御香宮神社は安産祈願の神社!湧き出る名水もご賞味あれ

公開日:2018/12/25 更新日:2019/11/12

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参拝するときには水汲み用のペットボトルか水筒が必須やで!

御香宮神社は安産の神様として崇められている神功皇后を主祭神とする、安産祈願にご利益がある神社です。神社の名称はこの場所から湧出している名水である御香水に由来します。手水舎でも御香水が使用されており、飲むために水筒などにくんで持ち帰る人も。御香宮神社の由緒から魅力まで徹底的に解説します。

京都伏見の産土神・御香宮神社

御香宮神社は伏見の産土神として、多くの地元民から愛される神社。まずは神社の基礎知識からご案内しましょう。

地元の人に親しまれている神社

御香宮神社は京都市伏見区にある神社で、伏見地区の産土神です。正しい読み方はごこうのみやですが、実は正式名称のほうはあまり浸透していません。京都に住んでいる地元民には、ごこうぐうの愛称で親しまれているからです。

御香宮神社の創建年と祭神

862年(貞観4年)に清和天皇より御香宮の名を賜ったと記録が残っているものの、正確な創建年は不詳です。主祭神に神功皇后を祭っており、夫である仲哀天皇や子である応神天皇など、全部で6柱の神様が祭られています。

安産に御利益がある神社

主祭神である神功皇后は安産の神様として崇められています。元気な子供が生まれるように、女性はもちろんご夫婦で参拝してみては。

神功皇后の伝説

主祭神の神功皇后は臨月にもかかわらず、新羅を征討するために朝鮮半島へ出兵し、なんと勝利をおさめました。その後、帰国した神功皇后は無事に応神天皇を出産したという伝説があるため、安産の神様として崇められるようになったのです。ちなみにこの時同時に武芸の神としても祀られています。

安産祈願の絵馬

御香宮神社は安産にご利益がある神功皇后を主祭神に祭る神社なので、安産祈願の参拝者が後を絶ちません。本殿前にある絵馬掛所には安産祈願の絵馬がたくさんかけてあることからわかるように、多くの方が安産を願って参拝に訪れています。

祈祷の種類は様々

御香宮神社では安産祈願をはじめ、たくさんの祈祷を受けることができます。略式参拝ではなく祈祷を受けに行ってみても良いです。

安産祈願の祈祷

御香宮神社のご利益である安産祈願の祈祷を受けることができます。安産祈願の祈祷は3種類あり、祈祷のみと岩田帯付きの祈祷、コルセット付きの祈祷から選んで申し込みます。事前予約は必要なく、受付時間は毎日9時から16時までです。

大安の日や土日祝日、そしてこの日に重なる戌の日は特に人が集中しやすいです。待ち時間や混雑を避けたい場合は、平日の落ち着いた日に祈祷を受けることをおすすめします。

厄除けや初宮詣の祈祷も

御香宮神社では厄除けや初宮詣、十三参り、七五三参りの祈祷も受け付けているため、これらの祈祷を目的とした参拝者も多いです。新車清祓や家内安全祈願の祈祷も受け付けています。基本的には1組ずつ祈祷してくれますが、混雑時は他の組と一緒の祈祷になることも。

どの祈祷も事前予約は必要ありませんが、11月以外での七五三参りの祈祷だけは事前に日程を決める必要があります。受付時間は安産祈願と同じく9時から16時です。

御火焚串に願い事を書こう

御火焚串とは参拝者が書いた願いごとの成就を祈願して火焚祈祷するもの。どんな願いごとでもいいので書いてみても良いです。



願いごとの成就に 本殿前の御火焚串

御香宮神社の本殿には御火焚串も用意されており、こちらでも願いごとの成就を祈願することができます。御火焚串の書き方ですが、表面に願いごとを書き、裏面に住所と氏名、年齢を書いて箱の中に納めます。この時年齢は数え年で書く必要があるので注意してください。

由緒正しい年中行事 御火焚祭

御香宮神社の年中行事には御火焚祭があります。この御火焚祭で焚き上げられる御火焚串の数は数千本。毎年11月15日の16時頃より執り行われます。なお、御香宮神社の御火焚祭は室町時代から続く由緒正しい行事です。

御香宮神社に湧き出る御香水とは?

御香宮神社の境内より湧出していて、神社の名称の由来にもなった御香水。名水百選にも選ばれた名水を飲んでみてください。

御香宮神社の由来

御香宮神社は当初御諸(みもろ)神社の名称で建立されました。この場所から良い香りのする水が湧いたため、平安時代に清和天皇から御香宮神社の名称を賜りました。湧き水には飲んで病気が治ったという伝説が残っており、境内にある井戸より現在も湧出しています。伏見七名水の1つであるこの水は御香水と名付けられ、昭和60年には環境省によって名水百選にも選定されているのです。

手水舎にも御香水が

御香水は本殿前にある手水舎でも使用されています。少し甘みのある軟水のため飲用にも適しており、水筒やペットボトルにくんで帰る人もいるほどです。御香水をくんで帰れるように、水筒など水をくめるものを持参して参拝するのがおすすめ。

御香宮ならではの水占い

御香宮神社には御香水にまつわる伝説にちなんだ、水占いというおみくじがあります。普通のおみくじと違って引いただけでは吉凶がわかりませんが、水につけると文字が浮かんでくる仕組みです。社務所で購入したら手水舎に戻って、御香水につけて占ってみましょう。

参道横には伏見城跡残石が

御香宮神社の参道横には歴史のある石があります。あの伏見城の石垣に使われていた石なので、参拝するときに合わせてご覧ください。

伏見にはかつて隠居後の住まいとして、1592年に豊臣秀吉によって築城された伏見城がありました。そして神功皇后ら祀られている神々を伏見城の守り神としました。御香宮神社の表門から本殿に至る参道の右側に積まれている大きな石は、その伏見城の石垣として以前使用されていたものです。

御香宮神社へのアクセス

電車での行き方

各駅から御香宮神社までの移動時間は次のとおりです。移動の際の目安にしてみてください。

  • 近鉄京都線の桃山御陵前駅より徒歩5分
  • 京阪本線の伏見桃山駅より徒歩5分
  • JR奈良線の桃山駅より徒歩7分

赤い大鳥居が目印になるので、歩きながら探してみてください。



車での行き方

名神高速道路の京都南ICより新城南宮道経由で4.1kmの道のりです。境内にある駐車場は24時間営業しているので、安心して車で参拝できます。

Address 〒612-8039 京都府京都市伏見区御香宮門前町174
Hours 9:00 am - 4:00 pm
Closed なし
Tel 075-611-0559
Web https://gokounomiya.kyoto.jp/

まとめ

御香宮神社は地元民からはもちろん、ご利益である安産祈願を求める参拝者から愛される神社です。境内には神社の名称の由来になった名水の御香水が湧出しており、この水を求めて訪れる人もいるほど。水占いという御香水にちなんだ独特なおみくじもありますので、参拝するときはぜひ引いてみてください。