氷の神様を祀る氷室神社。かき氷のお祭りとしだれ桜は見逃せない

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静岡県出身、歴史好きが高じて奈良県に移住しました。奈良県の記事をメインで書いています。旅行は家族で出かけることが多いです。神社仏閣の紹介が得意です。散歩や食べ歩きが趣味で、カメラを片手に日々新たな撮影スポットやおいしいお店を探しています。

氷のおみくじ、おもろいで

氷の神様として知られる、奈良県奈良市の氷室神社。魅力的な行事がたくさんある神社としても知られていますし、観光で訪れる方も少なくありません。春には壮大な枝垂れ桜を目にすることもでき、フォトジェニックなスポットでもあります。ここでは、氷室神社の魅力や見どころ、アクセス方法などをまとめてお伝えしましょう。

氷室神社の概要

奈良県奈良市にある氷室神社は、名称からも何となくわかるように、祀っているのは氷の神様。そのため、全国の氷業者から信仰を集めているほか、フィギュアスケート好きな人たちからも密かな信仰を集めます。京に都が移ったあと、現在の地に神社として創建されました。氷と関わりの深い神様を祀っており、祭神はツゲノイナギオオヤマヌシノミコト、オオササギノミコト、ヌカタノオオナカツヒコノミコトの三神。

こじんまりとした神社なので、30分もあれば参拝できるでしょう。周辺には奈良国立博物館や東大寺などもあるため、観光にピッタリの立地。宮司さんは英語がペラペラなので、外国人観光客も多く訪れます。春の枝垂れ桜とかき氷にまつわるたくさんの行事が見どころです。

氷室神社は魅力的な行事が盛りだくさん

氷室神社の氷祭り「献氷祭」

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【氷室神社 献氷祭】 奈良国立博物館の向かい側に鎮座する神社です。 氷の神社として「献氷祭」には全国の氷業界から人が集まります。 氷の神社としての歴史は、天明天皇の勅命により、氷神を奉祀し、厳寒に結氷させたものを氷室に蓄え、翌年に平城京へ献氷させる制度が創始された事に始まります。 献氷祭では11時から祭典が、14時より舞楽奉納が行われました。 また境内では無料でかき氷が振舞われました。 ⚠️御朱印帳、御朱印はHPにて #行くナラ来るナラ #氷室神社#奈良#氷#献氷祭#かき氷#🍧#かき氷🍧#奈良国立博物館#奈良時代#創建#造替#神社#神社仏閣#神社巡り#神社仏閣巡り#舞楽#奉納#舞楽奉納#shrine#写真好きな人と繋がりたい #カメラ好きな人と繋がりたい#カメラ初心者 #nikon#nikon_photography_ #御朱印#御朱印帳#御朱印巡り#御朱印紹介所 #スライドしてね

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氷室神社では、氷祭りとして知られる「献氷祭」が有名。毎年5月に行われている祭りで、全国から氷業に関わる人たちが集まり業績成就を祈願します。もともとは1mの氷柱を神として祀り、春を祝っていました。神前には鯉の滝昇りなどの氷柱や花柱が奉納され、午後からは舞楽を奉納。一般の人も見ることができますし、かき氷が無料で振舞われます。

「ひむろしらゆき祭」でかき氷を食べよう

「ひむろしらゆき祭」は、2014年から始まったお祭り。全国からかき氷の名店が集まり、さまざまなかき氷を食べることができる祭りです。毎年アーティストが招かれており、音楽奉納として拝殿でのライブが行われているのも特徴。今の時代にマッチした神社ともいえるでしょう。

かき氷の出店は春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~別館で行われます。ひむろエリアは前売券が必要で、しらゆきエリアは当日でも金券を購入すればかき氷を食べられます。

まだ新しいイベントではあるものの、かなり人気が高くなっており、前売券がすぐに完売してしまうことも。参加したい方は早めに押さえておきましょう。しらゆきエリアではお店に行列ができることも珍しくないので覚悟も必要。相当な混雑になってしまうこともあります。

毎月1日は氷献灯

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毎月1日だけ、回廊や参道などがろうそくを入れた氷の容器で照らされます。これが「献氷祭」です。夕刻から夜にかけて足元が美しく照らされ、幻想的な雰囲気に。1日という日は氷を氷室から出して宮中の群臣に下賜する日だったため、それにあやかっています。

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元旦だけは0時から午前4時の年明け深夜に置かれるようです。年に何度か、ほかの日にも置かれることがあるようなので、行く前に確認しておくとよいでしょう。献氷祭は1日ではありませんが、日没から21時までは献氷灯が置かれます。雨が降っているときは回廊のみに設置されるようですね。

氷室神社境内の見どころは

春は壮大なしだれ桜

見どころがたくさんある氷室神社。奈良の一番桜ともいわれる氷室神社の枝垂れ桜がなんといっても有名でしょう。奈良公園の一帯にあるソメイヨシノよりも、1週間ほど早く咲き乱れるのが特徴です。樹齢100年ともいわれる枝垂れ桜が境内の本殿前に。境内にはソメイヨシノも植えられているので、両方の桜が咲く時期は境内が華やかに彩られます。

大きな枝垂れ桜は、神社全体に覆いかぶさるような勢いなので迫力も満点。全体的にどの桜も古樹となっていますが、丁寧な保護活動によってまだまだ現役です。毎年キレイな花を咲かせてくれるのは、嬉しいですね。神社に入らずとも、駐車場のあたりから咲き乱れる桜の様子を眺められます。昼はもちろんですが、夜桜もキレイと評判。

色々な表情を見せる鏡池

鏡池は、近鉄奈良駅からのメインストリート沿いから確認できる小さな池です。初夏には蓮が咲き乱れることで有名。大きなウシガエルが住んでおり、夜になると鳴き声も聴こえてきます。春には池のみなもに枝垂れ桜が映り込み、幻想的な景色を見せてくれます。

独特な造りの本殿

檜茅葺の社殿で、奈良県指定文化財となっています。三間社流造という、ほかの神社ではあまり見ることのない独特な造りが特徴。前回の造替は幕末で、1863年だとか。本殿には入れないので、外から眺めてください。

音楽が鳴る舞殿(拝殿)

拝殿前に設置しているお賽銭箱にお賽銭を入れると、境内に設置してあるスピーカーから厳かな音楽が流れる仕組み。このようなアイデアも珍しいですね。拝殿も奈良指定文化財で、江戸時代に建てられたと伝わっています。本殿に祈りを捧げるための空間。

珍しいかき氷の献氷参拝

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社務所でかき氷を申し込むと、本格的なかき氷ができあがってきます。これを神前にお供えするのが氷室神社の特徴。まずはお賽銭を入れて参拝、その後おさがりのかき氷にシロップをかけて、自分で食べるという珍しい参拝方法です。宮司さんが直接業務用製氷機でかき氷を作ってくれるので、それだけでもご利益がありそうです。

日本で唯一の氷みくじ

変わったおみくじで、もらったおみくじを氷の塊に貼り付けると文字が浮かび上がってきます。拝殿の前でひけるおみくじは、普通のおみくじなので注意しましょう。社務所の窓口でお願いすると、氷みくじを手に入れられます。

御朱印はお祓いまでしてもらえる

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御朱印は社務所の窓口でお願いしましょう。力強い御朱印をいただけるので、訪れた証にもらっておきたいですね。御朱印は、宮司の方が火打石でお祓いをしてから渡してくれるという念の入れよう。このような神社は珍しいですよね。御神札と同じ印を押しているため、初穂料は一般の御朱印より少々高めの設定。

お守りも可愛い

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* ⌘ 【奈良・氷室神社のかき氷情報ー❤︎】 * – かき氷マニア必須アイテム🍧 ※食べられません 「氷守」 – #氷みくじ もひきました✨ 結果は…ナイショです。 でもおかげさまで、 ステキなかき氷好きさんとと出会えました! 氷の神さま、ありがとうございます❄️ – #植村牧場 さんのソフトクリーム 🍦美味!!うれしいいい❣️ — —- #かき氷マニア #日本アイスマニア協会 #かき氷 #かき氷界 #かき氷界へようこそ #kakigori_mania #kakigori #kakigoori #shaveice #icemania #COOLJAPAN #シフクノヒトトキ #instajapan #photogenic #nicepic #unknownjapan #canon6dmarkii #🍧 #Nara #氷室神社 #植村牧場 #ソフトクリーム #アイスマニア #🍦 #🦌

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さまざまなデザインのお守りがあるので、選ぶのも楽しいです。家内安全や交通安全、合格祈願といったご利益のほか、肌守といった珍しいものまで。最近誕生したばかりという氷守が人気なので、訪れたときにはぜひ手に入れましょう。社務所で扱っています。氷室神社のオリジナル御朱印帳もあるので、御朱印集めをしている方は購入してみてはいかがでしょうか。

氷室神社へのアクセス

電車での行き方

氷室神社へは車でもアクセスできますが、基本的には公共交通機関の利用がおすすめ。JR奈良駅、近鉄奈良駅からなら徒歩でアクセスできます。近鉄奈良駅のほうが最寄りとなるので、なるべく歩きたくない方はこちらをチョイスしましょう。

バスでの行き方

バスだと、近鉄奈良駅から市内循環バスに乗車し、氷室神社・国立博物館前で下車すれば目と鼻の先です。

車での行き方

境内に有料駐車場はありますが、24台しか停められずしかも混雑しやすいです。車の場合は周辺のコインパーキングを利用しましょう。

住所|〒630-8212 奈良県奈良市春日野町1-4
営業時間|AM6:00~PM18:00(4~10月)、AM6:30~17:30(11~3月)
定休日|なし
電話|0742-23-7297
公式サイトはこちら

まとめ

珍しい氷の神様を祀った氷室神社。かき氷が食べられる珍しいお祭りのほか、一年を通して魅力的なイベントをたくさん開催しています。氷みくじや氷守なども可愛いですね。近くには博物館や東大寺もあるので、ほかの観光名所とあわせて巡ってみるのがおすすめ。美しい桜を楽しめる春、かき氷の美味しい夏などがおすすめですね。