阿寒湖遊覧船で神秘のマリモに会いに行こう

トラベルパートナー: Kitako

生まれも育ちも北海道で観光案内員の経験あり。デジタルマップよりも紙の地図を持って旅行するのが大好きなアナログトラベラーです。北海道定番の観光スポットから穴場グルメや裏話など、どさんこKitakoが北海道の隅から隅までご紹介します!

阿寒湖のマリモは丸くてコロコロしてて、なまらめんこいよ~!

国の天然記念物マリモが生息している北海道の阿寒湖をご存知ですか。阿寒湖には、この湖に浮かぶ大島や小島などの景観を楽しみながら周遊できる阿寒観光汽船の遊覧船があるんです。今回は遊覧船の楽しみ方などをご紹介します。

阿寒湖と遊覧船

雄大な自然に囲まれた阿寒湖は、その景観も見事なものです。さらに、季節によっては遊覧船で阿寒湖の見どころを見学することができます。

森の湖阿寒湖

北海道釧路市にある阿寒湖は、火山活動によりできた大きな凹地、周囲約26km、水深は最深部45m。周りはエゾマツやトドマツなどの針葉樹を中心とした樹木に覆われています。まさに森の中に潜む湖といった神秘的な雰囲気が漂っています。

阿寒湖にはヒメマスやアメマス、イトウなどの魚も生息していて、釣り好きな方もよく訪れています。全面結氷する冬期には、氷に開けた穴から釣糸を垂らして行うワカサギ釣りができ、初心者でも楽しめるので人気が高いんです。

阿寒湖遊覧船

阿寒湖には、阿寒湖を周遊してくれる遊覧船があります。湖が氷開きとなる4月から11月の期間限定で運行しており、観光シーズンにはアイヌ紋様を描いた大きな船が1時間おきに出ています。乗船時間は85分で、途中に阿寒湖の中の島、チュウルイ島へ上陸し、マリモ展示観察センターの見学ができるコース内容です。

季節や時間帯によって様々な景色の移り変わりを見ることができ、阿寒湖を取り囲む山々を眺めながら、名所、滝口や中の島を巡ることができます。

遊覧船一周コース

広大な阿寒湖を周遊する遊覧船では、阿寒湖のさまざまな景色を見ることができます。湖を優雅に観光できる遊覧船からはどんな景色を見ることができるのでしょうか。

乗船所は2ヶ所

遊覧船の乗降桟橋は、阿寒湖温泉街に2ヶ所設置されており、それぞれ「まりもの里桟橋」と「幸運の森桟橋」と名付けられています。どちらからでも乗船は可能ですが、原則として乗降は同じ桟橋を利用することになっています。

コースは、「まりもの里桟橋→幸運の森桟橋→湖巡り→幸運の森桟橋→まりもの里桟橋」が基本で、幸運の森桟橋は乗船時間が10分程度短くなっています

4つの島を巡る

阿寒湖には大島・小島・チュウルイ島・ヤイタイ島の4つの島があり、遊覧船からもこれらの島の姿が見ることができます。その中でもチュウルイ島にはマリモ展示観察センターがあり、島の北側にあるチュウルイ湾あたりに天然の球状マリモが多く生息してます。

十九列島と滝口

阿寒湖の東側には、湖の水が阿寒川となって流れ出す滝口と、日本庭園のように岩がごろごろと並んでいる十九列島があります。遊覧船のコースにはこの滝口エリアも含まれているので、見ごたえがあること間違いなし。

滝口には水門が設けられており、その水門から始まる阿寒川はまりも国道とほぼ平行して流れています。約96kmの長さを持ち、太平洋側の大楽毛で海に合流する形になっています。

雄阿寒岳

阿寒湖の東にそびえる雄阿寒岳は、標高1,370mのどっしりとした佇まいで、名前の通り男性の山によく例えられています。遊覧船を出発した後まもなく右手方向に雄阿寒岳が現れます。雄阿寒岳の裾野には阿寒湖だけでなく太郎湖、次郎湖、パンケトー、ペンケトーの5つの湖があります。

雌阿寒岳

一方で、阿寒湖の北西には、標高1,499mの雌阿寒岳と標高1,476mの阿寒富士が並ぶようにそびえ立っています。いずれも活火山で、雄阿寒岳と合わせて阿寒三山とも呼ばれています。今も活発なのは雌阿寒岳のみで、白く上がる蒸気を見ることができます。遊覧船からは女性らしい稜線の雌阿寒岳が少し遠めに見えるのと、キレイな三角形の阿寒富士がくっついて見えます。

見ごたえ抜群のマリモ展示観察センター

天然記念物に指定されているマリモについて学ぶことができるのがマリモ展示観察センターです。水中の中で生息しているマリモを見ることができるのでおすすめです。

阿寒湖底を再現した水槽

マリモ展示観察センターは、湖上の島にあり、遊覧船かモーターボートを利用しなければ行けない施設です。阿寒湖遊覧船を利用すると、途中で船を下りて見学できるコースになっています。

展示室の水槽ではチュウルイ湾やキネタンペ湾に自然に育つマリモの生育と環境が再現されています。マリモが育つエリアには水中カメラが設置されており、湖底に揺れるマリモや泳ぐ魚などリアルタイム映像を見ることができます。

マリモの生態がよくわかる!

センター内にはマリモについての説明板や成長過程を見せる水槽もあり、1個のマリモの一生がよくわかる展示になっているのです。

お土産店では、なかなか見かけることのない、直径30cmほどのビックサイズのマリモも展示。マリモはあまり大きくなると形が保てずに割れてしまい、バラバラになった欠片はそれぞれがまた糸藻を絡ませて大きくなっていきます。

昔はマリモが10cmになるまでに150年はかかると言われてきましたが、近年の研究では条件が揃えば10年ほどでも10cmまで成長することがわかってきています。

マリモ展示観察センターは、このようなマリモに関する情報が豊富なので、じっくり見たい人は遊覧船立ち寄りの15分では時間が足りないかもしれませんね。

特別天然記念物

マリモは阿寒湖の名物として北海道全域のお土産店で販売されています。しかし、阿寒湖のマリモは1952年に特別天然記念物の指定を受けて以来、売買はもちろんのこと個人的な採取も禁止されています。

お土産としては養殖か別の湖で採取されたマリモが販売されていて、阿寒湖のマリモは展示観察センターでのみ見ることができる貴重な存在なのです。

住所|〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉チュウルイ島
営業時間|6:30~17:30(季節により変動あり)
定休日|11月中旬~4月中旬
電話|0154-67-2511(阿寒観光汽船)
公式サイトはこちら

マリモとアイヌ

温泉街の西の端には、「アイヌコタン」というアイヌの民芸店や飲食店ばかりが軒を連ねる場所があります。通りの入り口や建物には守り神のフクロウや山の神様ヒグマの木彫りの飾りがあるのが特徴です。

アイヌコタンの一角にあるシアターイコロでは、1日1回~5回の古式舞踊と、イオマンテの火祭りの披露が行われています。

住所|〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-19
営業時間|店舗により異なります
定休日|店舗により異なります
電話|0154-67-2727
公式サイトはこちら

湖面結氷中は湖上で遊ぶ!

阿寒湖の冬は非常に厳しく、冬の間、湖面は氷が張った状態となります。その間は遊覧船に乗ることはできませんが、変わりに、氷上を楽しめるアクティビティやイベントが行われています。

あいすランド阿寒

遊覧船が運休に入る厳冬季は、全面結氷した阿寒湖の上で遊べる体験型イベント「あいすランド阿寒」が開催されています。バナナボートをスノーモービルで引いて滑らせるアクティビティや、4輪バギー、ワカサギ釣りなどが楽しめます。

住所|〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目
営業時間|アクティビティにより異なる
定休日|開催期間中は無休
電話|0154-67-2057
公式サイトはこちら

ICE・愛す・阿寒冬華美

2月から3月にかけて「ICE・愛す・阿寒”冬華美”」という夜のイベントが開催されます。ここでは、阿寒湖の氷の上にミニゲームコーナーが設けられ、アイヌ民族に伝わる儀式の披露や花火大会が行われます。

期間中毎晩開催の花火大会「冬華美」は、厳冬期の澄んだ空気と山々に囲まれた地形の影響で、体に伝わる振動や音が大きく迫力があり、見ごたえ抜群です。

ただ、打ち上げも観覧も凍った阿寒湖の上なので、イベントに参加する場合は防寒対策が必ず必要です。参加される際は温かい格好をして挑むようにしましょう。

住所|〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
営業時間|19:30~20:30
定休日|開催期間中は無休
電話|0154-67-3200
公式サイトはこちら

阿寒湖遊覧船へのアクセス

車でのアクセス

札幌市からは、道東自動車道足寄ICを利用して国道241号と国道240号でおよそ4時間(298km)ほどで着きます。釧路空港からは、国道240号を北方向へ進み、およそ1時間(59km)です。

バスでのアクセス

阿寒バスが運行する系統番号30阿寒湖線「阿寒湖温泉」を下車し、徒歩5分(約350m)で到着します。各温泉ホテル運行の送迎バスや帯広市、釧路市中心部との都市間バスもありますので、そちらを利用してもいいでしょう。

住所|〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目5-8
営業時間|6:00~17:00
定休日|お問い合わせください
電話|0154-67-2511
公式サイトはこちら

まとめ

阿寒湖は温泉やアウトドアアクティビティーなど四季を通じて楽しめる場所です!中でも遊覧船は季節限定で楽しめるものなので、運航期間中は、ぜひ湖上の風景とマリモ観察を満喫してみてはいかがですか?

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