ロマンチック街道は可愛いがたくさん。美しい建築物が並ぶ街並み

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トラベルパートナー: MAI

埼玉県出身の主婦です。 主にアジア圏を中心に記事を書いています。 独身の頃は弾丸格安ツアーで、海外諸国を周っていました。 よろしくお願いいたします。

世界は中世ヨーロッパ!タイムスリップをして中世ドイツを感じよう

一生に一度は訪れたい場所のひとつ、ドイツのロマンチック街道。その名の通りロマンチックでうっとりするドイツの人気観光スポットが、街道沿いにいくつも続いています。まるでおとぎの国に迷いこんだような気分になれる素敵な街道を一挙にご紹介します。

ロマンチック街道ってどんなところ

みんなの憧れる街道とはどんなところでしょう。まずは概要をご紹介します。

いくつもある街道ルート

ロマンチック街道は、ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまで北から南へと続く366kmのルート。

街道沿いには世界一美しい城と言われるノイシュバンシュタイン城や、中世都市ローテンブルグ、ヨーロッパで一番とも称される美しさのヴィース教会など、絵本の世界のような観光スポットがたくさんあり、ドイツでは観光街道とも言われています。

一本の街道があるというよりは、直線上に並んでいる観光名所を繋げると効率的に順々に観光することができるという順路のようなものなのです。

ロマンチック街道で絶対に訪れたいスポット

一度の旅行では全部見きれないほど観光ポイントはありますが、それでも絶対外せないスポットを教えます。

スタート地点ヴュルツブルク

ロマンチック街道の北のスタート地点であるヴュルツブルグ。この街の歴史はとても深く、紀元前6世紀から始まります。

最大の見所はレジデンツと呼ばれる18世紀に建てられたバロック建築様式の宮殿で、世界遺産にも登録されています。階段の間と呼ばれる柱のない大きな吹き抜けには、世界一大きなフレスコ画が描かれていてその圧巻の美しさは訪れた人を感動させています。

ミュンヘン、アウクスブルグに次ぐドイツ屈指のワインの街としても知られていて、旅行者の舌も楽しませてくれる街なのです。

住所| Residenzplatz 2,97070 Wurzburug,Germany
営業時間|4月から10月:9:00~18:00、11月から3月:10:00~16:30
定休日|なし
電話|+49 931 355170
公式サイトはこちら

まるで絵本のように可愛い街並みのローテンブルク

中世の街並みが残るローテンブルグ。中世の宝石と称されるほどその街並みはおとぎの国のようです。通りには石畳が敷き詰められ、木組みの家々はとてもカラフル。街全体が絵本の中の世界のように可愛らしい雰囲気です。

街の中はどこを切り取っても素晴らしい撮影スポットですが、特に有名で絵になる景色がプレーンラインという小さな広場。

2つの道が交わって小さな三角の広場を作っています。そしてその奥にはジーバーの塔もあり、この風景が絵葉書になっていることも多いほど代表的なローテンブルグの街並みです。

ローテンブルクの主教会 聖ヤコブ教会

古代から巡礼者の憧れの地として知られている聖ヤコブ教会。マルクト広場の裏手にあり、1311年から1484年まで長い年月をかけて建てられた主教会です。

見所は彫刻家リーメンシュナイダーの傑作と言われる荘厳な「聖血の祭壇」。磔にされたキリストと6人の聖者の像が並らび、その下には最後の晩餐が描かれていて、その精巧な造りは迫力満点です。

住所| Klostergasse 15 91541 Rothenburg obder Tauber
営業時間|1月~3月・11月:10:00~12:00、14:00~16:00、4月~10月:9:00~17:15、12月:10:00~16:45
定休日|なし
電話|(09861)700620
公式サイト|なし

南ドイツ最古の城があるハールブルク

ハールブルグはヴィルニッツ川のほとりにある小さな町。小高い山の上にある南ドイツ最古の城、ハールブルグ城が有名です。12世紀に建てられ、一度も占領されたことがなく大変保存状態のいいお城です。

中庭をぐるっと囲むように建てられた城には、当時の武器や防具などの展示もあり、昔の生活を垣間見ることもできます。銃座や牢獄、城門や塔など城内を巡るツアーに参加することもできるので、歴史に興味のある人は要チェックです。

住所| Burgstrasse 1,86655 Harburg
営業時間|日曜日:10:00~17:00
定休日|日曜日以外
電話|(09080)96860
公式サイト|なし

ドイツで2番目に古い街アウグスブルク

アウクスブルグは、500年も続いているクリスマスマーケットで有名な場所でもあります。街の名前は紀元前15年にこの街を開いたローマ帝国のアウグストゥスに由来。15世紀から16世紀にかけては、金融や鉱山業で財を成したフッガー家やヴェルザー家といった、世界を代表する大富豪が台頭し、その影響で街全体も金融として栄えました。

フッガー家はその財源を低所得者のために寄付し、世界で最初の社会福祉住宅を作りました。彼らのサポートは文化や芸術の分野にまで及び、イタリアのメディチ家と並ぶほどのパトロンとなりました。この集合住宅のひとつは現在博物館として見学することができます。

黄金の間が有名なアウグスブルク市庁舎

17世紀にエリアス・ホルによって建設されたアウグスブルグ市庁舎は、一見よく見かける建物。

しかし一歩入るとそこは黄金の間と呼ばれるドイツ・ルネサンスの最高傑作と評判の装飾を見ることができるのです。柱から天井にかけてあらゆるところに金の装飾が施されていて、天井には美しいフレスコ画が描かれています。

住所| Rathausplatz Augsburg,86150 Bavaria
営業時間|10:00~18:00
定休日|公式行事があるとき
電話|(0821)3240
公式サイト|なし

丘の上のホーエンシュヴァンガウ城

丘の上に建てられたホーエンシュヴァンガウ城。シュバンガウとは「白鳥の里」という意味を持つ言葉です。12世紀ごろ元々この場所には別の城が建っていましたが、18世紀になってマクシミリアン2世が王一族の離宮として改築し、現在の姿になったのです。

クリーム色をした外壁には、品良く彫刻や壁画が施されていて少し大人しい印象ですが、内部はとても豪華な礼拝堂。当時のビリヤード場や、女王の寝室なども見学できます。

住所| AlpseestraBe 30,87645 Schwangau,Germany
営業時間|8:00~17:30
定休日|なし
電話|+49 8362 930830
公式サイトはこちら

世界一美しいノイシュヴァンシュタイン城

ロマンチック街道の1番人気といえば、やはりノイシュヴァンシュタイン城でしょう。東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなった城です。真っ白な外壁と緑に囲まれたその姿は、世界一美しいと言われることもあるほど。雪や霧のときにはとても幻想的な姿になります。

城はホーエンシュヴァンガウ城の反対の丘にあるので、どちらも同時に訪れることができます。

住所| NeuschwansteinstraBe 20,87645 Schwangau,Germany
営業時間|8:00~17:00
定休日|なし
電話|+49 8362 930830
公式サイト|なし

世界遺産 ヴィース教会

ヴィース教会はロマンチック街道の終点であるドイツ南部フュッセンの近く、シュタインガーデンにあります。

農地の上に建設された教会なので、牧草地の中に立っているのもなかなか珍しい光景です。建設にはなんと12年もの歳月がかけられました。

ロココ様式の最高傑作の内装

シンプルな外観からは想像もつかない豪華な内部。フランス発祥のヨーロッパの伝統的な建築技法であるロココ様式の最高傑作とされ、ヨーロッパ随一の美しさと称されています。

特に注目すべきポイントは天井に描かれた画。「天から降ってきた宝石」と例えられているほどの美しさを誇っています。

壁にも色鮮やかなステンドグラスが敷き詰められ、様々な色に輝く鮮やかさも見どころです。夜のライトアップは昼間とは違ったロマンチックな美しさに酔いしれます。

住所| Wies 12,86989 Steingarden,Germany
営業時間|夏期が8:00~20:00、冬期が8:00~17:00
定休日|なし
電話|+49 8862 932930
公式サイトはこちら

終着点のフュッセン

ロマンチック街道の終着点フュッセンは、もうほとんどオーストリアの国境に近いところに位置しています。景色もスタート地点とはうって変わり、標高2000mを超えるアルプスの山々や美しい湖など、とても雄大な景色が一望できます。

レビ川の近くに立っているフレンチスカーナー修道院のゲートの上にはロマンチック街道の終着駅と書かれていて、400km近い長い旅路のフィナーレをしみじみと感じるでしょう。

ロマンチック街道ツアーに参加すると安心

ロマンチック街道の観光はレンタカーなどで自力で行くことも可能ですが、やはり限られた時間で効率的に回りたいものです。ツアーに参加すれば、街道沿いの人気観光地を順々に効率よく巡ってくれて無駄がありません。

ツアーにも様々な種類があって、食事付き、日本語ガイド付きなどそれぞれの旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。

ロマンチック街道へのアクセス

ロマンチック街道バスで効率的な旅

ロマンチック街道バスで観光する方法もあります。運行期間は4月から10月までなので冬に行かれる旅行者は利用できません。

ルートはフランクフルトからフュッセンへ南下するルートと逆を行く北上ルートがあり、それぞれ1日1便運行しています。停留所は全部で30個。主な停留所は8つあり、それぞれ15分〜40分程度停車してくれるので、写真を撮ったりお土産を探す時間もあります。予約なしでも乗れますが、旅行者の多い時期は事前に予約しておいたほうが安心です。

電車で観光することもできる

電車でロマンチック街道を巡る方法もあります。バスよりも本数多く運行されていますが、小さな町への移動はそんなに頻繁ではないので、どの観光スポットを回りたいか事前に計画を立てておいた方がいいでしょう。

中には鉄道が通っていない街もあるので、目的地までに数回乗り換えが必要になることもあります。事前に確認しておきましょう。

まとめ

ロマンチック街道は、中世ヨーロッパの歴史を感じながら、すばらしい芸術作品にも多数出会える魅力的な観光ルート。日常生活から離れ、おとぎ話の登場人物になったような気分にもなれる大変魅力的な旅行ルートです。一生に一度は訪れたいと願う人が多いのも頷けるロマンチック街道なら、かけがえのない思い出づくりにぴったりです。