世界遺産になるほど美しい街並みのストーンタウンを散策しよう

公開日:2019/1/21 更新日:2019/3/29

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長崎県在住。海外旅行が大好きで、現在までに25か国旅しました。何の計画もなくぶらりと行く一人旅が殆ど。行きたい国はまだまだあります! 訪れた国の文化を肌で感じることができる、路線バスの旅が得意です。 国内では九州北部を中心に、素敵なおすすめスポットを紹介します。 趣味は御朱印集め・インド映画鑑賞・動物とふれあうこと。
ジャンボ!(こんにちは)タンザニアのリゾート島ザンジバルにはフレディ・マーキュリーの生家があるよ!

タンザニアにある世界遺産ストーンタウンは、町全体が世界遺産に登録されています。きれいな海、サンゴの石で造られた建物が美しい町です。しかし、この地には1800年代に奴隷市場が存在したという悲しい歴史も。町の歴史を振り返ることは忘れずに、素晴らしい雑貨や工芸品に触れ合ってみましょう。ここは、おしゃれな女性に喜ばれる町です。

タンザニアのザンジバル島にある世界遺産ストーンタウン

町そのものが世界遺産に登録されたというストーンタウンを見ていきましょう。

サンゴで作られた迷路の町

インド洋に浮かぶザンジバル島は、2000年に世界遺産に登録された町。サンゴの石で造られた建物が立ち並び、迷路のような街並み。過去にはアフリカから集められた人々を奴隷市場で売買していたこともあり、象牙や金の貿易で栄えた町。ここに住むほとんどの人はイスラム教徒です。

タンザニアのリゾートアイランド

ザンジバル島は東アフリカのタンザニアの島。ここには10世紀頃からアラブ人が住み着きました。1499年、ヴァスコ・ダ・ガマがこの島に上陸したことがきっかけとなり、後にポルトガル人が住みついた歴史があります。ポルトガル・オマーン、イギリスの植民地であったことから、さまざまな文化が入り混じるとか。観光客の多くはヨーロッパ人、海にはシーラカンスが泳いでいます。

アフリカの動物たちに会える

野生動物が多く見られ、ほかのアフリカ諸国では見られない動物もここでは見られます。また、アフリカを連想させるマサイ族・キリマンジャロ・バオバブの木、スワヒリ語のすべてが揃っています。マサイ族は門番として働いている人が多いですが、カメラを向けると怒ることがあるため気を付けましょう。

首都ダルエスサラーム郊外の幹線道路がサファリの中を通っているので、シマウマやキリン、象、ガゼルを見かけることも。とにかくキリンが多く、種類を見極められるようになります。ケニアも似たような町ですが、治安の良さで言えばタンザニアに軍配が上がります。

ダルエスサラームからザンジバルへはフェリーで行こう

フェリーを使って移動するようにしましょう。

ザンジバルへ渡るときは、フェリーを使うことをおすすめします。高速フェリーを使うと1時間40分ほどで行くことができるとか。荷物持ちでお金を稼ぐポーターを上手に使うのもいいでしょう。船室はVIPシートもあり、クラスは多数。

どこに行っても人が多い、それがタンザニアです。船酔いしやすいので酔い止めは必須。船内では海を眺めるのもよし、テレビを観たり、甲板に出て過ごしてもいいでしょう。出港時間や到着時間が遅れることもありますが、気にしないのが一番です。

ザンジバル到着。まずは負の遺産 奴隷市場跡へ

ザンジバルへ到着したら、悲しい歴史の奴隷市場跡へ。

アフリカ各地から集められた奴隷は、夕方4時になると四角く囲った場所に立たされます(男女別)。そして、町を行く商品たちに家畜のように売られていました。当時を忘れないように、スウェーデン人の彫刻家がこの5人の像を作ったとか。奴隷市場は1873年に閉鎖されています。

奴隷市場跡地には、アングリカン大聖堂が建てられました。地下鉄には、当時のまま奴隷を収容していた部屋が残されています。この場所は外に比べるとヒンヤリしているとか。

おしゃれで楽しい迷路

ストーンタウンはおしゃれな店が多く飽きない町。

かわいい路地に迷いこんでみよう

石造りの家は3階建て、迷路のように並んでいる姿が印象的。何度も同じ場所に来てしまうような道ばかりです。あちこちの路地におしゃれでかわいいお店が並び、カフェも素敵なので、一日中いても飽きません。

デコラティブな扉

重厚で装飾豊かなザンジバルドアは素晴らしいです。このように、雑貨や工芸品などもとても手が込んでいるものばかり。また、タンザニアでしか取れない宝石として知られているタンザナイトを売っているお店も。首都であるダルエスサラームよりも品質が優れているものもあります。昼間は女性のひとり歩きも危険はなさそうですが、スリが多いので気を付けましょう。

開放感のある野外劇場

野外劇場は、すべて石で造られたもの。今でもコンサートが開催されています。ストーンタウンそのものは観光地ということもあり、英語・フランス語・ドイツ語。日本語まで幅広い言語が飛び交います。

フレディ・マーキュリーの生家

フレディ・マーキュリーの生家も残っています。



フレディ・マーキュリーの生まれた家が残っている

ストーンタウンの迷路を抜けると海の近くにQueenのボーカル フレディ・マーキュリーの生家があります。1階はお土産物屋、出入りは自由です。普通のタンザニア土産が売られており、フレディ・マーキュリーのグッズは少ししか売られていません。

重厚なザンジバルドアの横にフレディの生家であるという証明の記事がありました。立地がよく、海も見えるきれいな家でフレディ・マーキュリーは1946年9月5日に生まれました。両親はインド人だったので、ここで数年暮らした後にインドに渡ります。その後、再びザンジバルに戻って来ましたが、1964年のザンジバル革命を逃れるようにイギリスに渡りました。

マーキュリーズ・レストランにはぜひ立ち寄って

マーキュリーズ・レストランに立ち寄ってみましょう。

マーキュリーズレストラン(Mercury’s Restaurant)は、フェリー乗り場の近くにあります。ランチもディナーもあり、飲み物の種類も豊富。昼間は海と船を眺めながら優雅にランチができ、夜間はランプの光がロマンティックなので飲みに来ることができます。ここは海風がよくとおり、涼しく過ごせるお店です。これまで多くのアーティストが来店。オーナーがさまざまなアーティストの話をしてくれるのも楽しいです。

Address Mizingani Road, Stone Town, Tanzania
Hours ランチもディナーもできる
Closed 不定期
Tel 255 777 413 081
Web https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g488129-d1218647-Reviews-Mercury_s_Restaurant-Stone_Town_Zanzibar_City_Zanzibar_Island_Zanzibar_Archipelag.html

屋台の食事は安くておいしい

食事を安く済ますのであれば屋台でしょう。バーベキューが並びます。

夜には浜辺にバーベキューの屋台が並びます。新鮮な魚介類がその場で炭火焼きにされ、レストランに行くよりも断然お得で雰囲気はお祭りそのもの。ただし、生ものは避けた方がよさそう。

ストーンタウンへのアクセス

ストーンタウンへはどのようにアクセスするのか事前に知っておきましょう。

飛行機での行き方

Zanzibar Abeid Amani Karume International Airport(アベイド・アマニ・カルメ国際空港)を利用しましょう。ダルエスサラームから国内線を使うパターンと、ケニアなど他国から国際線を使う場合があります。

フェリーでの行き方

Azam Marine & Kilimanjaro Fast Ferriesというフェリー会社を使うことをおすすめ。高速船なので所要時間が短いです。ストーンタウンの中にザンジバルのフェリーターミナルがあります。

Address Ungja Island, Zanzibar
Hours なし
Closed なし
Tel +255 24 223 1336
Web https://www.flightradar24.com/data/airports/znz

まとめ

ストーンタウンは町全体が世界遺産になっていることで知られていますが、その中でも特に注目したいのは奴隷市場です。負の歴史とも言えますが、この事実を残してくれたスウェーデン人の彫刻家に感謝しながら、歴史を感じましょう。現代のストーンタウンを散策すると、今は迷路のような路地におしゃれな店やカフェが立ち並んでいます。女性が喜ぶようなお店がたくさんありますよ。