ケンジントン宮殿でイギリス王室の手掛ける伝統や美しい景色を体感

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出身地は大阪。得意なエリアは関西。 歴史的建築物や美術館巡りが好き。観光地に一緒に行くのは主に家族や友達。 美術館には一人で行くことが多いです。 旅行前に頭に入れておくとよりそのスポットが好きになれるような情報を発信していければと思います。

連日、世界のメディアを賑わす英国王室。その注目度は現在も健在で、その一挙手一投足は世界の人々の注目の的です。

そんなロイヤルファミリーが暮らすケンジントン宮殿。実はその一部を見学することができるのをご存知ですか。ここは、歴代の王族が使用した歴史ある品物もみることができる貴重な場所なのです。

この記事では、そんなケンジントン宮殿内と周辺の楽しみ方を解説していきます。

ケンジントン宮殿とは?

ケンブリッジ公ウィリアム王子ご夫妻が住む家

ケンジントン宮殿は、王宮がバッキンガム宮殿に移るまでの間、国王の住居とされた場所でした。ヴィクトリア女王が生まれ育った宮殿でもあり、現在はケンブリッジ公ウィリアム王子ご夫妻ほか、エリザベス女王に近しい親族がお住まいになる場所です。

一方で、現在も王室の方々が暮らすなか、宮殿の一部は博物館として公開されており、王室ゆかりの貴重な品々が展示されています。そして、それらは見学することが可能なのです。

ケンジントン宮殿の歴史

ケンジントン宮殿の起源は、17世紀にさかのぼります。当時、ノッティンガム伯のために建設されたノッティンガム・ハウスがそのスタートです。

その後、ノッティンガム・ハウスは1689年にイングランド国王ウィリアム3世によってノッティンガム伯ダニエル・フィンチから買い取られ、王族の所有となりました。気管支喘息を患っていたウィリアム3世が、ロンドン中心部のスモッグに覆われた空気を嫌っていたためともいわれています。

王族の所有になったのち、ケンジントン宮殿はクリストファー・レンによって拡張され、建物の正面を西方として南北には新たに棟を建設。前庭(cour d’honneur)が整備されます。

女王メアリー2世は1694年に天然痘によりケンジントンで死去しているなど、その歴史は今も長く続いています。

ケンジントン宮殿の見どころ

ゴールド・ゲート

ゴールド・ゲートは、1997年のダイアナ妃死去の際に、悼みの花で埋め尽くされたゲートとして有名です。当時、世界中のメディアでその様子が取り上げられました。

現在、宮殿内を見学するときにはこのゲートの右側から回り込むようになっています。

白亜のヴィクトリア女王

宮殿の正面に堂々とそびえ立つのは、白亜のヴィクトリア女王の肖像です。イギリスの長い歴史の中で、最も繁栄を極めた大英帝国の象徴として知られるヴィクトリア女王。彼女はこの宮殿で生まれ、即位するまでここで暮らしていました。そのため、女王ゆかりの品々はここケンジントン宮殿に展示されているのです。

王の階段

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Pałac Kensington to królewska rezydencja w Kensington Gardens w dzielnicy Royal Borough of Kensington and Chalsea w Londynie. W 1981 roku pałac Kensington stał się rezydencją świeżo poślubionych książąt Walii, Karola i Diany i pozostał oficjalną siedzibą księżnej Diany aż do jej śmierci. Aktualnie mieszkają tutaj książęta William i Harry z małżonkami. W tym pałacu urodziła się również królowa Wiktoria Hanowerska i mieszkała w nim aż do objęcia tronu. Cześć pałacu wydzielona jest dla ogólnego zwiedzania i wierzcie mi – to doświadczenie warte jest swej ceny. #kensingtonpalace #kensingtongardens #kensingtonpalacegardens #kensingston #kensingtongarden #kensingtonroyal #royalparks #royalpark #royalgarden #royalgardens #royalgardenpalace #ladydi #princessdi #princessdiana #princeofwales #queenvictoria #królowawiktoria #epokawiktoriańska #london #londyn

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白と金を基調とした豪華な装飾を施された王の階段は、ジョージ1世時代(在位1714年~1727年)に作られました。

階段の壁画は、アントニオ・ヴェリオによるもので、空間をより豪華に立体的に見せることができる、だまし絵の手法が採られているのが特徴です。

クーポラルーム

KING’S State Apartmentsのクーポラ・ルームは、なんといっても半円形をした天井が見どころです。天井の中央にあしらわれているのは、イングランドの最高勲章であるガーター勲章。その迫力に圧倒されます。

壁に描かれているのは、古典的な戦利品の武具。壁の窪みの部分には、ギリシア神話の神々の彫刻が飾られているので、細かく見てみてください。この部屋は、ヴィクトリア女王が洗礼を受けた部屋でもあると聞くとより神聖な気持ちになることでしょう。

キングス・ギャラリー

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Beautiful paintings inside #KensingtonPalace

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「王の間」はジョージ王朝時代のものが展示されています。その中の絵画鑑賞のための部屋、キングス・ギャラリーは主要レセプション会場にもなった場所です。そこに飾られる絵画のすばらしさは当然のこと、緋色のダマスク模様の壁紙も荘厳で目を見張ることでしょう。

ヴィクトリア女王の部屋

女王の部屋では、ヴィクトリア女王の衣装も見学することができます。女王は身長150cmほどしかなく、その衣装は少女の服のようです。実際、まだ若かった女王のお召しになった衣装ゆえ、そう感じるのかもしれません。

ヴィクトリア女王は、わずか42歳の若さで最愛の夫アルバート公を亡くしました。悲しみを抱えた女王が、生涯喪服を着続けたのは有名な話です。

宮殿内部では、ヴィクトリア女王在位60周年を記念する「ダイヤモンドジュビリー」の記念式典の映像が放映されているのでそちらも必見です。

ダイアナ妃の衣装

チャールズ皇太子との離婚後も、ダイアナ元妃の公の居住地であったケンジントン宮殿。かつてウィリアム王子は、宮殿からケンジントン付近の保育所やノッティング・ヒルの幼稚園へと通っていました。

2017年はダイアナ元妃が亡くなって20周年を迎える節目の年だったこともあり、ケンジントン宮殿では「DIANA HER FASHION STORY」と銘打ち、2019年までの期間限定でダイアナ妃が身に着けたドレスの数々の展示を開催しています。

広大なケンジントン・ガーデンズをゆったりと散策

アルバート公記念碑

金に輝くアルバート公記念碑は、ロイヤル・アルバート・ホールの北に位置するロンドンで最も華やかなモニュメントのひとつです。

この像は、アルバート公のヴィクトリア期の業績と熱意を祝い称えたものといわれ、荘厳な姿に目を見張ります。

ラウンド池

ラウンド池は、ケンジントン宮殿の正面にある丸い池です。その大きな池には白鳥が優雅に泳ぐ姿が見られます。白鳥の他にも、ケンジントン公園にはリスや野生の生き物が生息。

ゆったりとした気分で散策を楽しむことができます。

ダイアナの愛した庭

プリンセス・ダイアナ・メモリアル・ガーデンは、現在は「Sunken Garden」と表記されています。庭には出窓のような緑のアーチがたくさんあり、そこを覗くと、窓ごとに違う花が見えるよう工夫されています。

カフェの前を通っていくと、迷路のような坂道が。その道を上がっていくと目の前に少し低い場所があり、そこに位置しています。

元妃が愛した景色を是非堪能していってください。

宮殿でアフタヌーンティーをいただく

The Orangery

The Sunken Garden の先に見えるのは、レストラン「The Orangery(ザ・オランジュリー)」。かつて、アン王女がオレンジの木などの柑橘を栽培するための温室として使われていた場所です。

ここではブレックファーストやランチのほかに、「アフタヌーンティー」(12時~18時)を注文することもできるのです。

アフタヌーンティー

ここで提供されるアフタヌーンティーは、紅茶とともに、三段のティースタンドに盛られたサンドイッチ、スコーン、ケーキがついてきます。中段のスコーンに添えられているのは、ストロベリージャムとクロテットクリームです。

下の段から食べて行くのが、アフタヌーンティーの正式な食べ方です。紅茶の国のティータイムを楽しんでください。

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【イギリス・ロンドン】 「The Wolseley」のアフタヌーンティー♥ ロンドンの象徴的なピカデリーにあります。5ツ星ホテル「ザ・リッツ」や、高級デパート「フォートナム&メイソン」と同じ並びです。元々は車のショールームとして1921年に建設されたものを、アールデコ様式の内部のイメージはそのままに立ち上げられたレストラン💡 人気店なので、予約がおすすめです☕️💕 ・ ・ #人に話したくなる旅 #qualita_travel #旅行 #travel #traveling #trip #女子旅 #旅好きさんと繋がりたい #旅好きな人と繋がりたい #love #インスタ映え #view #beautifulview #풍경 #photography #photooftheday #beautiful #イギリス #ロンドン #england #london #アフタヌーンティー #afternoontea #teatime #thewolseley #ザウォルズリー #おいしい #delicious #お洒落 #オシャレ

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イギリスで紅茶文化が最盛期を迎えたのは、ヴィクトリア朝時代のことでした。
軽い昼食が一般的であった当時、女性たちは午後の空腹を紛らせようと紅茶とお菓子を楽しんでいました。それがアフタヌーンティーのはじまりです。

当時、サンドイッチの具には必ずきゅうりを用いるものとされていました。イギリスできゅうりを育てるには気候的に温室が必要です。それが出来ること、すなわちそれが裕福を意味するとされ、上流階級の証だったのです。

ケンジントン宮殿へのアクセス

電車での行き方

ロンドン地下鉄を利用します。クィーンズウェイ駅下車徒歩約10分、またはハイストリートケンジントン駅下車徒歩約15分です。

住所|〒W8 4PX Kensington Palace State Apartments, Kensington Gdns
営業時間|3~10月 10:00~18:00 11~2月 10:00~17:00
定休日|12/24~26
電話| 44 20 3166 6000
公式サイトはこちら

まとめ

いかがでしたか。現在も多くのロイヤルファミリーが暮らす、ケンジントン宮殿。世界的に有名なこの地を見学し、歴史ある王族の暮らしがどのようなものだったのか、想像を張り巡らせることができそうです。

イギリス王室の手掛ける伝統や美しい景色を、是非楽しんでいってください。