チャイナオンザパークで自分だけの清楚な器をつくってみよう

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トラベルパートナー: tabby

長崎県在住。海外旅行が大好きで、現在までに25か国旅しました。何の計画もなくぶらりと行く一人旅が殆ど。行きたい国はまだまだあります! 訪れた国の文化を肌で感じることができる、路線バスの旅が得意です。 国内では九州北部を中心に、素敵なおすすめスポットを紹介します。 趣味は御朱印集め・インド映画鑑賞・動物とふれあうこと。

有田の磁器は繊細で綺麗かとよ。特に深川製磁の食器は薄くて美しか~。

佐賀県有田町といえば食器の街として有名です。古くから続く伝統的な食器ファンも多く、職人さんたちのこだわりの逸品を楽しみにしています。中でも有田焼の名店として知られるのが深川製磁です。この会社は磁器を詳しく知り、楽しんでもらうための施設、チャイナオンザパークを経営。チャイナオンザパークは磁器にまつわる様々なものに触れられる貴重な施設です。

チャイナオンザパークはおしゃれな磁器のテーマパーク

チャイナオンザパークは、日本の磁器の発祥の地である佐賀県有田町あります。江戸時代の初期頃から有田焼を作っていることで知られる、深川製磁が作った磁器のテーマパーク。

チャイナオンザパークは、深川製磁工場の敷地内に作られていて、忠次館(ちゅうじかん)は深川製磁の歴史と技術を学べます。瓷器倉(じきぐら)ではお得なアウトレット磁器を購入でき、究林登(くりんと)ではランチやスイーツを楽しめます。また、敏子メモリアルガーデンでは美しいラベンダーを鑑賞できる盛りだくさんの施設。

陶器と磁器の違い

陶器と磁器の違いをご存知でしょうか。その違いは主に素材で、陶器の材料は土、磁器の材料は石です。また、陶器よりも磁器の方が高温で焼成されます(約1300度)。陶器には透光性はなく、磁器には透光性がある点も違いのひとつ。そして磁器は薄くて白いのが特徴ですよね。

画像は有田の泉山磁石場。磁器の材料がとれていた場所で、現在は採掘されていませんが国指定史跡に指定されています。深川製磁も昔、ここの陶石を使っていました。泉山磁石場へは、JR上有田駅から徒歩で15分、JR有田駅から車で8分ほど。駐車場は8台分あります。

住所|〒844-0001 佐賀県西松浦郡有田町泉山1-5
営業時間|自由に見学できるが、立ち入り不可。
定休日|いつでも見学できる。
電話|0955-43-2121(有田観光協会)
公式サイトはこちら

宮内庁御用達の深川製磁

深川製磁は有田の名門のひとつで、明治時代から宮内庁御用達の器をつくっています。器の裏印(高台)には富士流水がデザインされているのが特徴。

コレクターが多い深川製磁の器

深川製磁の器には伝統的なものからモダンなものまで様々なデザインがあり、その美しさに多くのファンが。白くて薄く、なめらかな触り心地は多くの人に好まれ、結婚式の引き出物としてもよく使われています。引き出物として贈られた深川製磁の製品が食器棚に並ぶ家庭も多いようです。

有田の磁器はヨーロッパの憧れ

17世紀当時にオランダ東インド会社により、有田や伊万里の磁器はヨーロッパに輸出されていました。まだ磁器の作り方を知らなかったヨーロッパの人々は、有田の職人たちが手がける色絵磁器の美しさに魅了されました。ヨーロッパの上流階級の人々は、お城に磁器の間を作っていたともいわれるほどで、いかに貴族たちに好まれていたかがわかります。

まずは忠次館で芸術的な磁器をお勉強

忠次館では深川製磁の初代である深川忠次の作品の数々と、そのスタイルを継承した後の作品が展示されています。館内では1900年のパリ万博博覧会に出展し、金賞を受賞したという貴重な大花瓶も。その他にも、繊細で独特な深川様式の魅力が詰まったたくさんの作品群を鑑賞できる施設です。

コンサートホールにも使われる忠次館

https://www.instagram.com/p/Bpere20ADew/

忠次館はコンサートホールとして使用することが可能です。ピアノや弦楽器を使用したコンサートなど、西洋の催しも似合いますね。忠次館にはカフェコーナーなどもあり、そこでは深川製磁の美しい器で食事を楽しむことができます。

アウトレットでお買い物 お宝がお得に手に入るチャンス

チャイナオンザパークの門を入ったすぐ左手の場所に瓷器倉(じきぐら)というアウトレットショップがあります。深川磁器の工場直営のアウトレットショップはここだけで、貴重な品々や掘り出し物がたくさん並んでいます。規格外のものや、数が合っていない はんぱもの、廃盤になったものなどをかなり安く手に入れることができるのでオトクですよね。

絵付けの体験コーナで自分だけの器を作ろう


瓷器倉では上絵付けの体験を行うことができます。陶磁器の絵付けには下絵付けと上絵付けの工程があります。下絵付けとは、素焼きの段階でコバルトなどで絵を描いてその上に釉薬(ゆうやく)をかけて焼成したもの。

一方、上絵付けは釉薬をかけて焼成したものにガラス質の絵の具で描いて再度焼成したもの。こちらのコーナーではいろいろな色で描くことができるので、ぜひ上絵付けを体験してオリジナルの一枚を作ってみてください。

ラベンダーといえばチャイナオンザパーク

チャイナオンザパークのもう一つの見どころは、九州では珍しいラベンダー畑。この畑は敏子メモリアルガーデンと呼ばれ、3000株以上のラベンダーが植えられています。ラベンダーの開花時期は5月中旬から6月上旬と他の地域より早く、日本国内で最初に開花するラベンダーガーデンとしても知られています。

深川製磁とラベンダーをつないだ2代目婦人

ガーデンの名前の由来となったのは、2代目社長の深川進氏の奥さん、敏子さんです。敏子さんは北海道の旭川から佐賀県有田の地にお嫁にきました。彼女は東京の女学校に通っていたときに、深川進氏と出会い大恋愛に発展。彼の田舎である有田に嫁ぐことを決意しました。

当時の有田はまだ皆が和服を着ていた時代でしたが、敏子さんは洋装でバイオリンを手に持ち真っ赤なバラをつけた帽子をかぶっているような方でした。敏子さんは息子を3人出産しますが、嫁いでたった10年で亡くなってしまいます。そんな北海道出身の敏子さんを想い、作られたのがこのラベンダー畑です。

深川製磁の器を使ったランチや英国式アフタヌーンティー

地元の食材を使った創作フレンチ

https://www.instagram.com/p/3QLfO4zf6n/

チャイナオンザパークの敷地に入ってすぐ右手にあるレストラン究林登(くりんと)では、地元の新鮮な食材を生かした創作フレンチが楽しめます。その魅力的な料理を彩るのはもちろん深川製磁の器たち。シェフである金堀氏はフランスやイタリアへたびたび渡り、食を追究しているというこだわりの人です。

英国式アフタヌーンティーでひとやすみ

https://www.instagram.com/p/Bf8djnyBv61/

究林登では、食事だけではなくアフタヌーンティーも楽しむことができます。ここでは三段のお皿に乗った見た目も優雅なスイーツやパン、スコーンなどが並んだ本格的なアフタヌーンティーを味わえ、女性たちから大人気。

紅茶はポットで提供されますが、ティーコゼーというポットを保温する布がかぶせられています。どれも深川製磁の器で、器のコーディネートも素晴らしく見た目で楽しませてくれます。

秋篠宮眞子様による視察

深川製磁は宮内庁御用達の器も作っており、平成28年10月22日には秋篠宮眞子様が視察されるなど、皇室の方々からも注目される施設です。清楚な磁器と皇室という組み合わせはなんだかしっくりきますね。

チャイナオンザパークへのアクセス

車での行き方

チャイナオンザパークは主要道路から少し奥に入った場所にあるので、車で行くのがベスト。車では、佐世保三川内ICを降りて5分ほどで到着します。駐車場の駐車可能台数は200台で、駐車代金は無料です。

バスでの行き方

JR有田駅からはタクシーで10分ほどです。JR有田駅からでている西肥バス佐世保行きに乗車し原明バス停で下車し、そこから徒歩10分ほどで到着します。

住所|〒849-4195 佐賀県西松浦郡有田町原明乙111
営業時間|9:00~17:30 レストラン究林登は21:00まで
定休日|年末年始(12月30日・31日、1月1日・5日)
電話|0955-46-3900
公式サイトはこちら

まとめ

チャイナオンザパークでは深川磁器の魅力を目で見て楽しみ、触って感じ、実際に使用してその魅力を理解することのできる総合施設です。その歴史やバックボーンを知ることで、磁器への理解を深め大切にする気持ちが増えてくるのではないでしょうか。

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