仏ヶ浦はこの世の極楽浄土とも言われる神秘的な絶景スポット

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31歳1児のママ。秋田県出身。 転勤族のため全国11箇所に住んだ経験があり、特に青森県中心に書いています。東北地方の歴史・文化・民間伝承が好き。実際に住んだからこそわかる情報を盛り込んだ記事作成を心がけています。

仏ケ浦だば気ぃつけて行かねばねぇよ。岩も滑るし蜂も多いし。景色はすんげぇぞ

この世の極楽浄土とも呼ばれる下北半島の絶景スポット仏ヶ浦。日本の秘境百選にも入ったという約2kmにわたって連なる巨岩奇岩の数々は圧巻です。手付かずの大自然を目の前で楽しめる秘境・仏ヶ浦。今その魅力と見どころ、アクセス方法などをご紹介します。

仏ヶ浦はまさに秘境。観光客満足度も高い

仏ヶ浦とは岩々の総称のこと

仏ヶ浦(ほとけがうら)とは陸奥湾口の平舘海峡に面した岩場で、奇異な形をした白緑色の凝灰岩が約2kmにわたって連なる日本の秘境百選にも選ばれた観光スポットです。岩は如来の首、五百羅漢、一ツ仏、屏風岩といった名前が付けられていて、それらを総称して仏ヶ浦と呼ばれています。崖が険しく陸から近づくのが困難なため、昔は船を使う地元民だけが知っている場所だったそうですよ。

下北半島観光のなかでも人気の高い仏ヶ浦

仏ヶ浦はその迫力ある景色の壮大さや美しさから、下北半島の観光スポットの中ではかなりの人気。仏ヶ浦までのアクセスは時間も手間もかかって大変ではありますが、その苦労が気にならないほどの絶景が広がります。仏ヶ浦周辺の自然はまったく人の手が入っていないため、自然の雄大さやロマンも存分に感じることができるでしょう。

仏ヶ浦の岩々は、緑色凝灰岩という火山の溶岩が固まってできた岩石が主で、長い間にわたって波の浸食を受け続けて形成されたものです。この地は長らく地元民にしか知られていなかった景勝地でしたが、登山家の大町桂月によって全国に知られるようになりました。宗教家の青木慈雲は、不気味なほど美しいこの仏ヶ浦を霊界の入口だと言ったほどです。

地元で信仰を集める場所

下北半島では、人は死んだらお山さ行ぐと言い伝えられ、昔から山岳信仰でもよく知られています。仏ヶ浦のこの世のものとは思えない美しい風景も、あの世を連想させるとあって、人々の信仰を集めてきたとのこと。1941年4月には仏ヶ浦は国の名勝および天然記念物に指定、1968年には下北半島国定公園の一部となり、その美しい景色を一目見ようとたくさんの観光客が訪れます。

駐車場から岩場までは森林浴気分で

駐車場から岩場までが意外と遠い

仏ヶ浦は古くから陸から降りるのが難しい場所でしたが、現在は観光のために山道や階段などが整備されています。しかし、整備されているとはいえ、石や土の登山道のような厳しい道が長く続くため、歩きやすく汚れても大丈夫な靴で行くことをおすすめします。また、仏ヶ浦の岩場に降りていく途中の森の中は夏の暑い日でも肌寒く感じるくらい爽やかで涼しいですよ。 

夏はハチが多いため注意

しかし、恐山や川内ダムなども含め夏の下北半島の湖付近や海付近にはハチが多く出没するため気をつけてください。ハチは整髪料などの甘い香りのするものや、黒い服に寄ってくるため、夏場に行く際は必ずハチ対策をする必要がありそうです。

また、駐車場から仏ヶ浦に降りる際は長い山道と急な傾斜の階段を20分ほど歩き続けることになるため、陸経路では車いすやベビーカーは途中の広場までしか行けません。また、足腰の弱い方もやめておいた方が無難です。無理せず遊覧船を使いましょう。

大迫力の眺めを楽しめる遊覧船

佐井村から定期運航している仏ヶ浦定期遊覧船に乗ると、大迫力の仏ヶ浦を隅々までじっくりと船の上から観察することができるのでおすすめです。周辺に人口の建物などもないため、大自然そのままの迫力が楽しめますよ。海の水も透明度が高く本当にきれいですで大感動間違いなし。

自然がいっぱいの仏ヶ浦

岩だけでなく自然もとても美しい

仏ヶ浦の岩場では、ウニや魚、ヤドカリなど豊かな海の生き物を見ることができるため、子供も一緒に楽しめます。岩も森も海も、全てが手付かずで自然の姿そのままですので、どこをカメラで撮っても美しい写真に仕上がるのが嬉しいですね。しかし、近年下北半島にはクマやカモシカ、サルが人里に下りて農作物を荒らすといった被害が拡大しているため、野生動物には細心の注意が必要です。

豊かな自然や森が広がっている仏ヶ浦周辺は、山菜採りやもみじ狩りに訪れる人が多いことでも有名です。新緑の季節や紅葉の季節は、仏ヶ浦に行くまでの道をドライブするだけでも素晴らしい景色が楽しめます。ただし、仏ヶ浦周辺にはコンビニなどの施設は皆無ですので事前に飲み物や軽食などの準備をお忘れなく。

岩場を散策してみよう

仏ヶ浦の岩場散策も面白い

駐車場から山道と階段を下りていくと、仏ヶ浦の桟橋に出ます。桟橋を中心に、岩場や磯を自由に散策することができますよ。大きな岩がゴツゴツとそびえたっていますが、ところどころ岩から岩へ飛び移ったりできるポイントも数多く見つかります。ただし、岩場には海藻などが付いていて滑りやすくなっているため、転倒しないようご注意を。

曇りの日でも海水が澄んだ水色に見えるほど美しく、その透明度は感動的です。遊覧船で遠くから眺めると奇岩の大きさや美しさが一段と際立ち、仏ヶ浦の岩が鬼の手作りと詠われたのも大いに納得することでしょう。

また、遊覧船でしか行けない奥まった場所には不老不死の水が湧くスポットもありますが、ここは天候やコンディションで行けないことも多い場所なので、運が良ければ訪れることができるでしょう。

仏ヶ浦の岩場は途中までは一部舗装がされていて、車いすやベビーカーでも観光できるようになっています。夏場は歩道の近くにチリンチリンアイスという、ご当地名物のアイスを売っている屋台が出ています。シャーベット風のアイスは爽やかでとてもおいしいですよ。遊覧船で行く時は、仏ヶ浦の散策時間が30分と短めのため、散策に夢中になって乗り遅れることがないよう注意してくださいね。

仏ヶ浦の海岸や砂浜は舗装はされていないものの、歩いて行くこともできます。海水がとても澄んでいて、小さな魚やヤドカリが水中で活動している様子が観察できますよ。紅葉の時期は山々が朱く色づき、夏とは違った美しい景色を楽しむことが出来るのでおすすめです。

仏ヶ浦へのアクセス

車での行き方

JR下北駅や大湊駅など、むつ市中心部から車で1時間40分ほどかかります。むつ市から佐井村へのバスもありますが、片道2時間以上かかるうえ、佐井村から仏ヶ浦までは車で移動となるため、やはり自家用車がおすすめ。ただし、途中にコンビニやスーパーも数が少ないため、昼食や飲み物などはしっかり持参することをおすすめします。

車で大間から仏ヶ浦まで行く場合は、所要時間40分ほどです。佐井村に車を停めて、仏ヶ浦へは船を使うといいでしょう。

船での行き方

青森駅近くから佐井港や脇野沢港行きの高速船が出ているため、陸奥湾を船で渡ることが可能です。4月から10月まで下北郡佐井村から仏ヶ浦間を行き来する定期観光船は観光客に大変人気です。駐車場から仏ヶ浦までは急斜面が続くため、体力に不安がある方は陸路ではなく、佐井村から遊覧船を使うことをおすすめします。

住所|〒039-4712 青森県下北郡佐井村長後縫道石地内
営業時間|なし
定休日|なし
電話|なし
公式サイトはこちら

まとめ

風雪の厳しい津軽海峡の荒波が作り上げた神々しい仏ヶ浦の奇岩の数々。手付かずの大自然の迫力に圧倒されて、すごい!きれい!という言葉しか出てこなくなるほどです。アクセスが不便ではありますが、下北半島の観光スポットとして訪れる人が後をたたない理由は行って初めて実感できることでしょう。青森県を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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