布されるため、事前に入手する必要はありません。

発行の日から6か月以内の戸籍謄本または抄本

発行日から6か月以内の戸籍謄本または抄本が必要です。お住まいの自治体の役所またはコンビニなどで事前に用意しておきましょう。

現在所有しているパスポート

現在所有しているパスポートも持参しましょう。パスポートセンターに返納することもできますが、記念に取っておきたい場合は持ち帰ることも可能です。ただし、失効手続きを行うため、現在のパスポートは今後使用できません。

6か月以内に撮影したパスポート用の写真

縦45mm×横35mmのパスポート用写真を撮影し、持っていきましょう。顔が隠れていないことや一人で写っていることなどがパスポート用写真の条件です。写真屋さんやインスタントの証明写真の機械で写真を撮影しましょう。



配偶者のパスポート

国際結婚で配偶者の姓を別名として追記する場合、配偶者のパスポートも持参しましょう。綴りのスペルミスがないか確認するためです。配偶者のパスポートが持ち出しできない場合、外国政府の発行する婚姻証明書でも代用できます。

代理人自身の本人確認書類

代理人が申請する場合、申請者の署名を書いた申請書が必要です。また、代理人となる方の本人確認書類も持参してください。たとえば、運転免許証や住民基本台帳カードを用意しましょう。

パスポートで記載事項の変更が必要ではない条件

本籍変更や転居は、必ずパスポートを記載変更手続きするものと感じるかもしれません。しかし、パスポートの記載変更手続きにならないケースもあります。

ここからは、記載事項の変更が不要なケースを見てみましょう。

同じ都道府県内で本籍を移動した場合

同じ都道府県内で本籍変更をした場合、パスポートの記載変更手続きは必要ありません。パスポートの本籍地は都道府県までしか記載しないからです。

単なる引越しの場合

上記と同様の理由ですが、引越しだけをする場合もパスポートの記載変更手続きは必要ありません。戸籍謄本の取得手続きは少し不便ですが、都道府県をまたいだ引越しでも本籍を変えない人もいます。

パスポートで記載事項の変更にかかる費用と時間

パスポートを申請するのには手数料と受領までの期間がかかります。手数料の金額と必要な日数について見てみましょう。

記載事項の変更の手数料

パスポートの記載事項変更には6,000円の手数料が発生します。その内訳は、都道府県収入証紙2,000円と収入印紙4,000円です。収入印紙と証紙を購入し、パスポート受領証に貼ったら窓口に提出してください。

申請してから受領までの期間

パスポートを申請してから受領できるまで、土日祝日や年末年始を除いて6~10日間かかります。そのため、パスポートの変更には2週間近くの期間がかかると考えておくとよいでしょう。

まとめ

パスポートの本籍変更その他の手続きはさまざまなケースで発生します。一定の手数料や受領までの時間に時間がかかってしまいますが、海外へ渡航するためにはパスポートの変更が必要です。

少し手間ではありますが、必ずパスポートを変更しましょう。