福山自動車時計博物館は乗って触って楽しめる。クルマ好きなら必見

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出身地は広島。得意なエリアは中国地方です。パワースポットや食べ歩きが好きなので、神社仏閣やグルメが楽しめるスポットの紹介が得意。列車での旅はもちろん、サイクリングやドライブでのお出掛けも好きです。

かっこいい車がいろいろ見れるけんね~

自動車と時計好きにとって垂涎の世界が広がる博物館、それが広島県福山市にある福山自動車時計博物館です。テレビや本で見ていたような車や時計をじかに見て、触って、自動車には実際に乗ることもできる夢のような場所。戦後の昭和時代を存分に感じることもでき、タイムスリップしたかのような気分も味わえます。

自動車と時計のワンダーランド

広島県福山市にある福山自動車時計博物館は1989年に開館した、自動車と時計好きにとって夢のような世界が広がる博物館です。地元の企業家であり自動車愛好家でもある能宗孝氏をはじめとした人々が収集したコレクションが展示されています。主にクラッシックカーやアンティーク時計が展示されており、映画の撮影に使われた名車を見ることもできます。歴史を感じる蝋人形やアンティークのオルゴール、石油コンロなどの展示もされています。

レトロな外観

中の展示物はもちろんですが、博物館の外観にも心踊らされます。レトロでかわいらしい外観なので、すぐに見つけることができるでしょう。建物自体も写真映えするので、ここで一枚パチリと撮影するのもおすすめです。建物の外にも、ボンネットバスをはじめとして約30台が展示されているので、見逃さないように。博物館に入る前からワクワクしてしまいます。

自動車に乗ることができる

福山自動車時計博物館では、展示物を見学するだけではなく、実際に自動車に乗ることができます。希少な車にも乗車することができるため、レア体験となるでしょう。

乗って写真撮影もOK

福山自動車時計博物館のモットーは、のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!。これは、岡山弁の のられ・みられ・さわられ…の“ら”を抜いた言葉だそうです。見るだけの博物館が多い中で、福山自動車時計博物館では、運転することはできませんが、展示されているほとんどの自動車に実際に触ったり乗ったりすることができます。

もちろん、乗った状態での写真撮影もOKです。この独特な展示方法によるファンも多いというのもうなずけます。車好きな大人はもちろん、小さな子供も大興奮すること間違いなしです。

ボンネットバスに乗車体験も

国内にわずか4台しか残っていないという、非常に希少な日野のボンネットバスは、現存最古で現存唯一の短尺車です。その日野のボンネットバス2台が廃車体の状態から復元され、動かせる状態で保存されています。年式は1958年式と1961年式のもの。ゴールデンウィークやお盆などの期間には、このバスに実際に乗ることができる乗車体験が行われています。

15名以上の参加であれば、予約すれば駅からボンネットバスで送迎してくれるうれしいサービスもあります。かわいらしい風貌のバスに揺られての博物館までの旅は、昔に戻る道のりのような感覚にとらわれるかもしれません。人数を集めてぜひ乗りたいものです。

時代感じるクラッシックカーの数々

福山自動車時計博物館で展示されているクラシックカーを紹介します。クラシックカーファンをはじめとして、車に詳しくない方でも、そのフォルムに見入ってしまうでしょう。

テレビでも見たことがあるかも スバル360

1964年製のスバルの360てんとう虫の愛称で親しまれた名車です。当時では高水準の走行性能を誇っていたことで知られています。NHKのドラマ「とんび」の撮影で実際に使われていたので、テレビで見たことがある方も多いかもしれません。

フェアレディZのルーツ ダットサン・フェアレディ

1961年製のダットサン・フェアレディは、日産自動車が作り、ダットサンブランドで売り出した車です。フェアレディZのルーツであるといわれています。ここで展示されているのは輸出用の左ハンドルのものです。

初の水平対向エンジン車 パブリカ

1966年製のトヨタのパブリカは、国産初の大衆車で、初の水平対向エンジン車でもある自動車です。大衆車を意味するバブリック・カーからこの名前がつけられたと言われています。現在あるトヨタのコンパクトカーのルーツともいわれる車。現在のトヨタ車と比較してみるのもおもしろいかもしれません。

映画にも登場したトヨペットクラウンRS

1958年製のトヨタのトヨペットクラウンRS。発売当時は憧れの高級車として知られていました。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の撮影で使われました。映画をすでに見た人も、まだ見ていない人も、車に注目して映画を見てみると、また違った物語が広がるかもしれません。

小さくて可愛らしいフォルム ミゼットDSA

1961年製のダイハツのミゼットDSA。ミゼットは英語で超小型のものという意味があります。キックがなくなり、セルモーターのみとなった軽三輪トラックです。初期のものはドアがなく幌がついていましたが、DSA型になってからドアが取り付けられました。

自動車以外の展示物

福山自動車時計博物館では、自動車以外も展示されています。アンティーク時計をはじめとして、レトロな品物の数々は必見です。

国内外から集められたアンティーク時計

数多くのボンボン時計と呼ばれる掛け時計が展示されています。壁にびっしりと時計が並ぶさまは壮観です。他にも江戸時代中期~末期の櫓時計や江戸時代末期に作られた枕時計など、珍しい時計もあります。欧米の塔時計、国内外の掛時計、置時計、懐中時計など、時代がさまざまな国内外産の時計がずらりと並んでいて、時間を経つのも忘れ見入ってしまうでしょう。

少し怖い見た目の木馬

イギリス製の原動機が付いていないアンティークの木馬も展示されています。これも乗ることができます。原動機ではない動きを体験するのも、なかなかない機会ではないでしょうか。レトロな様子は、若干、怖い雰囲気を感じてしまうかもしれませんが、ここはぜひ乗ってみてください。

中に乗り込める飛行機の展示

昭和に活躍したアメリカ製の小型飛行機が数多く展示されています。天井からつりさげられているものは乗車不可ですが、床に置かれているものには乗ることができます。憧れのコクピットに入り操縦する気分を味わうことができます。飛行機の操縦体験はなかなかできないもの。大人も子供もつい夢中になってしまうのではないでしょうか。

昭和の暮らしを再現したコーナー

昭和の暮らしを再現したコーナーもあります。テレビや扇風機など当時の家電などが展示されています。昔懐かしい昭和の暮らしの様子を見ることができるので、おじいちゃんやおばあちゃん、孫と一緒に訪れて当時の思い出を語り合いながら眺めるのもおすすめです。

その他にも自動演奏ピアノ、オルゴール、蓄音機、カメラ、ラジオの他、バラク・オバマ、ジェームズ・ディーン、エルビス・プレスリー、吉田茂などの蝋人形も展示されています。写真を撮影する手が止まらないでしょう。お子さんと一緒ならこれは誰?と会話が弾むに違いありません。

福山市のシンボル福山城

近くにある福山城は、1622年に水野勝成によって建てられた城で、江戸時代最後の最も完成された名城としてたたえられました。現在は、福山城天守閣は福山城博物館となっています。重要文化財にも指定されており、福山市のシンボルとして市民に愛されています。外から眺めるだけでなく、博物館では常設展も行われているので、寄ってみてはいかがでしょうか。

住所|〒720-0061 広島県福山市丸之内一丁目8
営業時間|AM9:00~PM5:00
定休日|なし
電話|084-922-2117
公式サイトはこちら

福山自動車時計博物館へのアクセス

電車での行き方

JR福山駅から徒歩約12分の距離です。

車での行き方

福山西ICから車で約30分。専用の駐車場があり、駐車場代は無料です。

住所|〒720-0073 広島県福山市北吉津町3-1-22
営業時間|AM9:00~PM6:00
定休日|なし
電話|084-922-8188
公式サイトはこちら

まとめ

第二次世界大戦後のまだまだ豊かでなかった昭和の時代に思いを馳せることができる博物館は、当時の自動車や時計を見て楽しむだけでなく、現代を生きる中で失ってしまったものを見つけることができる場所かもしれません。ぜひ、お子さんと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。