宮城蔵王キツネ村はモフモフのキツネと戯れる癒しスポット

公開日:2018/12/17 更新日:2019/11/5

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Suzu
出身地は山形。得意なエリアは東北・北海道。動物が好きなので全国の動物園や水族館、牧場を巡ることを中心にし、他の観光スポットも発掘する旅行スタイル。
めんこいキツネがいっぱいおるで~

昔話や様々な伝説で日本人にも馴染みの深い動物であるキツネ。そんなキツネの王国とも言える場所が、宮城県蔵王にあります。豊かな自然の中で放し飼いにされたキツネを堪能できるキツネ村は、まさにキツネ天国です。かわいいキツネを存分に楽しめるキツネ村の魅力をたっぷりご紹介します。

名前の通りキツネまみれの王国!

宮城県白石市の北西部にある宮城蔵王キツネ村は、森の中に作られたキツネを中心に扱った施設です。蔵王ならではの自然豊かな環境の中、100頭以上ものキツネが放し飼いにされています。珍しい種類のキツネも見ることができる貴重な施設です。映画「子ぎつねヘレン」やドラマ「あまちゃん」に登場したキツネも、この村出身ということで注目を集めています。

キツネに会うまでの道のり

なぜかゴリラの像がお出迎え

キツネ村ですが入り口の目印としてなぜか大きなゴリラの像が出迎えてくれるので、見逃さないようにしましょう。駐車場からだとすぐに入り口があるので迷うことはありません。迫力満点のゴリラで一瞬ゴリラ村に来てしまったのかと勘違いしてしまいますが、ここはキツネ村で間違いないので安心してくださいね。

入場口ではしっかり説明を聞こう!

坂道を上ると入場料を支払うブースがあります。料金を支払うときに担当者から注意事項の説明があります。キツネを放し飼いにしているため、非常に重要な内容になっているのでしっかり確認しておきましょう。

いざ入場ゲートからキツネ天国へ

入場料を払って説明を聞いたら実際にキツネ村に入ることができます。キツネ専用場内と書かれたゲートが放し飼いエリアの入り口になっており、いよいよキツネとご対面です。ドアを開けっぱなしにすると危険なので、立ち止まらずにさっと中に入ってすぐにドアを閉めるようにしましょう。中に入ると至近距離でキツネを見ることができます。

キツネは黄色だけじゃない!意外な色のキツネたち

日本の定番キツネ・ホンドギツネ

日本を代表するキツネといえばホンドギツネです。主に本州、九州、四国に生息しています。全体的に茶色の毛並みで、キタキツネよりは毛足が短いのが特徴です。鼻先はすらっとしており、角度によっては犬っぽく見えることもあります。

北海道といえばでおなじみ・キタキツネ

北海道に生息しているキツネとして広く知られているのがキタキツネです。全体的に黄金色の毛を持ちながら、足と耳が黒くなっているのが特徴的です。足の黒い部分の面積は個体差がありますが、遠くから見るとまるで黒いタイツを履いているかのような面白さがあります。北海道が舞台の映画「子ぎつねヘレン」に登場していたのもこのキタキツネです。

いぶし銀が輝く・ギンギツネ

カナダなどの寒い地域中心に生息しているのがギンギツネです。寒冷な地域に対応できるよう、毛量は多くなっています。黒い毛の表面に白銀色の毛が混じっており、光の反射によってきらきらと輝くように見えるのが特徴です。その毛並みの美しさから高級毛皮として使われていましたが、動物愛護の意識が強まっている現在ではその需要が減っています。



まんまるモコモコ・ホッキョクギツネ

通称白キツネと呼ばれるホッキョクギツネは、雪のように真っ白な毛が特徴です。なかには灰色のホッキョクギツネもおり、その毛色は青色と呼ばれています。北極圏など特に寒冷な極寒地に生息しているので、毛量は特に多く体脂肪も高いです。ふわふわとした毛並みとまるまるとしたボディが可愛く人気があります。足と鼻が短く、耳が丸いフォルムをしているのも特徴です。

まるで犬のようなキュートさ・プラチナギツネ

白い毛をベースに、目元と背中がうっすら茶色がかった種類がプラチナギツネです。中には目元と背中が茶色ではなく薄い黒や灰色のタイプもいます。耳は灰色か黒っぽくなっているのも特徴です。毛は比較的長めで、毛色の特徴も相まって、犬に見えることもありますが、正真正銘キツネの一種です。

クールな黒ライン・十字ギツネ

背中に十字のようなラインが見えることから名付けられた十字ギツネ。野生の十字ギツネの方が十字がわかりやすく見えることが多いので、ぜひキツネ村でチェックしてみましょう。毛色は全体的にキタキツネに近いですが、顔周りや足がより黒いことが特徴です。しっぽの毛も黒くなっていますが、先端は白になっています。ダークな色味もあり、クールでかっこいい印象を受けるキツネです。

キツネ村を心ゆくまで楽しむ方法

まずは放し飼いエリアを散策

放し飼いエリアは森の中に作られており、自然の風景に限りなく近い状態の写真を撮ることができます。冬には積雪も期待できるので、美しい雪景色とキツネを1枚の写真に収められることもあります。

放し飼いエリアは至近距離でキツネを見ることができるのが面白いですが、道路や小屋で寝ているキツネを驚かせないように配慮しましょう。近くまで寄ることはできますが、触るのは絶対にNGです。噛まれて怪我をする可能性があるので、ふわふわのキツネを目の前にしても、見て楽しむだけにとどめておきましょう。

エサやり場でアクティブなキツネを観察

放し飼いエリアの中心あたりにあるエサやり場では、キツネにエサをあげることができます。それ以外の場所ではエサやり禁止になっているので気をつけましょう。専用のエサが売っているので、必ずそのエサを購入して与えてください。少し高く作られている場所から、下にいるキツネにエサを投げ入れるようにして与えます。キツネたちがエサを取り合うようにして俊敏に動く野性味たっぷりの姿は必見です。

モフモフを抱っこしよう!

放し飼いエリアではキツネに触ることができませんが、おさわりコーナーにて係員の指示のもとキツネに触ることができます。毎日11時と14時の2回行われており、キツネに触りたい人は忘れないようにしてください。ただしキツネの体調などにより予定が変更われることもあるので、事前にその日の開催時間を確認しておくと良いでしょう。5月ごろは子ギツネが生まれるシーズンなので、子ギツネを抱っこできる可能性もあります。



キツネ以外の動物とも触れ合える

キツネ村にはキツネのみならずウサギ、ヤギ、ポニーなどの動物もいます。キツネ同様にエサやりもでき、触ることもできるのでおすすめです。特にウサギは飼育数、もふもふした手触りが楽しめると大人気の存在になっています。

売店で珍しいキツネグッズをゲットしよう!

キツネ村を堪能したら、出入口のところにある売店でお土産をチェックしましょう。特にオリジナルの写真集やポストカードなどの写真グッズは、ベストショットのキツネを持ち帰ることができるのでおすすめです。他にもお菓子やぬいぐるみ、手作り小物などたくさんのキツネグッズに溢れているので、見ているだけでも楽しめるようになっています。

どんな服装がベスト?寄生虫の危険性は?

動きやすいシンプルな服装がオススメ

キツネ村へ行くときは、動きやすさやキツネから身を守るために、服装にも注意が必要です。キツネはネズミや小動物を食べるので、ひらひら揺れるスカートやコートから垂れる紐に反応して噛みつく可能性があります。また、女性の場合は黒いタイツにも反応することがあるので、できるだけパンツスタイルをした方が賢明です。

また、手荷物にも注意が必要。カバンにキーホルダーをつけていると、キツネが飛びついてくる危険性があるので、できれば外しておくと安心です。携帯電話や鍵などを落としてしまうとキツネが持っていき地面に埋めてしまうことがあるので、しっかりとカバンにしまっておくようにしましょう。

エキノコックスの対策は万全!

エキノコックスという寄生虫によって発症するエキノコックス症という病気への心配をされる人もいますが、ここキツネ村では万全な対策が行われています。エキノコックスはキツネや犬の腸に生息していることが多く、北海道に住む野生のキタキツネから人間への感染が問題視されています。しかし、ここキツネ村では、キツネを園内で人工的に繁殖させ、外部から野生のキツネの侵入はありません。

さらには毎年の虫卵検査や、年2回の駆虫薬の投与などの対策も万全。普段から場内の殺菌消毒も怠っておらず、その結果平成2年の開園以来、エキノコックス症の発症はゼロ。安心してキツネと触れ合える環境です。

キツネ村へのアクセス

車でのアクセス

東北自動車道白石I.Cを降りて行くことができます。仙台駅からは約1時間です。交通の便が良くないので、自家用車またはレンタカーでのアクセスがおすすめ。駐車場は第3駐車場まで計100台以上のスペースがあります。また、山間部のため冬の時期にはスタッドレスタイヤの装着が必須です。

Address 〒989-0733 宮城県白石市福八宮字川原子11-3
Hours 9:00-17:00(冬期間:9:00-16:00)
Closed なし
Tel 0224-24-8812
Web http://zao-fox-village.com/

まとめ

可愛らしいキツネを至近距離で眺めることができるキツネ村。これだけの種類のキツネを一度に楽しめる施設はとても貴重です。エサやりやキツネに触れるコーナーもあり、心行くまでキツネの魅力を感じることができます。ぜひ、蔵王の豊かな自然の中で暮らすキツネたちに会いに行きましょう!