トロントでグラフィティを見よう。感性が豊かになる旅

トラベルパートナー: Rui

出身地は東京。現在はカナダに留学中。カナダと韓国、台湾がお気に入り。 建物を見るのが好きなので世界遺産を巡る旅も計画中。それと同じくらい食べることも大好きで、いろんな国の料理を紹介するのが得意です。

トロントの街中ではグラフィティと呼ばれるアートを見れる

美術館や博物館で万全の体制を持って保管されている貴重なアート作品も魅力的ですが、街角で見かける今にも躍動しそうなアート作品。グラフィティの魅力に触れる旅へ出かけませんか。

いち早く多様性を認め人種や民族を超えて様々なものを受け入れてきた、カナダ・トロントは惚れ惚れするような美しいストリート・アートに溢れた街です。

芸術的なグラフィティについて知ろう

まずは海外でよく見かける色鮮やかなグラフィティについて知りましょう。グラフィティとただの落書きとには明確な違いがあり、グラフィティは芸術性が高く街を上げて歓迎しているところもあるんですよ。

グラフィティって何?

グラフィティとは主にスプレーやフェルトペンなどを使って壁や電車に描かれた落書きのことを指します。発祥は1970年代のニューヨークで最初はただの落書きとして扱われていましたが、芸術性の高さやメッセージ性の強さなどから80年代に入ると芸術活動の一環とみなされるようになりました。

トロントのダウンタウンには至る所にグラフィティが描かれており、完成度の高さから思わず足を止めてしまうこともよくあります。

グラフィティの作り手であるペインターの間では、しっかりとしたルールが決められていて、欧米の街の中には芸術性の高いグラフィティを描くことでただの落書きを減らすという試みを行っているところもあるほど。素人の落書きとは全く違うものだということが分かります。

ダウンタウンにあるGraffiti Alley(グラフィティアレイ)に行こう

トロントにはインスタグラムなどでも注目を集めるグラフィティのメッカと言える通りが存在します。その名もグラフィティアレイ。ぽつんと街中にあるグラフィティではなく、いくつもの作品が集まっており見応えが抜群なこの小道にはたくさんの観光客たちが訪れます。

人気のフォトスポット

グラフィティアレイはトロントの中心部より少し南に離れた小道。アーティスティックな絵が描かれた壁がなんと約1キロに渡って続いています。

リアルなグラフィティ、宗教的なメッセージを持つグラフィティ、誰もが知るキャラクターが描かれたグラフィティなどグラフィティのテーマもごちゃ混ぜ。カラフルな小道はカナダの優しいイメージとは少し違っており、ポップで楽しい雰囲気です。

最初は少しの落書きから始まったグラフィティアレイですがSNSでの投稿数が増え、グラフィティの数も増えてきました。とてもフォトジェニックな写真が撮影できると話題を集めています。

お気に入りを見つけよう

グラフィティアレイには様々な素晴らしいウォールアートが描かれていますが、グラフィティの宿命でいつ上から新しいアートが描かれるかわかりません。そのためお気に入りの作品を見つけたら必ず写真に残すことをおすすめします。

また、運とタイミングが味方をすれば、ペインターたちがグラフィティを描いているところに遭遇できることもあります。通常の落書きとは別物ですから、ペインターたちの活動時間は夜とは限りません。

友達と写真を撮り合おう

個性的なグラフィティとの素敵なツーショット、恥ずかしがっていては納得のいく写真は撮影できません。グラフィティアレイではいつでも世界中から集まる観光客たちが、ポーズを決めてお気に入りの写真撮影を試みています。

季節や時間帯はいつがベスト?

グラフィティアレイを訪れるなら、一番アートが映える時間帯や見学しやすい季節を選びたいですよね。また、グラフィティアレイは観光客はたくさん訪れますが決して大通りではないので治安面にもある程度は気を配る必要があります。

真冬は避けよう

グラフィティは街中にあるので、時間の制限もありませんし見学料もかかりません。その代わり見学の際は天候や気温に注意を払わなければいけません。冬のトロントは常に氷点下、寒い日はマイナス20度まで下がることも珍しくないので真冬の野外での観光は避けたほうが無難

雪がつもるのは主に1月から2月。寒い日には写真のように鳩たちが集まっている様子もよく見られ、トロントならではの光景として知られています。

明るい時間帯に行こう

冬の長いトロントは、決して気候に恵まれている土地ではありません。曇りの日が多く、日中でも薄暗く感じられることもあるので、昼間の明るい時間帯に観光を楽しみましょう。

グラフィティアレイへのアクセス

グラフィティアレイは細い小路にありますので、迷子になってしまわないようにしっかりと場所やアクセス方法を押さえてから出かけましょう。

電車でのアクセス

トロント観光の主要な交通機関となるのはTTCと呼ばれる地下鉄やバス、ストリートカーと呼ばれる路面電車です。その中でもグラフィティアレイへのアクセスに一番便利なのは、TTCのオスグッド駅です。ヤング・ユニバーシティ線に乗車してオスグッド駅で下車、徒歩10分ほどでグラフィティアレイに到着します。

住所| Graffiti Alley, Toronto, Ontario M5V 2W1
営業時間|なし
定休日|なし
電話|なし
公式サイト|なし

Kensington Market(ケンジントンマーケット)にも足を運ぼう

移民の国カナダの象徴とも言えるのがケンジントン・マーケットです。トロントでは1,2を争う有名な観光地で、こちらも世界中からたくさんの人々が訪れます。観光客だけではなく地元の人々にも愛される、世界中の文化が息づくケンジントン・マーケットにも足を運んでみましょう。

地元の人からも愛されているスポット

ケンジントン・マーケットの始まりは定かではありませんが、20世紀初めにユダヤ系移民たちがこの場所に住居を構えたのが始まりとされています。

おしゃれなカフェや雑貨屋、食料品店から世界、のB級グルメまでなんでも受け入れて街の一部にしてしまう、ケンジントン・マーケットはカラフルでポップな雰囲気。街並みに溶け込んだグラフィティもとても素敵な場所です。

車と自然とグラフィティの融合

ケンジントンマーケットで一番見逃せないグラフィティといえば、写真のアジア風の服を身に着けた女神様を描いたものです。このグラフィティの前には目の覚める色使いの車が置かれており、アート作品としてとても有名。草木の生い茂った車はガーデンカーと呼ばれており、後ろのグラフィティと合わせてケンジントン・マーケットの主要な撮影スポットにもなっています。

床にまでグラフィティがある

異文化の交じり合うケンジントン・マーケットは新しいもの、古いもの、珍しいものをなんでも受け入れてきました。そんなケンジントン・マーケットのグラフィティにはその他の場所では見られない斬新なものもあります。

まるでアート作品と現実が一体となったかのような世界観が楽しめる、床に描かれたグラフィティSNS映え間違い無し。面白くて素敵な写真が撮影できます。

歩き疲れたらローカルカフェで本物のコーヒーを飲む

ケンジントン・マーケットは一日居ても飽きない心地よいエリアです。散策に少し疲れたら、ローカルなカフェでの一休みがおすすめ。地元の人々から愛されてやまない老舗のカフェで、美味しいコーヒーとスイーツで休憩を取りましょう。

おすすめは20年以上も愛されているmoonbean(ムーンビーン)コーヒーカンパニー

たくさんのカフェやレストランが立ち並ぶケンジントン・マーケットですが、一休みや美味しいコーヒーを飲みたい時におすすめなのがムーンビーンコーヒーカンパニーです。毎日訪れる人も少なくないという大人気のコーヒーショップでは、お店で自家焙煎した本格的なコーヒーを頂けます。

コーヒーや紅茶の種類も豊富で、コーヒーにこだわりがある方でも納得の品揃え。コク深くバランスの良いブラックコーヒーはさすがコーヒー専門店といった味わいです。

ラテアートが可愛いカフェラテもおすすめ

ブラックコーヒーが苦手な方はラテアートの可愛いカフェラテはいかがでしょうか?運が良ければ白鳥などが描かれたかわいいカフェラテがサーブされることもあります。

ふわふわのミルクと本格的に淹れられたコク深いコーヒーの組み合わせは鉄板中の鉄板です。歩き疲れた体にほっと優しい甘さが広がります。

手作りのスイーツも外せない

ムーンビーンコーヒーカンパニーでは手作りのスイーツをいただくのも忘れずに。毎日スタッフの方が手作りしているスイーツは海外のスイーツにしては甘さ控えめで、とても食べやすいと観光客の方にも地元の方にも大評判

ラインナップもマフィンやチョコレートケーキなどブラックによく合う濃厚なものから、香ばしいバターの香りの漂うビスコッティやクッキーなどの焼き菓子も用意されています。

住所| 30 St. Andrew St Toronto M5T 1K6
営業時間|7am-8pm
定休日|なし
電話|1-866-595-0327
公式サイトはこちら

ケンジントンマーケットへのアクセス

トロントでアートと異文化を感じる一日を過ごすなら、グラフィティアレイを訪れてからケンジントン・マーケットを目指すのがおすすめ。どこを撮影しても画になるのでカメラの容量やバッテリーは必ず確認してから出かけましょう。

グラフィティアレイからの行き方

グラフィティアレイからケンジントン・マーケットは徒歩15分ほどなので、トロントの街を散策しながら歩いていくのがおすすめ

徒歩の場合はグラフティアレイから東に向かい、スパダイナアベニューに当たったらそこを左に曲がり徒歩5分で到着します。

ストリートカーに乗る場合もスパダイナアベニューから乗車しましょう。510番の北方面に乗車して2つ目の駅、ダンダスストリートウエストで下車すれば徒歩1分で到着します。

住所| Kensington Market, Toronto, Ontario
営業時間|お店により異なる
定休日|お店により異なる
電話|なし
公式サイト|なし

まとめ

おしゃれで刹那的な魅力があるグラフィティを見にが、トロントへ出かける旅を計画してみては?

ペインターたちがプライドと誇りを持って描くグラフィティは長く残る芸術品ではありませんが、代わりに描いた人の熱量や思いが伝わってくるアート作品です。

グラフィティに彩られたトロントの街の散策は、印象的な思い出になることでしょう。