ルーヴル美術館は世界三大美術館のひとつ。モナ・リザや絶対外せない名作を巡るコツを徹底解説

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まさに歴史の教科書そのものでした

観光名所が目白押しの芸術の街パリで見逃せないスポットが、有名なハリウッド映画の舞台にもなったルーヴル美術館です。ルーヴル美術館に展示されているおすすめの芸術作品や、気をつけなければならないポイントをご紹介します。

ルーヴル美術館って?

パリは芸術の街としても有名で、観光名所がでいっぱいありますが、見逃せないスポットの1つがルーヴル美術館です。元々宮殿として使用されていたため、ルーヴル美術館の建物自体が芸術品のような美しい姿をしています。

世界三大美術館

パリから遠く離れた日本においても、ルーヴル美術館を知らない人はあまりいないのではないでしょうか?73000平方メートルもの面積を誇る巨大美術館に、毎年1000万人以上の世界中の人々が訪れます。7000年以上前にまで遡る貴重な品々を含む380000点以上が収蔵され、内35000点以上が展示されている世界三大美術館のひとつです。

35000点以上の作品が展示されているため、ルーヴル美術館では展示作品を部門ごとにを分けているのでご紹介します。

  • 古代エジプト美術部門
  • 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門
  • 古代オリエント美術部門
  • イスラム美術部門
  • 絵画部門
  • 彫刻部門
  • 工芸品部門
  • 素描・版画部門

元は宮殿だった

ルーヴル美術館として利用されている建造物は、実は元々宮殿として使用されていた歴史あるもの。13世紀初頭に当初は防衛用の城塞として建造され、14世紀中ごろから宮殿へと改装されました。1870年までは国家元首の住まいにもなっていました。何世紀にもわたって増改築を繰り返し、現在も美しい姿を見られます。

若者はお得に行ける

国籍を問わず18歳未満であれば無料で入場できます。26歳未満であれば金曜日の18時以降は無料で入場でき、オーディトリアムも割引されます。ヨーロッパ圏在住の25歳未満の人は、常設展へは入場料無料です。

チケットは事前に買っておこう

世界中の人々が訪れるルーヴル美術館には、チケットブースや入場口に連日長蛇の列が。事前に公式サイトでチケットを買っておけば、チケットブースで並ぶ時間を省けてゆったり鑑賞できるのでおすすめです。

ただし、サイトでの購入価格は通常料金より少し高く設定されています。ホテルによってはフロントに依頼するとチケットを確保してくれる場合もあるので、問い合わせてみるのも一つの手です。

パリで美術館などの観光スポット巡りをする予定なら、ミュージアムパスが便利です。ミュージアムパスを提示すると様々な特典を利用でき、ルーブル美術館では再入場や優先レーンに並べます。

入り口は5つ

ルーヴル美術館への入場口は、ピラミッド中央入口とカルーゼル入口、パッサージュ・リシュリュー入口、ポルト・デ・ヨン入口、ポルト・デ・ザールの5か所あります。チケットブースはピラミッド中央口とカルーゼル・ギャラリー入口の2か所にあります。

パッサージュ・リシュリュー入口からはチケット保持者と無料対象者のみが入場可能です。場合によっては入口が閉鎖されているときがあるので、公式サイトなどで確認しておくとよいでしょう。入場口では手荷物検査が実施されており、長蛇の列ができるので待ち時間も想定しておきましょう。

これだけは見ておこう!

ルーヴル美術館では、35000点以上の作品が常時展示されていますが、全部の作品を見ることは不可能なので、いくつかのおすすめの作品をご紹介しましょう。

モナ・リザ

レオナルド・ダ・ビンチの名作「モナ・リザ」は、開館後すぐでも人だかりができるほど大人気。朝イチに入館し一番に直行して見にいくことをおすすめします。「モナ・リザ」はドゥノン翼2階の国家の間にある展示室711で展示されています。

館内には「モナ・リザ」が展示されている部屋までの案内が出ているので、案内に従って進むと迷わずにたどり着けます。

サモトラケのニケ

「モナ・リザ」への道中で目を引く作品が、ギリシアの彫刻「サモトラケのニケ」です。ニケはナイキの社名の由来で、同社のロゴは「サモトラケのニケ」の翼がモチーフとされています。ドゥノン翼1階のサモトラケのニケの階段展示室703に展示されています。

民衆を導く自由の女神

フランス7月革命を題材とした「民衆を導く自由の女神」は、ドラクロワの有名な絵画のひとつです。絵の中央でフランス国旗を掲げる女性は自由の女神マリアンヌと呼ばれ、フランスの象徴とされています。

マリアンヌの横にいる少年は、ビクトール・ユゴーの「レ・ミゼラブル」に出てくるガブローシュのモデルです。ドゥノン翼2階の展示室700で見られます。

ミロのビーナス

「ミロのビーナス」は「モナ・リザ」同様、案内に従って進めば展示室までスムーズに行けます。像の周囲を回れるので、色々な角度から美しい彫刻を鑑賞できます。リシュリュー翼1階のパルテノンの間にある展示室346に展示されています。

ハンムラビ法典

歴史の教科書に出てくる「ハンムラビ法典」の石碑は、およそ2メートルもの高さに圧倒されます。紀元前18世紀のメソポタミア文明を象徴する、バビロン王ハンムラビによる法令集です。リシュリュー翼1階の展示室227に展示されています。

行くなら朝が狙い目

写真はルーヴル美術館が開館した直後に撮影したものです。朝は比較的に空いています。しかし、「モナ・リザ」などの人気がある展示品はすぐに人だかりができてしまうので、開館後すぐに見に行くのがおすすめです。パリ旅行の日程に組み込むなら、最低でも3時間くらいは確保しておきたい。

行く前の準備がとても大事

とっても展示数が多く、広いルーヴル美術館へ行くにあたっては、事前の準備がとても大事になってきますので、良くチェックしてください。

何が見たいかを決めておく

ルーヴル美術館は広い上に展示品が35,000点以上あり、全て見て回るには1週間はかかります展示室は大きく3つのエリアに分けられているので、見たい作品がどこに展示されているかを把握しておかないと、余計に時間がかかってしまうことも。

見たい作品と行きたいエリアをあらかじめ絞って、優先順位をはっきりさせておくと効率よく回れます。入館後には必ず館内マップを入手しておきましょう。

荷物はできるだけ少なく、歩きやすい靴で

人も多くたくさん歩くため、できるだけ軽装で回ることをおすすめします。

縦55センチメートル・横35センチメートル・幅20センチメートルを超えるスーツケースや手荷物は、館内への持ち込みが禁止されているのでお気をつけください。ピラミッドの地下に無料で利用できるロッカーがあるので、手荷物やコートを預けておくとゆったりと鑑賞できます。

足元は動きやすい履き慣れた靴で、かばんは必要最低限のものが入る小さめサイズがおすすめです。

見たいものがちゃんと見れるか確かめる

残念なことに、ルーヴル美術館に行けば見たい作品が必ず見られるわけではありません。修繕などのために展示室が閉鎖されている場合や、作品自体が展覧会などのために貸し出されている場合もあります。公式サイトでお目当の作品の所在を確認しておきましょう。

ルーヴルで注意したいこと

ルーヴル美術館には素晴らしい芸術品がたくさん存在していますが、作品を見るのみ夢中になってスリにあったり、禁止事項に触れてしまったりしないように注意しましょう。

スリに注意

開館直後の「モナ・リザ」展示室にはすでに人だかりができており、この後も続々とお客さんたちが押し寄せます。混雑している場所は必ず、スリに気をつけなければなりません。芸術鑑賞している最中は特に狙われやすいので、できる限り盗られない工夫をしておくことが大切。貴重品はポケットなどに入れず、ファスナー付きで体の前面に持てるかばんにしまいましょう。

やってはいけないこと

館内に貼られている6種類の絵文字をそれぞれ斜線で消している掲示は、美術館が見学者に守ってほしい6つの原則を示したものです。

以下の禁止事項をしっかりと守り、美術鑑賞を楽しみましょう。

  1. 携帯電話の使用
  2. 喫煙
  3. 飲むこと
  4. 食べること
  5. 作品に触れること
  6. 走ること

また、館内スタッフや警備員の指示には必ず従いましょう。常設の展示室では写真撮影できますが、フラッシュや照明の使用は禁止です。企画展示室では撮影自体が禁止されています。ほかに、ルーヴル美術館の敷地内でアルコール飲料を飲むことも一定期間禁止されているなど、様々な規則があります。

文化や慣習も違うので、わからないことは館内スタッフや警備員に尋ねるようにしましょう。ルールを守って、心おきなく美術鑑賞を楽しんでください。

ルーヴル美術館へのアクセス

地下鉄での行き方

地下鉄(Métro)は1号線と7号線が、ルーヴル美術館最寄りのパレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais-Royal/Musée du Louvre)に停車します。パリの地下鉄は郊外に出ない限りは同一金額で乗れます。

電車内で力づくで携帯電話やかばんを奪い去るスリもいるので、盗られないように常に荷物に気をつけましょう。

バスでの行き方

薄緑色のRATPパリ交通公団バスは路線が多いので、利用するときは目的地に停車する路線番号をしっかり把握しておきましょう。ルーヴル美術館(Musée du Louvre)には、21、24、27、39、48、68、69、72、81、95番のバスが止まります。

乗車する際は手を上げてバスに合図、前方のドアから乗りチケットを通すか運転手から購入しましょう。下車する際はボタンを押して、後方のドアから降りましょう。

バトービュスでの行き方

バトビュス(Batobus)はセーヌ川クルーズを楽しみながら移動できる、観光に便利な水上バスです。ケ・フランソワ・ミッテラン(quai François Mitterrand)沿いにルーヴル(Louvre)の船着場があります。対岸沿いルートで乗ってしまっても、オルセー美術館(Musée d’Orsay)で降りて歩いて橋を渡れば着きます。

住所|〒75058 Musée du Louvre, 75058 Paris - France
営業時間|月・木・土・日:9時-18時 水・金:9時-21時45分(夜間開館)
定休日|毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
電話| 33 (0) 1 40 20 53 17
公式サイトはこちら

まとめ

世界中の人々が訪れる巨大美術館ルーヴルには、教科書でしか見たことがない貴重な品々が所狭しと並んでいます。美術鑑賞を心おきなく楽しむためにも、チケットの手配や開館状況の確認など事前準備をしっかりしておきましょう。