九品仏浄真寺は紅葉の名所として有名な地元に愛された人気スポット

公開日:2018/12/17 更新日:2019/3/6

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Kei
東京都出身。おもに東京から気軽に行ける場所を紹介。また、海が好きで、一年に一度は海のある場所へ旅行する。日本中の水族館に行くのが夢。美術館や博物館には一人で行きたいが、旅行は家族や友達と一緒に楽しみたい。
九品仏の読みは「くほんぶつ」 自由が丘の近くにあるよ~

東京都でも特におしゃれなエリアとして知られる自由が丘に、紅葉の名所としても知られるお寺があるのはご存知ですか?九品仏と呼ばれて親しまれるこの場所は、珍しい像や指定文化財などに指定されている建築も多いお寺です。いつも人で溢れかえる忙しい東京都内にいるとは思えない落ち着いた空気の流れる九品仏の魅力をご紹介します。

九品仏浄真寺はこんなところ

江戸時代に建てられた浄土宗のお寺

自由が丘にある九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)は、9体の阿弥陀如来像が安置されているお寺です。九品仏の名で親しまれていますが、正式名称は九品山唯在念仏院淨眞寺(くほんざんゆいざいねんぶついんじょうしんじ)です。1678年に珂碩上人が開山したとして知られています。

この写真にある総門を入ると、中には3万6千坪もの広大な境内が広がっており、秋には紅葉が美しく広がる名所としても有名です。

広い境内を見学

たくさんのお地蔵様

門を入ると最初に目に入るのがこの優しい顔をしたお地蔵様です。入り口にあるこのお地蔵様のほかにも境内には何体ものお地蔵様があり、その穏やかな顔と佇まいに見るだけで心が和んで安らかな気持ちになることができます。

緊張感のある閻魔様

九品仏の見どころの一つが閻魔堂です。中には閻魔様が安置されており、その恐ろしい表情に思わず驚いてしまいます。ご存知の通り地獄の主として君臨する閻魔様の圧倒的な存在感に、一瞬にして実が引き締まるような独特の緊張感を感じられる場所です。

圧倒的な存在感の仁王門

1793年の5月に完成したこの仁王門は、別名である紫雲楼とも呼ばれて地域で親しまれています。社寺にある二階建て構造になっている門、楼門としては区内唯一のものです。この仁王門は完成から200年近く経った1989年3月に、世田谷区の指定有形文化財にも指定されました。

立派な鐘楼

1708年に建立された鐘楼は、流麗な建築手法が特徴的です。十二支が彫られた彫刻部分は、作者不明とされていますが非常に細かく本当に見事なもの。ぜひとも近くによってじっくりと確認したいものです。

釣鐘部分である梵鐘は、東京都の指定有形文化財にも指定されています。例年大晦日から元日にかけて、除夜の鐘を目当てにする参拝客で大変賑わいます。

9体の阿弥陀如来

境内には阿弥陀堂が3つあり、そのそれぞれに阿弥陀如来像が3体ずつ安置されています。鮮やかな青い髪をした阿弥陀如来像が珍しく、非常に印象的です。浄土宗では合計9ランクの極楽往生があると考えられており、この9体の阿弥陀如来像はその9つの階層を表しています。



 本堂でお参り

印象的な9体の阿弥陀如来像がいた阿弥陀堂の向いにあるのが本堂で、ここでは釈迦牟尼如来が安置されています。この本堂では七五三のご祈祷も行われており、事前に予約をすることでご祈祷をしてもらうことができます。

美しい秋の風景

目の前に広がる色鮮やかな木々

広々とした境内なので道も広く、秋の紅葉シーズンにはゆっくりと歩きながら美しい紅葉を眺めることができます。中には腰を下ろしてスケッチしている人もいるほどです。木によって見頃の時期が異なるので、同じ年に何度行っても違った表情の景色に出会うことができておすすめです。

イチョウは天然記念物

紅葉シーズンの九品仏で特に見ものなのがイチョウの木です。同じく境内にあるカヤの木と共に東京都の指定天然記念物に指定されており、毎年鮮やかに色づく姿が見事です。ピークの時期には銀杏の実が落ちていることもあるので、足元に気を付けて歩きましょう。

かつては世田谷区の花であるサギソウもたくさんありましたが、駐車場拡大によって潰されてしまっています。しかし現在でも本堂の脇でわずかに見ることができるので、ぜひ確認してみてください。

お地蔵さまと紅葉

境内にはお地蔵様がたくさんありますが、紅葉の時期には木々の赤とお地蔵様のよだれかけの赤が見事に調和しています。写真映えも間違いなしなので、紅葉の時期にはカメラを持って訪れるのがおすすめです。

美しい光景に加え境内はとても静かなので、東京にいることをすっかり忘れてしまいそうな感覚になります。

お参りのあとは自由が丘へ

自由が丘まで徒歩10分

参拝帰りには自由が丘でカフェ巡りやショッピングを楽しむのがおすすめです。九品仏浄真寺から自由が丘までは徒歩約10分程度なので、のんびりと散歩をしながら向かいましょう。今回は自由が丘にある2つの人気店をご紹介します。



和スイーツはいかが

和スイーツで人気なのは亀屋万年堂です。ここ自由が丘発祥のローカル和菓子店で、自由が丘駅前にある店舗の2階が喫茶スペースになっています。甘味処というイメージ通りに落ち着いていて和の雰囲気が漂う店内で、九品仏帰りの気分にぴったりのお店です。メニューのラインナップも充実しており、あんみつやくずもち、ところてんといった和スイーツを楽しめます。

また、持ち帰り商品も充実しており、ナボナやママンミールなどの名前も可愛い美味しいお菓子がたくさん揃っています。自由が丘散策のお土産として購入するのもおすすめです。

Address 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-11-5
Hours PM0:00~PM6:30 (6~9月) PM0:00~PM6:00 (10~5月)
Closed 元日のみ
Tel 03-3717-4510
Web https://www.navona.co.jp/

おしゃれなカフェもオススメ

自由が丘らしいおしゃれなカフェなら、BAKESHOPがおすすめ。ハイセンスなインテリアが集うIDEE SHOPの4階に入っているお店です。ちょっと休憩するのにはもちろん、食事メニューも充実しているので様々な用途で利用することができます。おしゃれな店内ゆっくりとした時間を過ごしましょう。テイクアウトのパンなども販売しており、お土産に持ち帰ることもできます。

Address 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目16−29
Hours AM10:00-PM11:00
Closed 毎週水曜日
Tel 03-3723-2040
Web http://bakeshop.jp/

九品仏浄真寺へのアクセス

電車でのアクセス

東横線自由が丘駅からも10分ほどで歩くことができますが、最寄駅は東急大井町線九品仏駅で下車後徒歩1分です。改札口を出たら左側へ進みましょう。

この案内板を見つけよう

改札を出て左に進み、信号を渡ったところでこの看板を見つけましょう。この看板を見つけたら真っすぐ進んですぐのところにあります。駅からとても近いので見落とす心配はありません。

車でのアクセス

九品仏浄真寺の東側には、参拝者が無料で駐車できるスペース約40台分があり、車での参拝も可能です。ただ、自由が丘駅周辺は道幅が狭くなっており、休日は歩いている人も多くなるので、駅近辺は避けて来る方が良いでしょう。

Address 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-41-3
Hours 境内は自由
Closed なし
Tel 03-3701-2029
Web なし

まとめ

都内でも指折りのおしゃれタウンである自由が丘にある九品仏は、珍しい青髪の阿弥陀如来像や迫力満点の閻魔様など、見どころの多いお寺です。紅葉の時期には美しく色づく木々を眺めながら、ゆっくり流れる時間を過ごすことができるスポットとしてもおすすめ。おしゃれな自由が丘散策と共に、訪れてみてくださいね。