豪徳寺は招き猫の発祥の地。マイ招き猫をゲットしよう

トラベルパートナー: Kei

東京都出身。おもに東京から気軽に行ける場所を紹介。また、海が好きで、一年に一度は海のある場所へ旅行する。日本中の水族館に行くのが夢。美術館や博物館には一人で行きたいが、旅行は家族や友達と一緒に楽しみたい。

見どころいっぱいの境内をゆっくり見学してね~

東京 世田谷には招き猫のルーツとなったお寺があることをご存知ですか。豪徳寺は、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓があることで有名で、招き猫発祥の地としても知られています。大名墓所の形態を今に残す貴重な寺院として国指定史跡になっており、江戸時代の名残を肌で感じることができるスポットです。今回はそんな豪徳寺の見どころをお届けしていきます。

豪徳寺はこんなお寺

東京 世田谷にある豪徳寺は曹洞宗のお寺で、一説には招き猫発祥の地とも言われています。井伊家の菩提寺として、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼のお墓があることでも有名。江戸時代の大名墓所の形態を保存する貴重な寺院で、その大きさは約5万平方メートル。江戸周辺では最大規模の国指定史跡となっています。上の写真は豪徳寺の山門です。

豪徳寺の猫

招き猫がたくさん

寺の住職が飼っていた猫のエピソードから豪徳寺は招き猫のルーツとされました。招福猫児(まねぎねご)や猫の撮影パネルなど境内には猫であふれています。また、招き猫の販売もされています。小さいものなら2cmほどの豆サイズから、大きいものなら30cmまで8サイズも。たくさんの人に渡すなら豆サイズがいいでしょうし、自分ようには豆サイズから30cmまで全サイズ揃えてしまうという手も。

豪徳寺には、2代藩主 井伊直孝が鷹狩りの際、住職の愛猫「たま」の招きによって落雷を逃れたという伝説が残っており、このエピソードから豪徳寺は幸運を招く招き猫のルーツとされているのだそう。家内安全、商売繁盛、心願成就を祈願して多くの人たちがこの寺を訪れ、願いが成就したお礼には、招福猫児を奉納します。上の写真は奉納された招福猫児。猫がかわいらしく、最近では外国人観光客の間でも人気のスポットとなっています。

招き猫と一緒に記念撮影も

奉納する招福猫児は寺務所にて購入することができます。寺務所のすぐそばには招き猫とパネルが設置してあり、一緒に記念撮影するのもおすすめ。寺務所の受付時間は変更される場合もあるので、公式ホームページでご確認くだささい。

豪徳寺の見どころ

井伊直弼が眠る地

井伊家の歴代藩主や正室が眠る墓をはじめ、世田谷区の有形文化財の本殿や招き猫が飾られているユニークな三重塔など豪徳寺の見どころをご紹介していきます。

井伊家の菩提寺として古い歴史をもつ豪徳寺。井伊家墓所には、13代井伊直弼をはじめ、豪徳寺中興開基2代直孝や歴代藩主・正室らの墓が整然と並んでいます。歴史を伝える貴重な文化財として、彦根藩主井伊家墓所は2008年に国史跡に指定されました。写真は江戸時代の大老 井伊直弼(1815-1860)の墓です。桜田門外の変で暗殺されたことで有名な方です。

立派な三重塔

2006(平成18)年5月に落慶された豪徳寺の三重塔も見どころのひとつです。三重塔の高さは22.5メートル。塔に施された十二支の彫り物に招き猫が飾られているのがユニークなので、ぜひ近くで見てみてください。

香炉と仏殿

山門から入ると、真っ先に目に飛び込んでくるのがこの香炉です。重厚感溢れる黒くて大きな香炉は、日が当たるとギラリと光ってさらに存在感を放ちます。香炉の奥に見えるのが仏殿で、仏殿は1677(延宝5)年に建立されたもの。建造物としても大変貴重なものであることから、世田谷区の有形文化財に指定されました。

豪徳寺の御朱印

御朱印は招福猫児と同じく、寺務所でいただくことができます。招き猫がモチーフに描かれた豪徳寺オリジナルの御朱印帳も置いてあるので、訪れた記念に手に入れてみるのもおすすめです。

参拝を終えたら甘いものはいかが

専門店のやきいも

豪徳寺周辺にはおいしいスイーツのお店もたくさん。豪徳寺の近くにある焼き芋専門店ふじでは、安納芋や紫芋などさまざまな種類の焼き芋が購入できます。持ち帰り専門のお店ですが、店内にはイスが用意されているので、アツアツを食べていくことも可能。

食物繊維やビタミンB群、カリウムなどが豊富なさつまいもは、むくみ解消や美肌効果に優れており、女性に嬉しい天然のスイーツです。豪徳寺からは徒歩で8分ほどのところなので、参拝を終えたあとに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

住所|〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1-7-11 
営業時間|10:00am-7:00pm (午後6時以降売り切れ次第終了)
定休日|毎週木曜日
電話|03-6413-7215
公式サイトはこちら

ねこのどらやき

和菓子屋さんのまほろ堂 蒼月では、招き猫の焼印が押されたこちらの まねきねこどらが人気商品です。なんともいえないゆるい表情をした猫のデザインが可愛らしく、ついついたくさん買ってしまいそうになります。まねきねこどらのほかにも、青豆大福や上生菓子など定番の和菓子も取り揃えており、イートインスペースがあるので、休憩にもぴったりです。

住所|〒156-0051 東京都世田谷区宮坂1-38-19 ウィンザーパレス103
営業時間| 9:00am~7:00pm
定休日|毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜) 不定休有り ※公式サイトで確認すること
電話|03-6320-4898
公式サイトはこちら

周辺のおすすめスポット

土俵のある世田谷八幡宮

豪徳寺の周辺には世田谷八幡宮もあります。こちらの八幡宮は土俵や力石がある珍しい神社。昔からの習わしに従って、毎年秋の例祭では今でも東京農業大学の相撲部が祭神への奉納相撲を行っています。豪徳寺から近く、徒歩5分程度で行けるので、併せて参拝してみると良いでしょう。

住所|〒156-0051 東京都世田谷区宮坂1-26-3
営業時間|ご祈祷受付時間については、公式サイトを確認すること
定休日|年中無休
電話|03-3429-1732
公式サイトはこちら

松陰神社

松陰神社には、吉田松陰が眠るお墓があり、松下村塾のレプリカもあります。吉田松陰は、松下村塾を設立した長州の教育者で、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文など明治維新の立役者となった若者たちを輩出した人物。当時、江戸幕府の大老であった井伊直弼は、安政の大獄で吉田松陰らを死刑にしました。

動乱の時代を生きた因縁のふたりが、わずか1kmしか離れていない豪徳寺と松陰神社で眠っているとは、歴史の数奇な巡り合わせを感じずにいられません。

住所|〒154-0023 東京都世田谷区若林4-35-1
営業時間|7:00am~5:00pm(参拝可能時間)9:00am~5:00pm(お守り、お神札受付時間) 9:00am~4:30pm(ご祈祷(社殿でのお祓い)受付時間)
定休日|社務所休務日あり ※公式サイトで確認すること
電話|03-3421-4834
公式サイトはこちら

豪徳寺へのアクセス

電車での行き方

小田急線豪徳寺駅から徒歩11分で到着します。豪徳寺には、裏門や東門があありますが、そこから入ることはできません。豪徳寺境内へは山門からしか入れないため、豪徳寺駅から行く場合、少し歩く距離が長くなります。歩く距離を短くしたい場合は、豪徳寺駅から世田谷線の山下駅へ乗り換えて、宮の坂駅で下車するのがおすすめ。

世田谷線宮の坂駅から徒歩4分で到着。購入当日に限り、世田谷線に何回でも乗り降りできる世田谷線散策きっぷというお得な切符があるので、周辺を散策する際には、こちらを利用するのがおすすめですよ。

車での行き方

首都高速永福ランプから約15分で到着します。首都高速三軒茶屋出入り口からも約15分で到着。豪徳寺には駐車場があります。

住所|〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
営業時間|山門:6:00am-5:00pm 寺務所:8:00am-4:30pm ※季節により異なる
定休日|年中無休
電話|03-3426-1437
公式サイト|なし

まとめ

福を呼び込む招き猫の発祥の地、豪徳寺。大量の招き猫の数に圧倒されるだけではなく、国指定史跡として歴史の名残を感じられるスポットです。周辺には奉納相撲が行われる世田谷八幡宮や、吉田松陰のお墓がある松陰神社など見どころ満載。招き猫の福にあやかりながら楽しいおでかけとなるでしょう。