福浦橋は松島で一番の絶景スポット。島全体が県立自然植物園で豊かな自然に包まれる

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31歳1児のママ。秋田県出身。 転勤族のため全国11箇所に住んだ経験があり、特に青森県中心に書いています。東北地方の歴史・文化・民間伝承が好き。実際に住んだからこそわかる情報を盛り込んだ記事作成を心がけています。

松島と言ったら福浦橋だっぺ!キレイだから見てってけろ

宮城県にある松島は全国的に有名な景観の良い観光地です。松島には福浦島に架かる大きな赤い橋があります。縁を取り持つ橋とされるこの橋は縁起の良さでも知られる場所です。そんな福浦橋の見どころと楽しみ方をたっぷりとご紹介します。

真っ赤な色が印象的な福浦橋

本州と福浦島を繋ぐ福浦橋は大きくて立派な松島のシンボル。福浦島は四季折々の自然が豊かな景勝地です。

松島の象徴的な福浦橋

福浦橋は宮城県松島の福浦島に架けられた大きな赤い橋です。全長250mあるこの橋は1967年(昭和42年)に完成し、現在では松島の象徴的な存在となっています。福浦橋の先にある福浦島は自然が豊かな島で、県立自然公園にも指定されているほどです。

松島には数多くの小さな島々があるように見えますが、実際にはそれなりの規模であったり人が居住している島も多いのが特徴です。福浦島も一見するとかなり小さい島だと思われがちですが、訪れてみると意外に大きな島であることが分かります。季節ごとに移り変わる豊かな自然を感じながら散歩すると、とても心地よく感じられる素敵な場所です。

松島には3つも橋がある

松島に架かる3つの橋にはそれぞれ縁にまつわる意味が込められています。橋とあわせて伊達政宗が造営を命じた五大堂も見逃せません。

3つの橋にはそれぞれ意味がある

松島に架かる3つの橋には、地元の人でも知っている人が少ないある意味が込められています。それは、各橋を人生の節目で渡りましょうという意味合いで、橋に込められた意味を理解してから訪れることでより楽しい観光となるでしょう。3つの橋はそれぞれ異なる場所に架かっていて、橋と橋の距離が離れているので、訪れる前にあらかじめ計画立ててから回るのがおすすめです。

福浦橋の意味は縁を引き寄せる

福浦橋は縁を取り持つ橋とされていて、出会い橋の別名があります。福浦島にはたくさんの見どころがあるので、橋を通行するための入場料がかかります。福浦橋はベビーカーや車いすでも通行可能な平坦な橋となっていますが、福浦島の中を見て回る際は山道を通ることになり、ベビーカーなどで観光するのは困難なので注意してください。

渡月橋の意味は悪縁を切る

悪縁を切る橋という意味が込められた渡月橋は松島の雄島にかかる朱色の美しい橋で、岩場を削って作られたトンネルのような道を行くと見えてきます。縁切り橋の異名があるため、あたかも縁起の悪い橋のように誤解されがちです。しかし、実際には俗世と縁を切るという意味合いがあり、松尾芭蕉など著名な俳人が自分は俗世を捨ててこの道で生きていくという決意を込めて橋を渡ったとされているので、決して縁起の悪い橋ではありません。

透かし橋の意味は将来を見据える

五大堂に向かう際に渡る橋は縁結び橋であり、透かし橋の名で呼ばれます。透かし橋という名称から、将来を見通すことができる橋とされていて、生涯の伴侶としてふさわしいのか見極める場所とされています。渡る際に足元が格子状となっていて、足元から海が見えてややスリルのある特徴的な橋です。子どもも大人も足が挟まって転倒したりしないように十分注意してください。

東北地方最古の桃山建築 五大堂

伊達政宗によって1604年(慶長9年)に造営された、東北地方最古の桃山建築が五大堂で松島観光では外せないスポット。平安時代中期に作られた秘仏の厨子内の五大明王は慈覚大師の手彫りと伝えられ、33年に一度だけ開帳される極めて貴重なものです。五大堂に向かうためには急な傾斜で足元が格子状の透かし橋を渡る必要があります。足元から海が透けて見えるほどの橋で、車いすやベビーカーでの通行は困難なので注意してください。

福浦島は見どころがいっぱい

福浦島には多様な草木が生い茂り、自然豊かな景観を形作っています。特に秋の紅葉の時期には鮮やかに色づいたもみじを見ることが可能です。

自然を眺めながら福浦橋を歩こう

松島の橋の中でも最大級の長さを誇る福浦橋は、渡るだけでもかなりの時間を要します。松島湾の落ち着いた様子を見ながら、優雅に福浦橋を渡るのも楽しいひと時になるでしょう。橋を進んで行き途中で振り返れば、松島の街、山、海のそれぞれが相互に織りなす美しい景観を目の当たりにできます。

紅葉の秋の時期もおすすめ

松島は全域で落葉広葉樹が多く、秋の紅葉シーズンは大勢の観光客が訪れます。福浦島の中にも数多くのもみじの木があり、紅葉の赤と福浦橋の赤、海と空の青さが見事に調和した素晴らしい景色が見られるので、再訪する方も多いです。秋から冬にかけての時期はゲートの開場時間が短くなってしまうので、観光で訪れる際には前もって時間を確認しましょう。

散策ルートに沿って散策を

島の全てが県立自然植物園の指定を受けている福浦島は自然豊かな場所で、ツバキ・カエデ・竹といった250種もの草木が松林の中に自生しています。島内では主要な見どころを30分程度で回ることができて、道中は緩やかで舗装された道です。

見どころとしては弁天堂や見晴台、天神崎といった場所があり、所々に松島の美しい景観を上手く撮影できるスポットがあります。歴史好きの方にもおすすめの場所で、大昔は福浦島は陸続きだったため、貝塚などの遺跡も見ることが可能です。

散策は歩きやすい靴と服装で

福浦島の散策ルートは、大部分は歩きやすく舗装もされていますが、部分的にむき出しの木の根があったり、土に埋まった滑りやすい階段もあります。ハイヒールなどで土の上や階段を歩くのは難しいので、歩きやすい靴と服装で散策すると良いでしょう。また、島内には屋根のある場所が少なく茶屋などの建物が少しあるだけなので、散策は雨の降らない天気の良い日がおすすめです。

小腹が空いたら軽食も

福浦橋を渡って島に入ってすぐの山道を登ったところには小さな茶店があります。ここではぜんざいや団子などの軽食や、松島特産のカキも頂くことが可能です。また、福浦橋の入り口にあるレストハウスでは、軽食やアイスなどを店内で食べられます。軽食よりもしっかりとした食事を取りたい場合は、松島海岸付近にある牛タンや海鮮などのお店がおすすめです。

福浦橋へのアクセス

福浦橋へ行くには、車か電車で行く方法と連絡船を利用する方法があります。仙台からJR松島海岸駅までは一般道を車で1時間ほどの距離です。

車での行き方

仙台から国道45号線を東へ直進し、約1時間でJR松島海岸駅に到着します。国道45号線は地元の人々に産業道路と呼ばれ、多賀城・松島方面から仙台に通勤する人の主要な道路のため、朝と夕方は渋滞が発生しやすいので注意が必要です。高速道路を利用する場合は、仙台東インターチェンジから所要時間45分ほどの距離。仙台東部道路に入り、三陸自動車道経由で利府中インターチェンジにて下車します。

電車での行き方

仙台からJR仙石線を利用して快速では40分ほど、普通列車では1時間ほどで松島海岸駅に到着します。JR松島海岸駅に到着後、東方向へ歩いて約15分で福浦橋の入場券が購入できるレストハウスに到着です。夕方の時間帯は切符の購入の行列ができるほど混雑する場合もあるので事前に往復券を購入するか、ICカードの利用が良いでしょう。

連絡船での行き方

フェリーではないので車での乗船はできませんが、観光をしながら塩釜から遊覧船を利用して松島に行く方法もあります。JR本塩釜駅から歩いて15分ほどで遊覧船発着場であるマリンゲートに到着し、チケットを購入して乗船時間50分ほどで松島の五大堂近くの遊覧船発着場に到着します。遊覧船発着場から歩いて7分ほどで福浦橋に行くことができます。

松島周辺には駐車場が少なく車での移動が不便なので、車で塩釜まで移動して連絡船を利用して松島に行くのもおすすめの方法です。

住所|〒981-0213 宮城県松島町松島仙随
営業時間|8:30~17:00(3月~10月)/8:30~16:30(11月~2月)
定休日|
電話|022-354-3457
公式サイトはこちら

まとめ

日本三景の1つに数えられる松島は多くの観光客が訪れる景勝地です。松島のシンボルである福浦橋は大きく立派で、橋からは素晴らしい景色を眺めることができます。自然豊かな福浦島には見どころが盛りだくさんです。芭蕉も愛した風光明媚な松島の絶景を存分に味わい、優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。