ロンドン観光で絶対行きたい!歴史的観光スポット13選

世界で最も「観光客が訪れる国ランキング」で堂々7位に登場したイギリス。ロンドンは、イギリスの首都で文化の発祥地として知られる世界都市です。2000年の歴史を語るロンドンには、その生き証人として、今も佇む歴史的な観光スポットがたくさんあります。今回は、ロンドンの観光で見られる歴史的スポットをご紹介したいと思います。

#1 王室行事が行われるゴシック様式の壮麗な教会!ウェストミンスター寺院

王室行事が行われるゴシック様式の壮麗な教会!ウェストミンスター寺院

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11世紀にエドワード懺悔王によって、イギリス中世のゴシック様式で建てられた寺院です。
現在もイングランド国教会となっており、歴代王や王妃、著名人まで、数々の方が埋葬されてきました。
1066年にハロルド2世の戴冠式が行われたとの記録が残っており、その後からはずっと王室行事が行われています。

記憶に新しいところでは、1997年にダイアナ元妃の国葬も行われました。
ゴシック様式の傑作といわれる、寺院内部の壮麗なステンドグラスや高いアーチ型の天井も見事です。
1987年には、世界文化遺産に登録されています。

#2 衛兵交代式は必見!バッキンガム宮殿

衛兵交代式は必見!バッキンガム宮殿

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1703年にバッキンガム公の私邸とされた後に王室が購入し、現在もイギリス王室の邸宅として使われる宮殿です。
社会批判が巻き起こったほど豪華な宮殿内部は、夏にはエリザベス女王が留守にするので、内部見学が可能となっています。

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見学できる部屋は、王座の間と公式正賓の間、舞踏室など19室です。
1992年にウィンザー城が火災に遭い、3650万ポンドもの修復費用を捻出するために一般公開が始まったとか。
せっかくのイギリス旅行、王室の歴史を垣間見られる宮殿見学もぜひ。
また、ロンドン観光の目玉となっている、衛兵交代式も必見です。

#3 華やかな歴史も暗い歴史も全て抱えた!ロンドン塔

華やかな歴史も暗い歴史も全て抱えた!ロンドン塔

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ロンドン塔は、1078年にロンドンを守るために堅固な要塞をと造られた、1000年もの歴史を語る生き証人です。
1988年に世界遺産として登録されています。
1625年まで歴代王が暮らしており、「女王陛下の宮殿にして要塞」と呼ばれいます。
政治犯や反逆者の監獄としての役割も果たしました。
エリザベス1世やヘンリー8世の王妃アン・ブーリンなど、多くの人がここで処刑されたという悲しい歴史も背負っています。
また、造幣所や天文台、銀行や動物園だったこともあるとか。

奧には宝物庫があり、王や妃が使った絢爛豪華な宝物が展示されています。
世界最大級のダイヤモンド「カリナン」も、ここに眠っているんですよ。
また、夏目漱石も留学時代に、訪れたようです。

#4 テムズ川対岸からの姿は必見!国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)

テムズ川対岸からの姿は必見!国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)

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テムズ河畔に聳えるビッグ・ベン(時計台)と国会議事堂は、ロンドンの観光には外せませんね。
ここは、議会政治が生まれた場所です。
1090年のウィリアム征服王の時代に完成しており、1834年に大火事の犠牲になりました。
名建築家のチャールズ・バリーにより一端は甦ったものの、第二次世界大戦により再び破壊されました。

一部は内部見学でき、中でも見どころは、かつて裁判所としても使われた、ウェストミンスターホールです。
先ほどお話しした、大火災も戦災も免れており、14世紀ごろに完成した姿を今に残しています。
木造の天井梁は見事なものです。
ビッグ・ベンの鐘の音は、小学校のチャイムの音色と同じなんですよ。
ぜひ、聞いてみてくださいね。

#5 クリストファー・レンの傑作!セント・ポール大聖堂

クリストファー・レンの傑作!セント・ポール大聖堂

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ロンドンのシンボルのひとつとされる、最もロンドンっ子に親しまれている大聖堂。
1673年にクリストファー・レンが設計したバロック様式の傑作と呼ばれており、チャールズ王太子とダイアナ元妃の結婚式でも有名です。
ネルソン提督、チャーチル首相、ウェリントン公爵の国葬も行われた、英国史上重要な教会となっています。

内部はモザイク画で装飾された壮麗なもので、イギリスの教会にない雰囲気と壮麗さを目の当たりにします。
中の螺旋階段を上がったドームの内側から見る、ロンドンの絶景は必見です。
また、地下にあるネルソン提督やウェリントン公爵、クリストファー・レンが眠る、納骨堂も見る価値があります。
この聖堂は、ロンドン大火も戦災も免れ、1400年もの長きにわたりロンドンを見守ってきた生き証人です。

#6 世界一周を成し遂げた船!ゴールデン・ハインド号

世界一周を成し遂げた船!ゴールデン・ハインド号

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ゴールデン・ハインド号は、イギリスの大航海時代の幕を開けた船です。
キャプテン・ドレイクが、この船で英国人として初めて世界一周を果たしました。
1577年にエリザベス1世から、マゼラン経由で南米を調査するよう命令されたのが初の航海です。
この船からイギリスが、大英帝国へと発展していくきっかけとなりました。
現在は、テムズ川にかかる有名なロンドン橋あたりに、1973年に実物大で造られたレプリカが停泊しており、観光客から人気となっています。

19世紀に紅茶運搬で活躍した、「帆船ティー・クリパー」のひとつ、カティー・サーク号もせっかくなら見てみたいものです。
こちらは、グリニッジ桟橋近くに停泊し、紅茶運搬の歴史を展示する博物館としても使われています。

#7 絶景を望めるロンドンのシンボル!タワー・ブリッジ

絶景を望めるロンドンのシンボル!タワー・ブリッジ

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ロンドンのシンボル的存在の、ゴシック様式で造られた跳開式の可動橋です。
テムズ川を通る船が大きくなり、跳開式の橋が必要との声が高まりました。
1894年に完成するまでには、約8年もの歳月と、当時のお金で118万4000ポンドもかけて造られたとか。
内部では、ロンドンの橋の歴史も紹介されています。

現在も大きな船が通るときに橋が開かれるので、運が良ければその瞬間に遭遇できるかも?また、眺めのいい歩道橋にプラスして、ガラス張りのグラス・フロアができており、少しスリリングな空中浮遊体験もできます。

#8 地球の時間を発信した実はすごい場所!グリニッジ旧王立天文台

地球の時間を発信した実はすごい場所!グリニッジ旧王立天文台

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1884年にワシントンで開かれた、国際会議で子午線0地点とされた、世界の基準時刻を発信していた地です。
グリニッジ・パークの小高い丘の上にあり、現在も東半球と西半球の境目には、金属製の目印が埋め込まれています。
天文台の内部では、様々なサイズの望遠鏡や時計が展示され、天文学と時を学ぶことができます。

近くには、旧王立海軍大学があるので海に纏わる歴史も、合わせて体感してみてはいかがでしょう。

#9 西洋絵画もネオ・クラシックの建物も必見!ナショナル・ギャラリー

西洋絵画もネオ・クラシックの建物も必見!ナショナル・ギャラリー

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ダ・ヴィンチやゴッホ、モネなど一流芸術家の描いた西洋絵画など、世界有数のコレクションを誇る、世界最大の美術館のひとつです。
2,300点を超える絵画を所蔵しており、ゴッホの『ひまわり』やダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』など必見絵画も揃っています。

また、映画のロケ地などでも使われる建物も必見で、コリント式列柱に支えられた、古典主義の巨大な玄関が出迎えてくれます。
1831年に今の場所に移転するときに、本格的な美術館としての建設が始まり、1838年に完成。
その後、5回にわたり増築が繰り返され、1975年に現在の建物が完成しました。
13世紀半ばから1900年までの絵画史を巡ると共に、歴史ある建物もご覧ください。

#10 ロンドンを動かす地!ギルドホール

ロンドンを動かす地!ギルドホール

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1411年にギルド(中世の同業組合)の集会場として建てられたホールです。
ロンドン大火災と戦災でダメージを受けましたが、一部が残されています。
1439年に完成したとされる、中世のポーチと壁、地下礼拝堂のみが残っています。

かつて、ロンドン塔で処刑された、「9日間の女王」として有名な、レディ・ジェーン・グレーが裁判にかけられ、判決を受けました。
ロンドン初の公共図書館には、版画やロンドンの地図などのコレクションがあります。

#11 イギリスで最も豪華な16世紀の宮殿!ハンプトン・コート・パレス

イギリスで最も豪華な16世紀の宮殿!ハンプトン・コート・パレス

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1514年にヘンリー8世の重臣だった、ウォルズィ枢機卿が莫大な費用を投じて建てた宮殿です。
「イギリスで最も豪華な館を」と造った邸宅は、思った以上に素晴らしいものでした。
これを見た、ヘンリー8世はいっぺんに気に入り、取り上げてしまいました。
内部には、往時の王が贅を尽くした宮殿生活の名残をつぶさに感じられます。

また、庭園も見る価値ありで、噴水の庭園やローズガーデン、迷路など見どころもたくさんあります。
広大な敷地内には鹿も生息しているとか。

#12 万国博覧会も行われた!ハイド・パーク

万国博覧会も行われた!ハイド・パーク

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ロンドンで一番有名とされる公園です。
8つある王立公園のひとつで、市民のオアシス的な憩いの場となっています。
1536年にウェストミンスター寺院から買い上げた土地で、かつては王の狩猟の場でした。
1637年に一般解放され、1851年のロンドン博覧会の会場にもなっています。
園内には、故ダイアナ元妃のために造られた、流れるプールのような噴水があります。
訪れてロンドンの歴史を感じながら、のんびりと散策してみてはいかがでしょう。

#13 ロンドン初の喫茶店!ジャマイカ・ワイン・ハウス

17~18世紀にかけて、社交の場として流行したのがコーヒーハウスです。
ここは1652年にロンドンで初めてコーヒーハウスができた場所で、パスクワ・ロージーというトルコの商人が開店しました。
コーヒーハウスは、身分に関係がなく誰でも出入りできる場所で、当時は、清教徒革命の真最中で、アルコールを控えようとの動きが出ており、コーヒーハウスが流行したといわれています。

ここでは、政治や社会思想を語りあい、奴隷貿易の情報拠点としても使われました。
1869年にワインハウスと改称し、1855年にはヴィクトリア建築に改装されています。
現在は、「ジャマイカ・ワイン・ハウス」という伝統的なパブとなっており、建物自体も19世紀半ばに立て直されました。
外壁には「コーヒーハウス第一号店」との、プレートが取り付けられています。
往時の熱き血潮を煮えたぎらせた、若者たちの様子を思い起こしてみませんか?

11世紀にノルマンディの侵略から始まった、ヨーロッパを代表する観光地ロンドンに出かけてみませんか?

歴史の生き証人とされるロンドン塔や、シンボルのビッグ・ベンなど、歴史的な観光スポットも多いロンドン。
大火災が起こってから、理想的な都市を造ろうと都市開発がすすめられた歴史も持っています。
現在は、新しい高層ビルも建ちはじめ、新旧の融合が見られる世界都市として人気を集めています。
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