くじら浜海水浴場は日本で唯一クジラと泳げるとっておきのビーチ

公開日:2019/1/31 更新日:2019/11/20

トラベルパートナー:和歌山在住トラベルパートナー

和歌山県在住のトラベルパートナーがその土地のおすすめスポットをご紹介。
地元の人しか知らない穴場情報や、絶対食べてほしいおすすめのグルメ情報をお届けします!

天然の入江と海岸でだれにも真似できない夏の体験を!

大阪から南へ直線距離で約120kmにある和歌山県太地町。世界遺産に登録された熊野三社や熊野古道がある紀伊半島の南端、目の前には太平洋が青々と広がります。この黒潮に洗われた海岸をそのまま生かした、くじら浜海水浴場。ここではその名のとおり、大きなクジラとともに海水浴ができますよ。

ここは他では見られない自然のままの海水浴場

なんとクジラといっしょに泳げる貴重な体験

ここは日本で唯一クジラとの海水浴ができるビーチです。海水浴場内にあるいけすから1日2回クジラの「ハナゴンドウ」が放たれ、いっしょに泳ぐことができます。開催期間は7月上旬から8月下旬、ダイビングやシュノーケリングではなく、普通の海水浴でクジラと泳げるのは、本当に貴重な体験でしょう。

海水浴場は美しい天然の入江

くじら浜海水浴場は、京都や大阪から遠く離れている関係もあり、関西地方では比較的混雑が少ない穴場的ビーチといえるでしょう。海は紺碧で透明度が高く、クジラが海中を泳ぐ姿もよく見かけます。駐車場や更衣室にトイレ・冷水シャワーも完備。太平洋を望む小さな入江になっており、まるで特別な人に許されたプライベートビーチのようです。

なんとクジラがあなたのすぐそばまでやってくる

突然目の前に現れればそれはびっくり

いっしょに泳いでくれるハナゴンドウは体長約3m~4m。自由に悠々としたその姿ですぐ目の前を泳いでいることもありますが、大きな体でしかもヒレを出しながら急に近づいてくると、ちょっとドキッとしてしまうかもしれませんよ。

トレーナーがサポートしてくれるので安心

泳ぐクジラの横には常にカヌーに乗ったトレーナーが付いており、エサを投げ入れてクジラの方向をコントロールしたりと安全を確保してくれます。ただクジラが泳ぎまわる場所とあってやや水深があるので、子どもや泳ぎに自信がない人はライフジャケットがあると安全でしょう。

すぐ横に現れたクジラをアップで激写

クジラが近くに来てくれたら、チャンスを逃さず写真撮影してみましょう。ときには数10cmまで近づいてくることもあり、大きな体をしていてもその顔はどこか愛らしくユーモアがあります。迫力満点写真で夏休みの想い出に。

いけすで再びクジラを観察しよう

クジラとの遊泳は1日2回、各15分ほどですが、それ以外の時間でもいけすまで行けば、中にいるクジラをいつでも見ることができます。大人も子どもも興味津々、ここでもすぐ近くで、ときどき潮を吹きながら泳ぐ迫力ある姿が見られますよ。

すぐ隣は海洋水族館マリナリュウム



迫力の大水槽を泳ぐ貴重なイルカたち

くじら浜海水浴場には海洋水族館マリナリュウムが隣接しています。いちばんの目玉は縦16.3mx幅12.0mx深さ5.0mの大水槽。マダライルカにスジイルカ、バンドウイルカなどが見られるでしょう。イルカ類の中でも小型のマダライルカとスジイルカは飼育が大変難しく、実は世界ではここマリナリュウムでしか見られないのです。他の水族館ではお目にかかれない貴重なイルカ、じっくり観察してみましょう。

純白のバンドウイルカは女の子

ここでは貴重なアルビノのバンドウイルカにも出会えます。2014年にマリナリュウムに迎えられ、名前は「スピカ」、女の子です。とても人懐っこく近くに寄ってくることも。アルビノで生まれたバンドウイルカの飼育例も世界では数例しかなく、さらには遺伝子研究も行われています。マリナリュウムは世界でも珍しい水族館なのですね。

多種多様な海洋生物いっぱいの水族館

イルカやクジラの他にもマリナリュウムには計29ヶ所の水槽で、ここ太地町近海にすむ魚類や甲殻類・クラゲなど実に100種類・1000点におよぶ生物が展示されています。くじら浜海水浴場へ行ったならばぜひ訪れてみたい水族館です。

Address 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2 太地くじら浜公園内
Hours 8:30-17:00
Closed なし
Tel 0735-59-2400
Web http://www.kujirakan.jp/facility/marinarium.html

くじらの博物館でクジラを学ぼう

世界でも珍しいクジラのショーを開催

ここ、くじらの博物館ではクジラの生態や捕鯨活動に関する資料を展示しており、クジラ専門の博物館としては世界一のスケールです。またクジラショーやイルカショーも開催され、世界でも珍しいゴンドウクジラ独演や、コビレゴンドウ・オキゴンドウ・ハナゴンドウたちもそれぞれの演技を披露してくれます。

イルカショーはスピーディでダイナミック

なんと言ってもハイライトは、ダイナミックなジャンプを見せてくれるバンドウイルカやカマイルカたちでしょう。迫力満点のショーの後は、イルカとのふれあい体験や、自分でイルカたちに合図を送れるトレーナーの実体験もできます。どちらもこの入江を利用したプールで行われるので、自然のままのシチュエーションもまた魅力です。

Address 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
Hours 8:30-17:00
Closed なし
Tel 0735-59-2400
Web http://www.kujirakan.jp/

海水浴のあとはクジラ料理ランチを

鯨料理 くじら家で貴重な味を堪能

くじら家はくじらの博物館近くにある鯨料理が人気の名店で、クジラの新鮮な肉を高性能の冷凍庫で保存しているため、いつでも新鮮な味が楽しめます。焼いたり刺身にしたり調理法はさまざま。いやな臭みもなく手作りの優しい味なので子どももOKです。海水浴と水族館そして博物館見学後のランチにどうぞ。



珍しい料理はメニューも盛りだくさん

写真はルーとカツ両方にクジラを使用するお店の逸品、鯨のカツカレーです。他にも鯨ベーコンや竜田揚げ、ステーキなどメニューも満載。約400年にわたって長い捕鯨の歴史をつづけてきた太地町で、普段は味わうことのない貴重な料理を、味わってみてはいかがでしょうか。

Address 和歌山県東牟婁郡太地町太地2902-115
Hours 9:00-16:00
Closed 毎週木曜日
Tel 0735-59-2173
Web http://kujiraya.sakura.ne.jp/

くじら浜海水浴場へのアクセス

電車での行き方

電車とバスを利用の場合は、JR紀勢本線の太地駅から町営じゅんかんバスで約10分の、くじら浜海水浴場前バス停で下車し徒歩まもなくです。

車での行き方

車を利用の場合は、阪和自動車道の南紀田辺ICから約88.5km、2時間あまりという長旅になります。大阪方面からは計150km近い距離となるでしょう。

南紀田辺ICから国道42号線を太平洋岸沿いに上富田町、白浜町、すさみ町、串本町と進んで太地町に入ります。道の駅たいじを通過し、森浦交差点を右折すればあと少し。無料駐車場はかなりの台数が駐車できますが、海水浴シーズンは大変混雑するため、くじら博物館など他の駐車場を利用しましょう。

Address 和歌山県東牟婁郡太地町太地
Hours なし
Closed なし
Tel 0735-59-2400
Web http://www.kujirakan.jp/use/subwindow_kujirahama_b.html

まとめ

和歌山県太地町は遠い昔から人間とクジラが深く関わってきた土地、町の人々の生活にクジラは欠かせない存在となっています。そのクジラといっしょに泳げる海水浴場というのは日本全国でもここ太地町だけでしょう。都会から遠く離れた南の海で、滅多にできない貴重な体験をしてみませんか。