神が宿る三輪山。写真完全NGなので登拝した人にしかその姿はわからない

トラベルパートナー: midori

静岡県出身、歴史好きが高じて奈良県に移住しました。奈良県の記事をメインで書いています。旅行は家族で出かけることが多いです。神社仏閣の紹介が得意です。散歩や食べ歩きが趣味で、カメラを片手に日々新たな撮影スポットやおいしいお店を探しています。

一般人も三輪山登山が出来る現代に生まれて良かったってきっと思うで!

奈良県にある三輪山は神が宿る山と言われています。本来は禁足地として特別な者以外の入山は禁止されてきましたが、昨今になり厳しいルールの下での入山が認められるようになりました。日本でも有数のパワースポットとされ、いまではその霊験にあやかろうと沢山の方が訪れています。そんな神秘的な三輪山と、その三輪山をご神体とする日本最古の神社、大神神社の魅力に迫っていきます。

三輪山の概要

奈良県にある三輪山はいにしえより神の宿る山といわれ、山全体が大神神社のご神体です。昨今までは神官などを除いては足を踏み入れてはならない、禁足地とされてきました。標高467mで樹木や草、岩、石にいたる全ての物に神が宿るとされる神聖な山で、きれいな円錐形をしたピラミッドのような形をしています。頂上付近には方形を形作るストーンサークルのような巨石が並べられているなど神秘的な空気が漂います。

三輪山登山(登拝)をしよう

三輪山へは狭井神社から入る

大神神社のご神体である三輪山は禁足地とされてきたことから、入山には様々なルールがあります。霊験あらたかな三輪山に入山する為の注意事項をご紹介しましょう。

三輪山への登拝受付はこの狭井神社(さいじんじゃ)で行っており、この場所以外からの入山は禁止。狭井神社の正式名称は狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわあらみたま)神社といい、病気平癒の神様として信仰されています。荒天時や神社行事などにより入山禁止の時期もありますのでお気をつけください。参拝、下山後には狭井神社の脇に薬井戸という万病に効くと言われている霊水がありますので、ぜひ飲んでみてくださいね。

三輪山に入る際の心構えはしっかりしておこう

三輪山は神聖なる地なので、登山やハイキングではなく登拝と言うそうです。三輪山(神様)にお参りにいくという神聖な気持ちで訪れてください。また、呼ばれないと登れない山とされており、トラブルや天候で入山できなかった場合は、今回は呼ばれなかったのだと潔くあきらめてください。山中には結構な勾配もありますので、しっかりとした運動靴や登山靴の着用をオススメします。

三輪山登拝の注意事項

普通の登山では当たり前のことも、三輪山では禁止されていることが多々あります。山内での写真撮影、水分補給以外での飲食、火器の使用(タバコなど)は一切禁止。また、山中にはトイレや自動販売機はありませんので、入山前に準備しておく必要がありますのでご注意くださいね。

いざ三輪山へ

狭井神社で入山受付をしますと、三輪山参拝証のたすきを受け取ります。本来ならば白装束で入山しなければならないのですが、このたすきをかけることで簡易の白装束となるそうですので山中では外さないようにしましょう。

入り口には竹でできた杖を借りることができます。子ども用の短いものも用意されておりますので、体力に自信がない方は借りておいた方がいいでしょう。山内は足元の悪い場所も多くありますので、雨上がりには特にご用心ください。

所要時間は2時間ほど

標準的な歩行スピードで往復で2時間程度とされています。あまり歩くのが得意でない人ですと往復で3時間ほど。下山報告(三輪山登拝証のたすきを返却)の期限が16時となっておりますのでお気をつけください。体力に自信がない方は余裕を持って入山されることをオススメします。

行った人にしか分からない

三輪山中での写真撮影が禁止されていますので、調べても余り情報は出てきません。ですが、登拝された方たちが心が清らかになったなど、厳かな気持ちになられたという声が多数あります。ぜひ、自分の目と身体で霊験あらたかな三輪山を体験してみてください。

大神神社を参拝しよう

大神神社の概要

大神(おおみわ)神社は、日本でも最も古い神社のひとつで、本殿を設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山を拝む、原初の神祀りのスタイルが特徴的。ご祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、すべてのものを統べられるという意味をあらわしており、生活全般の守護神としてご利益があります。

境内はかなり広く、すべてを見てまわろうとすれば半日以上かかるほど。また高低差がかなりありますので、運動靴など歩きやすい靴で参拝されることをオススメします。

拝殿から三輪山を参拝

拝殿には二の鳥居から山道をまっすぐ進むと到着します。砂利道で階段もありますので車いすやベビーカーでの参拝にはご注意ください。建物は江戸時代に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

巳の神杉に卵とお酒を供えよう

ご祭神の大物主大神は人前に姿を現すときに蛇へと姿を変えたと伝えられております。卵とお酒が好物とされ、巳の神杉といわれる拝殿前の杉には大物主大神の化身である白蛇が住んでいると伝えられていることから、たくさんの卵とお酒がお供えされています。

なで兎をなでよう

拝殿の左側に参集殿があり、その入り口には、なで兎があります。この兎をなでると願い事が叶ったり、身体の痛いところが治るとされています。大物主大神は出雲の大国主神と同一神とされ、有名な因幡の白兎の神話にもあるように、縁の深いものです。参拝の際にはぜひなでてみてください。

大美和の杜展望台

奈良県の景観資産である奈良盆地が一望できる絶景スポットです。春にはソメイヨシノやしだれ桜が美しく、夕日が美しい夕刻は一見の価値ありです。狭井神社や拝殿からも遠くありませんので、三輪山登拝の後、夕景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

おすすめのお守りなどの授与品

大神神社はうさぎと縁が深いので、縁結(良縁・円満)祈願絵馬にもかわいらしいうさぎが描かれています。また、なで守、元気うさぎ守、縁結うさぎ守、うさぎ土鈴など、うさぎにちなんだお守りが豊富です。三輪神社の御朱印帳もありますので、お土産や送り物にオススメです。

住所|〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0744-42-6633
公式サイトはこちら

三輪山へのアクセス

電車での行き方

JR桜井線の三輪駅が最寄駅です。三輪駅からは、駅前の商店街を抜けて行くと二の鳥居に着きます。駅前には案内板もあるので迷いにくく安心です。土日祝日ならJR桜井駅北口2番のりばから有料シャトルバスが出ています。

車での行き方

三輪山には無料駐車場が4か所あります。車で行く場合、各方面からはそれぞれ下記のような目安になっています。

  • 大阪方面から:阪神高速14号松原線から西名阪自動車道へ進み、天理ICから県道51号線を経由し国道169号線を南下すると到着
  • 京都方面から:阪神高速8号京都線に入り、第二京阪道路・京奈和自動車道を経由し木津ICで下りて、国道24号線を橿原方面に南下すると到着
  • 名古屋方面から:東名阪自動車道に入り、名阪国道及び国道25号線を経由し天理東ICで下りる。県道51号線を経由し国道169号線を南下すると到着
住所|〒633-0001 桜井市三輪
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0744-42-6633
公式サイトはこちら

まとめ

三輪山や大神神社は想像を超える歴史があり、調べれば調べるほどその深さを思い知らされます。パワースポットは従来ならば聖地と呼ばれる場所で、長き時を経て積み重ねてきた不思議な力を感じずにはいられません。呼ばれないと登れない山と言われている三輪山に魅力を感じた方は、もしかすれば三輪山に呼ばれているのかもしれません。ぜひ一度足を運び、三輪山のパワーを授かってみてください。