熱田神宮宝物館は名刀の宝庫。有名な合戦で登場した刀が目の前で見られる

公開日:2019/1/10 更新日:2019/11/20

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北海道出身・東京在住で、歴史を感じられる観光名所が大好き。本州をメインに一人旅をする事と、城や寺院など建築物を見る事が好きなので各名所の見どころや魅力を多くの方々にお届けできればと思っています。
刀剣好きもお宝好きも、みんな熱田神宮宝物館にはよ来いまい!

名古屋といえば、熱田さまこと熱田神宮が有名です。特に世の歴史ファン、刀剣ファンから絶大な人気を誇るのが境内にある宝物館。ここには神社に献納された刀剣や古文書等の宝物約6000点が月がわりで展示されています。今回は驚愕のお宝がざっくざくの熱田神宮宝物館と熱田神宮の見どころやパワースポット、御利益などをご紹介します。

驚愕のお宝天国 行くべし熱田神宮宝物館

格式の高い神社 熱田神宮内にある宝物館

熱田神宮は剣の神様といわれています。神話の中で素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を倒した際、腹のなかから取り出したという草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を所蔵することで知られています。

その由縁から、皇室をはじめ、将軍、藩主、一般の篤志家からさまざまな宝物が寄進され、特に刀剣類の献納が多いことで有名です。そのお宝を一目見ようと年間約700万人の参拝者が訪れます。

なんと約6千点のお宝を収蔵している

宝物館では熱田神宮の所蔵物を展示する平常展をはじめ、年に一度、企画展と特別展をそれぞれ開催しています。収蔵品は皇室をはじめ、将軍、藩主、一般の篤志家の方から献納されたもので、その数はなんと6000点以上もあるそうです。そのため、平常展は1ヶ月ごとに展示品を変わっているので何度でも楽しめますよ。

国宝と文化財は計177点

宝物館の所蔵品には大変貴重なものが多く、国宝1点、重要文化財107点、県指定文化財69点の計177点の文化財を所蔵しています。中でも古神宝、刀剣、和鏡、舞楽面、古文書、什器などには大変貴重なものが多いことでも知られています。国宝として指定されている最高級のお宝は刀剣(短刀 銘来国俊正和五年十一月日)です。

熱田神宮宝物館の目玉展示物をご紹介

その大きさに驚き 大刀の太郎太刀

戦国時代、姉川の合戦で戦死した真柄十郎左衛門が使っていた太郎太刀は、長さ7尺3寸余(221.5cm)、重さ4.5kgで正式名称を真柄太刀(まがらたち)と呼ばれ、その刃の長さは目の前で見るとものすごい迫力。歴史ファン、刀剣ファンがこの刀見たさに全国から訪れることで有名です。有料展示は撮影不可ですが、太郎太刀だけは写真撮影可能ですよ。

国宝 熱田の国俊の静かな迫力

鎌倉後期の刀工として名高い来国俊(らいくにとし)が作った短刀で、別名 熱田の国俊と呼ばれています。国俊が手掛けた日本刀のうち4本が国の重要文化財になっていて、700年たった今でも大変良い状態で保存されています。その完成された美しさと、凄まじいまでの迫力は必見ですよ。

美しい舞楽面にも注目

重要文化財に指定された木造りの舞楽面から、黄金に輝く舞楽面まで幅広く展示。重要文化財の稜王と呼ばれる鎌倉時代の面は、傷もついていますが、それが返って歴史の深さを際立たせています。紐で繋げた釣り顎で、口も目玉も動くよう細工をされた面もあります。



期間限定で南北朝時代の日本書紀も

南北朝時代に書かれたという日本書紀。原本は残っておらず書き写されたものが脈々と受け継がれており、熱田神宮は熱田本 日本書紀全巻を所蔵しています。これらを期間限定で展示することもありますので、まさに日本古来の宝物を見る貴重な機会となるでしょう。その他にも着物や工芸品、絵画まで、歴史と由緒あるものを心ゆくまで楽しめます。

熱田神宮のパワースポットをご紹介

三種の神器 草薙神剣が祀られた本宮

熱田神宮には本宮をはじめとした28の社があり、中でも本宮には、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代・御神体としてよせられる天照大神(あまてらすおおかみ)が祀られています。また、素盞嗚尊(すさのおのみこと)や日本武尊(やまとたけるのみこと)らが五神さまと呼ばれ共に祀られており、全国からたくさんの参拝客が訪れます。

こころの小径を歩いて聖域一之御前神社へ

天照大神の荒魂が祀られている一之御前神社は、熱田神宮の聖域と呼ばれます。荒魂とは激しく動的な事象を生み出す神霊を表し、非常に強いパワーの象徴ともされています。一之御前神社はこころの小径という参拝道の奥にありますので、ぜひお参りしてお力を授けていただきましょう。ただし、聖域は撮影不可ですのでくれぐれもご注意を。

美容のご利益が 清水社で美肌祈願

本殿の東にある清水社は目の神さまを祀っています。この湧水はお清水さまと呼ばれ、その昔、平景清が目の病気になった時に、この湧水で目を洗って眼病が治ったという言い伝えが残っており、この湧水で肌を洗うと楊貴妃のように綺麗になれると言われています。お参りしたら、湧水を肌の気になるところにちょちょっとつけて御利益にあやかりましょう。

御神木に触れてパワーをいただこう

清水社の近くにある楠の木は境内にある楠の中で2番目に大きく、唯一触ることができる御神木。元気が欲しいとき、前向きな力が必要なときは御神木にそっと触れて力強いパワーをいただきましょう。また、手水舎の隣にある有名な大楠は境内の中で3番目に大きく、スマホなどの待ち受け画像にすれば運気がアップすると言われています。神社の中で最も大きい楠の御神木は一般公開されていませんが、結婚式場内にあるそう。

朱塗りの社 南新宮社で無病息災を祈願

境内で唯一の朱塗りのお社が南新宮社。ここには疫病退散の神様としても知られる素盞嗚尊が祀られています。健康に不安のある方は、ここにお参りしておくといいかもしれません。早く良くなるよう、疫病退散の御利益を授けていただけるでしょう。



楠御前社のお楠さまに安産と夫婦円満を祈願

古事記でも知られる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)夫婦が祀られたお社です。昔から子安の神、お楠さまと呼ばれ、安産と夫婦円満の御利益で厚く信仰されている神様です。授与所でもらえる小さな鳥居に名前と干支を書いて奉納すれば願い事が成就すると言われています。

信長や家康も必勝祈願した別宮八剣宮

別宮八剣宮には織田信長や徳川家康らによる修造造営の記録が残っています。古来から武士たちからの信仰が厚かったこともあり、勝負強さや仕事運のご利益があるといわれています。ここ一番の勝負をするときには、ぜひお参りしておきましょう。

学業成就と商売繁盛祈願ならここ

大黒様を祀る大国主社、恵比寿様を祀る事代主社が並ぶ境内は毎年1月5日の初えびすの日には、商売繁盛の福熊手など吉兆開運の縁起物を求める参拝客で大変な混雑になります。特にお札は古くより伝わる熱田独特の絵像で、商売繁盛のあきないえびす、仕事運を上げるはたらきえびす、漁業を営む人のとりえびす、生涯現役でいたい人のためのちからえびすがあるそうです。

また、知恵の文珠さま乎止與命(おとよのみこと)が祀られた上知我麻神社は学業成就の神様として有名ですので試験前にはお参りして力を授けていただきましょう。

 熱田神宮宝物館へのアクセス

電車での行き方

名古屋駅から名鉄名古屋本線に乗車約5分神宮前駅で下車、徒歩3分で到着します。

バスでの行き方

名古屋駅4番のりばから(名駅18)名鉄神宮前(鶴舞公園前経由)行きのバスに乗車約45分で名鉄神宮前バス停で下車して徒歩5分で到着します。

車での行き方

東名高速道路豊田JCTから名古屋南I.Cを経由して伊勢湾自動車道に入ります。名古屋高速道路の呼続出口で降りて、国道1号線で約10分で到着します。

名神高速道路は小牧I.Cを経由して名古屋高速の堀田出口で降りて、国道1号線で約9分で到着します。東門駐車場は300台駐車可能で無料。一番広くて宝物館にも近いのでおすすめですよ。

Address 〒456-8585 名古屋市熱田区神宮一丁目一番一号
Hours 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時10分まで)
Closed 毎月最終水曜日とその翌日 / 年末12月25日~31日
Tel 052-671-0852
Web https://www.atsutajingu.or.jp/

まとめ

6000点以上もの宝物を所蔵し、毎月異なる宝物を展示している熱田神宮宝物館。数多くの文化財をこれほど一堂に見られることはありません。元気になるパワーをあちこちからいただけるのが熱田神宮の魅力です。名古屋を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。