帯廣神社へマシュマロのように可愛らしい鳥シマエナガに会いに行こう

トラベルパートナー: Kitako

生まれも育ちも北海道で観光案内員の経験あり。デジタルマップよりも紙の地図を持って旅行するのが大好きなアナログトラベラーです。北海道定番の観光スポットから穴場グルメや裏話など、どさんこKitakoが北海道の隅から隅までご紹介します!

帯廣神社で会えるシマエナガはふわふわでちゃんこくて、なまらめんこいよ~!

十勝平野にある帯廣神社は、シマエナガが訪れ人々を癒してくれる憩いあふれる神社です。北海道開拓の際に訪れた人々やその家族から奉られ、大切にされてきたこの神社には、人々から愛される魅力がたくさんつまっています。そんな帯廣神社の魅力と見どころを紹介していきます。

帯廣神社の由来

はじまりは十勝開拓と共に

帯廣神社がある現在の帯広一帯は、アイヌ語で「オベリベリ」と呼ばれた未開地だった場所です。1883年、静岡からこの地に向かった依田勉三氏が率いる開拓会社晩成社が入植し、十勝開拓の礎を築きました。北海道神社庁によると、晩成社の社員とその家族によって行われた祠の建立や天王祭の営みこそ、帯廣神社の創祀とされています。

北海道神宮からご分霊した開拓三神

1910年に神社創立願が提出されたことで、札幌神社(現・北海道神宮)より開拓三神を御分霊し鎮斎されることに。開拓三神の大國魂神(オオクニタマノカミ)は北海道の国土の神様、大那牟遅神(オオナムチノカミ)は国土経営と開拓の神様、少彦名神(スクナヒコナノカミ)は医薬と酒造りの神様と、どの神様も開拓に欠かせない存在です。

帯広市中心街から見て北東方向の鬼門に位置しているため、現在は方位除けや厄除けの御神徳を求め、多くの参拝客が訪れます。

神様の停留所

帯廣神社の大鳥居前にある神様の停留所と書かれた看板。まるでバス停のような形をしています。この看板は、例大祭の大黒様みこしが通るルートや時刻が記載された表示板も付いているこだわり仕様。また、「一年に一度、神様に最も近付ける場所。神様にが御神輿に乗り町をご視察します」という文言も粋な計らいですね。

帯廣神社とシマエナガ

まるでマシュマロのようなシマエナガ

シマエナガは北海道で繁殖するエナガの一種。フワフワの白い羽毛に丸々とした頭部、なんともチャーミングなゴマ粒のようなつぶらな瞳と、名前の由来になっている長い尾羽が特徴の小さな鳥です。その姿はマシュマロのような、大福のようなシルエットといわれ、その愛くるしさで大人気。

シマエナガちゃんの愛称で親しまれており、人気の高さからシマエナガだけの写真集も発売されるほど。大きさは長い尾羽をいれても15cmに満たないので非常に探しにくいのですが、帯廣神社境内では冬には10羽近くの団体で活動する姿が確認されています。

シマエナガみくじ

帯廣神社にはオリジナルのおみくじやお守りがいくつかあります。その中でも2018年11月から頻布開始となったシマエナガみくじは、テレビでも紹介されるほどのクオリティの高さと愛らしさで、特に高い人気を誇っています。

表情やシルエットにこだわり抜いたステキなおみくじは、帯廣神社の宮司さんの発案。構想から奉製まで2年の歳月を要し、ようやくお目見えした渾身の作なのです。あまりの人気と話題性の影響で、奉製が間に合わず頻布が中断になることもあるのでご注意を。

導きの鳥シマエナガの御朱印帳

シマエナガはシジュウカラなどと群れを作り、その群れを先導することもあることから導きの鳥とも。帯廣神社には、シマエナガの導きで御朱印集めの参拝旅行を安全に安穏に楽しめるように、と願いを込められた御朱印帳があります。珍しい御朱印帳や変わりみくじなどを遠方から求める声も多いのですが、郵送は行ってはおらず、授与は帯廣神社でのみとなっています。

変わりみくじシリーズ鮭

鮭みくじを釣ろう

自身の運気を占うおみくじというのは、神様からの思し召しとして神聖な感じがしますが、帯廣神社には神聖さからかけ離れたユニークな鮭みくじが。鮭の体には魔鮭福鱒(まさけふくます)と書かれており、魔を鮭(避け)て福が鱒(増す)という、おみくじでは珍しいダシャレですね。

他では見られないおみくじの釣り方

鮭みくじはまず小銭を入れます。そしてこのおみくじは引くのではなくて釣ります。鮭のおみくじには、帯広周辺のオススメ開運スポットなどが記載されていたり、一部が北海道弁で書かれていたりとおもしろさの詰まった内容に。他では手に入らず話題性も高いので、友人・知人へのお土産にいくつかまとめて釣っていく人もいるそうです。

北海道の変わりみくじ

北海道にはえぞみくじとして、一風変わったおみくじを出している神社が数ヵ所あるため、それらのコンプリートを目指し参拝している人たちがいます。

苫小牧の樽前山神社では、ホッキ貝をモチーフにした貝運(開運)一念発起(ホッキ)みくじや、美瑛神社の一粒万倍の富諸来し(とうもろこし)みくじといった、その土地ならではの特産品をモチーフにした変わりみくじが。他にも、釧路の金刀比羅神社の福ざんま(サンマ)いみくじや、函館湯倉神社のイカ(烏賊)すおみくじ、稚内の北門神社ではいかに(蟹)もいいみくじという、文字だけ見ても楽しいおみくじがあります。

帯廣神社の絵馬と御朱印

馬の形の絵馬

帯広市には、競馬場のばんえい十勝があり、ここでは世界で唯一ばんえい競馬が開催されています。競馬必勝や跳ね馬の飛躍にあやかろうと訪れる人も多いため、馬の形の絵馬やばん馬が描かれた絵馬が取り揃えられています。また、マンガ「銀の匙 -silverspoon-」でも、帯廣神社がモデルとされる大蝦夷神社が登場。主人公たちが馬の形の絵馬を手にしているシーンがあります。その影響でファンが巡礼に訪れたりもしています。

七夕限定の御朱印

帯廣神社では、6月30日から8月15日の間だけいただける期間限定の御朱印とがあります。御朱印は書き置きですが、七夕にちなんだ竹と夏詣の文字が描かれているものが、特別な御朱印として人気。6月晦日、上半期の穢れや煩悩を祓う夏越大祓が行われると夏詣が始まり、8月15日の星まつり祈願でそれらが終了となります。

帯廣神社の例大祭

例大祭のメインは御輿渡御

帯廣神社が1910年9月24日に開拓三神ご分霊の勧請を受けたことにちなみ、9月24日とその前後の3日間に渡り、例大祭が開催されます。例大祭当日は帯廣神社から御神輿や山車行列が出発。市内を練り歩いたあとはおよそ4km離れた頓宮にて御輿入りして、翌日帯廣神社に帰ってきます。

流鏑馬

例大祭の最終日には、十勝どさんこ弓馬会による流鏑馬の奉納も行われます。この日は札幌や京都からも射手が集まってきます。どさんことは馬の種類のことで、寒さや粗食に強い特性から開拓時代の北海道でたいへん重宝されてきました。サラブレッドに比べると体は一回り小さいのですが、足腰ががっちりしていて力が強いため、農機具が機械化されるまでは農業にも一役かう存在でした。

帯廣神社へのアクセス

バスでの行き方

十勝バスが運行する系統番号28環状線北回りか、系統番号29環状線南回りに乗車。もしくは、3-1南商柏葉高総合振興局線に乗車します。その後帯廣神社前にて下車し、徒歩1分です。

車での行き方

帯広駅から車で約6分。社務所前には15台程度の駐車場があります。また、道路向いには150台収容の大型駐車場があるので、大きな行事の際はこちらが確実です。

住所|〒080-0803 北海道帯広市東3条南2丁目1番地
営業時間|5:00~18:00(4月~9月)5:00~17:30(10月~3月)、年末年始は変動あり
定休日|なし
電話|0155-23-3955
公式サイトはこちら

まとめ

開拓の時代より、人々の心を支えてきた帯廣神社。開拓に携わってきた人々、それを受け継ぐ人々に今も愛される神社です。神社らしからぬポップなお守りやおみくじなども、人々に親しまれる理由となっており、今後も多くの世代から愛されていくことでしょう。かわいいシマエナガにも会いに、ぜひ訪れてください。

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