広大な万博記念公園は四季の花がいっぱい。太陽の塔の中にも入ってみよう

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スポットを訪れるべきベストシーズンや、地元の人しか知らない穴場情報など、お出かけ前にぜひ参考にしてください。

シンボル「太陽の塔」は高く大きく内部も公開!

「こんにちは、こんにちは、西の国から…こんにちは、こんにちは、東の国から…」これは1970(昭和45)年に大阪で開催された日本万国博覧会のテーマソング「世界の国からこんにちは」の一節です。もう半世紀前に遠ざかった万国博覧会の記憶は今、万博記念公園に姿を変えても、この名ソングとともに色あせることなく現代・未来へと語りつがれています。大イベントが残してくれた、西から東から今も人々が集う公園を、いっしょに訪ねてみませんか。

花も緑もイベントもいっぱい

万博記念公園は、1970年に開催され6400万人以上もの人々が訪れた日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備し、1972年3月にオープンした公園です。

太陽の塔が目印

その面積は阪神甲子園球場の65個分に相当する約264ヘクタールに及びます。広大な園地内には、芸術家の岡本太郎氏がデザインした大阪万博のシンボル 太陽の塔が空高くそびえ、多くの文化施設やスポーツ施設がいつも賑わいを見せています。

季節の花々に囲まれて気持ちいい

園内を散策していると季節の花々があちこちに見られ、自然と心が癒されます。春はサクラやコブシ、夏のアジサイやムクゲ、秋のコスモスやバラ、冬のツバキやサザンカなど、1年を通して花が絶えることはありません。太陽の塔の周囲も色とりどりの花々に彩られ、塔と花をバックに記念撮影をする人々が多く見られます。

お花見の名所

ここ万博記念公園は、日本さくら名所100選にも選ばれるほど、春になれば多くのサクラが咲き乱れます。例年3月の中旬からヒガンザクラやカンヒザクラが開花し、やがてソメイヨシノの淡いピンクが彩りを添え、4月中旬に開催される桜まつりの期間中には、園内の自然文化園や東大路で夜桜のライトアップが行われるなど、お花見の宴は最高潮に達します。

1年を通してさまざまなイベント目白押し

万博記念公園では蚤の市やグルメイベントなどはもちろん、春の桜まつりにチューリップフェスタ、夏のあじさいまつりにひまわりフェスタ、秋のコスモスフェスタに紅葉まつりなど季節に応じたイベントが開催されます。そして冬の夜に行われるイルミナイト万博では、太陽の塔に映し出されたプロジェクションマッピングが鮮やかで、忘れられない想い出となるでしょう。

太陽の塔が描かれたチケット

万博記念公園へは入口の券売機でチケットを購入し、ゲートでスタッフに渡しての入場となります。日本庭園や自然文化園への入場が可能になりますが、別途入場料金が必要な施設もあるので、事前に確認しましょう。

日本庭園で感じ味わう日本の伝統と美と風景

万博公園内にはほかにも日本庭園があります。万博記念公園のチケットを使ってそのまま入場することができるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

紅葉と滝のあざやかなコラボレーション

園内北部に広がる日本庭園は、大阪でも代表的な紅葉スポットとされ、日本庭園と自然文化園の約20種類・1万本に及ぶモミジやカエデなどの樹木が例年11月上旬から色づきはじめますが、特にしぶきをあげて落ちる木漏れ日の滝と紅葉のコントラストは、日本の美を実感する見事な景色です。

本格的な茶室で感じる日本の心と様式美

日本庭園内の茶室 千里庵は、禅宗寺院のお坊さまが休んだ部屋 方丈と、水を使わずに山川の景色を表現する枯山水をイメージして造られました。ここでは本格的な抹茶とお茶菓子をいただくことができ、普段は味わえない時間を過ごせるでしょう。

住所|〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園
営業時間|9:30am – 5:00pm(入園は16時30分まで)
定休日|毎週水曜日(水曜日が国民の祝日の場合は翌日の木曜日)
電話|06-6816-2600(万博記念公園 総合案内所)
公式サイトはこちら

太陽の塔の中には入れる

万博後もシンボルとして存在している太陽の塔。その内部を2018年3月から一般公開されているのです。

万博記念公園のシンボルが目の前に

高さ70m・基底部の直径約25m・左右にのびる腕の長さは約25mと、万博から半世紀となる今も大阪の空高くそびえ立ちます。塔の頂上部にある顔は未来を象徴する黄金の顔、中央部にある独特の顔は現在を象徴する太陽の顔と表現されています。

塔の後側にも顔があった

正面の顔はよく知られていますが、後側にも顔があることはあまり知られていません。ポジティブなイメージの正面の顔とは対照的に、どこかネガティブなイメージのこの顔は、過去を象徴し黒い太陽と呼ばれています。過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴、生命の中心というメッセージを伝えています。

太陽の塔の中に入ってみよう

2018(平成30)年3月から実に48年ぶりに内部が一般公開されています。内部は空洞になっており、万博開催当時に姿を見せていた生命の樹が展示されています。しかし同じく展示されていた高さ約3m・全長約11mの地底の太陽はその後行方不明となって発見されず、再び作成されてここに存在しています。カメラに収めたいところですが内部は撮影禁止なのでご注意。

思い出にカラフルなオリジナルグッズをどうぞ

塔内部に予約できた方は、入館時間の20分前までに塔内の受付窓口へ行きます。エレベーターが設置されており、4歳未満の乳幼児や車椅子使用の方、歩行が困難な方、体力に自信のない方も利用可能ですが、見学時間30分内で3名までの利用となっています。館内撮影禁止ですが、専門カメラマンによって美しく撮影されたオリジナルポストカードが販売されており、貴重な想い出の1枚となるでしょう。

万博記念公園では家族でバーベキューも楽しめる

公園の東にはバーベキューコーナーがあり、公園入場料とは別に施設利用料が必要となります。このほかトング・替え網・焼きそばプレート・岩塩プレートなどが数量限定で販売されていますが、食材は各自で用意する必要があります。

万博記念公園へのアクセス

電車での行き方

万博記念公園南側を東西に貫く大阪モノレールに乗れば、青空の下でちょっとした空中散歩気分を味わえるでしょう。万博記念公園駅で下車し徒歩すぐで中央口、公園東口駅で下車し徒歩すぐで東口に到着します。

車での行き方

名神高速道路・近畿自動車道の吹田出口で降りた場合は大阪中央環状線を池田方面へ進みます。また、中国自動車道の中国吹田出口で降りた場合は大阪中央環状線を堺方面へ進み、各駐車場まで約5kmで到着します。

万博記念公園の各駐車場

万博記念公園は大変広いため東駐車場、南駐車場、中央駐車場、西第1駐車場、日本庭園前駐車場の5箇所があり、普通車・大型車・自動二輪車が駐車可能です。空き状況は公式ホームページにてご確認ください。

住所|〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園
営業時間|9:30am – 5:00pm(入園時間は閉園の30分前まで)
定休日|毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日、春からゴールデンウィークまでと秋の紅葉シーズンは無休
電話|06-6877-7387(万博記念公園 総合案内所)
公式サイトはこちら

まとめ

万博記念公園が紅葉最盛期を迎えた2018(平成30)年11月、ビッグニュースが飛び込んできました。なんと2025年にここ大阪で再び万国博覧会が開催されることになったのです。1970(昭和45)年当時、大阪でまた万国博覧会が開かれるなんてだれが想像したでしょう。これからの万博記念公園は、将来への夢を語る公園となるにちがいありません。大空を見つめる太陽の塔は、遠くて近い未来に向かって何を想うのでしょうか。