国内最大級の石舞台古墳で太古の巨石の謎にせまろう

トラベルパートナー: ASAHI

兵庫県出身。 関西を中心に、たまーにアジアの情報を発信します。 気ままな日帰り一人旅とノリノリ親子旅が母になってからのお気に入り。 悠久の歴史と自然まとえるスポット探して日々さすらっております。 親子で遊べる場所もご紹介~

圧倒的スケールで巨石の息づかいを感じることができる国内最大級の石舞台古墳を知っていますか。遺跡内部やロケーション、開催イベントから食事にいたるまで、太古のロマンが満喫できる石舞台古墳は見どころが盛りだくさんです。

太古の人々に思いを馳せよう

飛鳥時代の貴族であり政治家である蘇我馬子。大きな石が積み重なった石舞台古墳は、この蘇我馬子の墓と言われています。

明日香村といえば石舞台古墳

国立飛鳥歴史公園内にある国内最大級の方墳(墳丘の平面形が方形になっているもの)で、蘇我馬子の墓と言われている石舞台古墳。その名前の由来は、大きな石で造った屋の意味を持つ石太屋(いしふとや)から転訛したもの、天井石の形状が舞台に見えることから、など諸説あるようです。

1辺が50メートル以上ある大きさの方形基壇の周囲には、5.9メートルから8.4メートルの空堀がめぐらされ、さらに幅約7.0メートルの外堤も設けられています。この外堤を復元した場合、南北が約83メートル・東西は約81メートル、そして高さは約1.2メートルの壮大な方形墳になるそうです。元々は盛土で作られた墳丘で覆われていましたが、現在はその土が失われ、巨大な石が用いられた横穴式石室が露出しています。

背景によって表情を変える

神秘的な雰囲気が漂う方墳の周囲には、春には桜、秋には紅葉というように季節ごとに美しい風景が広がり、文字通り花を添えてくれます。古墳周囲の広場をはじめ、各スポットでライトアップやプロジェクションマッピングなど、さまざまなイベントも開催され、観光客だけでなく地元住民も集まる憩いの場になっています。

巨石を間近で見てみよう

石舞台古墳の巨石を眺めながら当時について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。じっくり見物したあとは、いよいよ石室の中にも入ってみましょう。

巨大な石を間近で感じる

横穴式石室が露出した状態になっている独特の墳丘は、30個以上の巨大な花崗岩からなり、天井石はなんと約77トンもの重量。さらに総重量は約2300トンもあるそうで、当時の時代背景から運搬や築造技術に驚きを隠せないスケールです。

石室の内部に入ってみよう

石舞台古墳では、死者の埋葬部である石室(玄室)内部に入るという貴重な体験もできます。石室へと続く、長さ約11メートル・幅約2.5メートルほどの舗装された通路部分は羨道と呼ばれる箇所。そして石室は、長さ約7.7メートル・幅約3.5メートル・高さ約4.7メートルと迫力満点です。内部から石室をうかがっていると、まるで古墳時代にタイムスリップしたかのような気分に浸ることができます。

視界の抜ける石舞台周辺で気持ちはタイムスリップ

石舞台の周辺には、広い敷地の芝生広場があり、多くの人達が利用しています。さらに、この芝生広場はイベントで使用されることもあるため活気のある場所でもあります。

芝生広場でゆっくり休憩

古墳のふもとには、棚田の地形をそのまま利用した広大な芝生広場があり、無料で利用できます。棚田であった地形をそのまま芝生広場として使っているのです。行楽シーズンにはたくさんの家族づれや、修学旅行生でにぎわいます。

イベントにも使われるあすか風舞台

芝生広場には多目的に利用できる休憩所もあります。時期に応じて、レクリエーションやイベントステージとして活用されることも多いので、訪れる際は事前にチェックしておくと良いでしょう。

お土産選びと食事をしよう

明日香の夢市では、お土産や地元野菜の購入、そして食事を摂ることもできます。地元食材を使用したメニューのお店もあるためぜひ食べてみてださい。

明日香の夢市

1階が土産物屋、2階はレストランになっている明日香の夢市。地元で収穫された四季折々の農産物が販売されており、中には古代米などの変わり種も並びます。他にもクッキーや味噌などの手作り加工品、陶器やとんぼ玉などの手工芸品などもあり、お土産におすすめです。

住所|〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄154-3
営業時間|AM10:00-PM4:00
定休日|なし
電話|0744-54-9450
公式サイトはこちら

農村レストラン夢市茶屋

2階にある農村レストラン夢市茶屋は、テーブルセットにも地元の間伐材が使われています。こだわりの店内では、同じく明日香村の食材がふんだんに使われた料理がいただけます。石舞台公園を眺めながら食事をすれば、かつて太古の人々が楽しんだものと同じ味わいが楽しめるかもしれません。

住所|〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄154-3
営業時間|AM11:00-PM4:00
定休日|なし
電話|0744-54-9450
公式サイトはこちら

明日香夢の旬菜館

石舞台駐車場の西隣にある明日香夢の旬菜館では、地元産の農林産物を利用した加工品などが購入できます。カフェレストランも併設されているので、観光で歩き回って疲れた時にふらりと立ち寄れる休憩ポイントとなっています。

住所|〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄51番地の1
営業時間|AM9:00-PM5:00
定休日|毎週水曜日
電話|080-6207-2534
公式サイトはこちら

レストラン PocaFrere

併設されたレストラン PocaFrereで楽しめるのは、明日香村産の食材を使った創作料理。おすすめはフレンチのワンプレートランチやケーキセットで、女性を中心に人気を集めています。フランス料理のフルコースが堪能できるディナーも人気ですが、ディナー利用は予約のみとなるためご注意ください。

住所|〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄51番地の1
営業時間|ランチ・カフェAM11:00-PM5:00 ディナーPM18:00-
定休日|毎週水曜日
電話|080-3101-7888
公式サイトはこちら

国立飛鳥歴史公園は見どころたくさん

国営飛鳥歴史公園は石舞台古墳がある石舞台地区のほか、高松塚周辺地区・甘樫丘地区・祝戸地区・キトラ古墳周辺地区と全部で5つの地区に分かれています。公園内をめぐるスタンプラリーも実施されており、1地区3スタンプを4地区から集めればオリジナル景品がもらえるので、訪れた際には是非チャレンジしてみてください。

石舞台古墳へのアクセス

電車の場合

近鉄飛鳥駅もしくは近鉄橿原神宮前駅から赤かめ周遊バスを利用、石舞台下車をして徒歩で約3分の距離です。大阪阿部野橋駅から乗り込む場合は、近鉄急行利用で約45分です。また、近鉄特急を利用した場合の所要時間は、京都から約1時間、名古屋から約2時間です。

自動車の場合

国道24号線で橿原市内へ向かい、国道169号線で飛鳥地域へ進んでください。所要時間目安は、大阪から約1時間で、京都からは約1時間40分、名古屋から約2時間20分です。国営飛鳥歴史公園石舞台地区駐車場が無料で利用可能です。

周遊バスの場合

飛鳥地域の移動には橿原神宮前駅~飛鳥駅間を、明日香村の各観光スポットを経由するルートで周る赤かめ周遊バスが便利です。石舞台地区以外も行ってみたいという人には、周遊バス1日フリー乗車券の利用がおすすめ。他にも、レンタル自転車やレンタル電気自動車など移動手段が充実しています。

住所|〒634-0112 奈良県高市郡明日香村大字島庄254
営業時間|AM8:30-PM5:00
定休日|なし
電話|0744-54-4577 (明日香村地域振興公社)
公式サイトはこちら

まとめ


歴史が感じられロマン溢れる石舞台古墳は、その大きさも見事なものながら周囲の景観も非常に美しく、古墳をさらに魅力的なものに感じさせています。四季の草花やプロジェクションマッピングなどの演出もあるため、旅行先やデートスポットとしてもおすすめです。