ワイトモ洞窟で土ボタルがつくる満天の星空のような光景を堪能してみよう

トラベルパートナー: nanabom

北海道出身。得意なエリアは北海道全域や東北エリア、海外ではオーストラリアやニュージーランドです。一人旅や女友達と温泉巡りや美味しい食べ物を探して旅行するのが好きでしたが、最近は子育てを全力で楽しんでいるため、子どもと一緒に楽しめるスポットも紹介していきます。

自然がそのままの形で数多く残されているニュージーランドだからこその光景は一見の価値ありです!

ワイトモ洞窟は雄大な自然が長い年月をかけて作った圧巻の観光スポット。洞窟内部に生息している土ボタルが作る光景はまさしく絶景です。ワイトモ洞窟の魅力を余すことなくご紹介します。

ニュージーランドの交通の要、オークランド

ニュージーランドは、手つかずの自然がそのまま残っている地域がたくさんあります。自然あふれる土地に生息している生き物は、珍しい種類が多いのも魅力の1つ。オークランドは広大なハウラキ湾に接していることから、海へ簡単に行けます。そのため、ヨットやクルージングをはじめ、セイリングなどのアクティビティが盛んに行われています。

ニュージーランドでも代表的な観光地

ワイトモ洞窟はニュージーランド北島の北西にある、ワイカト地方の観光において中心的存在です。先住民のマオリ族の言葉でワイは水の意味で、トモは洞窟の意味。これらを合わせたワイトモは水が流れ込む洞窟という意味になります。ワイトモ洞窟はおよそ3400万年~2300万年前頃より、水流や地震などの自然現象の侵食によって徐々に形成されたと考えられています。

この地域はワイトモ洞窟だけではなく地下洞窟がそこら中にあり、それぞれが整備されて今や観光地です。洞窟を流れる川を浮き輪で下っていく、ブラックウォーターラフティングやアブセイリングなどのアクティビティも楽しめます。

まるでラピュタの世界のワイトモ洞窟

ワイトモ洞窟の正式名称はワイトモケーブであり、グローワーム・ケーブという別名もあります。ワイトモ洞窟の中はどうなっているのでしょうか。

ワイトモ洞窟が発見されるまで

先住民マオリ族の当時首長だったタネ・ティノラウと、イギリスから来た調査員のフレッド・メイスによって1887年に発見。1906年には政府が洞窟を一旦所有するが、1989年に本来の所有者の子孫へ返還されました。これによって、一般人や観光客も足を踏み入れることができるようになりました。

洞窟内部には土ボタルが生息しており、天井で青白く光る姿が満天の星空のように見えるため、人気の観光スポットです。

1人では洞窟に立ち入ることができないため、事前に申し込んでツアーに参加しなければ洞窟には入れません。鑑賞ツアーは30分毎に開催され、所要時間は45分から1時間ほどです。洞窟内部は音が反響するため、大声やカメラ撮影は禁止。土ボタルが見やすいように照明は落としてあるので、道中は徒歩からボートで移動するため注意しましょう。

エクストリームスポーツが盛んになっている背景から、少人数で洞窟に入ってアクティビティをするツアーも注目されています。

幻想的な光を放つ土ボタル

土ボタルは日本語での名称で、英語ではグローワームと呼ばれています。土ボタルとは一体どんな虫でしょうか。

土ボタルの正体

土ボタルと言われていますが、実はホタルではなくヒカリキノコバエの幼虫。日本のゲンジボタルの成虫は1~2週間ほど生きるのに対し、ヒカリキノコバエの成虫は2~3日のみで寿命が短いです。土ボタルはニュージーランドを除けばオーストラリアにしか生息しておらず、生息域も限られています。


また、土ボタルは幼虫のときしかホタルのように光りません。土ボタルが光るのは生き抜くための術の1つで、青白い光に集まる小さな虫を分泌液で動きを封じて食します。土ボタルの鑑賞ツアーは、ワイトモ観光を代表するアクティビティの1つとして大人気です。

鍾乳石をじっくり観察できるカテドラル

カテドラルはキリスト教の司教座聖堂や主教座聖堂を表す言葉。ラテン語の神の家を意味するDomus Deiが語源になっており、イタリア語ではドゥオモ、ドイツ語ではドームと言います。ワイトモ洞窟のカテドラルは、天井の低い入口から先に進むと到達する開けた広間を指す言葉です。

カテドラルからは鍾乳石が鑑賞できます。鍾乳石は長い年月をかけて形成される天井からぶら下がるつららのような石のこと。

ワイトモ洞窟周辺のスポット

ワイトモ洞窟の周辺には洞窟がほかにも見つかっており、同じように洞窟内部を探検できます。洞窟以外にもおすすめスポットがあるのでご紹介します。

さまざまな色や形の鍾乳洞が見られるアラヌイ洞窟

アラヌイ洞窟はワイトモ洞窟から3kmほど離れた場所にある、ワイトモケーブの有名な3つの洞窟の1つ。残念ながら土ボタルは生息していません。ですが、洞窟内部にはピンクや白、薄茶色などのカラフルなつらら石や鍾乳石、石筍などが鑑賞できます。

住所| 39 Waitomo Caves Road, Waitomo 3977
営業時間|毎日10:00から、1時間毎の出発
定休日|なし
電話|07-878-8228
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探検している気分を味わえる ルアクリ洞窟

ルアクリ洞窟はニュージーランドの観光できる洞窟の中で一番長い石灰岩の洞窟で、ワイトモケーブの3つの洞窟の最後の1つ。以前中に立ち入りできない時期もありましたが、補修工事が完了したため2005年7月より再び公開されています。螺旋階段を使って地下90mまで下りたり、洞窟の入口には重厚な金属製の扉などがあって探検気分に酔いしれます。洞窟までの道路は道幅が狭いものの、アクセスしやすいように歩道は整備済み。

ルアクリ洞窟もワイトモ洞窟と同じように土ボタルが生息しているため、鍾乳洞の見学ツアーも行われています。ワイトモ洞窟と違うのは写真撮影が禁止されていないことです。洞窟の天井付近にあるライムストーンは、光の角度によって色や形が変化するので見ていて飽きません。

洞窟を流れる川を下るブラックウォーターラフティングも人気のアクティビティです。体験するときは、ヘッドライトのついたヘルメットとウェットスーツを着用してチューブに乗ります。

住所| 585 Waitomo Caves Rd, Waitomo 3977
営業時間|9:00~15:30
定休日|なし
電話|07-878-8228
公式サイトはこちら

ホビット村は映画の登場人物になりきれる

ホビット村は映画のロケ地としても有名なスポットで、ロトルアのワイカト地方の町であるマタマタの近くに位置しています。1999年にニュージーランド陸軍が9ヶ月の月日をかけて作り上げました。丘の中腹に作られたホビット穴は37にも及び、ほかにも水車小屋や二重アーチ橋をはじめ、居酒屋や風車までも作成。

ツアー参加者でなければ中に入ることはできないため、前もって予約をしなければなりません。ワイトモ洞窟とオークランドのどちらからでも車で3時間ほどかかり、オークランドからは180kmも離れています。

住所| 501 Buckland Road Hinuera Matamata 3472 New Zealand
営業時間|9:00~15:30
定休日|なし
電話|64(7)-888-1505
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ロマンチックな伝説が残るロトルア湖

ロトルア湖はワイトモケーブから2時間ほどのところにある、透明度が高くきれいなことで有名な湖。火山活動によってできたクレーターに水が溜まってできた湖で、付近には温泉プールなどの施設もあります。湖の中央にあるモコイア島は、ニュージーランドに伝わるロマンチックな伝説が残る神聖な場所です。伝説の内容はヒネモアトトゥタネカイと呼ばれる男女の禁じられた愛にまつわるもの。

モコイア島に住むテ・アラワ族は、彼らの言葉で伝説を意味するプラカウをたくさん伝えてくれます。ロトルア湖にはモコイア島に行けるツアーや、遊覧船をはじめとしたアクティビティがあります。

住所| Lake Rotorua,Rotorua, New Zealand
営業時間|なし
定休日|なし
電話|64(7)-351-7100
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ワイトモ洞窟周辺のグルメ

ワイトモ洞窟は観光地として栄えているので、グルメスポットも当然たくさんあります。おすすめの飲食店をご紹介します。

オシャレな店構えのフフ・カフェ

フフ・カフェはワイトモケーブの手前に位置する、独特かつおしゃれなデザインをしたカフェです。地元産の商品なども販売されており、アンテナショップとしての一面もあります。食事はパスタやコロッケなどの軽食から、ニュージーランドならではのラムステーキや多国籍料理など本格的なメニューまで。

住所| 10 Waitomo Caves Road, Waitomo 3943
営業時間|PM0:00~late everyday
定休日|なし
電話|07-878-6674
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バーベキュービュッフェが人気のローズランド

ローズランド・ファーム・アンド・ガーデン・レストランは、ローズランドの愛称で親しまれているレストラン。丘陵地帯の自然を有効的に使った広大な庭も魅力の1つです。バーベキューをはじめ、ハイティーやディナービュッフェなど豊富なメニューを提供しています。ディナーにバーベキュービュッフェを希望する場合は、事前に予約しましょう。

名称にあるようにファームパークも所有していて、ヒツジやシカなどの動物がいます。もふもふで有名なアンゴラウサギの毛刈りショーのイベントも開催。10月の桜の開花時期に合わせて再度来場する観光客が多いです。

住所| 579 Fullerton Road, Waitomo Caves
営業時間|9:00~深夜(閉店の時間はお客様によって変動)
定休日|なし
電話|07-878-7611
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ワイトモ洞窟へのアクセス

バスでの行き方

まずは、成田空港からニュージーランド行きの飛行機に乗ってオークランドを目指します。空にいる時間は早くても10時間半ほど。

飛行機を降りたらバスに乗り換えて目的地まではオークランドから3時間ほど、ロトルアからは2時間半ほどで着きます。長距離バスが主要都市から運行しているものの、数が少なく予定が調整しにくいのが難点です。

住所| 39 Waitomo Village Road, Waitomo Caves 3943, New Zealand
営業時間|9:00~17:30(夏季)、9:00~17:00(冬季)
定休日|なし
電話|07-878-8228
公式サイトはこちら

まとめ

ワイトモ洞窟は自然が作り出した造形を楽しめるスポット。洞窟内部は探検だけではなくアクティビティも充実しています。ワイトモ洞窟の一番の見所は土ボタルが作るまるで満天の星空のような光景です。神秘的な光景を見に行ってみてください。