赤城自然園は四季を通して見どころが変化する癒しのスポット

トラベルパートナー: Yoshino

出身地は富山県。在住経験のある北陸・北関東の記事がメインです。読書が趣味なので、好きな作家に縁のある土地や小説の舞台となった場所を旅しています。

森林セラピー基地にも認定されていてリラックス効果も高いんさ

赤城自然園は、群馬県赤城山麓の標高600~700mにある癒しの森林スポット。広い園内は、それぞれガラリと雰囲気の異なるセゾンガーデン、四季の森、自然生態園という三つのエリアに分かれています。それぞれのエリアごとに咲く美しい植物や、エリアの見どころ、赤城自然園までのアクセス方法について紹介していきます。

赤城山麓に位置する自然の楽園

群馬県渋川市の赤城山西麓に位置する赤城自然園。一年を通して、季節の花や植物を身近に鑑賞できる人気のスポットとなっています。群馬県内でも人気の伊香保温泉からも車で約30分の距離にあるので、温泉観光とあわせておすすめです。

120ヘクタールの広大な敷地を保有

四季を感じる自然園

120ヘクタールの広大な敷地を有する赤城自然園。季節によって主役となる植物が変わり、日本の四季がもたらす豊かな自然を肌で感じることが出来る点が魅力です。

赤城山の山麓にあり標高が600m~700mと高いので、上にさっと羽織れるものを用意していくことをおすすめします。

園内は3つのエリアに分かれる

園内は、後に紹介するセゾンガーデン、四季の森、自然生態園の三つのエリアに分かれています。全てのエリアを散策するには、2時間ほどは掛かると見ておいた方がベター。

園内の遊歩道の高低差は100mほどあるので、歩きやすい服装や靴で出かけることがおすすめです。

木の皮が敷かれたバークの上を歩く

赤城自然園には、バークと呼ばれる茶色い木の皮敷き詰められた遊歩道が整備されています。バークはふかふかとして柔らかく、足にも優しいので歩きやすいです。

遊歩道では車椅子やベビーカーの使用もOK。ただし、生態系に影響を与えるので決められた遊歩道や広場以外には立ち入ることは禁止。

シャクナゲやツツジが咲くセゾンガーデン

春には美しい花々が咲き誇る

赤城自然園の園内は広いですが、分岐ポイントとなる位置に数字のついた案内板が設置されているので、順路は分かりやすいです。

自然園の入り口を入ってすぐのところにあるのはセゾンガーデン。春にはシャクナゲやツツジなど、美しい花々が咲き誇るエリアです。

華やかな雰囲気のシャクナゲ園

ピンクや白の美しいシャクナゲが鑑賞できるセゾンガーデンのシャクナゲ園。多様なシャクナゲが池の周りで咲き誇り、日本でも有数の規模の園です。

西洋シャクナゲは花弁が大きく、園内は華やかな雰囲気を醸しています。シャクナゲの見頃の時期は、4月~5月頃。

見晴台からはシャクナゲ園を見渡せる

シャクナゲ園の近くにある高台の、見晴台からの景色も絶景。花々に近づいて鑑賞するのも良いですが、遠くからの引きの構図だと色とりどりの花が見渡せてカラフルです。天気が良ければ榛名山の姿を望むこともできます。

清楚な雰囲気のツツジの丘

セゾンガーデンでは、シャクナゲと並びツツジの花も見どころのひとつ。華やかなシャクナゲとはまた違う、可憐で清楚なツツジの花に見入ってしまいます。

写真はツツジ科のシロヤシオ。花びらが地面に絨毯をつくる様子も美しいです。ツツジの見頃の時期も4月~5月頃。

子供達が自然の中で遊べる四季の森

子供が遊べるスポットが充実

セゾンガーデンから歩みを進めると、四季の森のエリアがあります。こちらのエリアでは、コブシなどの高木や山野草が楚々と咲いています。

秘密基地のような樹上小屋や水遊びが出来る小川など、子供達が自然に触れながら遊べるスポットも充実。お子さん連れの方におすすめのエリア。

野草の女王シラネアオイの苑

四季の森の見どころのひとつは、紫の花が美しいシラネアオイの苑です。シラネアオイは山野草の女王とも呼ばれ、4月下旬から5月上旬にかけて紫の美しい花を咲かせます。

大ぶりの緑の葉に包まれた4枚の紫の花びらを有し、すくっと立つ様子が力強い。

しばふ広場でひと休み

四季の森にはしばふ広場やみどりの広場など、休憩のための広場が多く設置されています。土日などは自然園の入り口にパン屋さんが出店していることがありますが、基本的に園内では飲食物を販売していません。

あらかじめお弁当を持参して、気持ちのよい空気の中で昼食を摂ることもおすすめです。

緑が深い自然生態園

森の中を散策

園内の中央に位置するナナフシ橋を渡って、四季の森のエリアから自然生態園のエリアへ。こちらには艶やかな花は咲いてはいませんが、森の息吹を感じられるエリアです。

セゾンガーデンや四季の森とはまた雰囲気が異なり、より深い森へと入っていくようなワクワク感があります。

背の高い木々に囲まれて森林浴

赤城自然園は森林セラピー基地に認定されており、散策しているだけでリラックス効果やストレス解消、免疫力のアップも期待できます。

「森deヨガ」や「森deノルディックウォーキング」などの無料のイベントも開催しているので、参加するとより森のエネルギーを吸収できそうです。

可憐な紫色のカタクリの花

ふっと目線を下げると足元にも可憐な花が咲いています。自然生態園のカタクリの林には5万球のカタクリが植えられており、4月・5月が見頃。

赤城自然園には見上げるような大木から、足元に咲く小さな花々までいろいろな植物があるので是非見逃さないで欲しいです。

昆虫館でカブトムシの標本を観察

赤城自然園では植物以外にも昆虫や鳥なども活発に息づいています。自然生態園にある昆虫館では、自然園の中で捕獲した昆虫の標本がわかりやすく展示されています。

カブトムシや蝶の標本の他、大きなハチの巣も飾られていて迫力があり、親子連れでも楽しめるのではないでしょうか。

赤城自然園へのアクセス

自動車を利用する場合

自動車を利用する場合、関越自動車道赤城ICから赤城自然園までの距離は6.7kmで約10分。

東京からは、関越自動車道練馬IC→赤城ICを経由して、赤城自然園までは約90分。東北自動車道→北関東自動車道→関越自動車道を通るルートでも約90分です。赤城自然園の周辺に、無料の駐車場を400台完備しています。

電車を利用する場合

電車を利用する場合、最寄り駅はJR上越線渋川駅。4月~11月の土日祝日は、伊香保温泉・渋川駅・赤城自然園をつなぐシャトルバスを運行しています。伊香保温泉から渋川駅までは約20分、渋川駅から赤城自然園までも約20分。

東京から新幹線を利用する場合、上野駅から高崎駅までは上越新幹線もしくは北陸新幹線で約55分。高崎駅で上越線に乗り換えて、渋川駅までは約25分です。

日帰りバスツアー

東京からは、クラブツーリズムやはとバスが、赤城自然園の日帰りバスツアーを取り扱っています。クラブツーリズムのツアーはガイドの人が案内してくれるので、自然園の植生について詳しくなれそうです。

住所|〒379-1113 群馬県渋川市赤城町南赤城山892
営業時間|AM9:00-PM4:30(入園はPM3:30まで)
定休日|4月~10月:毎週火曜日(5月は無休)、11月~3月:平日、年末年始
電話|0279-56-5211
公式サイトはこちら

まとめ

自然のエネルギーに満ち溢れ、訪れると植物のエネルギーを感じることができる赤城自然園。春は、カタクリ、ツツジ、シャクナゲ、リンドウといった花がほころぶ季節で、明るく華やかな雰囲気。夏は、山百合やレンゲショウマといった野草が咲き、緑の生命力に溢れた森では、カブトムシが活動。秋は、リンドウやヒガンバナが見頃で、森の木々は美しく一面に紅葉。冬は、植物が眠りに就くかわりに、カケスやシジュウカラなどの野鳥の声や気配を感じられます。

植物が芽吹く春には多くの華やかな花々が見頃となりますが、他の季節にもそれぞれの良さがあり、一年を通して楽しめる点が赤城自然園の魅力。ツリーハウス、芝生の広場、昆虫館など、お子さんが自然の中で楽しめるスポットも充実しているので、是非ご家族で出かけられてはいかがでしょうか。