円月島はぽっかり穴の開いた神秘的な島。奇跡の夕日を見に行こう

夕景の美しさで知られる南紀白浜の円月島。ここには大自然が作り出した不思議な光景が広がっています。この地域ならではのご当地スイーツなど、グルメの楽しみも盛りだくさんです。そんな魅力あふれる円月島の見どころと楽しみ方をご紹介します。

ぽっかり穴の開いた神秘的な島

島の間に穴が空いているなんとも珍しい形。青く美しい海に囲まれたこの島は神秘的なパワーを感じます。

円月島(えんげつとう)は和歌山県の有名な温泉リゾート、白浜町に浮かぶ小島でこの町のシンボルになっています。島の大きさは南北130m、東西35m、高さ25mで、島の中央に円月型の穴が開いているのが特徴です。この穴は海蝕によるもので島の形から通称「円月島」と呼ばれていますが、正式には「高嶋」といいます。

円月島に沈む夕日が絶景!

ほかでは見られない円月島の美しい夕日の景色について、おすすめの時間帯夕日が綺麗に見えるスポットを紹介します。

見に行くなら夕方がおすすめ

円月島に沈む夕陽は日本の夕陽100選に選ばれているほどで、陽の沈む夕景の美しさは格別。夕日が見られる時間の目安は、夏は午後6時30分頃、冬は午後4時30分頃となっています。季節によって日の入り時刻が変わるため、夕日を見る際は事前にチェックしておくのがおすすめです。

年に2度しか見られない特別な夕日

分と秋分の時期だけ、円月島の穴に夕日がスッポリ沈む絶景を見ることができます。円月島の穴から輝く夕日はとても神秘的で美しく、このタイミングを狙って遠方から多くの観光客やカメラマンが白浜にやってきます。

夕日がきれいに見えるスポット

円月島の正面が見える円月島展望地からきれいな夕日を望むことができます。海沿いにあるため、波の音を聞きながら見られるので心地良いスポットです。車で行くのが一番便利ですが、円月島展望地に専用の駐車場がありません。駐車場が充実している白良浜駐車場から歩くのがおすすめです。駐車場からは徒歩で約20分ほどで、白良浜から景色の良い海沿いを歩くルートなのでちょうどいいお散歩コースになります。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町(その他) 県道 34 号線
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0739-43-5511
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足湯につかりながら円月島を望む

足湯につかってのんびりリラックスしながら島を眺める時間は、日常の忙しさや疲れを忘れさせてくれます。

源泉かけ流しの足湯

正面に円月島を見ながら足湯を堪能することができるのが御船足湯。入浴は無料浴槽温度は41度と、長く浸かるにはちょうど良い温度です。源泉かけ流しの贅沢な足湯で、すだれの屋根も付いているのでほどよい日陰で快適に浸かることができます。

御船足湯へのアクセス

御船足湯専用の無料駐車場がありますが2台分だけなので、満車で駐車できない場合があります。白良浜から円月島展望地の道中にあるため、白良浜駐車場に車を停めてから歩いて行くこともできます。またバスで行く場合の最寄りバス停は、白浜バスセンターです。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町743-5
営業時間|8:00~22:00
定休日|無休
電話|0739-43-5555
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グラスボートに乗って円月島に接近

円月島を楽しめるのは陸だけからじゃありません。また、グラスボートなら美しい海中の景色も楽しめます。

海中世界も楽しめる

円月島を間近で見られて、海中世界も楽しめるのがグラスボート乗船時間はおよそ30分間で船の底がガラスになっているため、船底から白浜の海中の景色を楽しめます。海に濡れることがないため、子供からお年寄りまで安全に楽しめるアクティビティです。

グラスボートは砂浜に乗り上げていて、船首からタラップで乗り込んで海中散歩のスタートです。白浜はダイビングスポットとしても有名で、きれいな澄んだ海と、たくさんの海の生き物で見ごたえ十分。運が良ければ海底から海女さんと会えることもあります。

グラスボート乗り場へのアクセス

グラスボートの運行を行っているのは白浜海底観光船株式会社。円月島の近くの臨海浦にグラスボートの発着場があり、駐車場も完備しています。海が大波などで荒れている場合は、安全のために運航を中止することがあるので注意してください。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町臨海
営業時間|8:45~16:10
定休日|公式サイトで要確認
電話|0739-42-2122
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周辺のおすすめ観光スポット

景勝地である千畳敷や水族館、南方熊楠記念館など、円月島の周辺には見ごたえのある観光スポットがあります。

千畳敷でジオパークを楽しむ

千畳敷は円月島と同様に自然の景勝地として有名です。千畳敷は、その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤。瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は、第3紀層の砂岩からなる大岩盤で打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。円月島展望地から車で約10分とアクセスも良く、独特の流線型の地形は迫力満点で一見の価値があります。

白浜町を含む南紀熊野エリアは日本ジオパークに認定されています。ジオパークには見ごたえある地質遺産が多く存在するので、ジオパーク巡りで自然の造形美を楽しむのがおすすめです。その他のスポットについては公式サイトをチェックしてみてください。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町1600
営業時間|24時間
定休日|なし
電話|073-441-2690
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京都大学白浜水族館で南紀の生き物を間近で観察

京都大学白浜水族館は京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所の付属施設です。約500種を展示していて、その中でもサンゴ、エビ、カニ、ヒトデ等の無脊椎動物の展示数は日本随一解説ツアーや体験学習など一般の水族館より深く学べるイベントが充実しています。円月島展望地から徒歩約8分の場所に位置しています。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町459
営業時間|9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日|年中無休
電話|0739-42-3515
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南方熊楠記念館で奇人の天才学者の壮絶な人生を知る

南方熊楠は和歌山県出身の世界的な博物学者。在野の学者として自然保護にも取り組み、「エコロジーの先駆者」としての評価も高い人物で、科学雑誌「NATURE」に歴代最多の投稿を誇るほどのすごい学者です。驚きなのは破天荒なその生きざまです。記念館を出る時には南方熊楠という人物の虜になるかもしれません。

さらに記念館屋上からの360度の展望は素晴らしく、白浜では是非見ておきたい隠れたスポットです。記念館は円月島展望地から徒歩約10分の場所にあります。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
営業時間|9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日|毎週木曜日
電話|0739-42-2872
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周辺のおすすめグルメスポット

海を見ながら見た目がキュートなスイーツを食べたり、地元の人も多く集う地元食材を使った大衆酒場があるため、ぜひ利用してみてください。

福菱 Kagerou Cafeで海を眺めながらご当地スイーツ

Kagerou Cafeは白浜の定番お土産「かげろう」を作る老舗菓子店が出したカフェ。海を眺められるテラス席があってロケーションがとても良く、人気となっています。カフェタイムはもちろんモーニングも多くの人で賑わいます。

「かげろう」は柔らかくふわっと焼き上げた生地で口の中に入れた瞬間、優しい甘さのクリームと共に消えていく食感。まるで、浜辺に漂う陽炎(かげろう)の様に、儚いイメージというところからこの名前がつきました。

この店限定で食べられる「生かげろう」が特に人気で、その名の通り中のクリームが生クリーム仕立てになっています。日持ちしないことからここだけで買える、知る人ぞ知る人気商品です。プレーンの生かげろうが1個税込100円となっています。テイクアウトもできるのでお土産におすすめです。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町1279-3
営業時間|8:00〜18:00
定休日|毎週木曜日(祝日、GW、お盆、お正月等は営業)
電話|0739-42-3129
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長久酒場で地元食材を堪能

お酒は安く、地元の新鮮な食材を食べられると評判の高い大衆酒場が 長久酒場です。刺身や焼き物、おでん等が人気のメニュー。店内は落ち着きのあるアットホームな雰囲気で、カウンター席と掘りごたつ席があります。

長久酒場は季節やその日により仕入れが異なるため、何度訪れても楽しめます。魚屋だけでなく地元の漁師からも直接仕入れることがあるため、地元の新鮮な魚が食べられます。あまり市場では流通していないような珍しい食材もあり、特に亀の手は是非食べてみて欲しい逸品です。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町3079-6
営業時間|16:00~23:00
定休日|毎週木曜日
電話|0739-42-2486
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円月島へのアクセス

円月島はホテルが建ち並ぶ白良浜から、海沿いの県道34号線を通って臨海方面へ行く道中に見ることができます。円月島へは車を利用して行くのが最もスムーズな方法で、周辺を観光する時も車の方がアクセスが便利なのでおすすめです。

車での行き方

紀勢自動車道の南紀白浜インターチェンジから車で約30分、JR白浜駅からは車で約15分の距離です。夕日の鑑賞スポットとなっている円月島展望地の専用駐車場はありません。最寄りの白良浜や番所山公園の駐車場を利用し、周辺散策を楽しみながら円月島を鑑賞するのがおすすめの方法です。

公共交通機関での行き方

JR白浜駅から明光バス町内循環線(102)に乗車して約35分、臨海で下車します。バス停を下車してすぐに円月島が見えます。もしくは明光バス三段壁行(12)に乗車して約13分、白浜バスセンターで下車してそこから徒歩17分で臨海に到着します。

住所| 和歌山県西牟婁郡白浜町3740
営業時間|24時間
定休日|なし
電話|0739-43-5511
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まとめ

白浜のシンボルとして親しまれている円月島。臨海浦の南海上に浮かぶぽっかり穴の開いたこの小さな島は、自然が作り出した芸術です。円月島周辺には観光スポットやグルメスポットが数多くあるのも魅力です。この南紀白浜の夕景の名所を訪ねて絶景を味わってみてはいかがでしょうか。