奥日光は日本の秘境100選のひとつ。奥日光三名瀑で自然のパワーを感じよう

公開日:2018/12/13 更新日:2019/11/5

トラベルパートナー:栃木在住トラベルパートナー

栃木県在住のトラベルパートナーがその土地のおすすめスポットをご紹介。
地元の人しか知らない穴場情報や、絶対食べてほしいおすすめのグルメ情報をお届けします!

奥日光さぁこでらいいとこだべぇよってがっせ~

日本の秘境100選のひとつにもなっている奥日光。いろは坂、中禅寺湖、華厳ノ滝といった有名どころの他にも、穴場スポットがたくさんあります。そんな景勝地、温泉にも恵まれた奥日光を紹介していきます。



絶景への入口

奥日光へ向かう道の途中、景勝地や有名な見どころがたくさんあります。ここでは、さまざまな見どころをご案内します。

空へと向かう道いろは坂

日光市の馬返しから中禅寺湖畔の国道120号線、日本の道100選にも選ばれた急カーブを持つ坂道がいろは坂。それぞれ「いろは歌」の音が例えられていて、個々のカーブには文字盤が建てられています。下り専用が第一いろは坂、登りが第二いろは坂で、中禅寺湖畔が折り返し地点です。


山間から見える景色は、まさに絶景という言葉は当てはまるもの。紅葉シーズンには渋滞ができるほどの賑わいを見せます。二車線とはなっていますが、観光のメッカだけにバスが多く、横を通り抜けるのは危険。ドライブ好きの人にはおすすめの道路です。

Address 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

明智平にて最高の絶景を味わう

明智平は第二いろは坂を上りきったところにあるドライブイン。美しい景観が見られることから、休憩をする観光客で賑わっています。この地が有名なのは、歴史ミステリーの舞台となっているためです。明智平と命名したのは、江戸幕府を開いた徳川家康のブレーン天海大僧正(てんかいだいそうじょう)。本能寺の変で織田信長を討った明智光秀は、その後豊臣秀吉に敗れたのが史実ですが、実は生き延びて天海大僧正として徳川家康に仕えたという説が根強く残っています。


さらにここから、ロープウェイで3分の所にあるのが、標高1373mの明智平展望台。男体山、中禅寺湖、華厳ノ滝という日光の景観名所を一望できる場所です。周囲の山々の雄大な景色が見られることから、紅葉のシーズンだけでなく、四季それぞれの景観を楽しむことができます。

Address 〒321-1445 栃木県日光市細尾深沢
Hours 4月~11月 8:40~16:00 12月~3月 9:00~15:00
Closed なし
Tel 0288-55-0331
Web https://www.nikko-kotsu.co.jp/ropeway/

中禅寺湖は日本一標高の高い湖

海抜1269メートルと日本屈指の高さを誇る中禅寺湖。周囲約25キロ、もっとも深いところは163メートル、およそ2万年前にできた湖といわれています。標高が高いため、夏は涼しさを感じるほどですが、紅葉シーズンに入った頃にはかなり寒いので注意が必要。冬場はまるで北国のような寒さです。

Address 〒321-1661 日光市中宮祠2478
Hours 9:00~17:00
Closed 6/18は運休
Tel 0288-55-0360
Web http://www.chuzenjiko-cruise.com/

心のオアシス奥日光三名瀑

奥日光には美しい滝が3つもあります。画像とともにその見どころをご紹介しましょう。

日本三名瀑の一つ圧巻の華厳ノ滝

48あるといわれる日光の滝の代表格 華厳ノ滝。和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝と並ぶ、日本三名瀑のひとつでもあります。滝の高さは97メートル。有料のエレベーターで降りる観瀑台は、滝つぼ近くにあり、真正面から大迫力の滝の姿が見られます。

5月は新緑、6月にはイワツバメが滝つぼ周辺を飛ぶ姿、1月は寒さにより小滝が凍りブルーアイスに囲まれた独特な景観を見せるなど、四季それぞれに違った景色を見せてくれるのが華厳ノ滝です。

Address 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
Hours 3月~11月 8:00~17:00 12月~2月 9:00~16:30
Closed なし
Tel 0288-55-0030
Web http://kegon.jp/

自然の造形美に酔いしれる竜頭ノ滝

男体山の噴火によってできた溶岩の幅10メートルの階段状の岩場を流れる渓流瀑。滝つぼ近くの岩によって、二股に分かれる様が、竜の頭に似ていることから竜頭ノ滝という名前が付いたといわれています。紅葉のシーズンは美しいものの、かなりの混雑。滝自体を観るのであれば、葉がなくなっていることから道筋がはっきりわかる冬場がおすすめ。冬であれば、小さな観瀑台でもしっかり観ることができるでしょう。

Address 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
Hours なし
Closed なし
Tel 0288-54-2496
Web なし

迫力を身近に感じられる湯滝

奥日光三名瀑の中で、もっとも奥にあるのが湯滝。高さ70メートルの岸壁を110メートルに渡って流れ落ちる滝。もとになっている水は、北上したところにある湯ノ湖のものです。滝つぼ近くまで降りることができ、観瀑台からは迫力のある姿が見られるものの、紅葉シーズンでも人出はあまりありません

Address 〒321-1662 栃木県日光市湯元
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

自然の恵みに癒される徒歩旅行

徒歩で奥日光を散策する人におすすめのコースをご案内します。ぐるりと1周するなら一日楽しめるはずです。



湯滝から小滝へ

湯滝レストハウスの横を通るハイキングコースから、湯川に沿って滑りやすい道に気をつけながら、坂の上を歩いていくと約15分で小滝につきます。その名の通り小さな滝ですが、思ったより幅があり、風流漂う姿を正面から見ることができます。

小滝から泉門池へ

小滝から30分ほど歩くと見えてくるのが、泉門池(いずみやどいけ)。戦場ヶ原周辺に2つしかない湧き水による池です。透明度の高い池には、きれいな水草が多く、汗ばんだ体を癒してくれます。野生の猿に狙われやすいので、お弁当などのゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

泉門池から青木橋へ

泉門池からさらに20分ほど歩くと、青木橋につきます。この橋の先は戦場ヶ原ですが、ここから先には休憩スペースがありません。イスとテーブルのある青木橋であらかじめ一休みしてから先に進むようにしましょう。

青木橋から戦場ヶ原へ

中禅寺湖がどちらのものか、男体山の神と赤城山の神が争ったという神話が名前の由来となっている戦場ヶ原。湿原ですが、整備されているので散策は安全で、1周であれば約2時間で回れます。植物が多く、天気の良い日は、男体山が美しく見える最高のハイキングコースです。展望台では、野鳥の観察をする人も多く見受けられる、バードウォッチングスポットでもあります。

赤沼茶屋と赤沼自然情報センター

ハイキングのスタート、ゴール地点となっている赤沼茶屋。ハイキング前ならクマ除けの鈴や飲み物、食べ物をここで購入し準備しましょう。ゴールした人には、ソフトクリームやみそおでんで、余韻に浸りながらゆったり過ごせる憩いの場所です。

赤沼情報センターは、シーズン中ならハイキングツアーを開催しています。戦場ヶ原の説明も聞けるため、ここをスタート地点にハイキングを始め、湯滝へ向かう人も多くいます。近くにバス停があり、湯滝まで戻ること可能です。

Address 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2494
Hours 6:00~17:00
Closed 不定休(冬期は休業)
Tel 0288-55-0150
Web なし

湖と森に囲まれた温泉街

奥日光の温泉街は、落ち着いた雰囲気を感じさせます。ホテルや旅館は日帰り入浴可のところが多く、時間帯や料金を含め選択する候補はかなりあるはず。温泉はもともと透明に近い色をしていますが、人が入ることによって乳白色に変わる不思議な湯。冬場は露天風呂が使えない場合があるので、調べてから向かいましょう。源泉を引いた無料の足湯あんよの湯は、足だけでなく体も温めてくれます。

Address 〒321-1662 栃木県日光市湯元
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web http://www.nikkoyumoto.com/access.shtml

奥日光へのアクセス

車でのアクセス

首都圏からは東北自動車道と関越自動車道の2つのルートがあります。東北自動車道の場合は、宇都宮ICから日光宇都宮道路へ入り、日光ICから国道120号線、いろは坂を通り奥日光へ。関越自動車道なら沼田ICから国道120号で尾瀬方面分岐、金精道路から奥日光へ入ります。



電車でのアクセス

東北新幹線利用の場合は、宇都宮駅下車、JR日光線に乗り換え日光駅。東武鉄道日光線の利用は、東武浅草駅より特急スペーシアで東武日光駅。ともにここから東武バス、中禅寺温泉までは約40分、湯元温泉までは約1時間15分です。

まとめ

日光といえば世界遺産の日光東照宮が、観光地としては有名ですが、その他にも見どころはたくさんあります。とくに湖、山、滝と自然の景観を楽しめるスポットの多さは、関東の観光地の中でも有数でしょう。見るだけでなく、夏は避暑地、他の季節は落ち着いた風情の奥日光の温泉と体にもやさしい土地です。