祐徳稲荷神社は日本三大稲荷のひとつ。極彩色の楼門に見とれてしまう

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長崎県在住。海外旅行が大好きで、現在までに25か国旅しました。何の計画もなくぶらりと行く一人旅が殆ど。行きたい国はまだまだあります! 訪れた国の文化を肌で感じることができる、路線バスの旅が得意です。 国内では九州北部を中心に、素敵なおすすめスポットを紹介します。 趣味は御朱印集め・インド映画鑑賞・動物とふれあうこと。

祐徳さんはすごかとよ~。お参りしてみらんね。きんしゃい!

佐賀県鹿島市にある日本三大稲荷のひとつでもある祐徳稲荷神社は、たくさんの御利益があるパワースポット。地元の人たちだけでなく、タイ人にも人気で、多くのタイ人も訪れるという祐徳稲荷神社の魅力をたっぷりご紹介します。

祐徳稲荷神社の神様とそのご利益

祐徳(ゆうとく)稲荷神社は、諸説あるものの、日本三大稲荷のひとつに数えられ、家運繁栄、交通安全などのご利益があるとされています。縁結びの神様も祀られており、金運や商売繁盛のパワースポットとしても有名。とにかくここに来れば、いろいろなパワーを得ることができそうです。地元では「祐徳さん」と呼ばれ親しまれており、年間300万人が参拝。初詣の参拝客は佐賀県で最も多い神社です。

祐徳稲荷神社がタイで人気の理由

祐徳稲荷神社は佐賀県内だけでなく、タイでも人気の神社です。その理由は、2015年に放映されたタイの人気ドラマ「STAY Saga~私が恋したSaga」のロケ地だったから。主人公サニーと日本人ヒロインのナオミが結婚式を挙げた のが祐徳稲荷神社だったのです。お守りもドラマに使われたため、ロケ地巡りでタイの観光客がとても増えています。

昭和の雰囲気そのまま、門前商店街

400メートルも続く桜並木には、30軒ものお店がひしめきあっています。お参りに行く前に思わずのぞきたくなります。

400メートルも続く商店街

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#祐徳稲荷神社参道

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祐徳稲荷神社には、車3000台を停められる無料駐車場があります。その駐車場の先には、30以上の店があり約400メートル続く商店街が軒を連ねています。この商店街は、春は特に美しい風景が広がる桜並木です。

商店街には、稲荷せんべい、稲荷羊かん、のごみ人形など鹿島土産が並んでおり、見ているだけで楽しくなります。参拝後に購入したいものを選んでおくといいかもしれません。お土産の中での一番人気は稲荷羊かん。筒状の紙の中に羊かんが入っているもので、押し出して付属の紐で切って食べます。その食べ方がユニークで、人の分まで用意したくなる楽しさです。

門前商店街を過ぎると錦波川にかかる橋である神橋が見えてきます。さらに、祐徳稲荷神社の石碑が見えると、いよいよという緊迫感があり、身が引き締まるような気持ちになります。神橋を渡る前には、車のお祓いをする場所があるので希望する方は受付をしましょう。

神橋を渡ると厳かな別世界へ

錦波川は佐賀県最高峰の多良岳のひとつ、経ケ岳を源とする清流です。神橋からは、標高1,076mの経ケ岳を望むことができます。錦波川は蛍の名所でもあるので、蛍が出る時期は、川をじっくり見てみてはいかがでしょうか。

極彩色の楼門は圧巻の美しさ

手水舎で手や口を清めて神池を渡ると、正面にきらびやかな楼門がそびえているのを見ることができます。

豪華絢爛な楼門に圧倒される

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“Yutoku Inari Shrine, Saga” November 2018

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絢爛豪華な装飾が魅力の楼門は、祐徳稲荷神社の顔ともいえる門です。なお、神池付近は楼門や本殿などを一緒に写真におさめることができるので、オススメの撮影スポットです。神池には鯉も泳いでいます。

楼門には左右に有田焼の随神が祀られています。有田焼の随身は、狛犬と同じように右の神が「あ」と口を開け、左の神が「うん」と口を閉じています。ぜひ、その違いを見てみてください。また、楼門の壁には、人間国宝である柿右衛門と今右衛門の陶板がはめ込まれています。

縁結びの神様として人気の岩崎社

縁結びの神様が祀られているのは岩崎社。神様は御本殿舞台の真下に鎮座されています。地元では縁切り神社と呼ばれることもありましたが、祀られているのは縁結びの神様です。今では若い女性たちの恋の悩み解決のスポットとして人気。地元では、カップルではなく一人で行ったほうが良いと考えられていることが多いそうです。

いよいよ本殿へ

約15メートル上にある本殿は、京都の清水寺よりも高いといわれています。祀られている神様は、稲荷大神と呼ばれている倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)、大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)、猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)の三神。衣食住をつかさどる生活に欠かせない守護神とされています。本殿までは、階段をのぼって行くか、2017年に本殿横に設置されたエレベーターで行くことができます。

運気上昇エレベーターに乗って開運

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神社の本殿へ行くのにエレベーターに乗るというのもなかなかできない体験かと思いますが、このエレベーターに乗れば、なんと、運気上昇お守りをもらうことができます。エレベーターは有料で、エレベーターのチケットの代わりに、運気上昇お守りが渡されます。中には天然石が入った開運おみくじ入り。バリアフリーになっており、車いすの方や足腰が不自由な方もエレベーターに乗れば、本殿を参拝することができます。

奥之院の命婦社は佐賀県の重要文化財

本殿からはさらに、奥之院に向かう道があります。奥之院は300メートルのぼった山頂にあり、道のりが険しく行くまでかなり大変です。

奥の院からは絶景が広がる

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本殿からはさらに、奥之院に向かう道があります。けれど、その先に待つ景色は絶景。山頂から鹿島市や有明海を望むことができます。のぼって良かったと思うことでしょう。

奥之院には、稲荷大神のお使いである白狐の霊の命婦(みょうぶ)大神が祀られています。また、命婦社は江戸時代のもので、素晴らしい彫刻が施されており、江戸時代の神社建築の特徴を見てとることができる建築物です。佐賀県の重要文化財に指定されています。

撮影スポットの赤鳥居

本殿から奥之院に向かう途中には赤鳥居が並んでいます。願い事が通るようにと祈願して、江戸時代から鳥居を奉納するようになったとのことです。赤い鳥居が続いている様子は壮観で、写真撮影の人気スポットのひとつです。赤鳥居をくぐって行くと、一瞬、異次元にむかうトンネルを通っているかのような感覚に陥ります。

祐徳稲荷神社の御朱印にはおまけが

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最近は御朱印ブームですが、祐徳稲荷神社では、楼門がデザインされた御朱印帳が2種類(ピンクと紺色)売られています。神社は神様を、お寺は仏様を祀っているわけですが、神社とお寺の御朱印帳を一緒にしておくと御朱印をいただけない場合があります。そのため、御朱印帳は、神社とお寺は別にしておいた方が無難です。

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祐徳稲荷神社で御朱印をいただく場合は、楼門をくぐって左手にある受付でお願いしましょう。お参りの前に御朱印帳をあずけ、参拝したら御朱印が記入された御朱印帳を受けとります。御朱印をいただくのは、参拝してからが原則です。御朱印を受けると、祐徳オリジナルあぶらとりがみがもらえるのもうれしいポイントです。

祐徳稲荷神社へのアクセス

車での行き方

長崎自動車道の嬉野ICか武雄北方ICから鹿島方面へ30~40分。3,000台が収容できる無料の駐車場があります。JR 肥前鹿島駅からバスまたはタクシーで祐徳稲荷神社まで行くこともでき、車では駅から約10分です。

住所|〒849-1321 佐賀県鹿島市古枝乙1855
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0954-62-2151
公式サイトはこちら

まとめ

たくさんの御利益がある地元の方たちにも大人気の祐徳稲荷神社は、美しい景色やすばらしい建築物を見ることもでき、広大な敷地の中には撮影スポットもたくさん。参拝するだけでなく、1日かけてゆっくり散策したい神社です。パワーをもらいに訪れてみませんか。